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前 第3401話~第3410話 ツイッター(FINAL FANTASY S)より 第3411話 第3412話 第3413話 第3414話 第3415話 第3416話 第3417話 第3418話 第3419話 第3420話 第3411話 (22年2月28日投稿) 耐えるといっても我慢じゃなくてちゃんと攻撃しようボスだし「お!ゆ!」たゆいからの攻撃の正体がつかめない!ベリュルはHPが半減!混乱した!「うわ!きっつ」「たゆい」たゆいからの攻撃の正体がつかめない!ミカはバーサク状態になった!「オラ!!!死ねやてめー!」 たゆいからの攻撃の正体がつかめない!全員魔法を封じられた!「やばい!どうなってんだこれ!」たゆいからの攻撃の正体がつかめない!たゆいがアムロックの姿に見える・・・ 「げ!アムロック何やってるの」「フッ・・・それは幻覚だ!惑わされるんじゃない・・・!」「どっちにしてもアムロックならまあ大丈夫だろ!やるぞ!!」たゆいからの攻撃の正体がつかめない!画面が上下さかさまになった!「酔う!!!」 一定ダメージでたゆいの怒りは収まった・・・・「たゆい」「そうなんだ」しかしめげずにどんどん攻撃すると・・・またもやどっかからたゆいの体に飛んできたナイフが刺さった!「こ・・これは!?」 するとそこには忍者らしき白人がいた!「ミーはソマチネの息子・・・ロマチネ・・・これは興味深い・・・」「かたき討ち?親の仇うちたあ泣かせるねえ」「ファファ!馬鹿いえ!これで邪魔はいない!当主はミーのもの・・・こいつを分解して肉を食べれば・・最強になれそうだ!」 「たゆい食べられるの」「知らぬ・・だがおいしそうだ・・・!おら!ギチギチ・・・」ロマチネはたゆいに刺さったナイフをぐりぐりした!「あぎゃーーーーー!たゆーーーーーーーーーーーーい!!!」たゆいは目を見開いた!!! おめめぱっちり不気味なたゆい!!!くちからもよだれが!「たゆいたゆいたゆいーーーーーー!!!!」「いいぞ!これはうまそうだ・・どれ一口・・・ばりばりくっちゃくっちゃ・・ぐっちゃ・・ぼげっ!おげええええ!!!」たゆいの肉?を食べたロマチネの体中に目ができた!! 「おぎゃあああああああいててえええたゆたゆたゆたゆたゆ・・・」「たゆーーーいぱくり!」たゆいはロマチネをおいしくいただいた・・・・すると突然たゆいの体にひびが入った!「なっなんだ!」「たゆい」「なるほど」「おいおいてめーなんだこれは!!」 「フッ・・・もはやどうなるかわからないな・・・」「てめー余裕ぶっこいてんじゃねーぞアムロック!」たゆいの体が・・パカリと割れた!「割れた!」中から白い何かが出てきた!「出てきた!」「たゆたゆ」「何?・・なにこいつ・・・!!」 そこには真っ白に輝くつるつるの顔があった・・太陽のように輝いており、揺らぎと共に次々と別人の顔に変化していく!「おい!なんだこれは!!!」「フッ・・・たゆいがどんどん変化していく・・これはまるで・・・」まるで・・・!!! 第3412話 (22年2月28日投稿) まるでしかくでさんかくで・・・「これではホワイトチョコでは!」「フッ・・いや、これは・・・まるで・・・」「たゆいあゆゆぱらいまらはあいーん」「あははなにそれ」 「諸・行・無・常・色・即・是・空・即・仏・煮・沸」たゆいからの攻撃の正体がつかめない!3万ダメージ!眠り!12万ダメージ!たゆいのブリンク!MPが半分になった!「何々!」ベロベロ!火炎放射で1万だめーじ!酸性雨!「なんだなんだ!いきなり複数の攻撃が・・・!」 「おいあいつが唱えてんの・・お経じゃねーか!?」「なんだと!」そう!お経ならではで壱文字ごとに何かしらの念力パワーが宿るぞ!「げげ!つまり1ターン12回行動ってこと!?」「お経となるとそうなるな!ただランダムだから思った通りの効果が出るかはともかくな」「敵だと厄介!」 中には無意味な効果もあるが、1回魔法無効か、1回物理無効かとか1回攻撃アップとか守りも攻撃もやっかい!「知・的・美・人・変・態・尻・金・剛・腕・白・脚」効果や種類は256で、1ターンに同じ効果は2つでない感じだ 「脚だと、たゆいからたくさんの白い生足が出てきて蹴っ飛ばしてくる!誰の足だ!」友という文字が出るとこんなことも「ベリュル・・・久しぶりだな・・俺だ・・・」たゆいの顔が謎の男に!? 「お前は・・・いつかの親友、カワステインチャ!確か目の前で足を滑らせて死んだはずでは!?」「俺は山登りで死んだ・・だが・・地球と一緒になったのだ・・このように・・・」「元気だったかい」「見ての通りだ・・お前も地球と一緒になろう・・・俺のように・・・」 ふと気づくと地球と一緒「どうだろう」「ベリュル!しっかりしろ!」「さあおいで・・・ベリュル・・・あーーん!!!!!」たゆいのカワステインチャは口を大きく・・顔の10倍ぐらい広げた!「こわ!!」「「さあ・・ひてふへ!このふひのなかにほひほふんは!!」 「おいベリュル!こんなんに騙されてねーよな!?」「大丈夫ん!しめしめ!ミカさんチャンスだぜ!何か投げるものあったら口の中に投げようぜ」核爆弾とか投げて大ダメージだ!怖いようでチャンスイベントだぞ!ドカーン! 「ぐわああああああああ!たゆーーーーーーーーい!!!!」ただしたゆいが少し怒りモードになるので注意!「よーしこの調子か!おしおきすんぞ!」たゆいへのおしおき・・・ 第3413話 (22年2月28日投稿) たゆい地球ちゃん「しばらくお経タイムが続くなクソめんどくせー!」「お坊さん・・いやお地球さんのありがたいタイムだと思って我慢しようぜ」実際は割と激闘だけど、まあ何というかいつもと違う感じだ!あとちゃんと気を抜いたら死ぬ 「アムロックいるから安心してるけど手伝っちゃくれねーな!」「フッ・・これでも生命体だからね、気軽に手出しはできないさ・・・」そしてしばらくダメージを与えると・・・たゆいの顔じゅうにひらがながたくさんわいてきた!「なにあれ!」 あほるおこでょえじょだぽよてょいどあぽをり等、特に規則性はなさそうだというかない「ねえ何これ!アムロック!・・・アムロック?」返事がない「おい!どうしたよベリュル?アムロック!てめー・・・?」辺りはベリュルたちとたゆい達の気配がしない 「ん?なんだこりゃ・・おい周りを見ろ!」「なーに?・・・なにこれ!」辺りは真っ白で何もない「たゆい」たゆいは最初の姿に戻ってふわふわ動いている・・・「たゆい」「そうなんだ」「おいなんだこりゃ?アタシたちもなんかふわふわ浮いてるぞ?」「ねえここどこなの?」 「たゆい」「そうなんだ」「たゆい・・たゆい・・・」たゆいはたくさんのお目目から涙を大量に流し始めた!「うわ何これ!あたりが・・・涙の海ができてくる!」 ふと気づくとたゆいのなみだ・・・悲しみ・・・「はっまさか海や雨は地球の涙やよだれなのか!」「そういうことだったのね!!」「たゆい?」「なんだい」「たゆい・・・たゆい・・・?」「お茶漬け食べたい!」「たゆい・・・・なぽりたん・・・たゆいーーーーーおーーーん!!!!」 たゆいはさらに泣き始めた!「意味が分からねーよボケ!!!日本語しゃべれ!!」「たゆーーいたゆいーーーーうおおおん!!!!」たゆいの体がグニョングニョンしだし、何か形作っていった! 「こ・・これは・・・なんだこいつは・・!」そこには・・・七色に輝く右手に鞭を持った仏像があった・・・・「たゆい!」「そうなんだ」七色の仏像・・・ 第3414話 (22年2月28日投稿) 七色の仏像・・・「おい!こんだーなんだてめー!!!」「たゆい・・・だいぶ・・だいぶ落ち着いてきたぞよ・・たゆい・・」「ぶ・・仏像がしゃべった!!!!こわい!!」「てめーたゆいか!?それが本当の姿か!?」 「たゆい・・我は決まった形は持たぬ・・・しいて言うのなら地球もそこに生きる生命体も」「俺もお前も」「みなたゆい」「というわけか!!!」「ふう、我が怒りをだいぶ受け止めてくれたようじゃなたゆい!・・・ミロク殿・・いつも感謝しておりますぞ」「ああ?」 「織田信長殿から秀吉公に託されたのは間違いではなかったゆい・・・エデンももう十分罰を受けたゆいであろう」「なんの話だ?ま、これでもう終わりでいいのか?」「エデンの分は満足したたゆい・・・だが・・・・」「だが?」 「たゆーーーい!!!!お前たちの中にいるな・・地上人・・・・!!」「えへへ」「最後に我を欺いた地上人・・・・滅ぼさねばならないのではないのか?」「やったのはソマチネじゃねーか!!」「ソマチネ・・・あの個体を生んだのはお前たゆいち地上人ではないか・・・・」 仏の顔が恐ろしい怒りの顔に変わっていく・・・「おいおちつけ!おめーは不気味すぎなんだよ!」「ふーふーたゆい・・・たゆい・・・そうじゃな・・・怒りのあまり・・」するとその時・・ザクッ!仏像たゆいの目にサクっとナイフが見事に刺さった!!「ごああああああああああああああああ!!!」 ふと気づくと釈迦に説法、仏の目にナイフ!「ぎゅああああああああああああああ!!!」「な、なんだ・・・!?」「フォッフォッフォ・・・・やとばいたらだた・・・白い巨人」「ん?なんだ・・誰だ!?」振り向くと・・・そこにはなんと・・・ソマチネがいた!さらに何人も男を率いていた 「な・・なんだてめえ・・・死んだはずだろ!?」「おんだばっちゃ、おめらあら影武者わからんだったでや・・ハーッハッハッハ!!」「そ・・・そのしゃべり・・いったい・・」「シドばっちゃにたいきんつぎじょほしってれべったよ!やちゃギルあらなんでもよかげ、べらべら!」 「ああ?シドが・・ここへの道へのワーパーを金で作ったと!?アムロックがいるだろうが!」「だべっちゃときめ!やちゃだらっちゃよ・・シド!」「時間を止めていた・・・!?シドが・・・!一体なぜそんな・・・アムロックがそんなことで出し抜かれるわけねーだろ!」 「だゆんおめらっちゃすきがははは!!エデンばっちゃわれらもんだがよ!!」「チッ・・スキがあったのかアムロック・・・まあてめーらの始末は簡単だが・・・それより!たゆい!!」 「ぐおおおおおおおお・・・・たゆい・・・たゆい・・・たゆい・・・人間はとってもおろか!!あほばか!まぬけ!」「やべえぞ!!」ゴゴゴゴゴ・・・たゆいと空間が揺れだした・・・! 第3415話 (22年2月28日投稿) 空間が揺れ・・・仏像はまた具にゃんと形を変えた・・・!「うおおおおおおおおおおおおお!!!ドシュン!!!」「こ・・これは・・・・!!!」ズーン・・そこには・・・地球に顔がついて(かわいいから大丈夫)、腕が生えた生物がいた!「何こいつ!急に世界が変わったけど!!!」 「・・・僕は地球ちゃん!!!絶対許さないぞこいつらああああああああああああ」「あはは、これなら勝てそう!」「おいベリュル!こいつ見た目に騙されるな!中身は全くの別物だ!チッ・・・アタシたちにやれるか!?」 「・・・大丈夫、だいぶすっきりしたおかげでわかった!君たちは僕の味方だ・・ミロク、手助けをしてくれないか!」地球ちゃんはベリュルたちに話しかけてきた「ああ?」「ソマチネという男・・・その後ろにいるやつ・・あいつを倒さないと地球が・・・!!」 「ソマチネが?あいつが敵でいいのか?ちょろいぜ?今のアタシたちなら」「あの老人の後ろ・・・地球の人間に付け込んで邪悪を植え付けた・・・あれは・・・!」「あんだばっちゃ、わかどねんね・・・」「るせえ!てめーはめんどうだ!横の秘書らしき男通訳しろ!!」「承りました」 スーツを着た右がオールバック、左がモヒカンの頭を着た男が出てきた「私はソマチネ様の秘書かつ通訳、かつ運転手、かつ代理人、かつ代わりにトイレ行く係・・」「かつどん」「オホン・・単刀直入に申し上げます・・その地球ちゃんを我々に売ってもらえませんか?」「売る?」 「はい、エデンには資源が多いのです・・我々はそれを牛耳りたいと思っております」「ドストレートじゃねーか!」「あなた相手に腹の探り合いは無駄でしょう・・エデンに費やしたお金は無駄にはできません」「知ったこっちゃねーな」 「・・・さらにエデンには・・・サギールの宝が眠っています・・かつてエデンに来た地上人たちの支払ったギル資産です」「宝!」「手に入れた暁にはそれをあなたと私たちで半分こ・・・それで手を打ちませんか?」 ふと気づくと手打ち・・うどんではない・・・「ミロク!こんな提案の乗ったらダメちきゅう!」「あー大丈夫だ、みてろ」「エデンは計画通り荒廃させます・・・金剛米など資源を永遠に奪うための輸送ルートと採掘の人員以外は要がありません!あなたにはその一部を横流ししようかと」 「アタシの前でそれを言うか・」「ん?ロンゼルグの情報網だと・・宝と聞くとすぐ食いつくという噂が・・・」「そりゃベリュルな」「提案に対しての回答はいただいておりませんが」「そうだな・・・アタシの回答だ!ソマチネ一派、てめーらは死ね!!」ミカは切りかかった! 「ひ・・ひーーーー!!そんなばかな!こうなったら先生!やっちゃってください!!」後ろにいた何者かが前に出てきた・・・!「ククク・・・久しぶりやなあミロク・・・ワイやワイ・・・」「先生・・ミロクと知り合いで・・・?」「おお、そーともよ・・・こいつをバラバラにしたのはワイや」 男は黄金のローブをかぶっていた「誰だてめー!?ローブを脱げやこら!」ミカがすごむと・・男はローブをばっとやった!「お・・お前は・・・・」「クク・・・なんだ?見たことのあるやつがおるんな・・・」 「だからなんだお前!」そこには黄金ズらしきすごい豪華な男が立っていた!「ワイはバルや・・・・力の天秤の一人、プロゴッドファザーバルや!」力の天秤・・・!? 第3416話 (22年2月28日投稿) 力の天秤とは・・・!「おいてめー・・・クリスタル王国の黄金ズか!?」「お、やっぱしっているやつおんねんな!てめーら只者じゃねーわけだ」「バル先生・・・大丈夫ですか?」「おー心配するな!やっと目当ての地球ちゃんに会えたんだ」「おお!助かります・・・それではおべがいします!」 「おうよ・・・そしてまずはテメーらだ!くらえ!!円殺魂バースト!!!」ドシュン!バルの手からエネルギー弾が!!「うわ!やばい!?」バチバチバチバチ「・・・あれ?」巨大なエネルギー弾がバチバチしている「な、なんだそれは・・・あれ中に・・ソマチネたちが!俺等じゃなくて!?」 「セ、先生いったい何を!!!」「どげんばっちゃだわから!先生だっちゃこのどうったら!我ら守り!?」「てめーらは用済みってことや!ちきゅうちゃんで地上とエデンを支配?そんなみみっちいことに付き合ってらんねーんだわいは」「ど、どういうことで!」 「てめーらにゃわからねーだろ!最初はエデンに潜みいろいろやっていたが、クリスタル王国の天秤を支配する力がほしかったんや!」「なんだ力って」「目の前にあるこれが!力だ!」「せ、先生!一体どういう!あなたは金でやとわれた用心棒・・エデンの情報もくれたのに・・・」 「知るか!こんな狭い世界は使い捨てだ!じゃな!」ドーーーン!!!エネルギー弾が爆発し、ソマチネたちは粉微塵に散っていった!「なっ黒幕が出てきたと思ったら黒幕がはじけた!」「こいつやばいでちきゅう!地球の生き物じゃないでちきゅう!」 ふと気づくと地球の生き物ではないバル!「あー知ってるよ!アタシたちはこいつの居たところにいたからな!」「ほんとでちきゅう!」「さて、この地球ちゃんを引き釣り出せた・・最後の関門はテメーらミロク達ってわけやんな?」 「バルとやら!黄金ズ一人程度でアタシたちに勝てると思ってんのか!」「黄金ズ・・ああ力の天秤な、テメーらにもたくさんいるようだが・・この力は知るまいよ・・・ニヤリ」バルは何か取り出した「そ・・それは!」 「これはウリエルのクリスタルの破片の一つ・・・我ら天秤はこれら天使のクリスタルの力でパワーアップするのさ!俺はそのパワーを持っている!わかるか?」「ええ、よくしってるわよ!」後ろから何者かの声がした!「なんだ?ここに誰か又入ってきて・・・て、てめえなにもんや!」 「ウリエル様!!」「はいお待たせ!なんか知ってる力を感じたからアムロック様に力を借りて無理矢理飛び込んだのよ!なにこいつ!」「て・・てめーなにもんや・・!てめーも・・ま、まさか・・ウリエルの力を・・・・」「私はウリエルよ!どうせならどっちが本物のウリエルか・・強さを勝負しない?」 「・・・いいだろう!俺のウリエルの力・・・地球に来てからは一度も・・負けたことはない・・くる前はだいぶ負けたけど」「聞いたわねベリュル!こいつから雑魚の匂いがぷんぷんするわ!さ、あんたたちも手伝ってね!リンチよ!」「おう!」 「なっなんやねんそれ!!!!卑怯だぞ!」「フフーン・・・あんたは知らないのね?数も力というのよ!さ、これで最後よ!あんたたち・最後のうっぷん思う存分はらすのよ!ちきゅうちゃんも!」「わかったでちきゅう!」 「おのれ!だだが!ワイのウリエルパワーは無敵のはずや!!かつてエルフたちに取り押さえられ、1ミリも身動きが出来なくなったミロクをバラバラにした力で!!」最後の戦い(リンチ)! 第3417話 (22年2月28日投稿) デデン!力の天秤バル強襲!!「みろこのウリエルのクリスタル・・中で変な頭の天使がうごめいている・・・」「ウリエルなの」「ウリエルの魂だ・・・これを使って俺は最強の力を手に入れる!力を入れて握りつぶして、バリーン!!!」バルの姿が大きく変わっていく!!!! 「うおおおお!これはこれはすごい!!!タイトルはそうだな、ウリエルのクリスタル初めて100%使ってみた!これで!」「はじめて100%ですって!?あんたバカじゃないの!」「どしたのウリエル様」「うおおお・・・うおおお!?お!?うおおごば!?なんだこれごばああああ!!!」 ズゴン!ズゴン!バルの体のあちこちから無造作に・・変な天使の顔と翼が無数に生えてきた!「ごばああああああ!?!ぽん!」「だからいったのに!あんたには・・・天使の力を100%受けいれる器はなかったのよ!」「どういうことですか!」 「ばかな・・これは最強の力をごぼおおおおおおおおおおおおおぽんぽん!ぼくぽん!ぽんぽこぽん!」たくさんの変な顔はニコニコ笑いだした!バルの顔は白目をむいて動かなくなった・・「ぼくぽんウリエルだぽん・・・なんだかおなかがすいたぽん・・・ぎゃおおおお!!!」 「暴走してるわ!さあリンチよ!地球ちゃんも助けてくれるわね!?」「ウリエル殿・・まかせるだちきゅう!」「ぽんぽんぱんち」「ギャア」「堕天使のお翼!!」「ぐあああ!」「つの」「ぎゃあ!すべての顔が同時に攻撃してきてダメージがすごい!」 「死ね波!!!!」「ギャアアアアアアアアぽん!!」ウリエルの顔は一つ消滅!だがまたもっこりと生えてきた!「厄介ね!でも確実に弱ってるわ!」 ふと気づくとウリエルヘッズ!「弱ってるの!?」「みて!顔をつぶす度に少しずつ泣き顔になってるわ!」「ほんとだ!地味に変わっていく!」攻撃をしのぎつつ、地球ちゃんの守りもとってもよくって、頑張って攻撃していくと!「ううううううわーーん!!!ぼくぽんひどいぽーーーん!!!」 「全部の顔が号泣を始めたぞ!やったか!!」「ひどいぽんひどいぽん!ひどいぽん!!!!!!!があああああ」ガシャンガシャン!すべての顔は合体し・・・一つの巨大な鼻がでてきた!「なにこれ!!」 「ぼくぽん・・・ウリエル鼻・・・その女危険だポン!!はないき!!」「!?・・きゃああああ!!!!!」「ウリエル様!?」ウリエル様がお飛ばされあそばされなさった!!!!!! 「これでやばいやつはいないぽん・・・あとはおめたちだけだぽん!」「あーそうかい!じゃあ今度こそとどめ刺してやるよ!」ミカがミロクフォームになった(強制、ロンギナースイがすごい強い)「それは・・!?なんだぽん!」ミロク・・・ 第3418話 (22年2月28日投稿) ウリエル鼻強襲!!「鼻が黄金に輝いている!これはやばい鼻だ!鼻息に気をつけなきゃ!!」「スーハースーハー!だめだ・・鼻息は・・溜める空気に時間が・・だが」「よかったあれはウリエル様だけなんだ」「だがこれはくらえ!ウォーターガン!」「ぐあああ!」 鼻からランダムで水鉄砲を発射!「クラッシュボム!!!」鼻から大量に爆弾をまき散らしランダムのタイムで爆発!これは大変!「大きい爆弾の爆発と回復をできるだけ合わせたいけど爆破の時間がわからない!」こんまい爆弾でちびちび食らったりするので大変! 「吸い込み!」しゅうううう!!!すぽ!ベリュルの頭だけ吸い込まれた!「ふが!!!!」「HPがどんどん吸われていくわ!助けましょう!ベリュル!」「中から噛みつき!!」「ぐあああ!」一定時間で吸い込まれたキャラが鼻の中に噛みついて痛みで吐きだすぞ! 「地球ちゃんパワーー!!!!」地球ちゃんの体当たりで大ダメージ!!!一定時間ごとにあるぞ!盾にもなってくれる!「やった!これは勝てるぞ!」まあ、ラスボスは得てして演出的なものだ「どんどん戦うと鼻がしおれていく!これで最後の一撃!!!」 「フン!とどめは私が!!!!おりゃああああああああああああああ!!」ウリエル様が戻ってきてウリエル鼻に一撃を加えた!!!BGMが止まった・・・ズガンズガン!!ズガガガガン・・・ゴゴゴゴゴ・・・ ふと気づくとウリエル鼻が消えていく「ぽんぽん・・・ボクウリエル・・消えたくないぽん・・・・」「ウリエルはわたしよ!古きウリエルはとっとと退場しなさい!」「ぽんぽん・・・君もウリエル・・・そうだったの・・・ぽーーーーん!!!!!!!ぽーーーんぽーーん・・・」 ウリエル鼻は爆発し、バルは死んだ「やれやれ・・・あら!?」シュイイインあたりの空間が戻っていく・・・ミカも元の姿に戻った「ここは・・・エデンじゃない!?私が入っちゃって大丈夫なの!?なんで!?」「エデンフラッシュの裏山だ!」 「フッ・・・待ってたよ、思ったより時間かかったじゃないか」「アムロック!ラスボス弱かった長かったけど」「フッ・・・君たちが戦ってる間に・・色々準備はしていたよ・・さあどうぞ」「?」 そこにはマ・ネージャー子がいた「ミロク、おかえりなさい!・・・準備はできてるわ」「あ?準備?」「決まってるじゃない、あなたのコンサートよ」「はあ!?ばかいえ!!!」ミロクのコンサート・・・ 第3419話 (22年2月28日投稿) 略してミロコン「おい!馬鹿言うな!・・それよりいっくん・・ちきゅうちゃんはどうした?」「フッ・・・大丈夫、また眠りについたようだ・・いっくんはまたどこかを放浪するだろう」「おいおい大丈夫かよ」 「フッ・・それよりカッゼーさまこちらへ・・いつまでも脳みそで野ざらしでは・・」「ああそうだ、どうしようこの脳みそ」「フッ・・一時的だがこれを・・」ガチョンガッチョン!そこにはブリキのロボットがあった・・とてもダサい1940年代ぐらいの「あの・・なんでしょうこれは」 「フッ・・君の一時的な体だ・・・そしてしばらく僕の元にいるんだ、ミカたちは忙しくなる」「・・・そうですね、脳疲れしました・・では・・」シュイイン!ガチョン!カッゼー様はブリキのロボットに乗り込んだ!「ガチョンガチョン!デハアトハタノミマシタヨ・・マネージャコ、ミロク・・・」 「ミロク」「ざっけんな!アタシはやらねーよ!」「あなたが作った歌詞・・アレがないと最後の仕上げができないみたいなの」「あ?」「フッ・・詳しく聞いたところ、あの歌にはとてつもない秘密が隠されてるようだ」「なんだそりゃ」 「あなたが歌ってくれないと・・・エデンから風のクリスタルは取り出せないのよ・・そういってたじゃない」「ざけんな!歌詞なんておぼえてねーし歌えねえよ!」「大丈夫だと思うわ・・・たとえ記憶を失っていても、ロンギナースも手に入れられるあなたなら歌もきっと・・・」 「やらねーって!」「フッ・・まあ無理強いはよくない・・風のクリスタルはどうにか・・誰かの命と引き換えになら取り出せるかもしれない」「そうなんだ!方法あるんだ」 「・・・・うるせ!!わかったよ!マ・ネージャ子とやら準備しろ!!!一回きりだからな!!」「まじか!録画したい!」「したらぶんなぐる」 数日後・・・このタイミングで復興したトゥディシティにコンサートホールが作られていた「へいらっしゃいらっしゃい!ミロク様の復活祝いコンサート始まるよ!」「なんだそれ・・?ミロクの伝説?聞いたことはある!でもなんかなあ・・?それより幕府をナントカせい!」 巨大な会場ができたが・・・「おい、客がずいぶんまばらじゃねーか!」「これでは・・・歌の効力も・・でもやるしかないわね」「歌えなくても怒るなよ!!」「大丈夫よ・・・さあ!ちゃんと挨拶を!」ミカはステージに立って語りだした 「アタシ・・いや、わたくしミロクでございますのにょ!(噛んだ)」「へーあれが!かわいいけどさあ・・あれ!人参組の人じゃない?サーカスかな・・・」盛り上がりにいまいかけるが・・・ 「るせ!!!てめーら耳をよくかっぽじって聞け!これがミロク★ドキドキアトミックボムだ!!リハーサルしてねーからな!」その叫びを聞いた途端大地が揺れだした!「なんだ?」「うおおおおおおおおおお」 トゥディシティのみならず、エデン全体のあらゆる墓から・・ボコボコ!と大量に何かが出てきた!「ウオオオオオミロク様の歌だーーーー!また聞けるぞーーーよみがえったぞーーーー!!!」ドドドドドと何万もの若いピンクのTシャツの男たちが・・墓から蘇りコンサート会場に現れた! 「ミーローク!ミーローク!」なんだなんだとつられて野次馬含め一気に会場が満タンになった!「なんだこりゃ!じゃあ準備はいいな!!」ミロク★ドキドキアトミックボム開始・・・! 第3420話 (22年2月28日投稿) 前奏が流れ出した!「ミロク様ーーうーお!はい!はい!はい!!!」舞台裏・・「なんだこいつら!ねえダンナーザ」「なにこれ・・マ・ネージャ子!?」「驚いたわ・・古のミロクのファンたちよ!歌を聞いたら気になって何度でも聞きたくなると・・・!」「おかげで盛り上がったね!ミカさん頑張れー」 「クソッ歌詞なんておぼえてねー・・・・・」Aエロが流れ出した・・・「赤い血しぶき流れる河に~~~(おいなんだ!歌詞が勝手に口から出てくる!)舞台裏「ほら、大丈夫だといったでしょ!ミロクなんだから!自分で作った歌詞を忘れるわけはないわ」「いったいどういうこど・・」 「聞きましょうちゃんと・・私も覚えていないの」「ミーローク!ミーローク!」「しかし応援すごいわね・・・ベリュル!?」「はい!はい!ミーローク!ミーローク!」「ボカ!あんたはいい!ミカに油を注がない!」「えー」 そしてサビ・・・「赤い川から右に三歩北に四歩、合言葉は正義は邪悪かもよ?」「素敵!ミカさん!」「歌詞を聞きなさい!」「金庫の鍵 あの人に渡したの~~~~」うおおおおおおお!!会場は熱気に包まれた!特にピンク集団! 「うおおお!なんだかとっても歌詞の内容が気になる!うおおおくせになる!!」「ななんだ!」「よかった!この熱気があれば・・エデンは大丈夫よきっと・・・」コンサートは成功した・・ゾンビたちは満足して墓へと帰っていった ふと気づくとコンサート終了「ねえ、どうだった」「あ?」「歌すごかったーなんかどっかで聞いたことない?マリこの曲」「うーん?そういえば懐かしい気も・・」「ねー!でもよかったよとっても!」「るせ!・・・でどうすんだ?マ・ネージャ子これから」 「今の歌・・歌詞にとても意味があるらしいの」「どういうこった?」「あなたが言ってたのよ・・最後の策だって」「最後の策?歌詞に一体何があるってんだ?」「みんなで考えましょう・・・」エデン最後の謎!! 次 第3421話~第3430話
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スレ内に投稿されたSSまとめ(111~115スレ目) ここは麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタルスレ内に投稿されたSSをまとめるページ(元スレ111~115)です。 ►トップページへ スレ内に投稿されたSSまとめ(111~115スレ目)麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 111スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 112スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 113スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 114スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 115スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 111スレ目 ≫9 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22 33 08 ウラライスが見たいのでライスちゃんがWCI編に参戦する経緯をちょっと真面目に考えてみたよ ○前提・ドレスローザ編 グリーンビットの森でマックイーン中将を下したライスはレーダーみたいに使ってる見聞色でローとドフラミンゴの気配が大きく移動してることに気づく そのまま彼らを追いかけてサニー号強襲。港町で案内してもらってたサンジはライスの姿を見て驚愕する ちなみにここで「どうしてお兄さまを裏切ったの!?」と叫ばせてドフィ=お兄さま(?)のミスリードを狙うよ ロー相手にバチバチに火花飛ばしつつも概ね原作通りにサニー号離脱 ○ゾウ編 ローに連れられドレスローザを出たライス。サニー号を襲った負い目があるが、「気にすんなよお米!お前ミンゴに騙されてただけなんだろ!」とルフィに元気づけられる ちなみにライスはサニー号でちらっと見ただけなのでチョッパーのことは「たぬきさん」だと思っててブルックのことは「色白のアフロの人(骨だとは思ってない)」だと思ってるよ ナミやチョッパーから「ドフラミンゴの妹!?」と勘違いされるイベントがありつつ、ローと共にハートの海賊団と合流。ベポ始めとする古参メンバーはローから「ドフラミンゴから取り戻したい存在」の話を聞かされていた為、ドフラミンゴを倒して目的を果たしたことを素直に祝福してライスを受け入れる。感涙するライス が、サンジがビッグマムの元へ連れて行かれた経緯を聞いて青褪める。あの時自分がドフラミンゴと共に船を襲ったせいで見つかってしまったんだと思い込む ライス「……ローくん。まだライスに話してないこと……あるよね?……ドフラミンゴさんがローくんから取り戻そうとしてたシーザーって人はなんだったの?」 ロー「……お前が知る必要は……」 ライス「ちゃんと答えて!」 ロー「だが…!」 ライス「ライスはドフラミンゴさんの悪いことに加担してたの!ライスはドフラミンゴさんが何をしてたのかちゃんと知らないといけないの!知らなかったからって逃げたらだめなんだよ!!」 ロー「ライス…」 ライス「おねがい…対等な仲間だって言ってくれるなら、ちゃんと教えて……。都合の悪いことを教えてくれないなんて、そんなのドフラミンゴさんと変わらない……」 ロー「…!!……分かった」 いざ明かされる衝撃の真実ゥにショックを受けて涙を流すも、自分が言い出したことだからと受け入れるライス ≫10 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22 33 20 それからゾウ襲撃を経ていざWCIへ!というタイミングでライスが「ライスも連れて行ってください!」と頭を下げる 困惑するロー。そしてハートの海賊団 ロー「ライス!!おまっ……!お前!急に何言ってんだ!!」 ベポ「えーっ!?ライス、おれ達の仲間になったんだよね!?キャプテンがやっと助け出したのになんで!?」 ライス「ご、ごめんなさいっ!でも、でも…!ライスがドフラミンゴさんと一緒にルフィさん達の船を襲わなかったら、ビッグマム海賊団には見つからなかったんだよね……?」 ロー「麦わら屋達はそれ以前からビッグマムと因縁があった!お前が責任を感じることはねェ!!」 ライス「でも…!見つかっちゃったのはライスのせいだよ!」 ロー「違う!!お前はドフラミンゴに騙されてたから……!」 ライス「騙されたから、知らなかったからって言い訳したくないの!!」 ロー「……!」 ライス「あの時ライスは、確かに船を襲ったんだよ……。それに、ドフラミンゴさんの悪いことにもたくさん、たくさん協力してた……」 ライス「それなのに、騙されてたから仕方ない。知らなかったから仕方ないって言い訳し続けてずっと逃げてたら……胸を張ってローくんの隣を歩けない……」 ライス「だから、責任を取りに行くの…!取らなきゃいけない責任、いっぱいあるけど…まずはひとつめ。ライスが迷惑かけちゃったルフィさんの仲間を取り戻すの」 ライス「…それにね。ライスの大好きなドレスローザを救ってくれたルフィさんに、少しでも恩返しがしたい…」 ロー「……麦わら屋。"おれの船員(クルー)"がこう言ってるが……」 ルフィ「よくわかんねェけど手伝ってくれんのか、お米!ありがとう!」 ライス「は……はいっ!」 ロー「……分かった。好きにしろ」 ライス「あ……。ろ、ローくん……」 ロー「……いいか。相手は四皇だ。ドフラミンゴの時のように行くとは限らねェ」 ロー「無茶だけはするな。麦わら屋の空気に呑まれるな。パニクらずに冷静に判断を下せ。いいな?」 ライス「う、うん」 ロー「…………気をつけろよ」 ライス「……うん」 こんな感じでこう、やっぱりドフィとかシーザー関連のこととかちゃんと知りつつ立ち向かってほしいよねっていう この後WCIでウララちゃんと出会ってついでに一番遭遇してはいけなかったビッグマムともエンカウントする ≫45 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23 19 00 レース記事で稼げてるならやらないんじゃないかな、下手な事やってトレセン側から絶縁されるよりかはマシだろうし {≫48 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23 23 32 45 むしろ、レースウマ娘写真集!! とかを売り出した方が儲かるかもしれん…… ■■■「このウマ娘かわいいえ~飼いたいんだえ~! そこのお前、こいつつれてくるんだえ~!!!」 ■■■「……そうか。かつての私が虐げていたあの娘の子どもか……せめてもの宿罪だ。そこのお前、私のマイマネーを使ってよいから、トレセン諸島に大金を……そうだな、レース場と学園の改修に使う金を送りつけろ。異論は許さん、よいな?」 ≫80 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 00 03 41 まあそこらへんはSS書きの脳内設定でいいんじゃない? 脚質やら髪色までそろえる必要はあんまりかんじないかな、私は。 ところで、サンジにつけられたチョーカーを外すために、刀で(チョーカーを)切り落とそうとするゾロ概念はあり? 暴れるサンジと斬りかかるゾロをロビンが拘束して、どうやればはずせるか考察するとかそんな流れで。 サンジ「すまねぇロビンちゃん! それよりテメェどういう了見だゴラァ!!」 ゾロ「アァ!? 敵に捕まるようなヘッポココックにゃ言われたかねェ!!」 ロビン(……悪魔の実には必ず欠点がある。ルフィの能力が打撃と電撃に強くとも熱と斬撃には弱いように、クロコダイルが水に浸かれば能力が発動できなくなるように……まって、水!?) ロビン「わかったわ、そのチョーカーの外し方! 剣士さん、そこのパイプを切って!」 ゾロ「あぁ? 分かったが……三十六煩悩砲!!」 パイプから水が噴射、サンジにかかる。 サンジ「おお……? 体にかかる不快感が薄まった……!」 ゾロ「……!これなら、素手でも外せそうだな。オラ!!」 ロビン「外せたようね。身体の調子はどうかしら、コックさん?」 サンジ「ああ……! 全部自分の意思で動かせるぜ……ありがとうな、ロビンちゃん。……それと、テメェもな」 ゾロ「フン、こんなヘマすんじゃねぇぞ。全く……」 こういうのはどうでしょうか!? ≫112 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 00 29 28 80 ロビンがゾロを拘束より、お互いの技で拮抗状態になって止まってる方が好み 「肩肉シュート!」「虎狩り!」ギリギリ ゾロ(戦いながらチョーカーだけを切る…ってのは無理か) 「おい、クソコック、案がひとつだけある」 「お前、どうにか出来るのか!?」 「まず、てめぇの首を落とす。それでチョッパーの元に急いで持っていってつけてもらう」 「なるほど!って死ぬわ!」 「それくらい気合いで我慢しろ」 「…それは流石に無理だと思うわ」 ロビン(この船はカモフラージュされていたとはいえ、わざわざ陸上にあった…そして、甲板や波打ち際には奴隷兵の見張りが居なかった。もしかして) 「剣士さん、そこの三番パイプを切れないかしら?」 「あれか…らぁ!」 腕力で踵を撥ね飛ばし、間合いを広げるとおもむろに構えをとる 「三十六煩悩鳳!」 「ぶっ!…水?」 「コックさん、どうかしら?」 「う、動く!?」 「やれやれ、面倒をかけさせやがる」 「くっ、今回のは貸しにしとけ…ありがとな」 みたいな感じで ≫85 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 00 06 56 キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘は食堂一棟を潰すほど大量のメシが食えるんだよ!」 キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘は幽霊を操ってポルターガイストを起こせるんだよ!」 キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘はレースに勝ったら魔法が使えるようになるんだよ!」 キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘は触れた機械ならなんだろうとぶっ壊せるんだよ!」 キョーシ「知らなかったのか!? ウマ娘はマーベラス空間を展開して、内部に人を引き込めるんだよ!」 チョッパー「くそォ…!!! そういう種族だったのか……!!!」 フクキタル「ええー、ちょっとその辺りの方と一緒にしないでください!」 ≫147 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06 45 06 頂上決戦後。 行方不明になったオペラオーの捜索に乗り出す世紀末海賊団の面々。 捜索隊として編成されていないはずのハルウララの姿が消えたことで また一騒動があった。 「待っててね、オペちゃん!ウララが必ず見つけ出すから!」 そう意気込んで、とことこと荒地を進むハルウララだったが、当ては完全になかった。 (オペのビブルカードをウララが所持しているかは不明、持ってても忘れてる。 だがビブルカードの存在など抜きにオペラオーが生きてどこかに居ることを疑いもしない。) 時に親切な漁師に海を渡らせてもらい、時に親切な農家に食料を分けてもらいつつ 時には、通常ならば危険生物の棲家であり、人が路とは認識しない路をもまっすぐに駆け抜けて 彼女だからこそ通れる路を、ハルウララは走り続ける・・・ そうして月日がすぎていった頃。 「あぅ・・・お腹へっちゃった・・・」 膝に手をあて路の半ばで立ちすくむハルウララ・・・ 眼前に広がるのは穏やかな草地、果てに森や海岸が見えるが そのどちらに進むべきかはわからなかった。 その時、ハルウララの頬の横を、蝶が通り過ぎていった。 「あ、チョウチョさんだ!」 ≫148 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06 45 31 疲れと空腹が一瞬頭から離れ、ハルウララはチョウチョを追いかける。 芝に足をとられそうになりつつも、ゆったりと蝶の飛ぶ様を追っていく。 不思議な因果か、これもまた彼女でなければ有りえない事なのだろうが、 彼女がチョウチョに導かれた先には幸運がある。 黄色い燐粉をまきながら飛ぶ蝶は、やがて目指す場所にたどり着く。 夏の青空のような双眸に一点夕暮れの光を移したような独特の瞳、 秋の空のように水色に染められた髪を持つ、ある少女、その鼻先に。 「およ、また君かぁ~、好きだね、そこ。」 両手を頭の後ろに組んで、鼻先を見据えるように少女はそういった。 今は息を潜めがちだが、革命軍の一員としてやがて世界を巻き込む 騒動に必ず食い込んでくるであろう、その少女の名はセイウンスカイ。 髪色と瞳にその名がしっくりと馴染む、ウマ娘だった。 「はぁ・・・はぁ・・・」 慣れない芝の上、空腹に疲労を重ねたハルウララが彼女の視界に入ってきたのは その少し後のことだった。 「はぐはぐはぐはぐ、ごっくん。 ぷはぁ、おなかいーっぱい!ありがとね!セイちゃん!」 「あははは・・・まさかあんなところで行き倒れ未遂のウララちゃんを 見つけるなんてねぇ・・・」 ≫149 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06 46 06 場所が場所なだけに、若干の警戒はあったがセイウンスカイもハルウララの事は知っている。 世紀末海賊団の一員にして、世界政府からの懸賞金の対象でありつつも、 人畜無害、手配書と照らし合わせても目の前の本人とのイメージがまったく会わない。 そうはいっても100万ベリーと捕らえようとする者もいたが、ことごとく 捕らえることはかなわず、かといって返り討ちに害されることもなく過ぎ去られていく、 不思議なウマ娘で、たまにかつての仲間達から名前を聞くが、良い評判しか聞かない子。 この子が物騒な理由を元にここを訪れたとは思えない、しかし、確かめることは 確かめなければならないだろう。 「ウララちゃんはどうしてこんなところに?ここ、あんまし人がふらっと 寄るところじゃないと思うんだよねぇ、なーんにもないしさ。にゃはは」 「ん?えっとね・・・あっ、そうだ!ウララ、オペちゃんの事探してたんだ! セイちゃん!オペちゃんのこと見なかった?!」 「えー・・・」 テイエムオペラオー、世紀末海賊団の座長、かの頂上決戦で姿を消して以来、 眉唾の噂を除けば目撃報告の上がっていない覇王・・・ 一般的にはすでに死亡扱いになっているが、確認はされていないため、 政府からの懸賞金はまだ取り下げられていない。 しかし、その捜索をするにしてもここは的外れもいいところだ。 革命軍の中でも極秘扱いの拠点の一つ、ここの事が万が一知られていたとしても、 そこにオペラオーが匿われてるなどと誰が想像するだろうか? しない・・・いやもし生きてたらそりゃ保護する価値はあるだろうが。 ≫150 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06 46 26 余計な情報は一切漏らさず、セイウンスカイ個人としては、聞いた事もないし 当てもないことを告げるとハルウララは少ししょぼんとしながらも、 「そっかぁ、じゃあまた次の所探さなきゃね!」 と笑顔で返してくる、守護りたいこの笑顔。 体の疲労を考えて説得し三日ほど拠点に留まらせたが、 その後は彼女の意思を尊重し、オペラオーを探す新たな旅に彼女を送り出す決意をする。 その道行きを少しだけ手伝う事は、本来するべきことではないのだが・・・ そうしてあげたい・・・心の底からそう思ってしまったセイウンスカイの負けであった。 オペラオーが行きそうなところならば、それはきっと あらゆる種族が集い、楽しみ、お祭りをするような場所なのではというアドバイスを添えて。 「それじゃ、ウララちゃん。よく見ててよ!」 「ん?なーに?」 「じゃん!」 セイウンスカイは自らの能力で雲のようなものを生み出す。 さながら筋斗雲、というかそれの大きいものそのもの。 節約すれば1ヶ月ほど持つ水食料物資を内部にいれた航海仕様。 「うっわーー!すっごーい!これセイちゃんが作ったの?」 「ふふん、その通り。ただし、気をつけてくださいよ? この雲は邪悪な意思をもつものには決して乗れな・・・」 「うわーい!!ふっかふかだー!」 すでに雲のようなモノの上で飛び跳ねてるハルウララ いや、そんな設定はもちろん無いんだけど、もしそうだったとしても 彼女が乗れないはずないんだよね・・・。 ≫151 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 06 46 56 セイウンスカイは微笑みながら自らの能力の一部を彼女に預けた。 自らになんらかの問題が起きない限りこの雲のようなものは彼女を乗せて ある程度は彼女の意思のままどこまでも飛び続けてくれるだろう・・・くれるかな? 有効範囲とかあるかな?まぁあってもウララちゃんならなんとかなるでしょ。 「じゃあね、ウララちゃん。オペラオー見つかるといいね!」 「うん!ありがとー!またね!」 またねと言って飛び立っていった彼女を改めて眩しく思う。 「さーってと、セイちゃんも頑張りますか!」 遠く過ぎ去っていく雲をみつめ、セイウンスカイは背を伸ばす。 そして旅路を陸海から空へと変えた、ハルウララはやがて ホールケーキアイランドとたどり着くのであった。 ウンスの能力なのにある程度ウララの意思を働かせられるのはウララちゃんは別だからです() ≫170 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 12 25 23 ドレスローザのシリアスから一転してギャグ顔晒しまくるライスちゃんが見たいえ〜 WCIでウララちゃんのペースに巻き込まれる度に「ウララちゃん!?」(ガビーン)ってなってるライスちゃんが見たいえ〜 ジェルマの面々を見て(場合によっては敵対するかも…目立つ行動は避けなきゃ…)と思ってた矢先ウララちゃんが「見て見てライスちゃん!あのマユ毛すごいねー!!」と叫んでしまい(ウララちゃーーーん!!?)ガビーンってなるライスちゃんが見たいえ〜 ≫174 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14 06 50 1レスローライス怪文書【バラの王子様】 ローがライスシャワーの船室を訪れたとき、彼女の代わりに見つけたのは結構な枚数の紙切れだった。 幼い頃から絵本が好きだった彼女はどうやら、最近物語の執筆に熱を上げているらしい。 何枚か手に取って眺めてみる。彼女らしい丁寧な文字が羅列されたものに加え、繊細なタッチの挿絵まであった。中々手が込んでいる。 物語のジャンルはざっと読む限り恋愛ものか。しかも見る人が見れば分かる、実在の人物をモデルにしたものだ。 恋愛小説に興味はないが、読み物としては悪くない。しかし気になる点はある。 ローは船室を出ると、ライスシャワーを探した。そうかからない内にベポ達と談笑する彼女の小柄な姿を見つける。 ローは彼女の華奢な肩を軽く叩いて言った。 「ライス。コラさんは"きみの頬はまるで朝露に濡れたバラのようだ"なんて歯の浮くような台詞は言わねェ」 ……最後に、ウマムスメ族渾身のビンタは億超え賞金首の意識すら容易に刈り取る威力であったことをここに記す。 ≫181 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15 09 06 「おれは正当なコラさん警察。過度に美化されたコラさんは許さねェ」(右頬を腫らしながら) 「お兄さまだってかっこいいところはあるもん!!」(扉越し) 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 112スレ目 ≫14 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15 45 05 ルドルフ「トラファルガー・ロー。きみは色々と苦労も多いだろうが……」 ロー「(突っ込まねェ……突っ込まねェぞ……)」 ルドルフ「……トラファルガー・ロー!きみは色々と!苦ローも多いだローが!!」 ロー「うるせェ!!」 ≫27 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 17 40 54 小ネタ お気持ち表明ルフィ(キャラ崩壊注意) 「だからよ!!おれはロビンとお米の百合が見てぇんだよ!!間にトラ男を挟むんじゃねぇよ!!ただのトラ男ハーレムじゃねぇか!!!」 「わかるぞ麦わら屋。ニコ屋とライスは歳の差はそう変わらねぇが、見た目だけならおねロリに見えるのがいいよな。方や成熟した色気のある女、方や未成熟な少女の見た目をした女だ。それにニコ屋とライスには過酷な幼少期を過ごした、かつて王下七武海傘下だったという共通点もある。こいつらにしかわからねぇ空気もあるだろうよ。ポイントはやはりニコ屋の方が少し歳上だという点だな。おれは月並みだがニコ屋を『お姉さまみたい』と言ったライスにニコ屋が『そう呼んでも構わないわ』と優しく微笑み、ライスが照れながらも『じゃ、じゃあ…お姉さま///』と呼ぶのがいいと思うぞ」 「よく分かってるじゃねーかトラ男!!船乗れ!!」 「ローくん、船降りて」 ≫30 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18 36 05 ナミ「──フク、この壺は何かしら?」 フク「ふっふっふ……驚かないでくださいね……先程路地裏で購入した幸運を呼ぶ壺です!!」 ナミ「そっかー。うんうん、それでいくらだったの?」 フク「なかなかにお高かったですが、値切り交渉の末……なんと! 財布の中身ピッタリまで割引してくれました!! なんという幸運……やはり私は運に愛されたウマ娘……」 ナミ「うんうん、そっか……──いいかげんにしなさい!!!! 私が渡したそのお金はあんたの新しい洋服を揃えるためのもの! 詐欺同然の壺を買わせるために渡したんじゃなーーーーい!!!!!」 フク「フンギャー!!! ごめんなさ~~い!!」 ナミ「フク、あんたが今後持てる最大金額は五百ベリーまで。それ以上のお買い物はまず私に聞いてから購入しなさい!! ……わかったわね?」 フク「は、はい~……わかりましたぁ……」 ≫35 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18 51 27 「フクキタルさん。ライスの方がおねえさんだから、いつでも甘えて大丈夫だよ…!」 「占い屋。無視していいぞ」 ≫36 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 20 00 57 35 ナミ「へー、ライスちゃんのほうが年上なんだ! いが・・・てっきり同い年くらいかと思ってたわ。 じゃあ私と同い年かしら?(フク18、ナミ19の想定)」 ライス「えへへ・・・そう見られちゃうよね・・・ でもね、ライス今年でもう27なの・・・」 ナミ「え・・・ラ、ライスシャワー・・・さん?」 ≫37 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 20 02 20 フクキタルに敗れ、一年間トレセン諸島で刑務を課されていたナックラー。 釈放されたナックラーは己の何かを間違えていたことを認め、これが何なのかを見極めるため忌み嫌っていた元王下七武海ジンベエに会いに行くことにする。 「かつて、タイヨウの海賊団でタイガーさんと共に戦い、七武海として政府の犬になり、そして頂上戦争ではあの憎たらしい麦わらの男と共に暴れたアンタだからこそ聞きてぇ!! オレは、なにを間違えていた!?」 「……なるほど、ようやく己の過ちに気づいたか。──ならば、わしの話をするよりもタイの御頭の一生を聞いたほうがええ」 ジンベエから伝えられたのは敬愛するタイガーの真の姿。幼い頃、その背中を見ただけで憧れていた偉大な”英雄”の真意を知り、己の犯した過ちに涙を流すナックラー。 「チクショウ……オレは、オレはあの人の顔に泥を塗っちまった……! あの人に憧れるなら、あんなコト……しちゃあいけなかったんだ!! オレは、愚かだ……!!」 「かつて、魚人島で道場を荒らして回った荒くれ者ではなくなったか……ようやく、その体と技に見合った心を持ったな、ナックラー」 「……オレは、一度魚人島に戻ります。そこでオレは武芸を磨き直します。 ──そして、己を研ぎ直したその時! オレは世界ってヤツを見極めてェ!!」 何かを認めるように頷くジンベエ、憑き物が落ちたナックラーは魚人島へと向かっていった。 という訳で暴走するかつての子分ホーディを止めようとするも、逆にホーディ一味に囲まれて敗北、重症を負ったところをフクキタルに発見されるナックラー概念はアリですか? ≫59 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21 53 57 これこそ「お兄さまが死んじゃったのはライスのせいだ…!」「ライスがいたせいでドフラミンゴさんのことも不幸にしちゃった…!」ってなるやつじゃん… スレざっと覗いてきたけどイトイトでゾンビ化したコラさんとか割と刺さるネタがあっておぉ…ってなった 最高幹部がイトイトゾンビのコラさんでライスがその部下やってる概念。返事が帰ってこないコラさんに「お兄さま。今日は港町の子供たちと遊んだの」「来週は絵本の読み聞かせをするの。でもまだちょっと恥ずかしいから…お兄さま、練習に付き合ってほしいな」とか語りかける壊れかけのライス ごめんスレチだしやっぱつれぇわ 救われる要素ないもんこれ… ≫60 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21 55 50 即興で考えたリトルガーデンネタ Mr3を倒した後にフクキタルのことを勇敢な戦士ウマ娘族の者と呼ぶドリーとブロギー そこから始まる短い過去回想 山を背にしたシルエットのウマ娘 「少しだが酒はある、だが差し出すつもりはない」 「なぁにい!?」 「生意気な奴だ。だったら貴様を食っちまうぞぉ、ガババババ」 悪質な冗句に後ろを振り向くウマ娘 「ウマ娘奥義"参冠刃"」 衝撃が山を揺るがし、流石に偶然だろうが噴火が起きる 「船が難破してしまってね、ここの木で新しい船を作る手伝いをしてくれるなら報酬として渡そう」 顔を見合わせてゲギャギャ、ガババと笑う二人 「なんたる胆力。少女と侮ったことを謝ろう、勇敢な戦士よ」 「だが手伝うのはこいつと一戦交えた後だ。噴火が起きたからな!」 こくりと頷くウマ娘 正体不明のシルエットは、一房だけ三日月のような白い前髪が見えた そんな大海賊時代より前の昔話 ≫66 二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22 42 16 フクキタルの故郷壊滅についての幻覚を上げます。 フクキタルはトレセン学園の中等部(来年に高等部に上がる)、姉キタルは高等部でG1レースの勝利経験もある実力者で翌年には卒業しトレセン防衛隊に入隊予定。 両者ともに普段は中央島の学園の寮に住んでいるけども、春休みの時期なので久方の帰郷。 ……学園の実力者を狙って潜伏している者がいることに気づかずに。 夜、誰もが寝静まった頃に食料庫を始め島の各地で火の手が上がる。 突然の火の手に混乱する島に住人たち、その混乱に乗じてキョーシらはウマムスメを乱獲を始める。 逃げる姉キタルとフクキタル。海岸線にたどり着いたものの、そこにあるのは船の残骸ばかり。絶望を突きつけるように後ろからぞくぞくと追手が迫ってくる。 「早く逃げて、フクキタル。ウマ娘の身体能力があれば木片をビート板代わりに泳いで脱出することもできる……!!」「おねえ、ちゃん? 嫌です、一緒に逃げましょう!?」 フクキタルを早く脱出させようとする姉キタルと、それを拒むフクキタル。 ──一発の銃声、ぐらりと倒れる姉キタル。 赤い水たまりがどんどん広がっていく。声にもならない悲鳴を上げるフクキタル。 卑下た声、貴重なウマムスメを殺すんじゃねぇとゲラゲラと笑いながら咎める声。 ……今にも切れてしまいそうな、ふらつきながら立ち上がる姉の姿に、僅かな安堵と心配するフクキタル。 「……はぁはぁ……ほら、何やってんの? フクキタル……アンタだけでも逃げなきゃさ……!」 「お姉ちゃん……! 嫌です、ここを出たって、幸せなんて」「いいから早く! きっとアンタならここを出たって幸せになれる、運命の人にだって会えるんだから……ここで終わりだなんて、私が許さない……!」 フクキタルの首元と船の残骸を掴み、海へと放り投げる姉キタル。 暗転、反転……飛沫。息づきをするために海上に顔を上げたフクキタルが目にしたのは、微笑みながら倒れて逝く姉の姿であった…… ってのはどうですか? ≫84 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00 46 15 テイオー養子ルドルフ概念というものがあるそうなので、簡単にですがSS作ってみます。 ……海に出て幾星霜。初めて己に”敗北”を叩きつけた男は五年前に処刑され、それをきっかけに世界には多くの海賊が跋扈し、それを取り締まろうと海軍が奮闘する日々。 ──”皇帝”シンボリルドルフ。政府が採用した新制度、”王下七武海”に任じられた海賊ウマ娘──あるいは、政府の犬とでも言うべきか。 かつて、世界の全てを意のままにできると傲っていた”彼女”であれば、今の私は見下す対象そのものだろう。 ……だが、それでも。それでも私が政府に取り入ることで、各地で差別や偏見にさらされる同族に僅かながらでも救えるかもしれない。だから、この選択に後悔なんて無い。 ──私に子どもはいない。 愛した男は、子を成す前に殺された。ただの、よくある海賊同士の殺し合い。不覚をとった私を庇って、あっけなく死んだ。──それが、三度目の敗北。 それ以来、どうも恋愛というものに興味が持てない。マルゼンスキーからは、新しい恋をしてみればと提案されるものの……もう五十を過ぎたのだ。誰かに愛されることなどとても望めそうにない。 「──船長! そろそろ政府の任務にあった島に着きます! 準備してください!」 「ああ、分かった。……さて、皇帝の神威を魅せる刻だ! 皆のもの、勇猛果敢にかかれッ!!」 「「「応ッ!!」」」 任務にあった島は、所謂海賊島とでも言うべき場所だ。あちらこちらで海賊どもの馬鹿騒ぎする声が上がり、海岸線にはいくつもの海賊船が連なっている。 我々の任務はこの地にいる海賊全ての捕縛。つまるところ、体の良い鉄砲玉だ。 「だが、我らURA海賊団であればこの程度の有象無象の海賊など脅威たり得ず……往くぞ!!」 私の掛け声一つで、我が精鋭たちが瞬く間に海賊船を破壊していく。 私は単身、悠々と往来の中心を歩いていく。 「──有馬鬼燃」 全力で駆ける。ただ、それだけで建物は壊され、騒いでいた海賊たちは木の葉のように吹き飛ばされていく。 多少の骨のあるやつは果敢に挑みかかるものの、”足りない”。ロジャーや白ひげのような”絶対”の力がまるでない。 誰も彼もが私の拳一つ、脚一つで吹き飛んでいく。 ≫86 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00 46 31 「……ん?」 かすかな声が聞こえた。か細い、今にも消えてしまいそうな声が。 「てめェ!! 止まりやがれぇ!!」 かつて酒場であった残骸の山に、一人の大男が現れる。どこかの船長だろうか、いや、賞金首の顔は一通り覚えているが、彼と該当する顔はない。恐らく、新進気鋭の海賊か、無名の部下なのだろう。 「ウマムスメ族というのは”仲間思い”なんだろう!? もし、てめェが動いたら、こいつの命はないと思え!」 「……なるほど、人質か」 男の足元には鎖で繋がれた幼子──私と同じく、ウマムスメ族の子どもが横たわっていた。 彼女は、涙を流し……何かを訴えるように私の顔を見つめている。 「助けて」彼女の口は間違いなく、そう訴えている。 なぜ、私は外に出たのか。なぜ、私は七武海に入ったのか。かつての私がほしかったもの……ああ、全て分かっているともッ!! 「動けねぇよなァ……ウマ娘を攫うのに人質ってのは有効な手段だ! ゲヒャヒャヒャ!! さあさっさとてめェの部下を止めろ!」 「…………良いだろう。だが、貴様が私よりも疾ければの話だがな?」 ──闘京優駿 ウマムスメ族の強靭な脚から繰り出される飛び蹴りに、大男は認識すら出来ずに海岸へと吹き飛ばされる。 「さて……私の名前はシンボリルドルフ。皇帝と呼ばれる海賊だ。……君の名前はなんだい?」 「あ、えーと……トウカイテイオーです!」 「……そうか、とてもいい名前だな。覚えておこう」 この日、私の養子となるウマ娘の少女──トウカイテイオーと私は出会ったのだ。 雑ですけど、書いてみました。お収めください。 ≫91 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 07 07 58 あの子の存在しない過去の記憶が溢れ出したので導入っぽいのを書いてみました 「……ウマムスメ族の賞金稼ぎ?」 とある日、海軍本部シンボリルドルフ中将の耳に部下から情報が飛び込んできた。 「賞金稼ぎとして生計を立てているウマ娘は珍しいわけでもないが……何か問題でも発生したのか?」 「いえ、現時点で問題が発生したというわけでは無いのですが……中将、このウマ娘をご存知ですか?」 差し出された写真には、ボロボロの外套を身に纏いウマ耳と尻尾を僅かに覗かせるウマ娘が写っていた。 (む……これは尾花栗毛のウマ娘か?それにこの体格…ウマ娘にしては結構大きいな。だが……) 「いや、私も見たことがないな…それで、このウマ娘が例の賞金稼ぎなのか?」 「ええ。まだ名前も分かっていないのですが…今回の案件、同じウマムスメ族である中将に判断を仰ぎたく…」 「……まずこちらがその賞金稼ぎのウマ娘が捕らえた賞金首の手配書です。ご確認下さい」 ……手配書が、3枚?部下の深刻な表情と釣り合わない手配書の少なさに疑問を浮かべながら手配書を受け取る。 そしてそこには、錚々たる海賊の名が刻まれていた。 「こいつは…最近インペルダウンに収監された海賊…こいつはこの間新世界入りした新進気鋭の海賊団の船長…」 「こいつも新世界で悪名を轟かせていた海賊……全て億超えの賞金首か。こいつらを全てこのウマ娘が?」 「ええ、賞金首を引き取った海軍基地に確認済みです。全てそのウマ娘が捕らえてきた海賊に間違いありません」 「億超えの海賊を仕留められる賞金稼ぎは新世界にもそうはいないが…ウマムスメ族の仕業、というのが今回の問題なのか?」 「いえ、問題はそこではなく…“期間”です」 「期間?」 「……これら3人の海賊は、わずか1ヶ月の間に捕らえられました」 「……なんだと?」 ≫92 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 07 13 02 億超えの賞金首を、1ヶ月の短期間に3人も捕らえた。 それはつまり、このウマ娘がほぼ一方的に海賊側を蹂躙したということ。 そして、このウマ娘が連行してきたのは海賊団の頭のみ。 つまり、賞金がかかっている他の部下までは連行することが出来なかったということ。 このウマ娘が単独で海賊団を襲い、船長を仕留めた。恐らくは大した怪我も無く、1ヶ月の間に3人を立て続けに。 状況から読み取れる情報を洗い出すごとに、このウマ娘の異常さが浮き彫りになってくる。 そして部下は、最後に一つ情報を付け加えた。 「このウマ娘の情報を集めるべくトレセン諸島へ照会したところ……」 「該当するウマ娘は”いませんでした”。」 「……!!分かった、この案件は私が受け持とう。まだ情報は公開するな。」 「君は引き続きこのウマ娘の情報を集めてくれ。居場所が確認出来次第、真っ先に私に伝えろ。」 「分かりました。それでは失礼いたします。」 部下が立ち去り、一人部屋に残るシンボリルドルフ。一つため息をつき、窓から空を眺め呟く。 「マル外のウマ娘、か…。…少し面倒なことになりそうだな」 マル外。それは、トレセン諸島以外で生まれ育ったウマ娘のことを指す言葉。 マル外の尾花栗毛、賞金稼ぎのウマ娘。そして海軍本部中将のウマ娘。 この二人がどう出会い、どうなったか。これは、そんな昔のお話。 続きは何も考えてません ≫124 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 15 26 57 トレセン諸島編ラストバトルは、やっぱり麦わらの一味と諸島のウマ娘で締めてほしいが、オグリの七武海らしさも欲しい ので、折衷案として ①ゾロ、ロビン、サンジが奴隷船の操舵室占拠 そのタイミングで電電虫→オグリ到着の知らせ ②全員のバトル終了、バッシュ、バーユは甲板上で、ナックラーは船室でKO、キョーシは雲の彼方へ ③いくら人数が増えたとしても、ここから大船団との連戦は…というところで「そちらにはあなた達の味方が向かっているから心配ないわ」とロビン ④場面変わって大船団、既にオグリ以外の手で制圧済み 「くっ、クソぉ…」と貴族風な男が巨人族の奴隷をけしかける ⑤オグリ颯爽と前に出てきて技を一発 ⑥場面戻って奴隷船、「あ、あれじゃない?」と大船団発見 同時に大崩壊、大爆発、ついでに余波で奴隷船にトドメ 「………」全員顔エネル ⑦「沈むぞ!」の声で我に返り、わちゃわちゃしているところでオグリの船に乗せて貰って諸島へ帰還 てな感じでどうでしょうか ≫151 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 16 02 20 小ネタ ここだけドフラミンゴがライスシャワーに対して親バカになった世界線 ドフラ「フッフッフ…ライスだが、あれは随分良い女になっただろ?」 ロー「テメェ…!」 ドフラ「末はおれの跡を継いで王下七武海か女王だなァ」 ロー「は?」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 113スレ目 ≫25 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 17 34 53 ドフィ「なあライス。ひとつ聞かせてほしいんだが、お前はこのドレスローザをどんな国にしたい?」 ライス「え、えっと……笑顔でいっぱいの国にしたいな」 ライス(お兄さまがライスにそうしてくれたみたいに…) ドフィ「そうか、笑顔か…」 ドフィ(まずはSMILEの安定生産だな……) ≫68 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18 44 30 ──凪の帯、大型海王類の巣であるこの海域はその危険性から政府のニュース・クーさえ飛ばない海域である。 そんな危険地帯に一隻の船が航行している。 船にいるのは数名の女、いずれも陸のマーメイドとも呼ばれるウマムスメ族の少女たち。その中でも一際目を引くのはやはり黒鹿毛の髪の毛を揺らす褐色肌の女だろう。 その名もヒシアマゾン、トレセン諸島でも有数の実力者にして”外交大使”の役割を持つウマ娘である。 「航行は順調順調! もうそろそろアイツらの住む島……女ヶ島さ!」 「おっす! わかりました!! ……ってヒシアマ姐さん! 後ろに海王類が!!」 船員の一人が指差す方向には大型の海王類が鎌首をもたげてこちらを覗き込む。ほとんどの船員は怯えた表情を浮かべ、最悪の行く末を思い浮かべてしまう──唯一人、ヒシアマゾンを除いて。 「なるほど、こいつは中々のデカブツだ! ──ようし、それならタイマンだぁ!!」 戦意を滾らせる勇猛な笑みを浮かべ、ヒシアマゾンは全力で甲板を踏みしめ、矢の如く海王類に向かって飛翔する──! 「ウマ娘空手G1級奥義! 英皇后鬼燃排(クイーン・オブ・エリザベス)!!」 豪脚一線、重く、激しく……それでいて華麗な一撃に、海王類は海面へと叩きつけられる。 飛沫、頭から潮水を浴びたウマ娘たちは姐と慕う者の有志に目を輝かせる。 ヒシアマゾンは野生を思わせる着地を取りながら、笑顔を浮かべて振り返る。 「よぅし、これでアイツはもう出てこないだろうね。さあ残りは僅か、ちゃっちゃと女ヶ島に向かうぞ! トレセン諸島の名産品を送り届けるぞぉ!!」 「「「おーう!!」」」 女ヶ島は目の前、入国を歓迎するように重い門が開かれる── ≫69 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18 46 11 「よっす、久しぶりだな! マーガレット、アフェンドラ、スイトピー!!」 「お久しぶりです、ヒシアマ姐さん! お元気にしていましたか!?」 「勿論さ! ほら、トレセン諸島の職人たちが丹精込めて作った装飾品だ! 大好きだろう、お前ら!」 「わぁ……素敵! ”トレセン諸島の洋服は可愛らしいから好き! の巻”ね」 あまり知られていないが、トレセン諸島の服飾技術は眼を見張るものがある。 勝負服と呼ばれるウマ娘たちの一張羅、少女たちの夢と希望を作ってきた職人たちの技術は外海の技術者と比べてもなお素晴らしいものである。 女ヶ島では作れない服飾に戦士たちはこのときばかりは少女らしく歓びを浮かべる。 ≫70 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18 46 34 「ヒシアマ姐さ~ん! トレセン諸島の人参とお魚、それと乳製品はありますか~!?」 「勿論! まだまだあるぞ! トレセン諸島の食べ物は上手いからな……お前たちの腕を存分に振るう価値もあるさ!」 「わぁ……ありがとうございます! 夜になったら人参ケーキ持ってきますね!」 「おう、よろしく頼むな! 船員の皆の分も頼むぜ!」 「はーい、楽しみにしていてくださいね~!」 トレセン諸島の食べ物もやはり美味しい。 長い月日をかけて磨かれた人参は、どんなに人参嫌いな人間でも美味しく食べられるよう改良された世界に2つとない人参である。 また、トレセン諸島の複雑な海流で生息している魚たちはいずれもプリップリの食感と、引き締まった肉質。この魚を得るためだけにトレセン諸島に通う料理人がいるほどだ。 そして馬乳の加工品。ウマムスメ族は種族の特性に馬と心を通わせることができる。それ故、ウマムスメ族にとって馬というのは仲間のように親しい存在だ。大食漢が多いウマ娘が多く住むトレセン諸島で食糧難が起こらないのは彼らの活躍があるからこそだ。ストレスなく、日々を過ごす馬から取れた乳は極上の味わいだ。そのまま飲むのも勿論いいが、アイスやチーズ、バター……加工品でもその味わいは健在だ。世紀末覇王海賊団の一員であるハルウララはトレセン諸島のアイスクリームが大好物だ。 女ヶ島の料理人もまた喜んで、ヒシアマゾンからトレセン諸島の食物を受け取って去っていく。 ≫71 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18 46 52 「久しぶりじゃな、ヒシアマゾン」 「おお、久しぶりだなニョン婆! 相変わらず元気そうでなによりだ! そちらの準備は出来ているよな?」 「勿論じゃ。儂の代より遥か昔から続くこの交流、さすがの蛇姫様とて無下にはせんわい」 「……そうか。やっぱりアイツはあの調子なのか……アタシじゃ助けになれねぇのか……」 「……いんや。あの時、何も言わずに見守ってくれたそなたがいるからこそ、蛇姫様はこの祭りをやめんのじゃ。じゃから、儂はそなたに感謝しておるのじゃ」 「そうかい、そう言われると嬉しいね! アイツは遠征中なのかい?」 「そうじゃな、明後日までには戻る予定じゃが……まったく、ギリギリで帰るあたりまた難儀な性格じゃ」 「ま、それもアイツの魅力ってことさ! アタシからしてみればアイツはまだ可愛いハンコックのままさ! それじゃ、呼ばれてるんでまた後でな!」 ニョン婆を後にし、ヒシアマゾンは豪快な笑顔を浮かべて城へと向かっていった。 ≫72 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18 47 40 「~~~~っ! やっぱり恥ずかしいですよぅ、ヒシアマ姐さん!」 「はっはっは、たしかにその通りだが、どうせまわりにいるのは同じ女性ばかりさ。そんなに気にすることはないよ!」 「……そういうものですか~?」 「そういうもんさ! ヒシアマ姐さんはだいぶ前に慣れたのさ!」 トレセン諸島の伝統衣装──”勝負服”から、アマゾン・リリーの伝統装束に着替えた一行ら。 アマゾン・リリーの伝統衣装族は獣の毛皮を鞣したビキニのような服。その上からマントを羽織り妖艶さをさらに増している。──もっとも他種族に比べ低めの身長であるウマムスメ族。頭で揺れる耳と恥ずかしそうに動かす尻尾が見えてしまったら、むしろ可愛らしさが勝るかもしれない。 「……けど、さすがヒシアマ姐さん。見事な着こなし、鍛えられた肢体がよく見えます!」 けれど、それは普通のウマ娘に限ればの話。 健康的に日焼けした褐色の肌、長年の修練の末に手に入れた鍛え上げられた肉体──とくに、トモの張りは数多くいるウマ娘でも中々手に入るものではない。 160cmという低めの身長でも、その肉体を一度見れば男たちは間違いなく魅了されるだろう。 「ははは! そう言われる少し照れくさいね! お前たちも私みたいにタイマン繰り返して鍛えるように!」 「はーい! それじゃあ明日はアマゾン・リリーの戦士の皆さんと組み手をしてみましょう!」 「いいねぇ! キキョウからも手合わせを願われていたからな……アタシに任せとけ! セッティングはばっちりしておくぜ!」 「わあ、お願いします!」 「さて、着付けも終わったことだし宴会の会場に向かおうか。にんじんケーキの用意もあるそうだぞ!」 「わーい! それじゃあ早く行きましょう!」 夜は更けていく……空から一人の男が飛来していることに気づかぬまま、ウマ娘と女ヶ島の戦士たちは交流を深めるのであった── ≫73 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 18 49 37 以上です。 ……おかしい、おれはアマゾン・リリー装束のヒシアマ姐さんを書きたかったのに、いつの間にかトレセン諸島と女ヶ島の国交の話になったぞ? あ、女ヶ島からトレセン諸島に送られている品は主に革製品とフリルといった小物、伝統的な食べ物などです。 ≫89 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19 03 02 原作だと麦わら大船団はどうなるのかね。 数年だけ存在した幻の大船団になるのか。 ルフィの知らない間にシステム化してたりして。 ここならキングヘイローがシステム化にかむな。 ≫93 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19 10 01 勝手に子分になるとか歴史的には悪例として記されてそう 正式な盃を行っていけばもっと巨大な勢力になっただろうとか そしてルフィファンには 「わかってねえな、あれだから良いんだろうが」 とか 「政府は麦わら大船団が強力な勢力になった理由がわかってない」 とか言われてるの ≫99 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19 12 53 93 ???「ルフィ先輩はそうゆうとこがかっけぇんだよなぁ」 ???「その通りですわ!」 ≫125 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 19 58 56 バブリーランドでは海軍のチケゾーとダスカも出てくるんですよね チケゾーはパンクハザードでの縁から積極的に協力してくれて、 ダスカは最初は海賊ということで渋るけど、腐れ縁のウオッカが尊敬しているならそんなに悪いやつじゃないのかも....と疑心暗鬼になりながら協力してるうちに信用してるパターンと見た 2人は潜入任務でもいいしオフで遊びに来てたら偶然事件に巻き込まれたでもいいし ≫126 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20 02 37 チケゾーって確か麦わらの一味との初遭遇はデービーバックファイトだったか ブンブン手ェ振りながら「あっ!!ルフィだー!おーーーーい!!」とか呼びかけてそうだしルフィからも「おっ!チケゾーじゃねーか!」って言われてそうだし ≫127 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20 04 26 バブルって昔々の華やかな時代だから、 バブリーランドは大海賊時代以前に繫栄していた島なんだけど、 大海賊時代の到来で海賊に荒らされて、すっかり荒廃したんだろうな マルゼンスキーの根城となることで島はかつての栄華を取り戻したけど、 バブリー一世は海賊のいない華やかな時代が忘れられなくて、 島にいる海賊達を全員消し去る為の超兵器を起動させる、って感じかな ≫139 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20 27 57 バブリーランドがあったらブルック大はしゃぎだろうな 騎士団時代の流行がそのまま保存されてる上、音楽で騒ぎ放題だし、 水着のねーちゃんもわんさかいるとか、失われた青春の再来だしな ≫147 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20 50 30 バブリー一世「世界は戻る。バックザベーシス! 骨よ、お前もあの時代を知るなら、戻ってみたいだろう?」 バブリー一世「おれの配下になれ! お前の力が黄泉に繋がるのなら……。 黄泉へと沈んだ過去の英傑を、再び現世に戻せるだろう!」 バブリー一世「海賊の時代は終わる! 美しき過去よもう一度!」 ブルック「確かに、貴方の作ったバブリーランドは素晴らしかった。 あの時代の文化が残り、踊りも音楽もあの時のままだ。 ですが、……それを愉しむのは、今を生きる人たちです」 ブルック「失われた仲間も素晴らしい、ですが……私は今を生きましょう! ルフィさん達と、この時代を生きていたい。……まあ、私死んでますけど」 こんなシーンが浮かんできた ≫144 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20 40 44 劇場版ならヒロイン必要だけどウマムスメ多いしなあ。 おぼっちゃまくんなバブリー三世が余のバブリープリンセスになってくれとフクキタルにプリンセス衣装着せるとか。 そんな結婚式の裏でバブリー一世の陰謀が進んでいるとか。 ≫145 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 20 45 55 そこはもう三ウマムスメがトリプルヒロインでいいんじゃないかな ≫151 二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 22 00 19 「カレンの為に怒ってくれたお兄ちゃん、かっこよかったな〜♪」 「別にお前の為じゃねェ!!」 みたいなやり取りしてそうだなぁキッドカレンは…と思ったけどちょっとキッドエミュの方が足りてないかも… ≫158 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 10 15 東の海(イーストブルー)にある偉大なる航路(グランドライン)の玄関口 "始まりと終わりの町"『ローグタウン』 かの"海賊王"ゴールド・ロジャーの出生の地にして終焉の地 当時の町並みを未だに残すその道を、一人の男が歩いていた 男の名はロロノア・ゾロ 故あって今は一本の刀のみを腰に差した『三刀流』の剣士である (やばかった…今のはやばかった) 足を進めながらもその脳裏に甦るのは、先ほど遭遇した女剣士…「たしぎ」といったか (似すぎだろ、ありゃ) ―パクりかよ… 思わず口に出さずに呟くが、それも無理はないだろう 彼女の顔も、『一刀流』という戦闘スタイルも、今は亡き幼なじみ「くいな」に余りにも酷似していたのだから 「お、お兄さん、あなた『大凶』が出てますよ、今日はもうお家に帰った方がいいですよ」 -故に…かもしれない、妙な声に思わず立ち止まったのは 「あ゛?辻占いたぁ古風だが、妙な壺でも売り付ける気か?流行んねぇぞ、今時そんな古いやり口」 ≫159 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 11 00 言い返しながら振り向くと、薄汚れたフードを目深に被った女?がいる 「つ、壺なんて売ってませんよぅ、『シラオキサマ』のお告げで、お兄さんに大凶がでてるんです、今日は大人しくしておいた方がいいと…」 「生憎だが、おれは神には祈らねぇ」 言葉を遮るようにして踵を返し- 「お、ここか」 幸運にもすぐ隣にあった目的地の武器屋に足を踏み入れた 「あ、行っちゃった…」 生まれ故郷を出てから一年余り、そろそろ慣れてきた路銀稼ぎの辻占いだが、そんな彼女でも初めて視る強い『死相』 出来れば止めたい…しかし、『大凶』が覆った事はない それでもなお声をかけたのは、一体何故なのか…すぐ隣を黒髪の少女が通ることにも気付かずに考え込む占い師、フクキタル そして、彼女自身にも分からない「それ」に引きずられ、男を追って店内に足を踏み入れた -そして、彼女は運命に出会った ≫160 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 11 50 「あ、この刀は!」 雑多ながらも落ち着いた店内の端、格安の数打ち物の樽から探し出されたその刀 造りは革包太刀拵、刃は乱刃・五の目乱の"業物"『三代鬼徹』 まさに掘り出し物といえるのだが… (あれだ…あれが『大凶』だ) 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙、だ、駄目です、その刀は…!」 「妖刀…か」 「知ってたのか」 「いや、分かるのさ」 腰に凪いだ剣豪を、一人の例外もなく悲運の死へと追いやった紛れもない妖刀であった 「気に入った!!これをもらう!!!」 「なっ!話を聞いていたのか!?」 「そ、そうですよ、その刀は『大凶』いえ、どう見ても『大大凶』ですよ!そんな刀持ってたら死んじゃいますよ!!」 「さっきの占い師か、いつの間に…じゃあこうしよう、おれの"運"と三代鬼徹(コイツ)の"呪い"」 「どっちが強ェか、試してみようか…!!」 「…おれが負けたら、しょせんおれはそれまでの男だ…」 ≫161 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 12 32 それはまさに奇跡の勝負…運か、呪いか… 結果は -「もらってく」ドン! (私の占いを…越えた…!) その後のことは、自分と同じように腰を抜かした少女と顔を見合わせた辺りで正気に戻り、慌てて店を飛び出すまで全く覚えていない (私も…私も!) -着いていきたい?乗り越えたい? (分からない、分からないけど…!) -今はあの人を追いかけたい 全速力で道を駆ける …フードが捲れることを気に留めず 「やっぱり三本ないとな」 『勝負』に勝ってモノにした『三代鬼徹』、店主より譲り受けた『雪走り』、己の誓いといっていい『和道一文字』ようやく揃った腰の物に上機嫌に歩くゾロだが、後ろからの足音に怪訝な表情になる 「まさか…って何だ、その耳?」 「ま、待ってください、お兄さん…!あわわ、フードが…」 「…さっきので分かったろ、おれは『大凶』なんざ気にしねぇ」 ≫162 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 13 14 「確かに、さっきのことで結果は変わりました…今までこんなことなかったのに…」 「さてな、ただ気にしすぎただけだろ」 「でも、確かに『大凶』だったのに、今は『凶』に…」 「変わってねぇんじゃねえか?」 「いえ、『本人の死』から『大切な人の死』に…」 「よりタチが悪くなってんじゃねえか」 -アホくさい と、切って捨てながら手にもつ水晶に目をやるとそこには確かに"麦わら帽子をかぶったドクロ"が浮かんでいる 「…なっ!?」 「あら、ゾロ、サンジくん、ウソップまで」 「んナミすわぁん!…とゾロか、そっちのフードの娘はどうしたんだ?」 「おお、ゾロ、ナミ、ちょうど良かった手伝ってくれよ」 「…あ、あぁ、お前らか…コイツは付きまとってるだけの自称占い師だ、気にするな…ってか、よくコイツが女だと分かったな」 ≫163 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 14 18 何の偶然か、ルフィを除くメンバーが広場で居合わせたところで、爆発音と共にハデな大声が響き渡った 「これより、『麦わらのルフィ』の死刑をハデに執行する!!」 「あ、あぁ…!!」 (麦わら帽子、死、別れ…これがさっきの『凶』…!!) 一味も皆ルフィを取り返すために死刑台へと向かうが、間に合わないのはフクキタルの目にも明らかで (もう駄目だ…もう奇跡は起きない、『凶』は覆らない…あの人は、死ぬ) -なのに 「俺は、海賊王になる男だ!!!」 「ゾロ!!サンジ!!ウソップ!!ナミ!!」 「わりい、おれ死んだ」 -何故笑ってるんだろう そして、雷が落ちるという知らない未来(・・・・・・)により、再び『凶』が覆った 「なははは、やっぱ生きてた もうけっ」 (私は…私は…) ≫164 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 14 58 「逃げろォ!!道、どっちだ!?」 「待てェ!!」「逃がすな、追えェ!!」 「きゃっ!」 彼等を包囲しようと現れた人の波が、フクキタルを押し流す 「怪しいフードの人物発見!」 「その人、さっき三本の刀持った兄ちゃんと一緒にいた人だよ!」 「何!?ちょっと来てもらおうか!?」 「っ!!」「逃げたぞ、追え!」 …いつの間にか振りだした雨の中、気付いたときには走り出していた 道は分かる、どの道を行けば"目的地"へと行けるのかも、近道も -行こう、あの人達と共に 『大凶』だって覆してしまうあの人達のもとへ そうすれば、そうすればきっと私も…!! 「あった、あの船だ」 麦わら帽子の海賊旗(ジョリーロジャー)、間違いなくこの羊の船が彼等の船だろう 前で誰かが何かしているが、ウマ娘の脚力を活かせば死角から船に飛び乗るくらい訳はない ≫165 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 16 24 それに、 「こっちを見ろォ!!」 「なにィっ!?」ツルンっ! 被り物をした男は掛けられた声に驚いて足を滑らせて自爆、共にいた猛獣も卵を舐めにその場を離れた為に、特に何事もなく船室へと入り込めたのだ (ん、あれ、私寝てた…?) 「おれはオールブルーを見つけるために」 「おれは海賊王!!!」 「おれァ大剣豪に」 「私は世界地図を描くため!!」 「お・・・お・・・おれは勇敢なる海の戦士になるためだ!!!」 彼等の声がする どうやら海軍の包囲からは逃れたようだ 「いくぞ!!!"偉大なる航路(グランドライン)"!!!!」 -ガコォン!! 「…"偉大なる航路(グランドライン)"、戻ってきちゃった…」 「…!誰だ!?」「えっ?」「ルフィ?」 「あ、あの」 「あんた、ローグタウンにいた」 「あの時の占い師か?」 「私も仲間に入れてください!!」 頭を下げるのに勢いをつけすぎて、フードが外れたことで耳があらわになったが、気がついていない ≫166 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 17 11 「その耳…!?」 「お前、ウマ娘か?」 「ウマ…ムスメだぁ?」 「サンジくんはともかく…」 「ルフィ、お前も何か知ってるのか?」 「あぁ!ウマ娘ってのはな、ウマみたいなムスメなんだ!」 「「「………」」」 「見事に見たまんまだな」 「コイツに期待したおれたちがアホだったんだろ」 「サンジくんは何か知ってるの?」 「あぁ、"偉大なる航路"のどこかにあるという"トレセン諸島"でのみ生まれる、女しかいない希少な種族だ!!」 「普通の人を凌駕した身体能力を持ち、一族は皆美人揃い!!」 「魚人島と並んで、絶対に訪れたい島第一位の島なんだ!!」 「お、おう…」 突然のヒートアップに着いていけない皆をよそに、最終決定権を持つ船長たるルフィが声をあげる 「おう、いいぞ!」 「えっ!?良いのか、ルフィ?」 「もちろん、賛成よ!」 「ルフィはともかく、ナミまで!?」 「…さっきのサンジくんの言葉を思い出してみなさいよ」 「どの言葉だよ…」 ≫167 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 17 34 「生まれ故郷だっていう"トレセン諸島"よ」 「…あ」 「"偉大なる航路"に住んでいた娘よ、仲間に引き入れて損はないわ」 コソコソと話すナミとウソップ 賛成の姿勢しか見せないサンジ 傍観に徹するゾロ -どうやら仲間に入れてもらえそうですね ほっとするフクキタルに、ルフィが話しかけてくる 「お前、名前は?」 「フクキタル…マチカネ・フクキタルです」 「じゃあ、フク!お前の夢は何だ?」 「ゆ、夢?」 「…そうだな、進水式は終わってるが、夢だけは聞いとくか」 「な、長生き…とか?」 -ニヤリ! 「よし、それじゃ改めて」 「いくぞ!!!"偉大なる航路(グランドライン)"!!!!」 フクキタル加入、ローグタウンVr ≫168 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 08 19 25 頑張って書いてみましたが、途中から力尽きてます もっと色々とスレから持ってきたかったのですが、私にはこれが限界でした ≫184 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 10 13 07 ローの登場が予定になかったらしいとかドフラミンゴはそもそも一人っ子の予定だったらしいとか知るとビビるね…… ところでドレスローザでは追々ローに対しての負い目を強める為にライスちゃんには色々と何も知らないが故の暴言を吐いて頂きたいんですけども サニー号強襲して船の上で「あなた一体何がしたいの……!?ドレスローザの人達が今日のことでどれだけ不安な気持ちになったか分かってるの!?」って叫んでほしいし、よりによってナミ達がいる前で「二年前のアラバスタの事件みたいに、ドレスローザを乗っ取るつもり!?」とか言ってほしい あれこれ糾弾してるうちに感情ぐちゃぐちゃになって自分でもわけが分からなくなってて、最終的には泣きながら「どうしてお兄さまを裏切ったの!?」と叫んでほしい。多分これが一番言いたいことだよね 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 114スレ目 ≫9 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 10 52 16 「お兄さまの為ならライス何だってする!」って血が噴き出すほど体に負担をかけ限界突破の状態でローに突進するライス コラさん(俺の夢?そうだな、夢というか…新世界にドレスローザって花々が咲き誇る平和な国があるんだ、それを守るのが俺の目的だ) 「お兄さま、ライス強くなったよ……お兄さまの夢は絶対ライスが叶える……だから見てて、お兄さま」 ≫26 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 12 36 45 おもちゃの兵隊だったキュロスはライスがドレスローザの為に尽くしてきたのを見てたし、ヴィオラはライスが本当に何も知らずに利用されてきたのを知ってるのが救いだよね…… 「ヴァイオレットさん、あのね…もし迷惑じゃなかったら、ライスにダンスを教えてほしいの」 「構わないけど…急にどうしたの?」 「ドレスローザの人達って、みんな踊りが上手で…素敵で…でもライスはあんまりそういうの得意じゃないから…。そしたらね、ヴァイオレットさんに教わったらどうかって、ドフラミンゴさんが…」 「…っ。そう…。いいわ。予定を確認しておくわね」 「…!ありがとう、ヴァイオレットさん…!」 みたいな交流とかあったかもしれない ≫30 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 14 43 03 「だからよ!!なんでゲームのお米は軒並み紙耐久なんだよ!!お前クソローテ戦闘こなしたスタミナとミンゴ相手に単騎で粘ったタフネスはどこに置いてきたんだ!!」 「わかるぞ麦わら屋。正直産廃呼ばわりが悔しいがおれもライスを使いこなせてないから何も言えねぇ」 「可愛けりゃ十分だろ麦わら屋。ライスだぞ?」 「DLCのハロウィン衣装見たか麦わら屋。恥じらいながらの吸血鬼ロールがいいよな」 ≫99 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 17 55 19 「あらら…派手にやられたねぇ。大丈夫?チケゾーちゃん。またそんなに泣かされて…」 「う゛う゛……!ガープ中将はいつも特訓に付き合ってくれて……!や゛さ゛し゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛!!あ゛た゛し゛、も゛っ゛と゛がん゛ばる゛か゛ら゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「あ、そっち?」 {≫138 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 19 53 01 バブリー三世に「この僕の求婚を断ってまで叶えたい夢ってなんだい!?」と言われたカレンチャンが「もちろん――誰よりも何よりも、カワイイ!世界一カワイイウマムスメになること!!」と答えたところ鼻で笑われ「そんなくだらない夢よりも僕と結婚して毎日遊んで暮らした方がいいに決まってる!!」と言われてしまう場面が浮かんだ ≫141 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20 02 49 ≫138 バブリー三世がバブリー一世の意志に反して、 皆をロボット研究所に連れて行くのなら、改心はしていると思うので、 巨大ロボットとの決着が付いて、キッド海賊団が出航する前には、 「僕がバブルに負けないくらい、世界一カッコよくなって、 君が世界一可愛くなったら、今度はもう一度君に告白するよ!」 ってカッコいい台詞を言って別れて欲しい。 カレンにその気があるのは不明だけど、明らかにキッドに対して挑発的に、 「お兄ちゃん、私が世界一可愛くなった後、どうすると思う?」 「さあな。夢を叶えた後なら、好きにすればいいさ」 なんて軽く避けられてしまって、ちょっとむくれてるカレンチャンが見たい ≫151 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20 13 05 「ドフラミンゴ…!あいつが捕まりやがったせいでこっちは大損だ!だからよぉ…ドフラミンゴの"飼馬"に責任を取ってもらうのよ!お前、あいつに大層大事にされてたんだってなぁ…?あいつのお気に入りを好きにできると思えば少しは胸もすくってもんだ!」みたいな台詞を言いそうな悪役……バブリー二世とか?に目をつけられたライスが「ライスはもう…あの人の人形じゃない!」と毅然と立ち向かうところが見たい ≫158 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20 27 45 ワンピース的には敵陣営ショタは見た目クソガキじゃないか? ところでシリアスそうな空気を醸しながら「バブリーランド…か。色々ときな臭い噂も聞く。気を抜くなよ、ライス」「任せて、ローくん。ライス、隠密行動は得意……」と言いかけたところで『ただいまより、ティラミスの食べ放題を開始しま〜す』と放送が入って「えっ!?食べ放題!?」と目を輝かせるライスと呆れるローが見たい ≫159 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20 32 03 ≫ 158 ロー「ティラミスは太るぞナタデココにしとけ」 からのライス無言のポコポコパンチが見たいえ なお一撃一撃がすごく重い ≫176 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 20 51 38 159 ベポ「キャプテンとライス、また喧嘩してるよ」 シャチ「いや、あれはイチャついてんだ」 ペンギン「違いない」 ロー「おい!!」 ライス「い、いい、イチャっ…!?ら、ライスとローくんはそういうのじゃっ……!!」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 115スレ目 ≫16 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 21 28 29 ロー「愛嬌屋」 カレン「えっ…?もしかして今の、カレンのこと?…カレンが愛嬌たっぷりでカワイイってことだよね?ありがと〜!」 ロー「お、おう…」 ≫17 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 21 28 58 コビーとヘルメッポが本部雑用になったあたり デッキブラシで廊下を掃除するコビメッポ 三角頭巾に割烹着の女が「掃除の仕方がなっていない」と言ってくる 本部に来る前と違いまじめにやってるので反抗するヘルメッポ 有無を言わさぬ強引な指示だしで掃除させる女 しばらくして二人がいつもやってるよりもずっときれいになった廊下と部屋(ついでにやらされた) 「少しは掃除の何たるかがわかったか?」 「うるせぇ、俺は掃除をするためにここに来たんじゃねえぞ。見てろよ、すぐにお前を顎で使えるくらいになってやるからな」 と反論するヘルメッポ 暴言のたぐいなら謝罪するが、コビーも立派な海兵になるため来たのは同じだから止めない 「ふん、そうか」 と歩き出す女を海兵がエアグルーヴ准将と呼びかける えっ!? と固まる二人に 「そこまで啖呵を切ったからには、たやすく飲み込めると思うなよ。期待はしてやる」 と立ち去っていくエアグルーヴ その夜、二人の特訓は長くて必死でした ≫60 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 22 09 14 麦わら屋。ライスの話なんだが…ありゃどう見てもお前に気があるよな? 「かっこよかった」「ヒーローみたい」としきりに褒めてたぞ おれのことは相変わらず歳下扱いだ。一つしか変わらねェくせに…… ≫61 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 22 14 21 60 ルフィ「恋愛の事は俺わかんねえぞ聞くならサンジにしろ」 サンジ「俺から言えるのは一つだけだレディ泣かせんな」 ≫65 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 22 51 17 WCI編でさ、 ウララ「ところでライスちゃん。こんにゃくしゃって…」 ライス「こ、婚約者だよ、ウララちゃん」 ウララ「そうそう!こんやくしゃ?って何する人なの?」 ライス「えっと…結婚の約束をした人同士のこと…だよ」 ウララ「けっこん……?って、なぁに?」 ライス「えっ?…ええと、好きな人同士がずっと一緒になること…かな…?」 ウララ「そうなの?じゃあわたし、ライスちゃんとけっこんしよっと!」 ライス「えっ!?」 ウララ「あと、オペラオーちゃんでしょ、ドトウちゃんにー、アヤベちゃんにー」 ライス「ま、待ってウララちゃん!結婚は基本一人とするもので…!」 ウララ「そうなの?でもマムちゃん、色んな人とけっこん?したって言ってたよ?」 ライス「あの人は色々と規格外っていうか…!と、兎に角、普通はたくさんの人とは結婚しないんだよ」 ウララ「そうなんだぁ…。あ、ねえねえ!それじゃあライスちゃんは誰とけっこんするの?」 ライス「え?ライスは……」 ホワンホワンホワン…(浮かび上がるロー) ライス「……!?ち、ちがっ……違うの!!ライスとローくんはそんな関係じゃ……!!」 ウララ「ライスちゃん、ローくん?っていう人とけっこんするの!?」 ライス「違うの……!違うのーーーー!!」 みたいな、こう、恋の自覚的なのをですね…見たい… ≫69 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23 01 25 話をぶった切らせてもらう! 設定公開の時間だ! ──トレセン諸島のウマムスメ族の武器のあれそれについて。 世界政府非加盟国であり、かつては閉鎖的な土地だったウマムスメ族の楽園”トレセン諸島”。 しかし200年前、世界政府に加盟寸前になった時期のこと。 当時の海軍に、トレセン諸島の名家であるメジロ家の令嬢が入隊したのであった。以来、外界の文化がトレセン諸島にも伝わるようになった── 元来、ウマムスメたちの扱う伝統的な武器は”太刀”、”薙刀”、”ランス”、”和弓”などいずれも大型かつ重い武装ばかり。 一撃一撃が重い大型武器にウマムスメ族のスピードがあわさり、縦横無尽に戦場を駆け回るウマムスメ武者は非常に強く、当時の海賊たちは彼女ら戦乙女に苦渋を喫したという。 その一方で、近年のトレセン諸島では伝統的な武器から、外界から伝わった銃を積極的に扱うという”変化”が起こっている。 例えば、トレセン諸島防衛隊3番隊隊長であるタイキシャトルの武器は2丁拳銃であり、彼女の高いレベルで修められたウマ娘空手と組み合わさることで遠近ともに隙がない”ウマ娘ガン=カタ”を編み出した。 また、1番隊副隊長でもあるメジロドーベルは銃剣を武器としており、精密な狙撃とウマ娘槍術を振るい次代のエースとして期待されている。 配備は未だ万全とは言い難いが、それでも着々と安定した供給を目指し技術者たちはウマ娘用の銃の開発に勤しんでいる。(ウマムスメ族の聴覚は優れているため、通常の銃では発砲音に驚いてしまい、扱いきれない子が多く出てしまうため) 何番隊云々は適当につけました。防衛隊隊長だと締まりが悪いので。 ≫70 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23 02 24 余談 水平線近くにあるのは敵船、すなわち海賊船。それを追いかけるのは軍艦──シンボリルドルフ中将のかつての愛船を改造した船であり、今となっては海軍唯一の木造の船である。 「ルドルフ中将! 敵影が遠く……砲撃が届きません!」 「そうか。ならば久々にアレを使おう。……エアグルーヴ、持ってきてくれるかい?」 「わかりました。…………こちらをどうぞ」 「ありがとう、エアグルーヴ。さて、衰えていなければよいのだが……」 エアグルーヴ准将から手渡されたのは七十人張りの強弓と千本の矢が修められた矢筒。 静かに、されど鋭利に弓矢を構えるシンボリルドルフ── 「……ウマ娘弓術1ノ冠──殺月翔!!」 刹那、一瞬にして矢筒の中身の1/3が消失──敵船の真上に、雨の如く降り注ぐ!! 数瞬後、穴だらけになった敵船はただ理解する間もなく沈没を始めた── ──その時、ふと閃いた!このアイディアは、海軍の戦略に活かせるかもしれない! ≫73 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23 09 04 70 ガープ「弓はからっきしだが砲弾使えば似たような事出来るな…よし!」 {≫76 二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23 12 36 73 ルドルフ「よし!じゃないんだが」(ドン引き) 上へ
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麦わら一味音楽家 登場回数 136回 (超新星編 57回 新世界編 79回) 登場話一覧 サバイバルの海 ~超新星編~ 第442話 魔の海の冒険 第443話 スリラーバーク 第453話 くもり時々ホネ 第454話 ハナウタ 第455話 王下七武海ゲッコー・モリア 第456話 氷の国から来た魔人 第458話 アフロだけは 第459話 死んでごめんじゃないでしょうに 第462話 オーズの冒険 第466話 決着 第467話 海賊ゾロVS侍・リューマ 第469話 出て来い麦わらの一味!!! 第470話 オーズVS麦わらの一味 第471話 MY FRIEND 第474話 やるしかねェ!!! 第475話 森の海賊団 第476話 ナイトメア・ルフィ 第478話 ルフィVSルフィ 第479話 希望の戦士 第480話 迎撃 第481話 影の集合地 第482話 朝が来る 第483話 夢の終わり 第484話 ぷに 第485話 麦わらの一味・海賊狩りのゾロ 第486話 ピアノ 第487話 あの唄 第488話 命の唄 第489話 8人目 第490話 再び辿りつく 第491話 トビウオライダーズ 第492話 鉄仮面のデュバル 第493話 知ってる 第494話 デュバルの悲劇 第495話 ガオン砲 第496話 ヤルキマン・マングローブ 第497話 シャボン舞う諸島の冒険 第498話 11人の超新星 第499話 シャボンディパーク 第500話 歴史の残り火 第501話 うねり始める世界 第503話 荒立つ島 第504話 海賊前線移動中!! 第505話 クマ 第506話 ロジャーとレイリー 第507話 黄猿上陸 第508話 修羅の島 第509話 黄猿VS4人の船長 第510話 麦わらの一味VS戦闘兵器 第511話 鉞かついだ戦桃丸 第512話 ゾロ、音沙汰なし 第513話 救えないっ!!! 第524話 もう誰にも止められない 第592話 エール 第594話 メッセージ 第596話 SPECTRUM 第597話 3D(×)2Y 最後の海 ~新世界編~ 第598話 2年後 第599話 九人の海賊 第600話 再出発の島 第601話 ROMANCE DAWN for the new world-新しい世界への冒険の夜明け- 第602話 下舵いっぱい!! 第603話 心に留めておけ 第604話 深層へ 第605話 クラーケンと海賊 第606話 深海の冒険 第607話 海底1万m 第608話 海底の楽園 第610話 占い師マダム・シャーリー 第611話 ホーディ・ジョーンズ 第612話 助けたサメに連れられて 第613話 硬殻塔の人魚姫 第614話 やっちまったモンはしょうがねェ 第615話 マトマトの呪い 第616話 復讐の記念日 第617話 サンゴヶ丘で大事件 第618話 プロポーズ 第619話 海の森にて 第628話 大掃除 第629話 立ち塞がる元七武海 第633話 敵か味方か 第634話 10万VS10 第635話 空を飛ぶ程悍ましい 第637話 古の方舟 第640話 魚人島直上 第642話 面目など丸潰れ 第643話 ファントム 第644話 ゼロに 第645話 死もまた復讐 第646話 カエル 第647話 止まれノア 第648話 タイヨウへと続く道 第649話 タイやヒラメの舞い踊り 第651話 新世界からの声 第652話 前途多難の予感 第653話 ヒーローの帽子 第654話 GAM(小群) 第655話 パンクハザード 第656話 燃える島の冒険 第658話 ビスケットルーム 第659話 胴体の話 第661話 追剥の出る湖 第662話 七武海ローVSスモーカー中将 第663話 CC 第664話 M・シーザー・クラウン 第665話 CANDY 第666話 イエティ CООL BRОTHERS 第669話 作戦開始 第670話 吹雪ときどきSlime 第671話 ガスガスの実 第672話 拙者!!名を錦えもんと申す!! 第673話 ヴェルゴとジョーカー 第674話 傍観者達 第675話 その名も「シノクニ」 第676話 完全なる殺戮兵器 第677話 COUNTER HAZARD!! 第678話 研究所内A棟ロビー 第679話 心意気G-5 第680話 「海軍G―5基地長 鬼竹のヴェルゴ」 第682話 黒幕 第683話 氷の様な女 第685話 モモの助、せっしゃの名にござる!! 第690話 SAD 第692話 ドレスローザから来た刺客 第693話 死んでくれ 第694話 最も危険な男 第695話 任せろ!!! 第696話 利害の一致 第697話 取り引き 第698話 ドフラミンゴ現る 第699話 朝刊 第700話 奴のペース 第701話 愛と情熱とオモチャの国の冒険 第705話 追撃のメイナード 第714話 ルーシーとウーシー 第718話 お花畑のリク王軍 合計: - 今日: - 昨日: - ブルックの合計: -
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スレ内に投稿されたSSまとめ(106~110スレ目) ここは麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタルスレ内に投稿されたSSをまとめるページ(元スレ106~110)です。 ►トップページへ スレ内に投稿されたSSまとめ(106~110スレ目)麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 106スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 107スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 108スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 109スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 110スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 106スレ目 ≫11 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 21 54 52 フクが調子乗ってアイアンクローされてゾロとサンジの喧嘩になるのは日常 ≫16 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 21 58 48 11 サンジ「クソマリモ、てめぇフクちゃんの体のことは知り尽くしてるだと!? いつのまに!?許せねぇ!」 ゾロ「何勘違いしてんだ、クソコック!頭だ頭!」 ナミ「言い方」 ≫18 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 21 59 49 16 ウソップ「フク、お前頭大丈夫か?」 ナミ「だから言い方!」 ≫69 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 22 48 46 逃げようとするフクをスタートダッシュの速度の差で捕まえるんだよね、なおそこで逃すと中々捕まえれない模様 ≫71 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 22 50 06 69 (方向オンチで真逆の方向に走るゾロ) (それをドン引きした表情で眺めながら逃げるフクキタル) (想像が)簡単ですね。 ≫102 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 23 30 15 ルフィに真顔で「なんでまっすぐ走ってるフクを見失うんだよ」って言われてほしい どっかで方向音痴ツッコまれてたよね ≫107 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 23 37 22 ルフィはなんか気合いでついてく ゾロは明後日の方向へ行く サンジはメロリン状態の足でナチュラルに着いてく チョッパーは普通に並走できる フランキーはなんかクードヴァンで着いていく ブルックもバカ速いので着いてける ウソップは最初着いてこうとするけどすぐに差が出て置いてかれる ナミはサニー号から呆れながら見てる ロビンは微笑みながら見てる、そんなイメージ ≫126 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 23 56 10 かの有名な「ゾロおれ今度薬作ってみるよ!!ダメに効く薬」のアレだな 「ゾロさんお願いですから秘蔵の交通安全のお守り貰ってください!!もう神様にすがりましょう!!」 「うるせえ!!俺は神に祈ったことはねえんだよ!!」 みたいな会話どう? ≫131 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 00 38 08 フク「ゾロさんの方向音痴を直すにはどうすればいいか、占ってみましょう!」 ゾロ「またくだらねぇことを…」 ウソップ「ここは素直に占われとけ、頼むから」 フク「かしこみ~…かしこみ~…んににににぃ~~――見えました!」 ルフィ「え!? ほんとか、フク!」 ナミ「うそでしょ…解決策が見つかったの!?」 サンジ「あり得ねぇ…」 チョッパー「す、すげぇぞフク! 薬は作れなかったのに」 ロビン「…奇跡ね…!」 ウソップ「おおお、おち、落ち着けみんな!」 フランキー「そ、そうだぜ、まずは結果を聞いてからだ!」 ブルック「そうですよ、驚くのはそれからでも遅くありません!」 ゾロ「てめぇらなぁ…!」 フク「迷い人――『あきらめなさい』! ダメでした! 打つ手なしです!!」ゴイーン 一味『知ってた』ヤッパリナー ゾロ「ぶったぎるぞてめぇら!!」 昔おみくじで、恋愛運のところに一言『あきらめなさい』って書かれてたのを思い出したので書いてみた。 ≫134 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 00 53 11 これ、ボンちゃん絡みでも何かあってほしい 『霧の中で運命の出会いがあるでしょう』みたいな占いから霧が出て、「おぉ、それっぽい霧が!!」からの、ボンちゃん登場!とか ≫141 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 07 11 13 134 んー個人的にそのタイミングはフクキタルはお腹を空かせすぎて調子を崩して寝込んでいるイメージだったな。 そのタイミングだと数日ほど食料がない状況だったと思うし、健啖家の多いウマ娘にはキツいと思う。 ≫142 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 07 39 44 お腹が空いて寝込んだフクキタル、変なものを受信して 「所詮……この世は男と…女、だけどアタシは……男で女」 とうわごとを歌い出してついていたサンジがこりゃヤベぇと肉を取りに行く なおルフィ、ウソップ、チョッパーがすでに頂いてました 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 107スレ目 ≫24 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 14 58 44 細かいかもだけだウマヅラハギの魚人って種族だから違くないか?アーロンもノコギリのアーロンな訳だし ≫25 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 01 36 考えたネタが基本設定に使ってもらえて凄い嬉しいです 24馬面(うまづら)のナックラー? ウマ娘に被ってる感じがして、呼ばれる本人は嫌がってそうw 「俺は『ウマヅラハギのナックラー』だ!」とか ≫28 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 08 24 つまり流れとしては フクが覚醒してナックラーを倒す→キョーシに挑むもボコされる→ルフィ登場って感じか ≫29 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 14 08 28 だいたいそんなところかな? フクがナックラーを倒した直後にキョーシ登場。 倒れたナックラーの頭を踏みつけてあざ笑い(お前はおれたちの”商品”に過ぎねぇんだよォ!! まったく、侵入者一人倒せねぇボディガードなんざ不良品も良いところだぜ!!)、フクキタル戦に突入。 所で、キョーシに海楼石入のメリケンサック持たせたいのですが構いませんね!!? ≫32 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 17 44 29 追いかけるより、そっちの方がスムーズな連戦で良いね …キョーシはゾオン系『ヒトヒトの実モデルウマ娘』の能力者ではなかったかな ≫35 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 21 57 32 キョーシ(獣形態)「フフフ....これこそお前ら能力者の大敵、海楼石のメリケンサック!!」どん!! キョーシ(人形態)「俺も能力者だった....」(能力全段階ダウン) キョーシ部下「キョーシさん!!厚手手袋忘れてる!!!」 ≫30 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 15 25 28 ピンチになって覚醒、見聞色をフルに使って完全に手玉にとって単独初の『菊花賞』でナックラーにトドメ そのままキョーシを追い、戦闘に 序盤から飛ばして追い詰めるも、キョーシが『獣型(ウマ娘)』になって同じ型を使うことで拮抗し、覇気の使いすぎで動きがとれなくなる あわやの所でルフィが追いついてきてバトンタッチ ルフィ「まかせろ、フク お前の分まで俺がぶっとばしてやる」 ≫34 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 18 37 30 うーん、見聞色を自覚して使うのはまだ早いと思う……。 空島のアイサみたいに、無自覚のまま使って欲しいな。 ナックラー戦で力を使いすぎて、キョーシになすすべなくやられてしまうとかそんな感じで。 あわやの所でルフィが到着、フクキタルの意思を受け継いで戦う。 そんな感じじゃだめですか? ≫38 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 23 41 34 いつもより、明確に視える感じか その上で、「今なら使える!」と『菊花賞』 で、ガス欠 キョーシと戦う前にフラついて「そのザマで俺様に敵うとでも思ってるのか?」って笑うキョーシにルフィが「俺の仲間を笑うんじゃねぇ」と交代 でどうでしょう ≫47 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 33 47 まあエネルの話題はそこそこにして、じゃあナックラーについてはここらへんでいいか? ルフィVSキョーシの流れについて。 最初はキョーシの海楼石入りメリケンサックに押されてしまう しかし、次第にルフィが巻き返していく 焦ったキョーシはドーピング剤を過剰投与、暴走形態に変身。再びルフィを圧倒する。 しかし、フクキタルの声援を受けたルフィが底力を発揮。菊花バズーカでキョーシを空の彼方へ吹き飛ばす。 こんな感じでいいかな? ≫87 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 18 45 56 ウララ「万国でわたし以外のウマムスメ見るのはじめてだよー!」 ライス「えっ?そ、そうなの…?」 ライス「(万国って色んな種族が集まってる国だって聞いてたけど…)」 ウララ「そーなの!なんか、昔の友達との約束?がどうって……なんだっけ?まぁいっか!」 ライス「あ…そ、そうだ。あのね、ウララちゃん。ちょっと聞きたいことが…」 マム「おや、どうしたんだい」 ライス「――ッ!!?(四皇のビッグ・マム!?どうしてこんなところに……!)」 ライス「(ど、どうしよう!?いきなり遭遇するなんて…に、逃げなきゃ……うう、でもウララちゃんを抱えて四皇から逃げ切れるかな……?)」 ウララ「あっ!マムちゃん!」 ライス「(マ ム ち ゃ ん !?)」 マム「そのウマムスメはどうしたんだい、ウララちゃん」 ウララ「ライスちゃんっていうの!さっき友達になったんだー!ね、ライスちゃん!」 ライス「うえぇっ!?…あ、う、うん…?」 マム「そうかいそうかい。よかったねぇ、ウララちゃん」 ウララ「うん!」 マム「…お前。ウララちゃんを裏切ったらただじゃおかねェからな」 ライス「は……はい……(ど、どどどど……どうしようローくん!!)」 こんな感じの幻覚が浮かんだ 昔の友達との約束云々は大分前に出てたマルゼンとマムの約束概念を採用 ≫92 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 19 17 40 そういえばこの世界だとウララとキングって特に面識なかったような……? ライスとロブロイ、テイオーとマヤノも絡みがないしここだと同室ってあんまり絡まない傾向がある気がする。ウオッカとスカーレットくらい? ウララちゃんが出て行こうとするのを見て激昂するマムにライスが「ウララちゃんはあなたの所有物じゃない!!」と叫んでしまった結果目をつけられ、ワノ国で「お前、あの時ウララちゃんを連れ去った小娘か!!」と言われ「ライスお前ビッグマムに喧嘩売ったのか!?」「ち、違うのローくん!これには色々ワケがあって……!」みたいなやり取りするローライス概念 ≫99 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 19 39 57 スペスズなんか一世代違うから絡めようがないしな 逆にアニメやアプリで主流のスペスズではなく、 フクスズが楽しめる場だと思うことにした ≫117 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 20 01 19 99 一応前にトキトキの実の能力使ってスペスズとフクスズを両立させるssを書いたが 本編開始以後を考えずに創ったから自分には発展させられなくてな ≫121 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 20 07 52 117 別にいいんじゃない? ルフィたちが出港したころ、スズカが 「──なんだか、あの人たちってロジャー船長みたいだったわね……」 「Wow! そういえばスズカは昔、キャプテン・ロジャーの船に乗っていまシタネ! すっかり忘れてマシタ!」 「うん、あの時は楽しかったな……みんな、元気かしら?」 ってしみじみ呟いて、そのネタバラシをワノ国でするという……16年がかりの伏線回収になるな! 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 108スレ目 ≫12 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 22 05 20 サンジ概念騙るぜ…!! 一応、妄想では疲労困憊状態(料理作りすぎ)のまま庇ってバトル開始 攻撃の反動ですらフラつくありさまだが、最後の力を込めて「羊肉ショット」を繰り出すも、キョーシがウマ娘状態になったので緊急停止 自身の蹴りの反動と、カウンターになったキョーシの攻撃でダウン アジトにて支配されて守りに着く ロビンはそれを目撃して、救助のために情報を求めて暗躍開始 フクキタルとチョッパーによるアジトへの二面作戦の際に迷子になったゾロもアジトへ入ってきて栄養剤ぶちこまれて元気になったサンジと戦闘 ロビンが水で首輪を無力化できることを突き止めて戦闘を止める 他の捕まってる人を一気に助けるために海水引き込み ウソップの活躍で一組目の操られ組が解放された後で、「まだこいつらがいるんだ」と出したところで「よぉ、世話になったなぁ…!!」とビキビキで登場 このくらいかな? ≫17 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 22 15 25 12 いいね。 私の概念を上げると ウマ娘誘拐犯という勘違いで一部(サンジ、ロビン、ルフィ、ゾロあたりかな)を除いて一味たちは防衛隊に檻に放り込まれてしまう。 そんな中、活動をしていたキョーシはドーベルを狙い誘拐しようとするものの、その直前にサンジが参上。キョーシと戦うのかと思いきやウマ娘に変身したキョーシにボコられる。 ドーベル「あんた……なんで!?」 サンジ「レディの零す涙が聞こえたもんで……早く逃げろドーベルちゃん!」 キョーシ「っ、させるか! ウマ娘空手、阿寒湖特別!!」 サンジ「ぶへー!!」(ガードもせずにもろに喰らうサンジ) ドーベル「な、なんで反撃しないの!?」 サンジ「おれは……たとえ中身が男でも……女は蹴らん!!」 ドーベル「巫山戯てるの!?」 サンジ「だが、足止めすることぐらいなできる!! あとは任せたドーベルちゃん!!」 ドーベル「っ……ごめん!」(全力で仲間のところへ走りだす) ドーベルに後を託してキョーシの足止めを行うサンジ概念はありですか? この後、バッシュによってチョーカーを取り付けられてしまいゾロとロビンと戦う。 そんな中で、水(海水)を浴びれば拘束は緩むことが判明。状況打開の一手を見出すとか。 ≫137 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 00 39 32 小ネタ ここだけドフラミンゴが本気でライスに愛着が湧いてしまった世界線 ロー「テメェ……ライスに一体何を吹き込んだ……!?」 ドフラ「フッフッフ……単純なことだ。コラソンを殺したのはローだと言ってやった」 ロー「なっ……!?ふ、ふざけんじゃねェ!!なんてことを……!!」 ドフラ「そしてこの手で復讐鬼として育ててやったんだ。十三年かけてな!そう、十三年……長いようで短かったような……」 ドフラ「あいつ結構マメでなぁ……誕生日とか律儀に覚えてて頭悩ませて毎年違うものプレゼントするタイプだ。去年は手作りのケーキだった」 ドフラ「厨房覗いたらちっこい手で懸命にクリームを泡立てて……ご苦労なことだ。しかもバレてねェと思ってやがる。サプライズだと。驚くフリも中々骨が折れるが、しかしおれが本気で喜んでると思い込んで嬉しそうにしてるあいつの顔は中々…………」 ドフラ「…………なあ、もしかしておれがコラソン殺ったのバレたら嫌われるんじゃねェか?」 ロー「何言ってんだお前……」(ドン引き) 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 109スレ目 ≫30 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 33 13 ガープに鍛えられるコビメッポを「頑張ってるなー」って遠くで立ち止まり見つめるキタちゃんを、師匠のルドルフが 「どうしたキタサン、行くぞ」 「はい!!」 ってニアミスする扉絵 あると思います ≫53 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 14 06 37 関係ないけどサブちゃんとコビーのお互いの呼び方が「コビー君」「キタさん」だと私性合 でも 「けどあたし、"キタサン"ブラックだからそれだと呼び捨てにされてるみたい」 「あっ、すみません。えっと、じゃあキタサン、さん……?」 「あはは!それ呼びづらいでしょ?キタちゃん、でいいよー」 「ええっ!?」 「ほら、呼んでみて!」 「えっと……キタ、ちゃん……?」 「なぁに?コビー君」 みたいなのも捨て難いんよな ≫58 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 14 11 50 53 コビーにウマ娘武術を教えるキタちゃんとかありそう 二人並んで「ここをこうで、ここをこう」みたいなことしてるの そのうち天皇賞春秋モチーフの技をコビーなりに再現した技とか使ってくれそう ≫102 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 16 42 52 SSは浮かばずとも雑記憶は投げていきたい ドレスローザでシーザー引き渡しチームに入るフク 街中でウマムスメだとバレてしまってビビるもドレスローザ国民からのウマムスメへの印象がよくて優しくされてホクホクのフク ロビン、ウソップと共にグリーンビットの森に隠れるもトンタッタ族に拉致られるフク 身ぐるみ剥がされ隠し持ってた開運グッズ(ガラクタ)を漁られ「ガラクタしか出てこないのれす……」と言われて「失礼なっ!!それは珍しく綺麗に抜けた人参畑の雑草!立派なラッキーアイテムです!!」と怒るフク フ ク ラ ン ド ≫124 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 19 56 50 シュガー気絶後、実は仲良くしてた住民がオモチャにされてたライスが記憶を取り戻してパニックになるんだよね それまでドレスローザを良い国にしてると思ってたドフラミンゴが今まさに国民を傷つけてて、もう何を信じたらいいのか分からなくなるんだけど、そうなると残ってるのがもうローへの復讐心だけでメンタルズタボロの状態でローへの復讐に向かおうとするんだ その途中で闘技場から王宮に戻ってきたベラミーと遭遇。ボロボロになったベラミーを心配するんだけど、ベラミーからしたらライスも顔は青褪めてるし泣いた痕があるしで尋常じゃないのが分かる ライスは震える声でもう何を信じたらいいのか分からなくなってしまったことをベラミーに伝える。短い期間ではあったがベラミーとの交流で彼がいかにドフラミンゴを尊敬していたか知っていたライスは、彼に対して申し訳無さを感じてしまう 「…ごめんね。ライスなんかがベラミーさんの上司で。ベラミーさんはドフラミンゴさんに憧れて来たのに、ライスなんかの部下じゃ嫌だったよね…ごめんなさい…」 痛々しい姿に何も言えなくなってしまったベラミーはそのままライスを見送ることに 認めてもらえたと思ったが、結局はベラミーを切り捨てたドフラミンゴの姿と、短い間だが共に過ごし、いつだってベラミーの身を案じてくれていたライスの姿が交互に浮かぶ そして、ベラミーは決断を下す。本当に信じるべきものは―― という幻覚だったとさ ≫128 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 20 16 57 オチとしては別れ際に「…おれはあんたの部下で幸せだった。達者でな、ライス」と伝えて「…!ライスもベラミーさんと会えて良かった…!元気でね、ベラミーさん…!」と涙を浮かべながらも笑顔で別れを告げるライスが美しいかな やや複雑な表情を浮かべるローを添えて ≫130 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 20 18 18 ところでバッシュら一味のアジトってどんなの思い浮かべている? 私は巨大奴隷船をアジトにしている幻覚を見ている。 バッシュ戦となったときにはもう船は出港しており、トレセン諸島の海域を出る前に決着をつけなくてはいけないという時間制限つき。 海域から完全に脱すると取引相手の大規模艦隊が待ち構えており、売り飛ばされてしまいかねないため。 なお、取引相手は接触直前に先回りしたオグリらが壊滅させる(ウルトラマンXのギンガみたいな)。 早く動力を止める/バッシュら船員を倒す/奴隷の解放を並行して行っており、トレセン諸島の防衛隊長たちと麦わらの一味が協力しているイメージですね。 ≫147 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 27 47 130 なら、最終バトルはカモフラージュされて隠されていた奴隷船 チョッパーの嗅覚で見つけ、上から飛び乗ったチョッパー、ウソップ、ナミ、諸島警備隊VSバッシュ、バーユ、操られている人達を甲板で フクキタルの占いで荷物類の運搬口を見つけ、侵入したフクキタル、ルフィVSナックラー、キョーシを広い船室で いつの間にかはぐれたゾロが正規の入り口から迷い込み、敵(モブ)と遭遇する間際にロビンと合流し操舵室へ 途中で守衛扱いされているサンジと会ってゾロVSサンジ始まり(ロビンが水を掛ければ良いことを突き止めて水入り)、サンジパーティーイン 操舵室を占拠したところで無線が入ってフレームアウト(オグリからの降伏宣告) ナミが雨を降らせて化粧を剥いだあとチョッパーでバーユ撃破、奴隷解放後悪あがきしようとするバッシュにゾロ、サンジ、ロビン登場で戦意喪失 トドメは…警備隊から誰かにしてもらう?もしくはクラッチ 直後に甲板を突き破ってキョーシが吹き飛んでいき、雨雲が晴れて船が沈みかける(ロビンが船に水を引き入れたのと戦闘の余波) オグリ登場、大規模艦隊の殲滅完了を告げ、皆を自分の船に乗せて諸島へ帰還 の流れでどうだろう ≫148 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 37 13 147 だいたいそれで良いと思う。 ただ、フクキタルは先に単身挑んで、ナックラーに敗北。檻に放り込まれてしまうのが良いと思う。 いつの間にか迷い込んでいたゾロと潜入していたロビンに救出されるもいじいじと”こんな自分なら、いっそ死んだほうが……”呟くフクキタル。 そんなフクキタルにアイアンクローするゾロ 「あいだだだ……!! なにするんですかぁ!? ゾロさん!」 「ほら、痛がっているなら少なくとも身体は生きたがっているんだ。そう悩まなくたっていいと思うぜ」 「……それに。おれはお前の占いとやらを信じたことはねェが、お前を疑ったことはねぇ……仲間ってのはそういうもんだろ」 「私もそう思うわ。昔、生きていればいいことがあるって教わったけど……もしかしたら本当かもしれないわね……」 「ゾロさん……ロビンさん……」 そんな中、ナックラー登場。 立ち直ったフクキタルはナックラーを受け持ち、ゾロとロビンを先に行かせる…… ってのはアリでしょうか!? ≫150 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 50 22 148 この流れなら、ルフィ、ゾロもチョッパーと一緒に奴隷船を見つける(高いところから) 「おい、あの岩おかしくねぇか?」とウソップが違和感を口にして発見 どうやって近付くかを検討中に既にはぐれていたゾロが普通に入り口に向かう様子を発見 「なにやってんのよ、アイツ!(小声)」 「俺が知るかよ!(小声)」 「よーし、俺たちも行くぞ!!」 「ルフィ、行くってまさか…」 「ゴムゴムのぉ、ロケットォ!!」(腕を伸ばして皆を巻き添え) 「「「ぎゃあぁぁぁ!!!」」」 で、皆甲板へ、同時に出航 ナレーションで『大艦隊との接触まで残り◯◯分』 着地(というか墜落)してすぐ止まりきれずに船から落ちていくルフィ、そのまま再び腕を伸ばして適当な船室へ窓を割って入り込む そのままナックラーを倒してガス欠になるフクキタルのシーンまで出番無し でどうでしょう ≫151 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 52 10 150 いいね、ルフィは食料庫に侵入して肉を食べたり、適当な肉をポッケにツッコんで食べ歩きながら探索してそう。 ≫152 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 59 40 ただ、故郷で踞るフクキタルに「なんでお前が行かないんだ」って語りかけるルフィも捨てがたい 148の励ますシーンはそこで入れられないかな? 占いで場所を大まかに特定、嗅覚でさらに絞りこんで目視で発見、の流れでロケットの時にフクキタルも巻き込んで、落ちていくのはフクキタルでルフィが拾って船室へ これなら行けるか? ≫153 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 04 17 152 いいかもしれない。 けど、おれはナックラーが 「ナ~ナッナッナッナ! 一度はおれの魚人空手に敗れた小娘が仲間を守るだと? 嘘をつくにしてももっとマシな嘘をつけェ!!」 「……いいえ、先刻までの私と、今の私は違います。信じてくれる仲間が……運命の仲間がいる限り! 私は絶対に負けません!!」 って啖呵を切って欲しい……両立できたらしたいな。 ≫154 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 11 24 153 故郷で踞る前に一戦交えてもらおう 「さらった皆を返してください!!」でキョーシに突っかかって脇から出てきたナックラーに妨害を喰らう 「どいてください!」と突進するも鎧袖一触 吹き飛んで海にぼちゃん 「せっかくの商品になにしてやがる!」 「ナ~ナッナッナッナッ!すみませんねぇキョーシの旦那、弱すぎてやりすぎちまいましたよ」 「チッ!行くぞ(こいつも潮時かもな)」 流されたフクキタルは故郷の地方島へ で、誘拐犯の疑いが晴れたルフィ達が合流して励ます流れ ≫156 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 13 22 話を切るようで悪いけど個人的なルフィ15億を新聞で見た時の各ウマムスメの反応 テイオー 「フフーンボクノオトウトナンダカラトウゼンダヨニ!」 誇らしげ ウオッカ「やっぱりルフィ先輩はすげえぜ!」 目をキラキラさせながら言う カワカミ「流石は私の王子様ですわ〜」 単純に喜ぶ、そして鼻血を流す ≫161 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 21 04 156 「ウオッカは多分4億くらいになっててもうすぐ追いつくぜルフィ先輩!」的な感じになってた所に新聞が来て「うおぉぉぉ!!ルフィ先輩すげぇぇぇ!!」って改めてなってる感じだと思う ≫164 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 36 18 スタンピード終盤でライスが「大丈夫だよ。だって、ルフィさんは奇跡を起こせる人だから…!」とローに微笑んだらハンコックから「そなた、一体ルフィのなんなのじゃ?」と睨まれてヒェッ…ってなるシーンがあった筈なんだよな。ローの袖掴んでるのが可愛かった ≫171 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 51 26 「王下七武海の人たちって、怖いね…ドフラミンゴさんも王下七武海だったし、もしかしてまともな人いないんじゃ…」 「ライス。おれも王下七武海だったんだが」 「……あのね、ローくん。王下七武海になる為に100人分の海賊の心臓を手土産にする人をまともって言っていいのかな」 「諭すみたいに言うのやめろよ…」 ≫184 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00 01 54 一口マルゼンライス 惚気 ライス「おばあちゃんの旦那さんってどんな人だったの?」 マルゼン「おじいちゃん? それはもう、世界で1番のトレンディでイケてる人だったわ! 離れてた時に私が寂しくて電々虫を掛けたら、すぐ後ろからコール音が聞こえて抱き締めてくれたことがあったの。喧嘩して私が走って逃げ出したら、タッちゃんで追いかけて来て『帰るぞ』って一言だけ言ってきた時は…もぉー心がキュンキュンしちゃって!! ぎゅーって後ろから抱き着いちゃったわ!!」 ライス「いいなぁ…」 ロー「(ふ、古臭ぇ…どんだけ昔の話なんだよ)」 マルゼン「顔は割とロー君に似てたり?」 ロー「ゲホッゴホッ」 マルゼン「じょーだんじょーだん。ぜーんぜん似てないわ。だからライスちゃんも顔真っ赤にしてワタワタしないの」 ライス「し、してないもん!」 ≫188 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00 49 25 バッシュら一派を捉え、宴会中の話 バッシュらは縄で雁字搦め(ウマ娘が縛った)にされ、檻に放り込まれている ナミ「それで、仲間も無事開放できて、あいつらもお縄に着いた。あとは、海軍に引き渡せば一件落着ね」 ロビン「いいえ、それは難しいかもしれないわ」 ナミ「え、どうして? 奴隷商売なんて重罪も重罪でしょう!? むしろ、こんな時代遅れの商売が続いていたことの方が驚きなんだけど!?」 タマ「そこのお嬢さんの言う通りや。……奴隷商売はまだまだ続いておる。かく言うウチも奴隷やった……あんときのことは思い出したない。それに、トレセン諸島は政府に加盟しておらん未加盟国……奴隷にされても文句を言えへん立場なんや」 ナミ「ど、どうして!? だったら早く加盟しちゃえばいいじゃない! ほら、海軍に所属しているウマ娘だって沢山いるじゃないの!」 ロビン「確か、200年ほど前のこと。ウマムスメ族が人間と国際的に認められた時に政府に加盟する話が出て、実際加盟直前まで話が進んだことがあったわ」 ナミ「じゃあなんで……」 タマ「──奴隷にされた同胞が戻ってこないからや。仲間思いなウチらウマムスメ族はそのことに怒り、加盟の話を全て破棄して非加盟の道に進んだんや。事実、聖地・マリージョアにはまだまだ多くのウマムスメ奴隷が愛玩動物として飼われておる。15年前の英雄フィッシャー・タイガーの活躍もあって幾らか開放されたけども、未だに帰ってこれへんモンも今なお多い。……せやから、ウチは革命軍に入って……ああいや、これは余談やな。気にしんといて」 ナミ「……そうだったんだ……ごめんなさい、辛い話をさせちゃって」 タマ「いいんやいいんや気にせんでええよ」 だいたいこんな感じの話をするシーンがあったはず。 なお、バッシュは魚人を奴隷にしたことを突かれて(魚人島は加盟国なため)有罪判決が出ましたとさ。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 110スレ目 ≫15 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01 15 00 昼寝をしているキタちゃんを起こす時のルール 必ず一人で周囲(最低でも100メートル圏内)に人がいないことを確認してから相応に実力に自信がある者が起こしましょう そうでないと寝起きの苛立ちと共に放たれる覇王色によって大変なことになります ≫17 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01 16 08 ルドルフ的には覇気を制御できてないから怒られるんやろなぁと ≫20 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01 21 20 17 「キタサン…君の将来性にはとても期待している。だから覇気を撒き散らすのはやめてくれ」 「すみません…」 覇王色で気絶した海兵たちの中心で説教されるキタちゃんの扉絵 ≫44 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 02 07 38 昼寝をしているキタちゃんを起こすコビー(二年後) ―――― "ジリリリリ" "ジリリリリ" ニューマリンフォードの正門を守護する櫓の上で、 けたたましい音が鳴り響く。 "ジリリリリ" "ジリリリリ" 「うーん、うるっさいなあ……」 "ジリリリリ" "ジリリ――バキン" 一瞬前まで騒々しい音をかき鳴らしていた、 午後三時を告げる目覚まし時計が小刻みに震えたかと思うと、派手に砕け散った。 「……すう、むにゃむにゃ」 櫓の上、時計を破壊した犯人――キタサンブラックは、 時計を指していた指を体をくるめているコートに戻すと、再びまどろみに沈んだ。 そんなキタサンブラックの後ろから、慌てた様子で駆けてくる軍靴の音が聞こえる。 ≫45 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 02 08 06 「あれ~、おっかしいなぁ、どこに行っちゃったんだろう……。(キィィン)うん、もう近いぞ。 ……あっ、いたいた。おーい、キタちゃん。もうすぐ午後の会議でしょ、そこで何してるのさー!」 キタサンブラックには、これからすぐに将校が集まる会議に参加する予定があった。 これに遅れると、海軍のお偉方からの大目玉が待っている。 彼女のピンチに駆けつけたのは、彼女と同じく、新しい時代を感じさせる気鋭の軍人、コビー大佐だ。 「おーい、キタちゃん、会議に遅れるよ―……げっ!!」 「……うるさいなぁ」 コビーはよく知っていた。キタサンブラックは、寝起きが一番機嫌が悪いことを――。 瞬間、キタサンブラックの周囲の空気が震えたかと思うと、 キタサンブラックの指がコビーに照準を合わせる。 ≫46 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 02 09 54 「ひえー!キ、キタちゃん、僕だよ、コビー!待って、撃たないで!」 命の危険を感じたコビーの必死の叫びにより、キタサンブラックの目に生気が戻った。 「え――。あ、ああっ!コビー君!?も、もう!危ないよコビー君。 もうすこしでコビー君を壊すところだったんだから!」 「ぼ……僕をこっ、壊したりなんかしたら、べっ、弁償してもらうからね!!」 間一髪、コビーは目覚まし時計の二の舞にならずに済んだ。 ――ブレブレの実の破壊能力と覇王色の覇気。 これをまともに食らえば、いかなる存在であろうとひとたまりもない。 慌てた二人は、支離滅裂な言葉をお互いに投げ合った後、 しばらくしてからようやく落ち着きを取り戻した。 「ごめんっ!ごめんね、コビー君!わたしったら、寝起きはいつもこれだよ」 「あーあ、また時計を壊したのかい?今週になってからこれで3個目だよ。 ほら、急いで準備しないと、大事な会議に遅れちゃうよ」 「……大変!いそがなきゃ、ルドルフさんに怒られちゃう!! すぐ行かないと。起こしてくれてありがとう、またね」 ――この後、大事な会議に遅れたキタサンブラックが、ルドルフから壮絶なお説教を食らったのは言うまでもない。 おわり 前スレの最後で咄嗟に思いついたので、あまり推敲できていないから文章が拙いかも ≫68 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06 48 35 フレバンスルートのローとライスなら ライス「あうぅ、ご、ごめんなさいっ!み、峰打ち…です!」 ロー「ライス。お前の剣は両刃だ」 ライス「あぁっ!?そ、そうだった!い、痛かったらごめんなさい〜〜!」 ロー「敵に一々謝るなっ!」 みたいなギャグが見たい ≫118 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 16 55 22 あ、話ぶった斬ります 前スレのバッシュ一味のアジトの話についてですが、岩場にカモフラージュされた奴隷船と書かれていました。 バーユの能力は水に弱いので海に浮かんでいるのは違和感が生じます。 そこで、ペッジの船や白ひげの船のようにある程度陸上でも動かせる水陸両用の船にするのはどうでしょうか? それなら、バーユのメイクにより岩山にカモフラージュされていても自然だと思います。 ≫119 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 17 02 16 118 都合上船である必要があるだけなんで、そこら辺は考えてなかったです でも、水陸両用の方が出航でごたつきそうですし、ゾロが普通に入り口から入ってもばれなさそうなんでそれでいいと思います ≫172 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 30 23 119 フクキタルの占いとチョッパーの嗅覚でキョーシの足取りを追うルフィたち。 おおよその位置はつかめたものの、アジトらしいアジトは見つからない岩山に途方にくれる一味たち。 気がつけばゾロまで行方不明になり途方に暮れる面々。 そんな中、ウソップが「ん? おいあの岩山……動いてないか!?」 って指摘して、一味全員が注目すると海岸にあった大きな岩山がゆっくりとだが動き始める。 「もしかして……生きている岩なのか!?」 「んなワケねぇだろ! っておい、あれってゾロじゃねぇか!?」 と、ウソップが指差した先には酒飲みながらうろつくゾロ。ゾロが岩に近づくと何故か岩の一部が横にずれ入り口が顕になる。 ……そして、それに気づかず岩に入り込むゾロ。 「「「な、何やってんだアイツ~~!!」」」(ゾロが喰われたと騒ぐチョッパー) そんなこんなするうちに岩が海にたどり着き、海に接した面から徐々にその姿が顕になる。 「なにアレ!? 戦艦!?」 「それにしては武装が少ないわ……もしかして、奴隷船じゃないかしら?」 「な、なんだって~~!?」 偽装が完全に解かれた岩、それは岩石などではなく無機質な鉄でできた海を往く巨大な檻──奴隷船。 「……トレセン諸島の奴らが危ねぇ。それに、サンジとゾロもあんなかにいるんだ──いくぞ、おまえら!!」 「おう! ……は?」 ──ゴムゴムのォ……ギリギリと伸びていく腕、いやな予感に一味全員の顔がサアと青くなる。 「ロケットォ!!」 「ぎゃー!!!」 麦わらの一味、奴隷船コルストン号に密航──大艦隊と接触まであと100分 一味がバッシュの船に乗るときのイメージですがお納めください。 ≫131 モリカフェの人21/10/25(月) 19 06 17 マンハッタンカフェvs求婚のローラのssを書いたのでこの後投下します 前説【新規住民のためのこれまでのモリカフェ】 アグネスタキオンが海軍所属設定になり、研究に巻き込まれる枠としてマンハッタンカフェも一緒に海軍所属に それはそれとしてカフェにはスリラーバークに居そう感が漂う ↓ スマートファルコンの設定で七武海監査というネタが出る ゲッコー・モリア担当監査官マンハッタンカフェ誕生 ↓ "お友達"の設定補完で刀の形をしたゾンビ、ゾンビ刀"摩天楼"誕生 同時にマンハッタンカフェが自分の影を武器に入れるクレイジーなウマ娘になる ↓ コント系ssでモリアにコーヒーをぐびぐび飲ませるマンハッタンカフェが生まれる スリラーバークに馴染みすぎててモリア以外は海軍だと認識してないぞ ↓ 過去に投下したssではフクキタルのスリラーバーク編の相手だったが姉キタル関係が濃厚になり時間的に連戦は厳しい ということで今回の求婚のローラ戦に差し替えてしまおうss執筆 ≫132 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 12 これまでのあらすじ ナミは実はナミゾウという名のオカマだった ゾンビローラから逃れるためにあからさまな嘘をつくナミ それをすっかり信じ込んだローラ(とチョッパー)は椅子に座り談笑ムード だがそれに聞き耳を立てる黒い影の姿 影は独りで「……そうだね、そうしようか」とつぶやくとその場を離れていった 麦わらの一味が三怪人に会敵し、ルフィがモリアと戦い始めたころ 島の反対側の森からは、スリラーバーグの巨大な舵から垂れ下がる鎖を掴むオーズの姿が見えていた。 ローリング海賊団やモリア被害者の会がざわめく。 「どうすんだよ、さすがにあの化け物はヤバいんじゃ」 「だけど今夜はこれまでにないチャンスだぜ、あきらめるのかよ」 ローリング海賊団の船長であるローラは、一度深呼吸をした。 「……私は決めたよ。麦わらのルフィに賭ける!」 「船長!?」 「確かにこのままじゃ無理ね、だからこっちからも協力するのよ」 「……協力、ですか」 突如聞こえた女の声に皆の目線が集まる そこに立っていたのは漆黒の装束に身を包むウマ娘マンハッタンカフェ。手には異様な装飾の刀を抜身で構えている 長年森に住んでいる者たちにとっては見知った間柄だ。 「カフェの嬢ちゃん、すまねえが俺たちは今取り込み中で」 「お黙り!!」 カフェが身に帯びた殺気に気づいてないのか、のんきに話しかける船員を一喝し、ローラが話し出す。 「どういうつもりよ、ずっと放置してたのに今更殺しに来たわけ?」 「……あなたのゾンビが用済みになったので、始末に来ました」 『つまりゾンビが手に負えなくなったということです』 「それは言わなくていいよ」 『……そうかな』 カフェの宣告に、刀が補足をする。ゾンビの体を組み込んだ意思ある刀"摩天楼" ≫133 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 24 目を凝らしカフェに影のないことをみとめたローラは眉をひそめた 「こいつは私が相手するわ。あんたたちはアレの用意をして! あと麦わらを探す!!」 「「わ、わかった」」 散っていく被害者の会 マンハッタンカフェはそれに視線を向けるが、特になにもしなかった 暗い森の空間に二人だけが残される 「なにか企んでますね。……まあ、用があるのはあなた一人です」 『全部を倒してたら朝になってしまいますし』 「ふん、相変わらず二人がかりね。上等よ!」 ローラは背中の二刀を抜き、カフェはゾンビ刀を右手に構える 「一つだけ聞いておきます」 「なによ、いい男なら紹介しないわよ」 「あなたにとって海賊とはなんですか?」 「自由! あと婿探し!」 誇らしげに言い放つローラと対照的に、理解に苦しむのか紅茶を飲んだ時のような苦々しい顔をするカフェ 「……参考になりました。悪い例で」 「それはどうも!」 『……類友』 「ちがうよ?」 「―――? 時間もないし行くわよ!」 一呼吸入れ、ローラがまっすぐに駆けだした ≫135 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 37 「花嫁武術"挨拶のシェイクハンド"!!」 「"宵猫"」 握手をするような構えで両刀を前に突き進むローラ カフェは両足を広げ体を深く沈めたかと思えばそこから体ごと刃を上に跳ね上げローラの刀を一つ払い上げる 『嵐脚』 「ちっ!」 目の高さ、ゾンビ刀の鍔にある小さな足から鎌鼬が飛びローラがステップを踏み横に避ける 「……嵐脚」 そこを狙うカフェ自身の嵐脚、だがローラは既に引き戻した刀を体の前に構えている 反撃を凌いだローラは構えた腕を交差させ錐揉み回転しながら突撃、挨拶ではなく本命の一撃を入れに行く 「"押し掛けのディナータックル"!」 「……重い」 体格差から吹き飛ばされるカフェ、ローラは再び横にステップを入れカフェの背後に迫る ワンテンポ遅れてゾンビ刀の嵐脚がローラを襲うがせいぜいかすり傷を負わせるだけだ 背後に回ったローラが二刀を内から外へ斬り広げようとする 「とどめよ!」 『させません』 「!!!」 ゾンビ刀の声と同時に刀が後ろへ振りぬかれ、カフェが見てもいないのに正確な打ち払いがローラの攻撃を半分そらした 刃がなくなったスペースに振り向きながらカフェが体を滑り込ませる 「"春天皇衝"!」 「"鉄壁のメイデン"」 身体を捻り無手から繰り出されたウマ娘武術奥義がローラのガードを叩く 体重差を無視した吹き飛ばし、両者の距離が離れた。 「……粘りますね」 「3年前とは違うってことよ! リベンジする時のことはずっと考えてたわ」 ローラの脳裏に浮かぶのはかつての敗北とフットワークを鍛えるトレーニングの日々の記憶 ≫136 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 47 「なるほど、なら違うことをしますか。……やりたくありませんけど」 カフェは右腕を横に伸ばし人差し指と中指を立てた。そこにゾンビ刀が"両腕"でぶら下がる 「―――?………!!!」 「"額空(がくそら)"」 スナップを効かせながら野球のアンダースローのように腕を振るいゾンビ刀を投げた。無茶な力技に右腕の骨がきしむ ゾンビ刀は不規則な回転の中で幾度か鎌鼬が宙を斬り、"腰"の捻りでローラを追尾する 『嵐脚、嵐脚、嵐脚』 「これのどこが嵐脚よ!」 交差させた二刀で刃を防ぎ、下にたたきつけるようにゾンビ刀を撃ち落とす 『後ろです』 「!!!」 反射的に背後に視線を向けるローラ。 足が止まったローラの右肩にに"正面から"マンハッタンカフェが掌底をたたきつけた 「……"菊花掌"!」 「ぐっ!」 踏ん張りがきかずに吹き飛び大木に背中を打ち付けるローラ 右手の力が入らず、刀を落とす。後頭部も打ったのか少しよろめきながら立ち上がった。 「……はぁ……はぁ、前じゃないの、いじわる」 『……敵です』 「予想以上に粘りましたが、これで終わりです……"虹星"!」 ゾンビ刀を拾い上げ、目線の高さで水平に構えるカフェ。ローラの心臓の高さである もはや跳ね回る体力がない相手を突き刺しにいく。 必殺の一撃に対し、ローラの選択は"前進"だった。 「―――ウェディング、ダーシュッ!!」 心臓に向かう刃に向かいまっすぐ突っ込むローラ そして刃がローラの体に深々と突き立てられ貫いた、かに見えた ≫137 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 58 「……これは!?」 『……焦りましたか』 「"情熱のハグ"!!!」 当たる直前に身をひるがえしたローラ 刃が貫いたのは右脇。痛む肩と腕を万力のように締め上げ刀を捕らえ、さらには両手でカフェを抱きしめ、持ち上げた 「捕まえたわ、絶対に話さないわよ!!」 「……なら、"春天皇衝"!」 二発目、左手、ひじから先だけ。三重に威力が減じたG1奥義を、ゾンビ刀の柄頭に叩き込む 衝撃で脇をえぐりながら抜けたゾンビ刀が木に跳ね返りローラの背後に迫る だがローラは意に介さず、勢いをつけるため首を後ろにそらす 「くらいなさい! "婚約のヘッドバッド"!!」 ローラの額がカフェの頭頂部に叩き込まれる 朦朧とする意識の中でカフェはゾンビ刀がローラの背中に突き刺さるのを感じた だがローラは意に介さず、勢いをつけるため首を後ろにそらす。再びだ! 「"禁断の、デュアル婚"!!」 二度目の衝撃はカフェの意識を刈り取った 少しの時間が経ち、ローラはカフェの体を持ち運び木陰に横たえた そばの地面に背中から抜いたゾンビ刀を動き出せないように深々と突き立てる 『……殺さないんですか?』 「命まではとらないでおくわ。そっちの都合でもクロワッサンとコーヒー、感謝してるのよ。おいしかったし」 どうせ聞こえてないだろうけどと呟き、ローラは歩き出した。希望に賭けるために。 やがて暗い森の中に「破断だ―――!!」という叫びが響いたが、それは別の戦いの話である ≫153 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 36 09 マムもソルソルが効かないウララを不審に思って、ペロス兄に経歴洗わせてそう ≫154 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 38 30 153 ペロス「こっちに流れてきた残党から聞き出した結果ーーーー気付いたらいたとのことらしい」 マム「マ~ママママ。……本当かい?」 ペロス「本当だペロリン」 ≫159 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 04 22 154 ペロス「本人に聞きいてみたところ”チョウチョを追いかけていたら、いつの間にかオペちゃんの船のところにいたんだ~”だそうだ」 マム「マーマママママ……本当なのかい?」 ペロス「他の残党も同様の証言をしているんだペロリン」 ≫167 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 25 32 今週のホーキンスVSキラーの前にカレンチャンがかわいいを投げ捨ててボロボロになってホーキンスの呪いのからくりを解くシーンありそう。 ≫170 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 28 15 167 キラーとカレンチャンがホーキンス倒すんだよね。 それで 「「行け」」 「相棒」「お兄ちゃん!」という見開き ≫179 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 55 48 スレに収まりそうなので、ユクゾー! 私が広場に戻った時には、事態は更に進行していた それも悪い方にだ 避けた大地により引き離された父 それに対するは――― 「マーシャル・D・ティーチ…!!」 船のタブーを犯し、この戦争の遠因を作った男 サッチさんとエースさんの仇 その男が、一度は耳にしたことのある最悪の海賊達と共に現れた 既に父は満身創痍だ いくらなんでも、奴らを相手にするのは荷が重い 私は一度後退し、助走距離を確保する ウマムスメ族の脚をもってすれば、あの亀裂を乗り越えるなど訳もないことだ マルコさんも獣形態へと姿を変える 恐らくは、私と同じく助太刀に入ろうとしているのだろう ほぼ同時に地面を蹴り、二人して亀裂を飛び越えようとした瞬間 「マルコォォォォ!!!グラスゥゥゥゥ!!!!」 父の怒鳴り声に脚が止まった マルコさんも能力の使用を止める 「手ェだすんじゃあねェぞ!!!!」 ≫180 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 56 35 その言葉は長い航海の中で何度か耳にしたことがある 自分でケリをつけようとする時の声だ ああなると、何が何でも止まらない 説得は無駄で力ずくで止めてもやめないだろう 更に言えば、サッチさんとエースさんの件もある その心中を察せるからこそ、私達はただ見守るしかできなかった 始まった父とティーチとの戦闘 序盤はティーチが優位に進めていた サッチさんから奪った悪魔の実―ヤミヤミの実 その能力を以て父の地震を無効化し、近距離から拳を打ち込んでいく 薙刀での攻撃から能力を途切れさせ地震を喰らわせるも、ティーチの銃撃に父の動きが止まる 悪化する体調と蓄積されたダメージが災いし、とっくに限界を迎えていたのだ ほぼ無意識に脚が前に動いていく こんな致命的な隙をさらせばどうなるかなんてわかりきっていた ティーチの号令に合わせて一斉に動き出す黒ひげ海賊団 繰り出される無数の銃弾、斬撃、刺突―――― それらが父の巨体を打ちのめし、鮮血が舞う 余りにも一方的な蹂躙 私は口を押えて立ちすくんだ あれは駄目だ、もうこれ以上父はもたない 「オヤジィィィィィィ!!!!」 悲鳴に近い叫びをあげる白ひげ海賊団の面々 誰もが諦めの言葉を口にしかけたとき ≫181 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 57 21 「おめぇじゃねぇんだ…」 聞こえるはずのない父の声がした もうとっくに限界を超えているはずなのに 父は息も絶え絶えに言葉を紡いだ その話には聞き覚えがある かつてロジャー船長達が口にしていたこと 失われた歴史と、この世界の秘密 ならば、父が何を言いたいのかもおのずと推測できる 即ち、この大海賊時代を作ったロジャー船長の伝説の言葉 「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)は、実在する!!!」 世界に激震を引き起こすであろう言葉を遺し 父は動かなくなった 「お父さん――――――――?」 震える指で懐にしまっていたものを取り出す 父のビブルカードだ しかし、確認する間もなく手のひらの上で燃え尽きていった それが示すことはたった一つ ≫182 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 58 11 「あ―――――」 次の瞬間には足が地面に崩れ落ちていた 分かっていたはずだ 父の先は長くないことを 既にどうしようもないダメージを食らっていることを それでも、現実を信じたくなかった 「あ…ああ…あああああ…」 頭が必死に現実を否定しようとするが しかし、目の前の光景は覆らず ただ、結果をありありと示すのみだ 「ああぁアああああああああアアァ―――――――ッ!!!!!」 その日、一人の大海賊が命を終えた “白ひげ”エドワード・ニューゲート死す 死して尚その体は倒れず その背に、あるいはその海賊人生に…一切の逃げ傷無し 上へ
https://w.atwiki.jp/ponyta_isii/pages/69.html
【まさかの】ポニータがBREAK進化・・・!?とは、ポケモンカード公式チャンネル第34回のこと。 (第33回 ←← 第34回 →→ 第35回) 主な内容 あのポニータがまさかのBREAK進化・・・!? 登場するキャラクター ポニータ石井BREAK 使用されているBGM Youtube動画 写真集 備考 ミス 関連項目
https://w.atwiki.jp/oogiricgi/pages/329.html
RR 34期 第33001回~第34000回集計 (2009/02/10~2009/02/19) 参加人数 1034名 投票総数 47829 投稿総数 22797 平均得票率 2.098 リトル 163名 ファーム 79名 メジャー 55名 投稿なし 9 0票 5310 10票 72 1票 5496 11票 42 2票 4430 12票 21 3票 2944 13票 12 4票 1960 14票 3 5票 1079 15票 4 6票 740 16票 0 7票 395 17票 1 8票 181 9票 116 RR 34期 第33001回~第34000回 【リトルリーグ】 (投稿 20~49) 平均得票率: 2.131 得票率 得票/投稿 おなまえ ------------------------------------- 01 4.095 086/21 シャブおじさん 02 3.875 155/40 現役私立女子中学生@狼 03 3.850 077/20 ───オオギリストライン─── 04 3.636 120/33 ストーリー・ラテ 05 3.609 083/23 ライナ@野球ch 06 3.450 069/20 かくうのいきもの 07 3.326 143/43 ごませんFR 08 3.308 129/39 乱舞 09 3.300 066/20 プラティナ 10 3.286 138/42 駈猷洩26世 11 3.237 123/38 う、うわーっ! 12 3.205 141/44 タクス 13 3.200 096/30 Mouse@喪女 14 3.121 103/33 卍狼 15 3.065 095/31 パズルの天才 16 3.021 142/47 どんぐり@大生 17 3.000 126/42 びちぐそ平野 18 2.952 124/42 もり子 19 2.944 106/36 おはじき@喪 20 2.907 125/43 ウンコフェラくん 21 2.905 061/21 ミラちゃんは天使@狼h 22 2.867 086/30 バトルクライ 23 2.842 108/38 ブル@大生 24 2.818 124/44 kz@VIP 25 2.762 116/42 酋長しゅうち 26 2.732 112/41 ヒヨコの生き甲斐@喪 27 2.724 079/29 solitude@狼 28 2.723 128/47 山本@シベリア 29 2.714 057/21 登戸 30 2.710 084/31 東風 31 2.700 054/20 あか@VIP 32 2.692 070/26 あたりめ 33 2.667 056/21 光速ジャージ@狼 34 2.660 125/47 ジキル博士 35 2.641 103/39 示@馬 36 2.640 066/25 わげ@馬 37 2.619 110/42 アルゴン@プロ野球 38 2.618 089/34 るーきー@大生 39 2.614 115/44 あすふ 40 2.600 117/45 ズーラシア 41 2.600 091/35 ジャマイカの一重 42 2.600 052/20 鳥羽 43 2.594 083/32 わるべ 44 2.579 098/38 こむらがえり@喪 45 2.576 085/33 肉マーガリン 46 2.571 054/21 hbj 47 2.563 082/32 水萌@おっちゃんねる 48 2.560 064/25 天球 49 2.550 051/20 22世紀からきました@狼 50 2.519 068/27 じい ------------------------------------- 農@大生, ろろとまし, バンビ様, するめ@VIP, てっちり, はく, βかろちん@大生, がっしー, 隠れキリシタン, 七都@VIP, アンモ騎士, 十番組長@馬, ダブ@馬, ションマンゴー, も, maricopsy, くけこ, オ・ト・ナ!?@狼i, みみけけ, 布屋, 1日シャアの刺客, 背骨ボキ男, ペニ森@藁, ライアン, 8000オール, カタログ, NOW, トノトノン@狼i, タイガー・ジェット・チン, いか明太, YMCK@KCMY, 夜道, 爆乳ミキプルーン@狼, いいなおずけ, ダブケン, さよなら現世, ねこのきもち, 手ブラでOK, 永遠の少年@狼, 世迷い言師, ジュリー(本人), モス, CCDカメラマン, もんた, まりな, TOM BOY, ねこふすきー, じーせ, フェラーリ, はなくそ -------------------------------------100/163位 RR 34期 第33001回~第34000回 【ファーム】 (投稿 50~99) 平均得票率: 2.049 得票率 得票/投稿 おなまえ ------------------------------------- 01 3.479 254/73 あすてん@狼 02 3.321 269/81 くろさわ 03 3.133 188/60 そて@馬 04 3.117 187/60 K s@大生 05 3.039 155/51 長菜なじみ 06 3.028 215/71 なまいきちゃん 07 2.966 261/88 咀嚼伯爵 08 2.934 179/61 音速スミス 09 2.868 195/68 ろっく 10 2.753 212/77 秋霖 11 2.694 167/62 相対性理論 12 2.688 172/64 南極宗ペンギン教 13 2.576 170/66 キルヒホッフ 14 2.542 150/59 唄円 15 2.527 187/74 マル@大生 16 2.477 161/65 けええ 17 2.440 122/50 人っ子一人 18 2.423 235/97 うどん@VIP 19 2.377 145/61 電解豚@狼 20 2.362 163/69 WOAB@VIP 21 2.343 164/70 mk@スロ 22 2.333 224/96 犬学生@大生 23 2.305 136/59 痔オメガマン@屁ニックスチーム 24 2.301 168/73 しま@VIP 25 2.267 170/75 ジャッカル八木沢 26 2.261 156/69 ア太郎@喪 27 2.238 141/63 ◇゚+。雪女。+゚◇ 28 2.230 165/74 ゴレンジャー鎮静剤 29 2.222 200/90 ご唱和ください@だんちづ魔 30 2.218 122/55 おにつ 31 2.171 165/76 をっさん 32 2.169 141/65 ザヴィプ 33 2.167 182/84 へぱ 34 2.159 149/69 殿馬@野球ch 35 2.156 194/90 くっそ苦いナン 36 2.153 127/59 京膳庵 37 2.132 162/76 虹色の瞳@お笑い代表 38 2.093 203/97 破風 39 2.078 106/51 脳の闇 40 2.063 196/95 ハンサム 41 2.033 122/60 店長 42 2.028 146/72 たぬきさん 43 1.984 127/64 ZF 44 1.982 111/56 そばおんど 45 1.959 192/98 アルミナ 46 1.906 122/64 カマンベール氏 47 1.864 151/81 たたみん@Bar 48 1.857 104/56 すけ助 49 1.833 110/60 れれすぃ 50 1.814 107/59 本名OK・髪切亭文明開化 ------------------------------------- こもも@危海, 薄皮チョコパン, みっこりん♪, 匿名希望少年, 鞘鞘, オノウエ, しおや, 企業戦士, アテナパン, ぱんだ@喪女, なぜ四千, らーめん, 歯が立つ, ツマカス@毒雑, 奥田 圭@なん実V, ラーク, うーちゃん@狼, あえて、食う, はる, ゾビィゾビィ, 猫じゃらし@VIP, だんおに6@だんちづ魔, 風景, 仕事中, けんじくん@オナラ, メタルスライム@FFDQ, 玄米丼, バイソン, コーシー ------------------------------79/79位 RR 34期 第33001回~第34000回 【メジャー】 (投稿 100~) 平均得票率: 2.288 得票率 得票/投稿 おなまえ ------------------------------------- 01 4.239 479/113 クロブチ 02 3.475 351/101 ちゃんこフォンデュ@狼i 03 3.469 444/128 いかそうめん 04 3.188 373/117 (´・ん・) 05 3.180 477/150 女子の声@やふちゃ 06 3.170 317/100 にゃんちゅう@薬・違法 07 3.022 674/223 生ごみ以下 08 3.000 330/110 水 09 2.991 338/113 切り裂きジャック 10 2.925 351/120 星檻@大生 11 2.914 306/105 肉じゃが 12 2.904 331/114 二十歳 13 2.855 374/131 ツヴァイ@喪 14 2.835 343/121 うわのそら 15 2.804 387/138 イマ・クルーズ 16 2.770 338/122 (@V◎) ◆attoV/tIwE 17 2.678 391/146 深爪スナイパー 18 2.670 299/112 天誅@喪 19 2.513 568/226 DJ.死体 20 2.464 271/110 いう 21 2.461 315/128 納豆Q房@野球ch 22 2.438 295/121 埼京線は俺の庭@喪 23 2.429 374/154 祇園 24 2.423 269/111 ぶろん 25 2.364 260/110 ワルサー@馬 26 2.346 312/133 ワムナール 27 2.264 618/273 ねこパンマン 28 2.259 445/197 えるも@合唱 29 2.197 290/132 JP@野球ch 30 2.157 274/127 e90 31 2.117 345/163 えるじん 32 2.063 293/142 ロム・ケッソン 33 2.058 535/260 うなぎパイ 34 2.010 203/101 清涼飲料きなこ 35 2.010 211/105 バナナヘビ@草鞋 36 2.009 213/106 ろん@大生 37 2.000 218/109 京都星人 38 1.898 279/147 すっぴんの叶恭子 39 1.871 189/101 なまこ@ネ実 40 1.866 250/134 にゅう㌧ 41 1.865 194/104 烏龍茶 42 1.801 533/296 ノルチェ@だんちづ魔 43 1.765 210/119 えりこお嬢さま 44 1.754 300/171 卵飯 45 1.734 241/139 名無し@ねとらじ 46 1.716 362/211 おおむね 47 1.701 267/157 @@VIP 48 1.542 165/107 笑い魔神 49 1.456 233/160 ペッパー 50 1.455 294/202 赤いねずみ 51 1.407 235/167 きゃぷ 52 1.194 148/124 小泉瑠美(偽者)@狼i 53 1.149 208/181 まあくん 54 1.139 131/115 アリス 55 0.840 168/200 凸凹 ------------------------------------- RR 34期 第33001回~第34000回 【出塁率トップ20】 (ファーム以上) 出塁率=1票以上獲得した割合=非0票率 平均出塁率: .773 出塁率 出塁/投稿 おなまえ ----------------------------------- 01 .967 058/060 そて@馬 02 .938 120/128 いかそうめん 03 .935 058/062 相対性理論 04 .933 056/060 K s@大生 05 .914 096/105 肉じゃが 06 .909 100/110 水 07 .909 060/066 キルヒホッフ 08 .908 059/065 けええ 09 .907 136/150 女子の声@やふちゃ 10 .906 058/064 南極宗ペンギン教 11 .904 066/073 あすてん@狼 12 .902 046/051 長菜なじみ 13 .894 101/113 クロブチ 14 .885 108/122 (@V◎) ◆attoV/tIwE 15 .885 054/061 電解豚@狼 16 .882 060/068 ろっく 17 .881 089/101 ちゃんこフォンデュ@狼i 18 .880 066/075 ジャッカル八木沢 19 .877 100/114 二十歳 20 .876 099/113 切り裂きジャック ----------------------------------- RR 34期 第33001回~第34000回 【HR】 (2位に5票差以上の1位) 計 76本 HR おなまえ ------------------------ 4 クロブチ 祇園 3 DJ.死体 あすてん@狼 生ごみ以下 2 ───オオギリストライン─── e90 ストーリー・ラテ たぬきさん ちゃんこフォンデュ@狼i なまいきちゃん にゃんちゅう@薬・違法 現役私立女子中学生@狼 埼京線は俺の庭@喪 切り裂きジャック 1 (39名) ------------------------ RR 34期 第33001回~第34000回 【場外HR】 (2位に8票差以上) [ ]=偏差値 計 6本 ----------------------------------------------------------- 第33477回 こんな幼稚園のお遊戯会いやだ バンビ様 先生「グーチョキパーで(×2)何つくろ~」園児1「新しき国を!」園児2「戦のない世を!」 15 [98] 第33859回 スポットライトに吸い込まれて 目の前でUFOにさらわれた友人が、帰って来て言ったひと言 祇園 最後は俺が相談にのってたって感じ 15 [99] 第33493回 幽霊と仲良くなる方法 ねこパンマン 写真に写ってたら焼き増ししてあげる 14 [98] 第33672回 写真で一言 http //www9.uploader.jp/user/oogiriphp/images/oogiriphp_uljp00233.jpg 音速スミス 赤外線通信 14 [94] 第33712回 写真で一言 http //www9.uploader.jp/user/oogiriphp/images/oogiriphp_uljp00234.jpg 長菜なじみ まだ温かい、遠くへは行っていないはずだ。探せ! 13 [93] 第33966回 犯人は○○を使って逃走 生ごみ以下 有給休暇 13 [93] RR 34期 第33001回~第34000回 【偏差値】 (場外除く) [ ]=偏差値 ----------------------------------------------------------- 第33295回 写真で一言 http //www9.uploader.jp/user/oogiriphp/images/oogiriphp_uljp00235.jpg 切り裂きジャック こいつら倒したらスペア 14 [97] 第33497回 正義超人ロビンマスク・・・ではなく 不憫超人フビンマスクってどんな超人? あすてん@狼 以前助けた少年が敵を応援してる 12 [97] 第33678回 写真で一言 http //www9.uploader.jp/user/oogiriphp/images/oogiriphp_uljp00236.jpg 人っ子一人 この道を犬沿いでいいんだよな? 17 [97] 第33989回 あなたがメガネからコンタクトレンズに変えた理由 ライナ@野球ch ライバルはグラム単位で調整してきてる 10 [96] 第33058回 写真で一言 http //www9.uploader.jp/user/oogiriphp/images/oogiriphp_uljp00237.jpg 十番組長@馬 これはPKだろ・・・。 13 [95] 第33339回 古ぼけた看板を褒めましょうよ クロブチ 画家「この色は出せない」 11 [94] 第33491回 はじめてきた人がこの街は危険な所だなとすぐ分かった理由 うどん@VIP スズメで空が見えない 13 [94] 第33806回 こんな海水浴場は嫌だ!! あすてん@狼 作った城が繁栄する 10 [94] 第33843回 1位は「走る」 廊下でやってはいけないこと 第98位 ───オオギリストライン─── 壁新聞に鋭い社会のメスを入れる 12 [94] 第33997回 名探偵「お前が犯人だ!」なんで? たぬきさん 被害者もうなずいてる 11 [94] 第33289回 猿が野球やったらこんなかんじになる 雨をみくびるな ボスがマウンドの山から下りようとしない 12 [93] 第33352回 ゴレンジャーの選考に惜しくももれた6人目が落ちた理由 (´・ん・) 爆発シーンで一人だけ伏せる 12 [93] 第33489回 『ピッポリット星人』について知っていることを教えてください クロブチ 楽しみだなぁって言うけど来ない 11 [93] 第33691回 ○ー1グランプリはこんな決定戦だ!(例 M-1 漫才決定戦) マル@大生 1-1 最強のクリボー決定戦 12 [93] 第33832回 何個も何個もメガネをかけると起こること 埼京線は俺の庭@喪 違うクラスの学級委員も任される 11 [93] 第33993回 タヌキが人間に化けたけど、すぐにバレてしまった理由 ───オオギリストライン─── ナイターなのに目の下を黒く塗ってる 11 [93] RR 34期 第33001回~第34000回 【お題ポイント】 (5票以上) ----------------------------------------------------------- 第33005回 白全身タイツ上杉謙信 「孤島のホテルで次々に招待客が殺されていく・・・」 このような状況でとってはならない行動 6 第33052回 るーきー@大生 ( ? )を応援しています 穴埋め文字数自由 6 第33327回 猫じゃらし@VIP 昔々…おじいさんが仙人からもらったひょうたん さて、ひょうたんの中身は? 6 第33333回 う、うわーっ! 神の祝福って具体的にどんなの? 6 第33004回 アルミナ カッコいい遅刻の言い訳を考えて下さい 5 第33008回 みかんジェリー 「ショリショリトットットッ」から想起される情景 5 第33013回 おこさまパンチ ギザジュー(ギザギザ十円)は何故作られたか? 5 第33028回 エルティー クレヨンしんちゃんの野原しんのすけが言ってはいけないセリフ 5 第33033回 長菜なじみ 安保闘争など 1960年代、こんな事が原因で学生運動に発展した 5 第33053回 一番センター 携帯電話の故障原因の3位って何だっけ? 5 第33056回 カタログ ドラえもんが謝罪会見を開いた。一体何をした? 5 第33334回 ツヴァイ@喪 理解できない変態行為 5 第33340回 クロブチ すごくガッカリした光景 5 第33513回 あすてん@狼 明日からうちのクラスに赴任するらしいロックスター先生の特徴 5 -----------------------------------------------------------//
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二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 00 59 10 「世の中ってのは、出る杭が叩き潰され、強者は強者に屠られるのが定め! 認めてやるよ、ワノ国を支配するカイドウは、おれよりも強かった!」 玉座であった瓦礫と共にブライアンは吹き飛び、ひび割れた石壁に叩きつけられる。 背骨が軋む。エクリプスに折られた片腕が悲鳴を上げ、それでも両脚は崩れない。 「ブライアン、おれと共に来い!」 「“海賊王にならせろ”、か……。あの時と同じだな、モリア」 姿勢を低く、地を滑るようにブライアンは駆ける。 己に付き従う影も、今は怖くない。激戦の最中、鼻筋のテープも剝がれ落ちていた。 「その力を、海賊王のために使え!」 「……だから、か。アンタを見て、初めて滾ったのは!」 崩れ始める屋根、その瓦礫を雨のように浴びながら、ブライアンは止まらない。 殺鬼掌のスピード、優駿脚のバネ、菊花掌のパワー、その全てを身に宿し、 地を割るように飛び上がる。三冠を掲げた者だけが振るえる、駿脚の境地。 クラシック サンカンバ 「喰疾駆・燦看板!」 モリアの浴びせ蹴りとブライアンの飛び蹴りが衝突し、波動が支配する。 空気が割れ、怒号が響き、へし折れた柱は限界を迎え、廃墟は崩れ落ちる。 遮る屋根板が吹き飛び、飛び込んだ朝日が照らしたのは、打ち据えられた巨躯。 ≫45 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 00 28 「キ、キシシシシシ、これが……三冠の力、か」 「ハァ……グッ、 ますます欲しくなったか?」 折れた脚を引きずりながら、ブライアンはモリアに背を向ける。 勝敗は決した。だが、互いに死力を振り絞るも、万全ではない。 「欲しかったのは、お前だと思っていたが、 キ、シシ、違ったな……お前は、おれの影だ」 「切り取った影が、おれにも戻ってきた……」 朝日に照らされたブライアンの背を、モリアは黙って見送る。 その姿を目に焼き付け、ゲッコーモリアはその意識を閉ざした。 ふと、振り向いたブライアンは、モリアの姿を見失っていた。 崩れた瓦礫に押し潰されたか。その予感を打ち消すように、直観が働いた。 「私は誰のものにもならない。……それに、仲間ならもう、いるだろうが」 館の崩れる音に混じって、何処からか嗚咽の籠った叫び声が聞こえた。 かつての家主を想って叫ぶ姿の見えない男。その存在を認め、ブライアンは去った。 - - - - - - - - - - 史実の脚のケガは、この時によるもの、と脳内設定 ≫50 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 28 37 エース処刑が目前に迫る海軍本部 処刑台へ急ぐルフィとジンベエに大将黄猿の魔の手がせまっていた ルフィ「!」 ジンベエ「ルフィ君!」 黄猿「ふりだしに戻りなよ~」 ルフィが再度の被弾を覚悟した瞬間 『宝塚_追い抜き一閃』 光の速さで迫る蹴りは、横からの斬撃で軌道を変えた 黄猿「おおっとぉ、危ないねぇ~」 いつもの調子で呟く黄猿の顔には一筋の赤い線が浮かんでいた 飄々とした態度のままながら、その瞳は眼前の敵を見据えている ウマ耳に薙刀、特徴的な青い服 黄猿「白ひげ海賊団4番隊隊長、グラスワンダー」 グラス「エースさんの弟に、手出しはさせません」 ≫51 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 29 46 衝突する天叢雲剣と薙刀。レーザーの爆発 ピカピカの実の能力を活用する黄猿を相手にグラスワンダーは互角に競り合う その太刀筋は、超高速で移動する黄猿の姿を確かに捉えており、被弾も全くしていなかった 黄猿「ウマムスメ族の覇気使い、敵にすると厄介だねぇ~~」 一旦距離を取る黄猿 さしもの最高戦力もグラスワンダーを攻めあぐねているようだった その隙に、追いついた隊長達がルフィとジンベエを囲うように展開する ルフィ「誰だ?」 ジンベエ「白ひげ海賊団の隊長たちじゃあ!これは百人力!」 銃弾、斬撃、格闘の波状攻撃 隊長達は周辺の海兵を瞬く間にその攻撃で一掃する 銃を持った和装の男、イゾウがルフィへ向き直った イゾウ「エースの弟、一緒に来い!大将1人に止められてんじゃねぇ!」 ルフィ「う~し、あんにゃろ!」 隊長達を追随し、ルフィの進撃が再開された 黄猿「そうはいかないよぉ~」 それを追おうと黄猿が動く。しかし__ グラス「よそ見している暇があるのですか」 ≫52 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 30 10 ザンッ___ 薙刀の一撃が黄猿の体を切断するが、予め攻撃される部位を能力で分離していたためダメージにはならなかった グラス「貴方がもう少し能力に頼っている方であれば楽なんですが」 黄猿「そうは問屋が卸さないよぉ。アンタみたいなタイプのウマムスメ族はウチにも多いからねぇ~」 接近する二つの影 また一つ、戦場で大きな衝突があった ≫61 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 45 00 金獅子のシキ 金獅子海賊団提督 かつてゴールドロジャーと渡り合い海の支配者に最も近い位置に男は仏のセンゴクと英雄ガープの手により インペルダウンに収監された。 しかし、インペルダウンからキンイロリョテイの助けもあり脱獄しその後は行方知れずとなっていた男は… シキ「畜生、あのバカ娘ども俺は海の支配者に最も近かった男だぞそれをそれをぉぉぉ」 ルフィ「なあ、おっちゃん飲みすぎたって落ち着けよ」 ルーキー相手にくだをまいていた。 金獅子のシキはインペルダウン脱獄の後、自らの野望のために動こうとしていたが家族からの熱心な説得(物理) もあり自らの頭に刺さった操舵を抜くことに専念していた。 操舵は脳にまで達し外科的手術では困難を極めるがドラム王国などの医療の発達した国の医師から オペオペの実の能力者などの悪魔の実の能力者を金獅子海賊団の総力を挙げ招致しなんとか操舵の 摘出に成功した。 そこまではよかった。はっきりいっていつ死んでもおかしくなかったし治るに越したことはないのだ。 摘出に成功した際には金獅子海賊団をあげての大宴会である。 妻はもちろんのこと生意気な娘や破天荒な孫たちもこの時ばかりは可愛く思え 「家族というものはいいものだな」と柄にもないことを思いもしたものだ。 …そこからが金獅子のシキにとっての地獄であった。 ≫63 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 46 23 操舵の摘出手術およびインペルダウンの収監によってシキの体はなまりになまっていた。 なんせ覇気も満足に使えないレベルである。かつて白ひげやビックマムと並び称されたとは思えない弱体化ぶりだ。 そこら辺はシキも理解していたが特に問題はないと考えていた。 シキは元々知略に長けた男でありそれを武器になりあがってきたし、個人の武力という観点で言えば 娘や孫たちがいたからである。 そして、東の海の壊滅計画やら人工狂化動物計画を行おうとしていたのだが 「「「ないわ~」」」妻、娘、孫に全否定された。 東の海を壊滅させたところで海軍および王下七武海と全面戦争となることは確実なうえに間違いなく 白ひげと世紀末海賊団下手すると赤髪海賊団もこっちの首を捕りに来るだろうしビックマムやカイドウも 漁夫の利を狙ってくるかもしれない。 現状の戦力を考えると少数精鋭の世紀末海賊団と赤髪海賊団以外のどの勢力とサシでやりあっても 敗色濃厚なうえに世紀末海賊団には元金獅子海賊団幹部のディクタストライカ親子がいるため手の内 がばれてる赤髪海賊団においても勝ち目が高いとはいえない。 狂化動物?弾除けにもならんよ? 上記のことをキンイロリョテイをはじめとした幹部陣に数百倍辛辣に言われた上にその後は家族会議という名の 説教大会に移行した。 シキは自分の戦力分析が間違っていたことを認め、なまった体を鍛えなおし地道に戦力を上げることを誓わされた。 リョテイ「じゃあ明日から俺やガキどもと組手な。よかったなおまえらお爺ちゃんが遊んでくれるぞ」 孫s「「「わーい」」」 シキ「え」 ≫64 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 47 24 その後の日々は家族団欒という名の地獄である。 シキは悪魔の実を覚醒まで扱うことができる能力者であるがいかんせんウマ娘拳法どころか六式まで つかえる孫がいる相手にはなまりきった体では無力だった。 全盛期ならば娘と孫たち全員を相手取ることもできようがなまりきった体ではウマ娘の高速戦闘についていけず 能力で空に逃げようとも月歩で叩き落される。 ただ、娘と孫たちのじゃれつき(ウマ娘視点)によりシキは着実に少しずつ戦力を取り戻していた。 シキのプライドはズタボロであるが。 そして、プライドをズタボロにされたシキは 『家出します探さないでください』 家出した。 シキは自分の身一つではなく自分に古くから使えていた古参のクルーと船を一隻拝借して家出した。 自分のフワフワの実の能力さえあればどんな状況でも対処できると踏んでのことだ。 別にこのまま独立するわけではない単に少し家族と離れる時間が欲しかったのだ。 家族がなんやかんやで自分のことを思いやってくれてることはわかる。 キンイロリョテイではなく海賊としてのスタンスの違う自分をトップにおいてくれてることからしてそうだ。 一緒に暮らしていてわかったが娘や孫たちは自分よりロジャーや白ひげに近い。 支配を嫌い自由や家族を愛している。 ならば、自分はどうすべきか海賊としてのスタンスを変えるか隠居してキンイロリョテイに全てを任せるか。 もはや家族に対して情が芽生えた自分に心情的にも実力的にも娘や孫たちを 排除して自分が主導権を握ることはできない。 答えは出てこなかった。 ≫65 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 48 57 シキ「昔馴染みでもまわっていくか」 昔馴染みのもとをまわっていき昔話に花でも咲かせれば答えが見つかるかもしれない。 最初は白ひげのところにでも行こうと思ったがロジャーのクルーであったクロッカスが双子岬に いることを聞いたことを思い出しそちらに航路(空路)を向けた。 自分の宿敵がなにを思いどうしてあのような結末を迎えたのか聞くために。 そして、正史同様嵐に遭遇しそうなところ麦わら海賊団に助けられ宴会となったのであるが… シキ「あいつら実の父親であり爺な俺をフルボッコってどういうことだよ!」 酔っぱらってくだをまく親爺の完成である。なんやかんやでストレスもたまっていたようだ。 ウソップ(なあ、この爺さんほんとに伝説の海賊なのか?) ロビン(そのはずなんだけど…) ルフィ「そんなに嫌ならこのまま自由に航海して海賊すりゃいいじゃねえか」 シキ「違えんだよ、あいつらが俺のためにやってくれてるのはわかるんだよ!それでも、それでも!」 ナミ「まあ、そういうものじゃないの家族って」 ナミが要領を得ないシキの話を遮った。 ナミ「強く思うからこそ言葉も行為も強くなるしその思いが通じたとしても反発してしまったりする。」 ウソップ「たしかに行動しない愛もあるかもしれないけど一緒にいるなら反発覚悟するしかねえわな」 フランキー「まあ、うざったく思うことも多いだろうけどな」 ロビン「でも話をしないよりは絶対良い」 フクキタル「なんにせよ生きることですよ生きることでしか道は開けませんお酒はこれくらいにしておきましょう」 チョッパー「一気に酒を飲みすぎだ。年をって肝機能が弱ってるんだからそれぐらいにしておけ」 ゾロ「酒飲まない宴会ってどうなんだ」 サンジ「そのために料理人がいるんだろうがほら爺さん新しく作ってきたから飯も食え」 ブルック「そうですよ、ご飯も食べずに酒だけ飲んでたら私のようになってしまいますよヨホホホホ」 ≫67 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 53 39 そうした麦わら海賊団の言葉受け取り シキ「ジハハハハ!!」 大笑いした。 シキ「まさかこの俺がお前たちみたいな若造に励まされるとはいろいろと参ってたのかね」 シキ「ああ、帰ったらもっときちんと話し合うことにするさ」 ルフィ「リンチについて?」 シキ「リンチじゃねえよ!いや、あれはしなきゃいけないことだから仕方ねえんだもっとほかにいろいろさ」 シキは帰って家族と話し合う決意をし シキ「しっかし、それでもうちの娘と孫連中はどうにかならんかね」 シキ「特にそこの航海士のベイビーちゃんくらい思いやりと可愛さがあれば…」 ゴルシ「やーん、爺ちゃんってば天衣無縫絶対美少女ゴルシちゃんがいるのになんか戯言言ってるー」 フェスタ「だれが、美少女だよまあ戯言なのは同感だが」 リョテイ「久しいなフクキタル」 娘と孫の登場である。 シキ「バカななぜおまえたちがここに!」 フクキタル「リョテイさんお久しぶりです」 ルフィ「フク、知り合いか?」 フクキタル「はい、以前お世話になったことがあります。」 リョテイ「よお、クソおやじ」 シキ「なんだバカ娘、どうやってこの船に乗った」 リョテイ「乗ったんじゃねえよ、初めから乗ってたんだ」 シキ「なるほど、俺のやってたことは最初からまるわかりか」 ≫68 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 54 23 リョテイ「クソおやじ…リンチが嫌になったのか?」 シキ「お前までリンチっていうなよ!心折れそうになるわ!」 シキ「あれについては俺の力を戻すためのものだ納得してる。」 シキ「帰ったら金獅子海賊団の今後については話し合いたい家族いや船員全員でな」 そうするとキンイロリョテイは少女のような笑みを浮かべて リョテイ「わかった」 返事をした。 ゴルシ「なんかいい話風になってるけどこの宇宙万歳合唱美少女ゴルシちゃんのこと忘れてない?」 フェスタ「帰ったらどうせ家族会議なんだし黙ってようぜ」 シキ「ジハハハハ、悪かったなしっかしリョテイはわかるがゴルシとフェスタはどうして連れてきた?」 リョテイ「まだ力が戻ってないとはいえ逃げに入られると俺一人だけじゃ心もとないからな」 シキ「ジハハハハ!信用ねえなあ」 リョテイ「あると思うのか…」 そして、シキはルフィたちに向き直ると シキ「悪かったな小僧、身内問題につき合わせた」 ルフィ「いいよ別に」 シキ「礼と言っちゃあなんだが近くの島まで俺の能力で送ってやる。あとは酒や食料も分けてやろう」 ルフィ「いいyナミ「ありがとうございます。」 ≫69 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 55 22 そして、シキは思い出したよう シキ「小僧、そういえばお前海賊王になりたいんだってな」 ルフィ「なりてえんじゃねえ、なるんだ。」 シキ「ジハハハハ、そうかそれじゃあ」 シキ「お前が乗り越えなければいけない壁を見せてやろう俺たちが相手してやる全員でかかってこい」 ルフィ「おう!」 ナミ「ちょっと待って何でこんなことに」 ゾロ「船長命令だ行くぞ」 フランキー「おもしれえ」 サンジ「ナミさんとロビンちゃんは下がって」 ロビン「確かあの人たちの懸賞金って」 フクキタル「全員、ルフィさんより上ですね大凶です」 ウソップ「もう無理だ俺は死ぬんだ…」 チョッパー「しっかりしろウソップー!」 ブルック「まあまあ、懸賞金と強さが直結してるわけじゃありませんよ、あの人たち見るからに強いですけどね!」 ゴルシ「え、なにゴルシちゃん劇場開幕の時間?」 フェスタ「タルい」 リョテイ「タルいのは否定しないが俺たちの船長のお達しだそれなりにやっとけ」 シキ「ジハハハハ、悪いな少し付き合ってくれ」 シキ「さて小僧、見せてやろう新世界の、本当の強者の世界その力の一端をな!」 one piece film strong world 開演 ≫70 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 01 56 36 余談 帰還後シキとリョテイの代わりに指揮をとっていたリョテイの長女であるマイネルネオス(おっとり系お姉さん) を労い船員を集め金獅子海賊団の今後を決める会議が行われた シキの提案により金獅子海賊団の頭目をシキのままにしておくかどうか話し合われた。 キンイロリョテイの支持者が多いようなら自分は引退しようと思ったのだが、 リョテイ「家族だからなんやかんやでまとまってるけど考え方も個人個人でバラバラだ」 リョテイ「だったらこのままでたまに会議を開いて方針を決めればいい」 リョテイ「あと単純にめんどくさい」 こうして金獅子海賊団はシキを頭目に置いたまま不定期の合議で方針を決めることになった。 ≫76 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 02 21 05 こっちもちょっとした文を思いついたから置いておくわ。デービーバックファイト中のエキシビションレースマッチ直前の描写 「テメェらー!準備をしやがれーい!」 「まってたぜおやびーん!」「久々のレースだぜー!」 フォクシーの号令により100を超えるフォクシー海賊団の面々があっという間にロングリングロングランドの平原にレース場を作り上げていく。 長さは1600m、一般的には短距離から中距離にかけての長さであるマイルクラス。短距離戦よりも距離があるが、スピードを重視することが多い距離設定だ。 指示をてきぱきと出しているフォクシーが、ふと思い立ったのか数人連れてルフィのもとへとやってくる。 「そういや言い忘れてたがな、デービーバックファイト中であってもウマムスメ族のレースは妨害御法度だ」 「なんでだ?」 ルフィが聞き返す。それもそうだ、さっきまでさんざん妨害してきた集団の言うことではない。 「もしかして、ザパールさんたちが怒っちゃうからですか?」 フクキタルが聞くと、一瞬フォクシーの顔が青ざめる。 「いやまあ、そうなんだが…俺のハンサムな鼻がへし折られるだけならまだいいんだ…」 「何言ってんですかいおやびん!おやびんは鼻がへし折れなくたってハンサムじゃありませんぜ!」 「そーだそーだ!見た目の割れ頭とハナッツラで人を判断するなんてひでー奴らだぜ!」 心があるのかないのかわからない罵倒がフォクシーを後ろから串刺しにし、いつも通りにフォクシーはド凹みした。 おやびんコールが巻き起こってテンションが上がったところで話の続きが始まった。 「まあ鼻はどうだっていいんだ、いやどうだってはよくねえ。ともかく変な妨害をしたやつが昔いたんだが、突然そいつに雷がぶち当たったんだよ…そのあとは全治1ヶ月だ!」 その発言にフクキタル、ウソップはビビッて青ざめる。 「ううう嘘つくんじゃあないですよ!そんな大凶(アンラッキー)なことありませんよ!」 「そそそそりゃそうだぜ!まさか神様が見てるってわけじゃあねえし!」 「まあテメェらが納得するかどうかは別としてだがな。場所が原因なのか、ちゃんとしたレースとしてやってるから悪いのかは知らねぇ、ともかく妨害したら碌な目に合わねえことは事前に言っておくぜ!」 ≫77 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 02 21 57 「そもそもザパールの姐さんにイナリの姐さんが許すわけねーだろうしなー!」「姐御は正々堂々のレースをお望みだぜー!」「女神さまがみーてるー」「ちゃんとレースしーなさーいってな!ワハハハ!」 そういってフォクシー達は元の場所へと戻っていった。 「…で、どうするんだ?レースには参加するんだろ?」 聞きに徹していたゾロがフクキタルに振り向く。先ほどからフクキタルの様子を気にしていたようだ。 「…まあ妨害御法度がどうのというのは今までのあれやこれやもありますし半信半疑ではあるんです。でもそんなことじゃなくて…」 見ればフクキタルは少し足が震え、顔には不安の色が浮かんでいる。 「私、ルフィさんたちのところに来てからまともにレースとして走ったことないんですよね。…ちょっと不安です」 それを聞くと、ゾロはふっと笑って語った。 「なに、心配することはねェ。お前の足を信じればなんとかなる」 「えっ…?」 「これまでいろんな場面でお前の走りを見てきたが、お前の走りは十分にすげえ。だったらお前が信じてやればお前の足は答えてくれるだろうさ」 「マリモのくせにいいこと言うじゃねえか!」「るせぇグルマユ」「んだとテメェ!」 いつも通りの喧嘩が始まるが、フクキタルからは不安の色が薄れた。足の震えも収まっている。 「……はい!不肖フクキタル、頑張って走って見せましょう!…一応占ってみましょ」 「「いやそこ占うのかよ!!」」 ウソップとルフィのツッコミが響き渡る。レースまであと10分。 とりあえずこれで終了。あくまでエキシビションなのでメンバー取り換えとかは無しのイメージ。 ≫86 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 03 38 48 ライスシャワーの青薔薇の花飾りはコラさんから貰ったもので ミニオン島で落としてローに拾われるんだけど、そのまま別れ別れになったせいで無くしたと思い込んで一層落ち込み、ローへの復讐を遂げるまでは黒い薔薇の飾りを代わりに着けてるとかどうかな で、ローへ突撃した時に黒薔薇は砕けて、ローが抱きとめたと同時に青薔薇を返すみたいな 黒薔薇の花言葉の「憎しみ」が消えて、ローが青薔薇の花言葉通り「不可能な事を成し遂げる」ってシーン ≫89 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 04 51 55 86 (なおコラさんから青薔薇の飾りを貰う場面) みんなライスのせいで不幸になる、だからライスに酷い事ばかり言うんだと泣きじゃくるライスシャワー 「自分を悪く言う奴の事を気にかけるなんて…本当に優しいなライスは」「不幸…か」 「でもなライス、人間はみんな、不幸から立ち上がる力を持ってる」「それを忘れちゃいけない」 どうやって立ち上がるの?と問うライス 「思いっきり笑うんだ!こんな風にな」 ニ゛ゴッと不気味に笑うコラソンにライスシャワーが驚く 「辛い時こそ笑顔を忘れちゃいけない」「なあライス、これを見てくれ」 差し出される青い薔薇の飾り、「わあ…キレイ!」と笑うライスシャワー 「コレやるよ」「もし挫けそうになったらこの花を見て、笑顔を思い出せ」「そして不幸な奴がいたらソイツを笑わせてやれ、きっとこの花が勇気をくれる」 人を笑わせる…ライスにできるかなあと尻込みするライスシャワーに 「できるさ…だって俺はお前を見ると笑顔になれるから」 「お前は俺の 青い薔薇だよ」 みたいな背景があると良いかなと ≫106 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 07 09 59 一行がアラバスタに向かっている途中 ホットスポットで出会ったオカマと仲良くなったルフィ達であったが、何か胸元をはだけ男装したウマ娘がオカマを迎えに来た フジ「やあ、うちのボンちゃんがお世話になったね。ありがとう、ポニーちゃん達」 ボンクレー「フジちゃん!迎えに来てくれたのねん!」 サンジ「麗しいお姉様!」 フジ「急にいなくなるから驚いたよ。さ、帰ろう」(ボンクレーをお姫様抱っこ) サンジは敗北感を覚えた ~帰った後~ ビビ「噂には聞いていたのに…Mr.2は… 大柄のオカマでオカマ口調、白鳥のコートを愛用してて背中にはオカマ道と」 一同「気づけよ」 ビビ「Ms.2ndは王子様のような立ち振舞いで、胸元をはだけた痴女みたいな格好をした男装のウマ娘って」 一同「気づけよ」 ナミ「ウマ娘の方はどんなヤツか分からない?」 フク「うーん…故郷になら知ってる人もいるかもしれませんが…」 みたいなやり取りがあったはず 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 22スレ目 ≫144 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 19 01 18 ルフィが居なくなって、フクキタルが「占ってみましょう」してると ウソップが飯屋で山積みになった空の食器を見つけて 「いやあれじゃね?」「またアイツは値段も考えず食べまくって」 で近寄って「ルフィ!」と声かけたら芦毛のウマ娘が食べてて 「ふひひほは、ははひのほほは?」 と言うシーンを見た気がする ≫161 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 19 46 55 パシフィスタ開発の海軍チームに所属しているし、 本人もサイボーグ化に全く抵抗がないんだけど、 触れた機械を破壊する特異体質のせいでサイボーグ手術が大失敗して、 結局、異様な鍛錬によってパシフィスタに匹敵する身体能力を手にする、だと熱いな サイボーグ化も出来ないし研究の邪魔になる特異体質持ちのブルボンは、 ベガパンク研究所跡地の警備(設備に絶対に触るな、という厳命付)、という名目で左遷された先での肉体鍛錬中、 フランキーと出会って、手配書の男を捕らえるという命令コードに従って襲い掛かる。 一度でも触られたら機能停止するフランキーにとっては相性が最悪で、 散々逃げ回った後に自爆スイッチをポチッと押して、異様なブザーに遅れて研究所が大爆発する ブルボンも爆発に巻き込まれたかと思ったが、 爆風の衝撃は覆い被さったフランキーの肉体が受け止め、ブルボンは無傷だった 自分に触れたら機能停止するのに、何故庇ったのか、理解に苦しむブルボンに対し、 「おれは鉄人、だがそれ以前にスーパーな肉体に誇りを持つ、裸百貫に生きる男! 鍛えに鍛えたお前のマ~~~~ッスル、失うには惜しいと思ったからだ!」 サイボーグに並ぶ為に肉体を鍛えたブルボンを、科学者チームは非効率だと笑っていたが、 それを肯定してくれたのはフランキーが初めてだった。心に滲むエラーに違和感を覚え、ブルボンは告げる。 「皮膚損傷80%。外観判定にエラー、手配書との一致率5%。 捕縛対象は鉄人。……裸百貫の男は、インストール済の手配書に該当案件……検索結果Null。 警備施設は消滅。ミホノブルボン、追尾停止。負傷者搬送モードへ移行」 その後、パンツの中に集めていた大量の設計図を利用し、フランキーは自らを肉体改造。 BF-36改めBF-37と刻印し、前とは似ても似つかぬ姿となったフランキーを追う理由はない。 二年後に再結成した麦わらの一味の船大工として、新たな姿で手配される、その時までは。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 23スレ目 ≫31 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 13 23 戦場からから離脱しようとするルフィとエース その前にトウカイテイオーが立ちはだかる ルフィ「どいてくれよ、テイオー!」 テイオー「……ッッ!どかないよ!ぼくは海軍本部の将校だ!」 視線を合わせた二人の脳裏に幼き日のコルボ山の光景が浮かび上がる 蜂蜜をとろうとしてハチの大群に襲われるテイオー、わにを捕まえようとして食われかけるルフィ、そんな二人を笑いながら助けるサボとエース―― しかし戦場は、そんな郷愁を許さぬほどにヒートアップしていた ゴムゴムの銃と皐月掌が交錯する 地力はテイオーの方が上 しかしその心には幼馴染を再び処刑台に送ることへの躊躇いがあった 相打ちの形で吹き飛ぶ二人 両者ともすぐに起き上がろうとするが、その瞬間、ルフィのテンション・ホルモンが切れてしまう 力が抜け膝をつくルフィ、その背後には赤犬の姿が―― エース「ルフィーー!!!」 あとは原作通り、エースがルフィをかばってしぬ流れ テイオーにエースの死の遠因をつくらせたかった ≫41 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 30 30 前スレ 161だけど妄想がちょっとだけ形になったので投下させてほしい フランキーの口調がちょっと曖昧だけど、心意気だけ評価してくれ・・・5~6レスくらい 研究者A「え、エラーです! 移植中のパーツが瞬く間に機能停止!」 研究者B「クソッ、脳波改竄装置までオシャカになった!」 研究者C「サイボーグ改造手術は中止だ! 被験者を叩き起こせ!」 ブルボン「……ミホノブルボン再起動。身体スペックを確認」 ブルボン「握力500kgを超過。受信センサーオールグリーン」 ブルボン「スペック確認を終了。精査の結果、作業台への配置前との変化なし」 研究者A「手術は失敗だ! ベガパンク様の研究の集大成、その全てが無駄になった!」 研究者B「この疫病神が! お前なんかを被験者にするんじゃなかった!」 研究者C「何故、この特異体質を誰にも知らせなかった!?」 ブルボン「機械との接触による損壊誘発を理解。私に黙秘の意図はありません」 ブルボン「……機械の接触、及び目視の経験はゼロ。情報源は『海の戦士ソラ』のみです」 リーダー「ミホノブルボン。貴君には偉大なるベガパンクの知性の集大成であーる……」 リーダー「この研究施設の警備を命じる。本日より着任、期間は未定、一人での任務であーる」 ブルボン「指令をインストール。サイボーグ化の達成に加え、研究施設の警備を追加」 リーダー「おっと、くれぐれも施設には触れてくれるなよ。施設の巡回中は……」 リーダー「何にも触れず、侵入者を追い出し、手配書の海賊は抹殺する、それのみであーる」 ブルボン「指令をインストール。接触の禁止、侵入者の排除、手配書該当者の抹殺」 リーダー「では、私は失礼する。……何をしている?」 ブルボン「指令の遂行。科学的アプローチによるサイボーグ化は不可能と判断」 ブルボン「警備巡回中、逆立ちでの移動によって、上腕二頭筋他二十八カ所の負荷を強化」 ブルボン「肉体鍛錬によるサイボーグ化のオーダーの完遂を目標。ミホノブルボン、始動します」 研究者達「プ、クク、――――ぶわぁー、はっはっはっ!!」 研究者A「やはりウマ娘は知性に劣った種族、頭まで筋肉で出来ているのか!」 研究者B「精々頑張りたまえよ! 氷点下の冬島で、風邪を引かないような!」 研究者C「くれぐれも暖房には触るなよ! ベガパンク様の偉業を踏みにじることだからな!」 ≫42 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 31 12 ブルボン「本日、警備対象に異常なし。接触禁止の達成、サイボーグ化の完遂、未達成」 ブルボン「本日、警備対象に異常なし。身体強化プログラムを変更。ウサギ跳びでの巡回を開始」 ブルボン「本日、警備対象に異常なし。……周辺温度の寒冷化を確認。暖房への接触禁止、厳命」 ブルボン「……施設内での火気使用厳禁を確認。鍛錬の副次作用による体温上昇、オーダー遂行に支障なし」 ブルボン「クシュン! 本日、警備対象に異常なし。エラー内容を精査、発熱、震え、咽喉部に異常あり」 ブルボン「……オーダー遂行に支障なし。ミホノブルボン、クシュン! 施設巡回を続行」 ブルボン「本日、着任より百日の経過を確認。……オーダーに変更なし。サイボーグ化、未達成」 ブルボン「本日、着任より二百日の経過を確認。エネルギー補給庫の枯渇を確認、山間部での狩猟を開始」 ブルボン「……クシュン、ゴホッ、肺炎に類似するエラー。ですが、濃厚接触者への該当者、……なし」 ブルボン「防寒装備、毛布の着用。ゴホッ、……施設巡回を続行。ミホノブルボン、始動します……」 フランキー「ハァ、ハァ、クッソ、なんだここは。鋼のカブトムシ、エンジンを背負ったゴリラ……」 フランキー「いくら倒してもキリがねぇ! クマ男め、こんな辺鄙な場所に吹っ飛ばしやがって」 フランキー「あああ、今週のおれ! ダメだぁぁぁ~~~~~~」 フランキー「(なんて、へこたれてる場合じゃねぇか。おれの拳はちっとも歯が立たなかった……)」 フランキー「(コーラも尽きてきた、……どっか、一息付かないと、風邪どころじゃ済まないぜ)」 フランキー「ん……なんだ? あの建物、……おいおい、こりゃあまさか……」 フランキー「VEGAPUNK? なんでもいい、とにかく今は、温まりてぇ……」 ブルボン「狩猟の成果を確認。サイボーグ鳥の捕獲。可食部は20%を想定」 ブルボン「速やかなる帰還、厳命。警備施設での火気使用厳禁。火災誘発の危険あり」 ブルボン「……台所にて胡椒及びカレー粉の確保済。新鮮の定義である30分以内に咀嚼を予定」 ブルボン「――――エラー察知。正面玄関の封鎖突破、侵入者の存在を想定」 フランキー「見た目から尋常じゃなかったが、ここは本当に家か……?」 フランキー「海軍の研究施設? ……ベガパンク、聞いたことがあるぜ」 ≫43 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 31 39 フランキー「おいおい、この設計図。うおおおお、なんてスーパーな機能美なんだぁ!」 フランキー「これもこれも、一目見ただけで解るぜ。あのベガパンクの研究施設だとしたら……」 フランキー「なんつぅー僥倖だ! おまけに冷蔵庫にはコーラも冷えてやがる」 フランキー「……誰もいないのか? 冷蔵庫の食糧だけ、どれも手付かずで置いてある……」 フランキー「ぶぇっくしゅん!! 立派な暖房もある癖に、ちっとも動いてねぇじゃねぇか」 ブルボン「侵入者を確認。受信映像の解析、手配書に該当。鉄人フランキーとの一致率90%」 フランキー「おっ、人がいたのか。お嬢ちゃん、ちょっと温まらせてもらうぜ」 ブルボン「10%の齟齬解消の実行。質問を提示。貴方は鉄人フランキーですか?」 フランキー「おうよ。麦わらの一味の船大工こと鉄人フランキー、スーパーなおれ様が今日も行く!」 ブルボン「鉄人フランキーとの一致率100%。侵入者の排除、手配書該当者の抹殺、オーダーの実行」 ブルボン「エンジン全開。ミホノブルボン、始動します」 フランキー「え? 変態?」 ギュオオオォォ―――― ドォンッ!! フランキー「うおお、なんだ急に!? お嬢ちゃん、そのなりで海軍だってのか?」 ブルボン「ミホノブルボン軍曹。施設警備を担当。オーダーの遂行、続行」 フランキー「冗談じゃねぇぞ! 折角、雪風しのげると思ったってところに」 フランキー「女を殴るのは趣味じゃねぇが、ちょっとだけ大人しくしてもらうぜ」 フランキー「ストロング・ライト! 拘束(バインド)!」 ブルボン「攻撃方法の確認。模倣可能と推定。同出力の迎撃を開始」 ブルボン「ストロング・ライト、実行します」 ドゴォォォ――――ンンン!! バッギャア!! ≫45 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 32 23 ブルボン「私は、触れた機械を破壊します。……貴方はサイボーグ、……私の天敵」 フランキー「だ、だから、暖房も冷蔵庫も、まったく動かした形跡がなかったのか!?」 フランキー「冗談じゃねぇ、だったらとっとと逃げさせてもらうぜ!」 バタンッ ガチャンッ ブルボン「扉の施錠を確認。施設破壊は厳禁。……復旧可能な解体は、破壊に該当しないと判断」 ブルボン「引き出しよりドライバーを入手。目標は蝶番を固定するプラスネジの取り外し」 ブルボン「……指先のかじかみを確認。任務遂行に影響、肉体による保温機能を起動」 ブルボン「ハァー、ハァー、末指の体温増加を確認。任務遂行を続行します」 フランキー「何だか解らねぇが、ミホノブルボン……あの女との闘いはスーパーバッド!」 ガコッ バタンッ ブルボン「標的を見失いました。鉄人フランキーの探索、続行します」 カツン カツン カツン フランキー「(この部屋、ダンベルにチューブロープ、機械と違ってどれもボロボロだ)」 フランキー「(まさか、あのお嬢ちゃんがトレーニングに使ってたのか?)」 フランキー「(これも設計図? いや、唯のノート……)」 〇月×日、サイボーグ化手術の未達成。先天的特異体質によるもの。チームの落胆。 〇月△日、バルジモア研究施設警備に着任。サイボーグ化の指令、続行。 〇月□日、逆立ちでの巡回開始。侵入者なし、来訪者なし。サイボーグ化、未達成。 □月×日、ウサギ跳びでの巡回に変更。侵入者なし、来訪者なし。サイボーグ化、未達成 ◎月×日、サイボーグ化、未達成。百日経過、オーダー達成のため、筋力増加プログラムの増強。 ■月△日、サイボーグ化、未達成。二百日経過。オーダー未達成。 ≫48 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 33 25 ペラリ 【目標:サイボーグ化の達成。チームの落胆、解消は責務】 フランキー「(チームの落胆、……なんだ、おれと同じ境遇、そうか……)」 フランキー「ここで逃げ回っていたら、それこそ鉄人の名折れじゃあねぇか!」 フランキー「ミホノブルボン、おれ様はここだぁー!」 ガチャッ! ブルボン「機密情報の漏洩を確認。鉄人フランキー、抹殺します」 ブルボン「私は貴方の天敵です。触れるだけで、その全てを破壊する」 フランキー「いくらでも壊してみろ! すぐに作り直してやるぜ」 フランキー「なにせおれ様は、麦わらの一味の船大工だからな!」 フランキー「フランキー、レフト」 ポチッ フランキー「あれ、なんか押しちまったか?」 ブルボン「蒸気弁の開放を確認。蒸気圧の増加、配管の赤熱化を視認」 ブー ブー ブー ブー フランキー「おい、なんだこれ……まさか」 ブルボン「エラー信号の確認。警報、施設の破壊、……破壊の阻止を優先」 フランキー「バカ、それに近づくな!」 ドッゴォォォォ―――――ンン!! ≫49 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 33 55 ブルボン「……損傷軽微。設備は大破。オーダー続行は不可能と判断」 ブルボン「周辺被害は甚大。ミホノブルボン、他オーダーに支障なし」 ブルボン「……何故、私を庇ったのですか? 私は、貴方の天敵」 ブルボン「抹殺対象の機能損壊を確認。……私に、触れたのは、何故?」 フランキー「身体が熱いぜ、高熱が出てもトレーニングを続けてたのか」 フランキー「確かにおれ様は、身体の半分が機械で出来たサイボーグ」 フランキー「だが、それ以前にスーパーな肉体に誇りを持つ、裸百貫に生きる男!」 ブルボン「理解不能。生身とサイボーグ、二律背反に該当……エラー……」 ブルボン「私も……同じ……サイボーグの定義への背理、オーダー続行への矛盾」 フランキー「たった一人で、こんな寒空の下で鍛え上げた、正真正銘のマッスル!」 フランキー「失うには、惜しいじゃあねぇか……」 ブルボン「サイボーグ化の達成は不可能。チームの落胆、その解消は未達成」 ブルボン「……ベガパンク様の研究成果の破壊、先天性イコール、改善は不可能」 ブルボン「エラー、エラー、……私は、チームに不要。……私は、」 フランキー「何をしょげてるんだよ。立派じゃねぇか、おれ様の拳と同じパワー」 フランキー「それを努力だけで成し遂げたんだ、何の不満がある?」 ――――やはりウマ娘は知性に劣った種族、頭まで筋肉で出来ているのか!」 ――――この疫病神が! お前なんかを被験者にするんじゃなかった! フランキー「男なら、磨き上げた自分の肉体に、ドンと胸を張れ!」 ブルボン「――――定義不可能。過去の類例なし。ですが……」 ブルボン「暖かい……。エラーを確認。……エラー根源の削除を、拒否……」 ガクンッ ≫50 二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22 35 01 ブルボン「機能停止を確認。……皮膚損傷80%。外観判定にエラー、手配書との一致率5%。 ブルボン「抹殺対象は鉄人。……裸百貫の男は、インストール済の手配書に該当案件……検索結果Null」 ブルボン「警備施設は消滅。ミホノブルボン、オーダー停止。負傷者搬送モードへ移行」 ズルズルズルズル ・ ・ ・ ブルボン「目標地点、第二研究所」 ブルボン「負傷者の体力限界まで、残り僅か」 フランキー「……ん……変態?」 ズルズルズルズル ・ ・ ・ ブルボン「貴方はサイボーグ。貴方にとって私は天敵」 ブルボン「貴方は……私にとって、目標……」 軍曹、って適当に書いたけど、ブルボンに海兵を率いるイメージがなかったので ≫124 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 00 06 35 初心に帰ってフクキタル投下。ローグタウン出航直後くらい。 ナミ「まーた値上がりしたの? 今度値上げしたら、絶対買わないからね」 ナミ「フクキタルー、新聞届いたわよー!」 フクキタル「ナミさん! 待ってました!」 ナミ「はい、娯楽欄のページ。今日は生年月日占いだって」 フクキタル「ありがとうございますー。ナミさんは……経済欄ですか?」 フクキタル「ふむむむ……。難しいことばかりで、よく解らないですねぇー」 ナミ「活字に目を通すだけ、うちの男連中よりよっぽどマシよ」 フクキタル「ばばぁーん! 皆さん、今日の占いを発表しまーす!」 ウソップ「おっ、今日こそは大吉かー?」 ゾロ「全く、飽きもしねぇでよくやるな」 サンジ「フクキタルちゃーん! ひねくれマリモは無視して、俺の恋愛運を教えてくれー!」 ルフィ「サンジ! 今日のメシ、エレファントホンマグロがなかったぞ!」 サンジ「あれはテメェが全部食っちまっただろうが!」 フクキタル「今日のスーパーラッキーは……11月生まれの貴方!」 フクキタル「ですので、今日はゾロさんと一緒に過ごして、 ラッキーの恩恵にあずからせていただきます!」 ゾロ「うっとおしいな……。トレーニングのジャマはするなよ」 サンジ「腹巻テメェ! フクキタルちゃんを邪険にするんじゃねぇ!」 フクキタル「今日のアンラッキーは……いや、これは止めておきましょう」 ウソップ「おいおい、途中で止めたら気になってしょうがねぇーだろ」 フクキタル「ではお伝えします! ウソップさん、あなたです!」 ウソップ「う、わ! 信じてねぇけど、そう言われたら気になって仕方ねぇだろ!」 ルフィ「ウソップ、お前今日死ぬのか?」 ウソップ「縁起でもねぇこと言うなよ!」 ≫125 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 00 07 09 ナミ「はいはい。結果は気にせず、今日もキビキビ働きましょう」 ナミ「ウソップ、アンタ今日はゴミ捨てと風呂掃除と砲弾磨きね」 ウソップ「ゲェー、いつもの当番の三人分じゃねぇか!」 ナミ「アンラッキーなんだから仕方ないでしょ?」 ウソップ「お前の意思だろ!」 ゾロ「じゃあ、スーパーラッキーの俺は好きに過ごさせてもらうか」 ナミ「ゾロ、アンタはマストで見張り。今日の夜までずっとね」 ナミ「昨日のスコール、アンタが大雲を見逃して、グースカ寝てたせいで……」 ナミ「ベルメールさんのみかんの樹が一本、根腐りしかかったんだからね!」 ルフィ「なにぃー!? ゾロ、それはお前が悪い!」 ゾロ「おめぇーも寝てただろうが!」 フクキタル「ゾロさん! 今日は私がピッタリついて、ちゃんと起こしてあげますからね!」 サンジ「テキパキと指示を出すナミさんも素敵だぁー!」 ナミ「サンジ君は昼食の仕込み、私はゆっくり新聞でも読ませてもらうわ」 ルフィ「フク! ウソップはどうすりゃ生き残れるんだ?」 ウソップ「だから死なねぇよ! ……だけど、このまま過ごすのは後味悪いな」 フクキタル「ムムム……。新聞には対策は載ってなかったので、占ってしんぜましょう」 フクキタル「ふんにゃかー、はんにゃかー、……見えます……砲弾が……爆発!?」 フクキタル「凶です! 砲弾が大爆発! 火薬庫には近づかない、これが吉!」 ナミ「ふーん、そう? ウソップ、ちゃんと全部磨いておくのよー」 ウソップ「鬼かテメェは!?」 ≫126 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 00 07 35 ウソップ「はぁ……やっと終わったぜ……結局、爆発はしなかったけど」 ウソップ「フクキタルー! あまり脅かすんじゃねぇよー!」 フクキタル「ウソップさん!? 無事でしたか!?」 ウソップ「なんでナベ被ってるんだよ……。あ! 爆発しても自分だけ生き残ろうとしやがったな!」 フクキタル「ひええええぇぇぇ!!! ですが、命あっての物種ですよ!」 ゾロ「これで今日の占いは外れだって解っただろ。とっとと俺から離れやがれ」 フクキタル「まだです! まだ安心はできません! 何処かに不発弾があるかも!」 サンジ「もうランチの支度終わってるぞ。ほれ、ウソップ」 サンジ「一番頑張ったお前さんには、特大海賊おにぎりをくれてやろう」 フクキタル「おおー! 私の頭よりも大きいですー!」 ルフィ「サンジ、腹減ったぁー。メシ、メシぃー!」 ルフィ「すっげぇー! でっけぇおにぎり、いただきまぁーす!」 ビョィィィ――――ン バァンッ! ナミ「ちょっと、ウソップ!?」 サンジ「ルフィ、俺が作ったおにぎりがバラバラじゃねぇか!」 ルフィ「あれ、ウソップのだったのか!? わりぃわりぃ」 ゾロ「おいおい、メシの前に顔洗ってきた方がいいぞ、ウソップ」 ウソップ「くそぉー! やっぱりアンラッキーじゃねぇか……」 バシャバシャバシャバシャ ウソップ「全く、髪の奥にまで米粒がひっついてるぜ……」 ウソップ「これじゃあ爆発とほとんど変わらな……えっ、まさか」 ウソップ「フクキタルの占い、これを予知してたのか!?」 ナミ「ウソップー! サンジ君が、新しいおにぎり用意したって!」 ウソップ「まさか、それだけじゃなくて……」 ウソップ「ナミ、ちょっと火薬庫見てくる!」 ≫127 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 00 11 00 ウソップ「(ローグタウンからの出航、強烈な嵐が吹いてた)」 ウソップ「(そこからのスコール、……やっぱり床の一部が腐ってるぞ)」 ウソップ「(床の穴にピッタリと収まった砲弾。嵐で一個だけ箱から飛び出したのか)」 ウソップ「(箱がズレて被さっていて気付かなかった。……信管も、残ったまま……)」 ウソップ「もしも、メリー号が大波で揺れて、地下の倉庫に落ちてたら……」 ルフィ「ウソップ、悪かったよぉー。そんなに怒るなってー!」 サンジ「ルフィ、米粒一つでも拾い忘れるんじゃねぇぞ!」 ウソップ「ああ、いや……事故だからしょうがねぇよ……」 ウソップ「(本当に砲弾が爆発してたかも、フクキタルの予言は当たってたんだ)」 ウソップ「(それだけじゃない。もしかして、ルフィがおにぎりを撒き散らさなきゃ)」 ウソップ「(俺はこのことに気付かず、火薬庫には近づいてなかったよな……)」 ゾロ「ウソップ、コイツの占いを気にしてたらキリがねぇぞ」 フクキタル「ゾロさん! 今日がラッキーだからって、そう言えるのも今日までですよ!」 ウソップ「なぁ……ひょっとしたら、フクキタルの占いって……」 ウソップ「当たってるんじゃねぇかな、な、なーんて……」 ゾロ「おにぎり食いそびれたくらいで、何をビビってんだおめぇは」 ウソップ「フクキタル、ちなみにルフィの運勢ってどうだったんだ?」 フクキタル「うーん、それがですね。カモメのフンが落ちてきてしまって」 フクキタル「3月の運勢、ルフィさんの吉兆だけは見えなかったのです」 フクキタル「運勢が見えないというのは、人の運気を左右するという兆候があって」 フクキタル「ルフィさんがいれば、大凶も大吉になるのかも知れませんねぇー」 ウソップ「……は、はは、そうか……」 ルフィ「サンジぃー、おれのおにぎりはー?」 サンジ「拾った米粒全部よこせ、チャーハンにしてやるから!」 フクキタルの占いは当たる、ルフィは運を味方につける、そういう解釈 ≫149 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 00 23 10 ネガティブホロウのセリフ集聞きながら考えたけど思ったより難しいなこれ フクキタル「もう占いやめたい……」「大凶出て死ねばいい……」 スズカ「もう最後尾でいいです……」 タイキ「一人でロシアンルーレットしてマース……」 バクシン「委員長で……すみません……!」 オペラオー「覇王とか……調子乗ってました……」 アヤベ「星になって消えたい……」 ウララ「もうにんじんいらない……」 スペちゃん「田舎に帰りたい……」 グラス「和風気取ってすみません……」 エル「キャラ作っててすみません……」 キング「へっぽこで……すみません……」 ウンス「何もかも飽きた……」 ルドルフ「私は……親を無礼てた……」「ダジャレの寒さで死にたい……」 マルゼン「でしゃばらずに……帰ります……」 オグリ「ダート食べて腹壊したい……」 ハヤヒデ「どうせ私は……頭がデカい……」 タイシン「蟻よりチビになりたい……」 チケット「もう黙ります……」 ブライアン「もう野菜だけ食べて生きよう……」 ≫182 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 01 04 38 シキ「なんかお前ら懸賞金高すぎないか?」 シキがふと思い立ったように言う。 シキ「お前たちが強いことは身にしみてわかったが懸賞金つうのは世界政府に対してどれだけ脅威になったかの指標だ」 キンイロリョテイまではわかるのだ10億ベリーまでの懸賞金は金獅子海賊団の幹部として理解できる。 ただし、明らかに他の孫たちと格が違うのが二人ほどいたのだ。 暴君 オルフェーヴル 16億7621万ベリー 不沈艦 ゴールドシップ 13億9776万ベリー この懸賞金は大海賊のNo2たちの懸賞金が シャーロット・カタクリ 10億5700万ベリー 火災のキング 13億9000万ベリー メイショウドトウ 9億2133万ベリー であることを考えるとどれだけ異常なのかはよくわかるだろう。 シキ「懸賞金=強さなわけじゃねえ実際にやりあってみりゃ自分より懸賞金の下のやつに負けるなんてよくあることだ」 だからこそ シキ「お前たちいったい何をやらかした」 この孫たちは世界政府に都合の悪い何かをやらかしたのだ。 ≫183 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 01 07 19 そうすると ゴルシ「あのことはゴルシちゃんも悪いことしたと思ってるんだってまじで」 オルフェ「わっ私悪くないっす。思春期の気の迷いだったんすよ!」 ゴルシ「いや、お前は悪いよ絶対」 なんか予想と違う言葉が返ってきた。 シキ「なんか世界政府の弱み握ったり天竜人殺したんじゃねえのか?」 オルフェ「そんな大それたことしてないっすよ」 ゴルシ「大それたことはしただろ内容が違うだけで」 シキ「お前たちほんとになにした」 そして、ぽつぽつとやらかしたことを話し始めた。 当時オルフェーヴルの精神は限界だった。圧倒的なまでの身体能力にウマ娘空手を完璧に習得するほどのセンスを持った彼女は金獅子海賊団の主力として期待されていたが、精神が繊細でありとてもではないが海賊に向いていると思われなかった。 それを憂慮したキンイロリョテイは幹部と上のほうの子供たちと話し合い、オルフェーヴルから下の子供たちをトレセン諸島に送ることを決定した。実戦に出てすでに賞金首になってしまった子供たちはもうどうしようもないがオルフェーヴルからの子供たちはまだ普通の暮らしをすることができるからだ。 普通の暮らしを送りまだ海賊になりたいと思うなら迎えに行けばいいし一般人として暮らしたいと思うならそのまま幸せになってくれればいい。 ≫184 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 01 08 05 そしてオルフェーヴル一行は金獅子海賊団本体から離れてトレセン諸島に向かっていたのだが。 その海路の途中で海軍の大艦隊を発見してしまったのである。 オルフェーヴルは自身の見聞色により見つけた海軍によりこれ以上にないほどに精神的に追い詰められた。一応、護衛の人員もいたがとてもではないがあんな大艦隊を相手にはできないだろうし船には自分より精神的に数段図太いがかわいい?妹たちがいる姉として妹を守らなければならない。そういった思考はグルグル回っていき。 オルフェ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 オルフェーヴルは海軍の大艦隊に向かって突撃を開始した。日頃のストレスもあったのだろう大艦隊を全て沈めれば問題はなくなるという頭がイカレタ結論を導き出したのだ。 勘違いしないでもらいたいのが別にこの海軍はオルフェーヴルたちを捕まえに来たわけでも金獅子海賊団の討伐部隊でもなくとある最重要任務用の艦隊であるということだ。 四方に対し警戒をし小艦を偵察用に進路に派遣するという十分な警戒をしていた。だからこそ オルフェ「皐月衝」 大艦隊の旗艦は空をとんできたウマ娘の一撃によりなんの反撃もできず沈没した。 オルフェーヴルのやったことは単純である月歩と剃の併用により限界まで速度を上げた上で武装色の覇気で強化した皐月衝を叩き込んだのだ。海上でなければ艦長の本部中将も見聞色でよけるなりできたのだろうがどうにもならなかった。 ≫185 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 01 08 57 海軍の不幸はここからであった旗艦を失ったことで連携が満足に取れなかったことだ、大艦隊は任務の関係上本部所属の艦隊と四方支部の艦隊の混成部隊である。ただでさえ命令系統が複雑なのに旗艦が沈んだことでもはやどうにもならなくなっていた。四方支部の海兵はお世辞にも強いとは言えなかったためオルフェーヴルにより次々と沈められていった。 だがしかし、このままいけば海軍の勝利は揺るがないものだったろう戦っていけば体力さえ失えばどうとでもなるのだ。 オルフェーヴル一人だけのだったならば… ゴルシ「ゴルシちゃん流ハイパーキューティクルボンバー(菊花衝)」新たに飛んできたもう一人のウマ娘により軍艦が沈められた。 ゴルシ「オルフェちゃ~んいきなり飛んで行ったと思ったらなにやっちゃてんの案外飛べるもんだねこれもう二度とやりたくないけど」そう言って姉に対し軽口をたたき オルフェ「ゴルシ?」 オルフェーヴルは暴れたことと妹に話しかけられたことにより正気に戻り オルフェ「あれ?これもしかして私とんでもないことしちゃってないっすか?」 自分の状況を理解した ゴルシ「やっちまったなあ」 オルフェ「やばいっすにげるっす」 ゴルシ「ここまで来たらもう逃がしてくんねぇだろ」 オルフェ「じゃあこの艦隊壊滅させなきゃいけないんすか!」 ゴルシ「ここまできたらそうするしかねえだろいくぞ~」 オルフェ「ギャー」 ≫186 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 01 10 37 こうして大艦隊VSウマ娘二人というわけのわからん戦いが始まった。 結論を言えば艦隊が半壊したあたりで海軍は負傷兵を回収して撤退を開始した。 海軍が撤退を開始したところでオルフェーヴルは万歳三唱し帰ろうとしたのだが ゴルシ「ひゃーほーっ」ゴルシがお土産代わりに一つの戦艦を沈めた。 オルフェ「なんでわざわざ沈めたんすか?」 ゴルシ「いや、なんか一隻だけ戦わずに常に逃げようとしてたからなんか重要なもんでも乗ってるのかと思って?」 船から脱出した海兵がえらく焦っている。 オルフェ「もうそんなことどうでもいいっす。さっさとかえるっす。」 ゴルシ「はいよ~」 オルフェ「ゴルシ」 ゴルシ「ん?」 オルフェ「助けに来てくれてありがとう」 ゴルシ「いいよべつに、オルフェも私たちのために戦ってくれたんだろ」 こうして二人の初陣は終わったのである。 オルフェ「まあ、後々からよく考えてみたら私戦わなくても船の距離的にやり過ごせたぽいっす」 ゴルシ「なんかあたしが最後に沈めた船って世界各国から海軍支部が運んできた世界政府への上納金だったらしくて120億ベリーも海に沈んだみたいだぜ悪いことしたなあ」 シキ「台無しだよお前ら」 シキ「そんで結局海賊の道を選ぶしかなくなったわけか」 オルフェ「なんかいろいろ吹っ切れちゃったすしもういいっす」 ゴルシ「あたしは別に海賊に忌避感なかったし」 シキ「そうか」 シキ(リョテイの下のほうの子供たちも海賊になっているのを見るにあるべきところにおさまったのかねえ) こうしてシキの疑問は解けたのであった。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 24スレ目 ≫49 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 08 29 15 ドレスローザ編冒頭でライスが初登場した回の幻覚が見えたので 港町アカシアにやってきたルフィたち。角を曲がろうとするとバスケットを持った小柄なウマムスメ族の少女とぶつかる。 尻もちをついたウマムスメ族の少女は慌てて立ち上がり、「ご、ごめんなさい!ライスのせいでごめんなさい!」と必死に頭を下げる。 この気弱そうな少女の名前はライスシャワー。ドレスローザで【おしごと】をしながら暮らしているという。 どこか食事ができる場所はないかと尋ねると、快く案内を申し出てくれる。 「お前ライスっていうのか。うまそうな名前だなァ」 「ら、ライスは食べられないよ」ビクッ 「まぎらわしい台詞だな…」 といったやり取りをしながら道案内をしてくれるライス。途中で汚れたおもちゃを見つけるとハンカチで汚れを拭き取ってあげたり、バスケットからパンを渡したりと優しい子であることが伺える。 案内を終えるとこれから大切な【おしごと】があるからと賭博場の前で別れることに。 「あ、あのね!ここは時々怖い人もいるけど…でも、とっても良い国なの!だからドレスローザを好きになってくれたら、ライス嬉しいな…」とほんのり頬を染めて微笑むライスであった。 「ありがとう!またな、お米!」 「ら、ライスだよ!?」 ≫150 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 14 56 57 海軍から離反したテイオー。ルフィ、エースと共に逃げる。 しかし、赤犬の挑発にエースが足を止め、ルフィもホルモンの効果が切れて倒れ、 赤犬の攻撃を今にも受けんとしていた。 そこでテイオーは二人を助けんと右足で踏み込み駆けだそうとする。 …だが、地を蹴ろうとした瞬間に左足を切断され、 大きくバランスを崩し、追撃を受けてしまう。 自分の名前を叫ぶ声と赤犬に貫かれるエースを見ながら、テイオーは意識を手放す。 次に目を覚ますと、彼女はベッドの上に居た。 周りには自分を心配する者たち(知った顔も有れば、見た事ない顔も)、 そんな中、最後に見た光景が頭をよぎったテイオーは エースの名前を呼びながら跳ね起き、ベッドの右側から立ち上がろうとする。 そして駆けだそうとして、盛大に床へと転んでしまう。 困惑しながら左足をみると、あるはずの物がそこにはなかった。 一瞬驚愕に目を開くが、ハッと我に返るとエースとルフィの事を周りに聞く。 ルフィは逃げた、だがエースは…と言葉を濁す周りに全てを察するテイオー。 ――あの時、自分の足が有れば二人を助けられたかも… と、自分のなくなってしまった脚を抱きかかえるようにうずくまりながらテイオーは泣いた。 こんな感じの前後シーンが有ったような無かったような… ≫172二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 16 40 11 ≫150ですが、テイオー義足概念より骨折概念の方が実に良さげなのでちょいと変えて… 海軍から離反したテイオー。ルフィ、エースと共に逃げる。 しかし、赤犬の挑発にエースが足を止め、ルフィもホルモンの効果が切れて倒れ、 赤犬の攻撃を今にも受けんとしていた。 そこでテイオーは二人を助けんと駆けだそうとする。 が、力を入れた瞬間に左足から歪な音がして骨が折れる。 バランスを崩すテイオー。それでもルフィを助けんと無理やり踏み出す。 しかし、折れた足で速度は出ず、タッチの差――否ハナの差で間に合わない。 そうテイオーが悟ってしまった瞬間に、エースがルフィを守って貫かれた。 その光景にテイオーは悲鳴をあげながら攻撃を受け意識を手放した。 次に目を覚ますと、彼女はベッドの上に居た。 周りには自分を心配する者たち(知った顔も有れば、見た事ない顔も)、 そんな中、最後に見た光景が頭をよぎったテイオーは エースの名前を呼びながら跳ね起き、ベッドの右側から立ち上がろうとする。 そして駆けだそうとして、盛大に床へと転んでしまう。 困惑しながら左足をみると、ギプスでガチガチに固められている。 自分が骨折した事を思い出したテイオーは、震える声でエースとルフィの事を周りに聞く。 ルフィは逃げた、だがエースは…と言葉を濁す周りに全てを察するテイオー。 愕然としながらテイオーは身を起こすと、 ギプスで固められた左足をしばらく見つめ――おもむろに殴り始めた。 「なんであのタイミングで折れたんだ」「折れなければ二人を助けられたのに」 周りが突然の事に狼狽える中、テイオーは建物中に響くほどの慟哭をあげ八つ当たりのように足を殴り続ける。 手の皮が剥けるくらいの勢いでギプスを殴り続けてたテイオーだったが、 しだいに殴る力が弱くなっていき、最後には足を抱えながら号泣する。 …キタちゃんが制止に来るシーンいれてぇってなったけど、 頂上決戦で離反だとこの時点で海軍抜けてるから、整合性取れてないから泣く泣く外す ≫182 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 19 10 28 ちょっと前に思いついたライスvsマックの妄想投下。初ですので多めに見てね。 マック「もう止まりなさい。あなたの仲間も、殺さず捕らえると確約します。」 ライス「…ごめんなさい、マックイーンさん。ライスには行かなきゃいけない場所があるの」 マック「なら、ここで倒れるのがあなたの終わりですわ!」ズバッ ライス「…ッ!」 マック「その誇りを抱いて眠りなさい!春天・連理!」ズダダダダダッ ライス(連撃が、速く…!)「…っ、まだ、まだ…っ!」 マック 「あなたの仲間にも、すぐに我々が追いつきます!正義は倒れず、誇りはどこまでも繋がっていく!それでもまだ足掻くのですか!」 ライス「…何度も言わせないで、マックイーンさん!」シュッ ザッ マック「!」(テイオーでも躱し切れなかったこの連撃を、薄皮一枚で捌いている…⁉) ライス「あなたの正義はきっと素晴らしいもので、救われる人もいるのかもしれない!それでも、私には一緒にいたい人がいる!ルフィさんが、みんなが、お兄さまが信じてくれている!」ガガガガガッ マック「くっ!」(連撃が速度を増して…まさかライスさんも、天皇衝を…!) ライス「だから!私はあの人たちのために戦う!あなたにだって勝って見せる!」ガキィ マック「しまっ…!」 ライス「春皇・覇刃ッ!」ズバッ マック「ぁっ…!」ドサッ ライス「…あなたの正義にだって、負けない。」 マック「…『お兄さまのため』、ですか…。それもきっと、正義なのでしょうね。誇りなさい、あなたの想いは、きっと届く…。」 ライス「…ありがとう、マックイーンさん。戦ったのがあなたで、よかった。」タタタッ マック「…ふふふ、勝った側に言われると、何とも複雑な気持ちですわね…。」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 25スレ目 ≫52 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 21 39 31 唐突に思いついたFILMシービー 嘘予告風妄想SS (ストーリーはノリと勢い) それは、古の契約 『バ号条項発令!世界政府全軍に通達!!』 世界を揺るがす 五老星「たどり着いてしまったか…残念だ」 禁断の秘密 ルドルフ「シービー…貴方は何を見たんです!?」 シービー「我々は縛られているんだよ、ルドルフ」 ウマムスメ族を フクキタル「こめんなさい、皆さん」 ルフィ「フクキタル?」 殲滅せよ 主題歌~♪ ナミ「世界政府全軍が、トレセン諸島に!?」 スぺ「やるんだ!私たち五人で!!」 マルゼン「まぁ、黙ってるわけにはいかないわよねぇ」 赤犬「進軍開始じゃあ!」 ルッチ「これは世界政府からの第一級命令だ」 フクキタル「ルフィさん!!!!」 ルフィ「皆の未来を…お前が決めんなよ!!」 シービー「来るか、Dの少年」 ルフィ「シィィィビィィィィィ!!!」 ONE PIECE FILM シービー 来場特典 コミックスUMA巻もらえる ≫80 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 22 30 38 「ふふんふふん、ふふふふぅーん~~~~♪」 アラバスタ王国の位置するサンディ島から出航して、早三日。 晴天の下、広げた帆に風を受け、西北西に航行するゴーイングメリー号の甲板で、 フクキタルは陽気な鼻歌を奏でながら、古びた新聞紙を広げていた。 「いつもの占いじゃないのか?」 ごきげんなフクキタルが広げた新聞を、ウソップが背後から覗き込んだ。 世界経済新聞の娯楽欄。その中央に印刷された写真に映し出される少女には、 フクキタルと同じようにウマ耳が起立していた。 「今日は大吉、私の占い通りです! ウソップさん、この娘がサイレンススズカさんですよ」 毎日王冠というウマ娘達のレースで二バ身余りの差を付け、圧勝。 出走する面子の凄まじさ、それらと並んで尚のこと、圧巻の走りを見せつける。 「荷物を包んでた新聞を見て、何を騒いでたかと思ってたけど、 へぇー、この娘がフクキタルが話してた、サイレンススズカなんだ?」 天候の確認のために甲板へ降りてきたナミが、フクキタルの傍へ近づく。 その途中、寝転んでいたゾロが足首を踏み付けられ、渋々と起き上がった。 「スズカさんはとーっても速くて、レースではずっと一着なんです! おまけにストイックで、レースに勝つための努力を欠かさない、 私だけじゃなくて、ウマ娘みんなの憧れなんですよ!」 ≫83 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 22 31 42 「ウマ娘ってみんな足が速いんだろ? その中で一着を取るなんて、 サイレンススズカって、本当にスゴいウマ娘なんだなー」 三日連続で大吉が出た時のように晴れやかに語るフクキタル。 その語りぶりを聞いたチョッパーが、両目をキラキラさせてスズカの写真を眺める。 麦わらの一味でも最速を誇る彼女が褒め称える以上、その言葉は真に迫る。 ゾロは興味深そうに頭を持ち上げたが、すぐにしかめ面を作った。 「それ見たらコックがうるせぇから、早くしまった方がいいぞ」 「とっくに見てるんだよ寝ぼけマリモ! 最速の機能美、誰が言ったか知らねぇが、飾るにふさわしい言葉だぜ……」 ウイニングライブのセンターで嫋やかな笑顔を見せるスズカの写真に、 サンジが見惚れるように覗き込むと、ギョッとしたウソップが指の力を緩め、 遠くから伸びた腕が新聞紙をひったくった。 「フク! トレセン諸島にも宴があるのか!?」 「はい! レースを応援してくれた観客の皆様への感謝を込めて、 G1レースのウイニングライブは島中が大騒ぎのお祭りなんです!」 「すっげぇー、肉も出るのか!?」 「もちろんです! メリー号より大きなにんじんハンバーグを、 島中の人達でも食べきれないくらい、いっぱい食べるんですよ!」 「ウソップ! お前が言ってた金魚のフンくらいあるんだって!」 「イヤな例え話にするんじゃねぇ!」 羊頭の船主に跨ったルフィが、両目をキラキラさせながらフクキタルの話を聞く。 クルリと身を捩らせたルフィは、わんぱくに伸びた腕をナミへと突き出し、新聞を渡す。 「ナミ、トレセン諸島に行くぞ! どうやったら行けるんだ!?」 「アンタねぇ、急に航路を変えるなんて、……でも意外と近いのね」 ≫85 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 22 32 31 「ナミ、おれもトレセン諸島に行きたいぞ! スズカのレース、見てみたいんだ!」 記事の端に乗った簡素な地図を見るや否や、ナミは一瞬で海図として読み砕く。 サンディ島から海流に乗って二日。航路を大きく逸れず、現在の気候なら危険は少ない。 せがむチョッパーにねだられると、ナミもついついその気になってしまう。 「トレセン諸島に行くの?」 「まあな。ルフィが言い出したら、聞く耳は持たないだろ」 ミス・オールサンデーことニコ・ロビンがゾロに尋ねると、 ゾロは腰の刀に掌を当てながら仏頂面で答える。 「そう。……あの新聞、占い師さんが隠し持ってるものだと思ってたわ」 「ああ? ――――そういやアイツ、いつも古い新聞持ってたな……」 かつて、三日連続で大凶になったフクキタルが、ニャーさんバッグの中身を放り出し、 開運グッズを探している時、小さく折り畳まれた新聞紙がゾロの足元に飛んできたのだ。 ゾロが一声掛けると、フクキタルは血相を変えてゾロの足元にスライディングで滑り込み、 新聞紙を大事そうに握りしめ、まるで警戒する猫のようにゾロを見上げていたのだ。 「これのことかしら?」 「ああ、……てめェいつの間に!?」 フクキタルの背負ったニャーさんバッグから生えた細い腕がジッパーを開き、 手裏剣のように己へと放り投げた新聞紙が、ロビンの指先に摘ままれていた。 几帳面に折り畳まれた新聞紙を広げたロビンが、記事の内容に両目を細める。 「占い師さん。貴方、サイレンススズカに勝ってるじゃない」 「はぅわ!? ロビンさん、それは見ちゃダメです!」 ≫87 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 22 33 10 フクキタルが顔を真っ赤にして、目にも止まらぬ速さでロビンへと駆け寄っていく。 その俊足に呆気に取られたロビンも、微笑を浮かべながらフクキタルへと手渡す。 「ごめんなさい。大事に隠されたものって、つい見たくなっちゃうの」 「小悪魔なロビンちゃんも素敵だぁ! フクキタルちゃんも、 十バ身差で一着なんて、隠さなくてもいいじゃないか」 姿を見せたロビンへ駆け寄るサンジもまた、フクキタルに負けず劣らずのスピードだった。 只事ではないフクキタルの様子に、サンジも取り成すように賛辞を贈るが、 一方でフクキタルはウマ耳をしょげさせながら、受け取った新聞紙を折り畳んでいた。 「うぅー、あの時は運が良かったんですよ……。 その後は、スズカさんが大逃げを確立して、グングンと成績を上げていって、 一方の私は、シラオキ様から見放されたみたいに、ドンドン調子を崩して……」 「なんだ、フク。お前遅かったのか?」 「ルフィ、フクキタルちゃんの傷口に塩を塗るんじゃねぇ!」 サンジの怒号も聞き流し、ルフィは伸ばした腕を引き寄せるように、仲間達の下へ飛び込んだ。 その時、ナミと共に紙面を追っていたウソップが、興味深そうに声を上げた。 「ちょうどいいな、ドリームトロフィーグランプリが一週間後に開催だってよ!」 「いいじゃない。フクキタル、アンタも出てみたらどう?」 気落ちしたフクキタルに対し、ナミが後押しするも、 フクキタルは怖気づいたように尻尾を項垂れる。 「だ、ダメですダメです! トレセン諸島のウマ娘はみんな、レース強豪揃いなんです! それにドリームトロフィーならスズカさんだって出走するんですよ! 勝てっこないです!」 ≫88 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 22 33 41 「お前の好きにすればいいが、戦う前から怖気づいてるんじゃねぇよ」 「レースで頑張って、ウイニングライブを踊るフクキタルちゃんも見てみたいなー」 見かねたゾロがぶっきらぼうに発破をかけるが、フクキタルは益々縮こまってしまう。 サンジが甘い言葉でフクキタルを誘っていると、ルフィが両腕を大空に掲げた。 「よーし、次の島はトレセン諸島だぁー!」 「ルフィさーん! 私、まだ覚悟が決まってないです!」 相変わらずも騒がしいメリー号の様子を、ロビンは愉しげに眺めていた。 但し、彼女は乗り気ではなかったが。出航前に読んだ新聞記事が脳裏を過ぎった。 「優しい船長さんね」 「ロビンちゃん、どういうこと?」 「王女様と別れて、みんなすっかり落ち込んでたから、 お祭りにかこつけて、元気づけたかったんじゃないかしら」 「いいや、肉を食いたいだけじゃないかね」 口ではそう答えるサンジだが、タバコの煙を吸い込む表情は満足気だった。 ロビンは自室へと戻ると、古めかしい書籍に挟んだ新聞記事に目を通した。 「だから、これは私だけの秘密。――――今はね」 【サイレンススズカ骨折、レース復帰は絶望的か】 ≫90 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 22 34 47 「アラバスタで闘ったスマートファルコン、 あのウマ娘の走法を取り入れれれば、おれはもっと強くなれる」 「一滴の血も流さず、誇りのみを賭けてレースに挑むってか。 あの偉大なる巨人の戦士達のような、アツい戦いが見られるかもしれねぇ」 「スズカのレース、フクキタルの話だけでもカッコいいのに、 なあ、おれトナカイだけど、レースに参加できないかなー?」 「チョッパー、女の子が一生懸命汗を流すのがいいんだろうが。 ウマ娘達だからの夢の楽園。みんなに俺の料理を味わってほしいなぁ」 「フクキタル、絶対に一着取るのよ! こうなったら、アンタに全額ベットするから!」 「ナミさん! ウマ娘のレースにお金を賭けるのはご法度なんですよ!」 「楽しみだなぁー、トレセン諸島! ナミー! まだ着かないのかぁー!?」 その島はレースに全霊を尽くす乙女達の楽園。 この世ならざる名前を掲げ、異界の魂と共に最速を目指す少女達が集う。 『ONE PIECE~プリティーダービー~』。 この世界に生きる彼女達の航路は、まだ誰にも解らない。 トレセン諸島編のプロローグ、考えてみた。 アラバスタ出航後、空島に辿り着く途中のオリジナル展開で。 ≫160 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 12 16 スレタイや初期スレからどんどん広がった妄想だから、他妄想とぶつかるけど、 スターウマ娘達がみんな海賊や海軍になっちゃったから、 トレセン諸島のレースは廃れ始めて、16人レースに9人とかは当たり前になって、 寮長かつスターウマ娘のフジキセキやヒシアマゾンは島に残って、 適正外のレースにも三連続、五連続と出走したりして頭数を稼いでる シャンクスと共にトレセン諸島を出航したスぺとの別れを切っ掛けに、 自分に敵う相手がいなくなったスズカは、すっかりナーバスに陥るんだけど、 そんな彼女が唯一期待していたのが、かつて自分を負かしたフクキタルだったんだ だけど、姉の死を切っ掛けに自信を失っていたフクキタルは、 スズカに勝ったのは幸運のおかげだと思い込んでいて、 スズカに負けたら負けたで不運になった、憧れのスズカさんにはもう勝てないと言い続け、 その態度に業を煮やしたスズカがブチ切れて、愛想を尽かせ、フクキタルは家出同然に島を飛び出す 孤独なレースを走り続けていたスズカは、レース中の複雑骨折によって、 競技続行が不可能となり、自暴自棄になっていたところをチョウ・キョーシに捕まる 助けに来たフクキタルに対しても、「どうせ走れないなら足を繋がれた奴隷と同じ」と、 自らキョーシの船に乗り、心が折れたフクキタルがルフィ達に助けを求める キョーシ達と闘うルフィ達だが、アーロン海賊団にも劣るキョーシ達とも一進一退の攻防 どうして本気じゃないのか、と叫ぶフクキタルに、「お前が本気じゃないからだ!」と怒鳴るゾロ 「フクキタル、お前がスズカを助けるんだ!」と檄を飛ばすルフィに後押しされ、フクキタルは走る 「私、スズカさんともう一度走ります! 今度は絶対、私が勝ちます!」 スズカを背負って走るフクキタルへの攻撃は、全てルフィ達が食い止め、キョーシをぶっ倒す。 その後、ドリームトロフィーで一着になったフクキタル。空島へ向かうため、スズカと別れる。 ワンピースを見つけ、大海賊時代を終わらせ、ウマ娘達がトレセン諸島に戻るのを信じ、 フクキタルは麦わらの一味と共に、新たなる冒険へと出発する。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 26スレ目 ≫22 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 37 07 ここは小さな島程の大きさを誇る世界最大のカジノ船「グラン・テゾーロ」 この日、スロットマシンに向き合うとあるウマムスメ族の少女が多くの客達の視線を集めていた。 彼女が視線を集めるのはウマムスメ族だからであろうか。 いや、ウマムスメ族だったらショーのダンサーにもいるし、客や職員の何人かもウマムスメ族がいるためそれ程珍しいことでもない。彼女が注目を集めるのはスカジャンの背に描かれた、かつて四皇という言葉が生まれる前より同等に恐れられ今尚強い影響力を持つ『金獅子海賊団』のマークゆえであった。 彼女の名は 『金獅子海賊団7番隊隊長 ナカヤマフェスタ』賞金額2億9324万3000ベリー 金獅子海賊団提督・金獅子のシキの孫娘である。 ≫27 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 38 15 「探したぞ、馬鹿娘」 そう口を開いたのはシキがインペルダウンに投獄されていた頃、金獅子海賊団提督代行を務めたウマムスメ族で最も凶暴であると噂されるシキの実娘、キンイロリョテイである。 ナカヤマフェスタ「なんだオフクロかよ」 キンイロリョテイ「なんだじゃねえだろ。今日はこれから大事な取引あんの知ってんだろ。」 そう、本日は元々他の海賊団との取引が予定されているのだ。うまくいけば「悪魔の実」を得られる機会の大きい重要な会合である。 今回の交渉はフェスタ主導で話を進める予定なのだが、昨日の嵐で航路を変更する必要がありそれがたまたまグラン・テゾーロの航路と落ち合ってしまい、ギャンブラーのフェスタは会議前の僅かな時間でこっそりと賭け事をしに行ってしまい、キンイロリョテイが連れ戻しに来たのだ。 フ「今いいとこなんだからこれ打ち終わるまで待っててくれよ」 しかしフェスタの眼は真剣だ。 こうなったら国引きオーズが覇気を込めても動かせない。 リ「しょうがねえ、まだ少し時間あるしオレも時間潰すか。」 リョテイも実は周りのゲームが気になってしょうがなかったのである。 ≫28 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 39 02 シキ「全く、提督の俺自ら迎えに来させるとはなあ」 結局リョテイもなかなか戻らないのでシキ自らが連れ戻しに行くことになった。 フェスタとリョテイの2人を連れ戻せるのは本来ならこの男にしかできない仕事だからだ。 しかし 「お?あそこ丁半やってんのか。ちょっと覗いてくか」 〜10分後〜 シキ「ジハハハハハハハ!俺は半に賭けるぜ!!」 藤虎「丁!丁に張った!!」 モブA「おい...あれって海軍大将の藤虎って奴じゃねえか?」ヒソヒソ モブB「な、なんでこんなとこにいるんだよ?」ヒソヒソ モブC「あの金髪の爺さんがもしかしたら金獅子のシキって大海賊かもしれないからな...しかも爺孫三代揃ってここに潜り込んでいるという噂だ...頃合いを見て巻き込まれない内に逃げた方が良さそうだ....」ヒソヒソ こうして、金獅子海賊団提督三代が時間を忘れてギャンブルにのめり込むのであった。 ちなみに今回の藤虎は只賭け事だけを目的に来たではなかったのだが、少なくとも今は幸か不幸かシキには気づいていないのである。 ≫30 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 39 53 〜数時間後〜 シキ「よっしゃ猪鹿蝶!この局も俺の勝ちだな!!」 勝負はいつしか花札へと移り、気がつくと藤虎以外の周りの博徒達が驚愕の表情でシキの方を指差していた。 シキ「おいおいどうした?そんなリンリンとカイドウが婚約発表した時みたいな顔してよお、俺に有り金全部食われちまうって怖気付いたか?」ジハハハハ ゴールデンサッシュ「あらあなた、こんな所にいたのね」 この時のシキの表情はかつて空島・スカイピアの先代の神エネルが初めて地上のゴムと遭遇した瞬間を思わせるものであった シキ「サッシュ!?どうしてこんな所に?」 サッシュ「そりゃあ大事な取引忘れて賭け事に現抜かしてる問題児3人組を連れ戻しによ」 シキ「そうだ取引!交渉はどうなった!?」 サッシュ「それはゴルシとオルフェが上手くやってくれました。あの子達戦闘面だけじゃなくて交渉とか策謀の面でもかなり優秀よ。」 シキ「おお、そうかそうか!それはよかった!」ジハハハハ サッシュ「ええ、後は仕事すっぽかしたあなたに制裁を加えたら完璧ね。」ニコッ シキ「え、ちょっと待」 金獅子の絶叫がグラン・テゾーロ全体に響き渡った ≫32 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 40 51 ゴールデンサッシュ「この度はうちの海賊団内の問題のためにお騒がせして申し訳ありませんでした。」 騒ぎを聞きつけたオーナー、ギルド・テゾーロが駆けつけると、そこには一人のウマムスメ族と、血濡れで意識を失っている金獅子海賊団提督と提督代行、部隊長の3人が転がっていた テゾーロ「こ、これは一体...」 テゾーロも流石にこの異常事態には言葉を失っていた サッシュ「あ、うちのを探したり制裁するのに少し壁とか備品とか壊してしまったので、修理代はここに転がってるのの勝ち金からさっ引いてくださいな。」 テゾーロ「あ、ああ」 サッシュ「それと、これは私の電伝虫(テゾーロ用)の番号。今度あの人達が来たら教えてくださいね。こっちでも一人で行かない様に何人か監視役がついて行く様に強制するけど。」 テゾーロ「...わかった、手配しよう。それで...今日のところはこのままお帰りになるということになるのかな?」 四皇級相手に穏便に済ませられるのならば少なくとも今はそうしてくれた方が有り難かった サッシュ「ええ、そのつもりよ。それじゃあ今後とも宜しくお願いしますね。」 そう言うとゴールデンサッシュは気絶している夫や娘・孫を抱え、引きずりながら本船へと帰還した 今回の件でまたも重体となった金獅子に変わり、当分の間海賊団の指揮はゴールデンサッシュが取ることになったのは言うまでもない ≫35 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 41 31 おまけ 藤虎「金獅子とバクチやってて気付かないなんてあっしも不甲斐ねェ。略奪や破壊が目的ではなかったみたいですし、今回のところはこれで手打ちにしときやしょう」 ??「全く...金獅子ともあろう大物がどうしてこんな所で醜態を晒せるんでしょうね(溜息)」 ??「それにしても海軍大将がいながら金獅子に気づかない物ですかね」 ??「さて、もうそろそろここのエリアの調査終了予定時間ですね...」 ド ン CP0 エイシンフラッシュ 「そろそろルッチさん達と合流しましょう。」 To be continued.... ≫49 二次元好きの匿名さん21/09/09(木) 23 50 12 フランキー「おうフク、ちょっとここを押してみな」 フク「は、はい……(ポチッ)」 フランキー「フランキ~~~ニップル・ルーレット!」 ナミ「フクになんてもん見せてんのよアンタ!ビシッ」 ≫81 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 00 35 46 フクキタルを曇らせたかった。 「スズカさん、助けに来ました!」 遺棄された食糧庫の中、鎖に繋がれたサイレンススズカは横たわっていた。 手首に架せられたウーツ鋼の手錠は分厚く、ウマ娘の膂力を以てしても破壊に手間取る。 病院から連れ去られた着の身着のまま、寝間着とギプス姿のスズカは、 歯を食いしばって鎖を引き千切ろうとするフクキタルに、冷めた視線を送った。 「今更、何しに来たの?」 「ふんぎぎぎぎぃぃー、スズカさん、オラシオンはウマ娘じゃなかったんです! ウマウマの実でウマ人間になって、女装してウマ娘の振りをしてたんです!」 「そう……。ねぇ、フクキタル」 オラシオンと名乗るウマ娘に騙され、囚われたとスズカは気付いていた。 悪人に捕まったウマ娘がどうなるのか、その運命も理解している。 「貴方、なんで私を助けたいの?」 「こんな時に何を言ってるんですか!? スズカさんは友達じゃないですか!」 「誰よりも速くて、レースに一番ストイックで、 私が絶対に追い付けない、憧れの友達なんです!」 ウーツ鋼の鎖はフクキタルの全力を以ても、鈍い音を立てるだけだった。 フクキタルの答えを聞いたスズカは、静かに告げた。 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 00 36 25 「私ね、助からないの」 「この脚だとレースに復帰できない。 走れないのなら、奴隷と同じじゃない」 「ス、スズカさん……そんなの……」 絶句するフクキタルが鎖を手放し、スズカは目を伏せた。 「もう、走りたくないの。走れば走るほど、私の傍から誰もいなくなる。 お客さんが掲げるウイニングライブの松明が、レースの度に消えていく」 「みんなが狭い島からいなくなって、みんなが広い海に消えて行ってしまう。 心が折れてレースを辞める娘。海賊に憧れて海を出る娘、それを追って海軍に入る娘……」 久々に出会ったヒシアマゾンは、短距離レースで届かぬ追い込みを仕掛けていた。 後輩達が憧れるフジキセキは、泥だらけになりながらダートレースを走っていた。 出走者の消えた競技場に火を灯し続けるために、適性を問わずにレースを続けていた。 「スぺちゃんだって、……もうきっと、戻って来ないのよ」 「スぺシャルウィークさんは、……絶対に戻って来ます……! 戻って来て、もう一度スズカさんと走るって……言って……」 「貴方だって島から逃げたじゃない!」 悲痛な金切り声が空の倉庫を反響する。 唇から血を滲ませたスズカが、歯を食いしばってフクキタルを睨む。 ≫82 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 00 37 38 「私はもう、助からない。 ……いいの、きっと、誰にも天寿というものがあって……」 「私も、この島も、もうすぐそれが消えるだけ。 ……フクキタルみたいなこと、言ってしまったわね」 その皮肉はフクキタルの耳に届かなかった。 呆然と立ち尽くし、背後の扉が開く音にさえ気付かなかった。 「キョー、キョッキョッキョッ!! ――――ゲェェェ~~~~ッッ ウマ娘がまた一頭!」 「その娘には手を出さないで。ケガだけじゃ済まなくなるから」 枷のないフクキタルを捕らえるのは困難だと理解したキョーシは、 両手首に手錠を掛けたスズカを引きずるように、倉庫から出ていく。 「……それじゃあね、フクキタル。 貴方の航海が、幸運に満ち溢れているのを、祈っているわ」 扉は閉ざされた。フクキタルは膝を折り、冷たい床に蹲った。 ゴールデンオルカ賞でスズカに敗れ、毎日を開運の儀式に傾倒していた時、 スズカはハッキリと、フクキタルに告げたのだ。 「私、貴方のそういうところ、大嫌いなのよ」 死に別れた姉に重ね、憧れていた友人に絶交を告げられ、 フクキタルは次々とレースに惨敗し、折れた心は戻らなかった。 ≫83 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 00 38 12 ある日、チュウオウ島に停泊した貿易船にフラリと訪れたフクキタルは、 たまたま空いていた食糧庫の中に忍び込み、ローグタウンへ流れ着いた。 誰にも見つからず密航に成功できたのは、果たして幸運か、不運か。 「フクキタル」 どれだけ経っただろうか。声を掛けられたフクキタルは顔を上げた。 涙に曇った両目でぼやけながらも、麦わら帽子はハッキリと見えた。 「ルフィさん……スズカさんが、奴隷船に乗せられて……」 「知ってる」 「じゃあ、なんでここにいるんですか……?」 「お前を探してた」 開け放たれた扉の向こう側、ルフィの背後には仲間達が並んでいた。 誰もが顔を強張らせ、泣き崩れるフクキタルを見下ろしていた。 「ルフィさん……。スズカさんを……助けてください」 「奴隷船がどこに行ったかは、ナミが知ってる」 メリー号でひょうきんな笑顔を見せる、快活な少年の姿はそこになかった。 静かに据えられた黒目がまっすぐにフクキタルを見下ろしている。 ≫84二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 00 38 35 「一緒に来い、フクキタル」 「……は、はい!」 ルフィの態度に違和感を覚えながらも、フクキタルは立ち上がった。 仲間が一緒に来てくれる。それはフクキタルにとって、シラオキ様と同じく心強かった。 だから、大丈夫。きっとみんなが、スズカさんを助けてくれる。 この時のフクキタルは、そう信じていた。 ≫157 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 13 25 26 ボラの魚人対フクキタル ボラー・マレットは空気の壁を作り出し、それを足場にしてフクキタルの周囲を飛び回る。 ボラーのジャンプ力は魚人でありながら卓越しており、そこから繰り出されるルチャの動きはフクキタルを翻弄していた…。 それが、2年前ならば。 フクキタルはボラーに背を向けた状態で構え、足元にあった小石を遠くに蹴飛ばした。 「ボララ!どこを向いてやがる!」 「私は、決めたんです。福を待つのではなく、福を自分から掴みに行くと!」 「くらえ!」 ボラーはフクキタルに飛びかかる。 しかし、それはすでに見聞色で見た世界。 構えた時に蹴飛ばした小石は兵士の引き金に当たって弾が発射され、それが建物の上にあった像を破壊し、その像は落下して『偶然』そこにいたドスンの攻撃に巻き込まれてボラーに直撃した。 「なっ…!?」 そして彼は予想外の方向からの攻撃に吹き飛ばされ、自分が作り出した空気の壁に弾かれてフクキタルの目の前にやってくる。 「何も無かった頃とは違う!私には!信じられる仲間がいるから!…菊花掌!」 その一撃は無防備なボラーに直撃し、彼を一撃で完全に沈めた。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 27スレ目 ≫63 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 18 03 16 切り立った岩山群からなる無人島、そこに革命軍はしばしの間停泊していた。東の海の各国を巡り、ガタが来はじめていた船の修繕のためである。 そんな中、暇を持て甘した一人の少年がいた。ゴア王国出身の少年、サボである。 長い船旅にも疲れてきていたサボは、かつて義兄弟たちと山中を駆け回っていたときに培われた冒険心をもとに、一人でしばし探索を行うことにした。 遥かにそびえる断崖を乗り越え、岩から岩へと跳び回ったその先、丁度船から一番離れた岩にたどり着いたとき。 サボ「大分きたなぁ…ただ動物もいないし、木や草もほとんど生えてないハゲ岩しかねぇ。そろそろ戻るか?」 彼がそう思い踵を返そうとしたその時、視界に一つの人影が見える。 ???「スー…スー…zzz」 サボ「え?」 見ると、断崖絶壁、移動経路にもしようと思わなかった一際小さい岩山の上で、 一人の少女が爆睡している。 若干緑がかった美しい白髪、それに良く合う白い衣装。何よりそれらよりも目を引くのは、彼女の頭から生えた耳と、腰に見える長い尻尾。──かつて共に遊びあったトウカイテイオーと同じ、ウマ娘族の少女である。 ≫111 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 19 02 09 ライス×ベラミー概念についてお話したい。 三代目コラソンに就任したライスに部下が必要だろうと宛てがわれたのが当時空島から黄金の柱を献上したばかりのベラミー。 初めての部下ということでライスはベラミーに歓迎会を開くのだが…… 「お飲み物出しますね……ってうわぁ?!」 びしゃり──バランスを崩したライスがお盆に載せた飲み物をベラミーにかけてしまう。 「ご、ごめんなさい……」 「……いや、気にするな。飲み物をかけられたことぐらいどうってこたぁねぇさ」 「で、でも……」 「いいさ。アンタはそこで座って待っていな。これから上司になるやつになにもかも任しちまったら部下の立つ瀬がねぇ」 割れたグラスを一箇所にまとめ、ゴミ箱へと放り捨てる。 キッチンに用意されていた料理と、予備のグラスを取り出し机に並べる。 ライスシャワー、これからおれの上司となるウマ娘は少し俯きながら素直に座って待っていた。 「まあ、なんだ。これからよろしく頼むぜ。コラソン」 「う、うん。でも、二人きりのときはライスって呼んでほしいな。ベラミーさん」 ──今宵、二人きりの暗殺チーム・コラソン軍が結成された。 「──それでね、それでね。ドフラミンゴさん。今日はそんなことがあってね……」 「……そうか、そいつは良かったな。ライス」 電伝虫の受話器を置く。青薔薇の少女を模していた電伝虫が瞼を落とし眠りにつく。 「フッフッフ……そうか、なら──殺さなくてはな、ベラミー」 サングラスに隠された双眸は。黒く黒く、歪んでいた。 ≫123 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 19 28 38 「次も先頭は譲らないわ」 ONEPIECE[青春] 「マチカネフクキタル17歳、いつかお姉ちゃんみたいになる事を夢見て今日も走ります、占いに頼らなきゃいけない事も多いけど私なんかの意思じゃなにも良くならない、だから今日も占いに頼ります…」 「私は…どうすれば」 「自分に嘘つくなよ」 「飯行くぞー!」 「ありがとうございます…ルフィさん」 アオハルかよ ≫132 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 20 19 30 ミホノブルボン、ヴァンスモーク家の怪文書を思いついたので サンジが炎の踵落としでキャンディを砕こうと降下してくる中、兄弟のなかで誰よりも感情のなかったブルボンは父であるジャッジに言った 「マスター…、いえ、お父さん。私は死にたくありません。そして諦めるには早すぎます」 「ブルボン…!」 ブルボンには感情がなかったのではない。情緒の成長が遅いのだ。 ジャッジはブルボンを心と体の完成された最高傑作だと見ていたが、実は彼女は父の望みを叶えたい、優しい子だったのだ。 ブルボンはナミから受け取ったレイドスーツを誰よりも速く身に纏う。生きるのを諦めてなかったからこそ、即座に動けたのだ。(スーツはブルボンの勝負服にマント) 「G00 1st.F∞;!」 ブルボンは超高速領域に侵入し、家族に銃を向けていた『敵』を全て撃滅した ≫134 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 20 28 49 フランキーと共に修行した二年後、研究所の様子を見に来た科学者チームが、 施設の爆発はブルボンが触ったからだと決めつけ、「何処へでも消えてしまえ!」と激高する それをオーダーと受け取ったブルボンは、フランキーがブルボンのために作っていた、 バトルフランキー36.5号(唯の足漕ぎボート)に乗り込み、爆速の踏み足で島を後にする ドレスローザに流れ着いたブルボンは、迷い込んだ工場をぶっ壊した罪で囚われるも、 海軍の繋がりを考えると殺すのは避け、10連勝したら自由にしてやる、と条件付けで囚人剣闘士となる 10戦目の相手はライスシャワー。ブルボンは辛勝するも、ファミリーの幹部であり、 『幸せの青い薔薇』と呼ばれる一番人気のライスに初めての敗北を与えたことから、 レベッカに次ぐ第二のヒールとしてブーイングを浴びるが、約束通りに闘技場から解放される ブルボンは強化パーツとしてメラメラの実を欲しがり、ライスもブルボンに勝つためについてくついてくする 二人が仲良くなる中、ライスは闘技場で負け無しにも関わらず、今まで倒した相手を誰も覚えてないと告げられ、 優しそうなライスがそんな心境になるのか、と訝しみながら、トーナメントに挑む オモチャ化が解除され、自分が倒した相手の命乞いや罵詈雑言を浴びる記憶が一気に流れ込み、 本当のヒールはレベッカでもブルボンでもなく、ライス自身だったと気づいてしまう ドフラミンゴと対峙したライスは、ローとの繋がりのあるライスはファミリーではなくオモチャだと語る ライスを闘技場のヒーローに仕立て上げ、ファミリーの幹部として可愛がっていたのも、 全てはライスの甘さに付けこみ、勝利と幸せの記憶を与え続け、ローとの断絶を期待したもの 絶望するライスの下に、ドフラミンゴは寄生糸で操ったブルボンを差し向ける 「フフフ……妹分の尻ぬぐい、リベンジマッチのお膳立てだ」と、笑いながら 「貴方が倒した全員の生存。貴方は誰の血も流さずに勝ち続けた」 「ライス、貴方はヒールではありません。皆にとってのヒーローです」 ライスはブルボンに決闘を挑み、ブルボンはそれに答え、敢えて支配糸の操作を受け、 ついてくついてくでブルボンの癖を見抜いていたライスは、ブルボンの攻撃を避け、 カリカリの実の追尾によって、ドフラミンゴへ一気に近づき、決定的な一撃を与える(影騎糸) ≫137 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 21 09 15 41歳が決定的にライスを嫌うようになる過去編あらすじ コラさんの裏切りとローの離脱に怒ったドフラミンゴ。ライスをローに差し向けるためコラさんはローに殺されたという嘘をつく。当然それを教えられたライスはローに対する喪失と憎悪に苛まれるが、コラさんとのある約束を思い出す。 それはコラさんがいない時には体の弱いローを守るという約束だった。あの優しいコラさんとの約束を守らなければならないと思ったライス。己の憎しみを止められずもドフラミンゴに土下座をし、ローに制裁を下し正すから生きるチャンスを作って欲しいと願う。 憎しみを抑えられない顔で、ファミリーの鉄則を知っても尚そんな行動に出たライスにとてつもない拒否感と嫌悪感を抱くドフラミンゴ。しかし利用するための言葉を吐き続ける。 「今すぐローを殺すのはやめる、お前がローを正せるというのならやってみせろ」「でももしローがファミリーに従わないなら」「裏切り者は不要だ、ローを殺してお前も死ね」「ローがいない間の分はお前が埋め合わせろ」「…お前は絶対におれを裏切るなよ…?」 本編時間ではローへの憎しみとコラさんへの想いでぐちゃぐちゃになっていて、勢いでハートの椅子に拘束されているローの首を片手で絞めたり。「あなたが背負うべきものは全てライスがやる」「大丈夫、そこに座って守られてて」とパンを配ってた時に見せたものとは似ても似つかない不器用な笑顔をするライス。 ≫173 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 22 37 00 これはゾウ編の幻覚 (りゅーのすけの背中に乗って登象中の一行) ゾロ「おいフク、お前直接登っていけんじゃねえか。ウマムスメだし」 フクキタル「ちょちょちょっとゾロさぁん!?ウマムスメのフィジカル過信しすぎないでください!!」 フクキタル「大体助走もなしに垂直の壁走るなんて無茶ですし、そもそも全然てっぺんが見えないくらい高いんですよ!?」 フクキタル「仮に壁を走れたとしても、相当スタミナがあるウマムスメじゃないとワンチャンすらないです!!」 ライス「…………なるほど!」 ロー「なにがなるほどだ。やめとけ」 ≫179 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 22 52 38 二番隊隊長がグラスの場合、エース就任はこんな感じかな 「エース君、二番隊隊長やってみませんか?」 「おれが二番隊隊長を?」 「グラスはずっと代理なんだ、お前の隊長ならみんな納得だとよ」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 28スレ目 ≫18 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 23 56 39 恋ピとウマ娘です ナミ「パパー、お風呂上がったよー」 パパ「後で入るから、……うーむ、中々因子が揃わないな」 ナミ「珍しいね。パパがスマホでゲームやるなんて」 パパ「ほら、ウマ娘だよ。ちょうど、パパが競馬にハマってた頃、 活躍してた競走馬がキャラクターになっててさ」 ナミ「あー、クラスでも流行ってるよ。女の子のゲームでしょ?」 パパ「そうそう。意外と細かい競馬のネタが入っていたりして、 油断してたらついついハマっちゃったよ。どれ、もう一回育成するか」 ナミ「ほどほどにしなよー。私、もう寝るからねー」 ナミ「(山本くんもこういうゲーム、やったりするのかな……?)」 <海賊部部室> 尾田「はい。ワンピースとウマ娘がコラボすることになりました」 ナミ「(やりやがったな、コイツ……!)」 嘘風「尾田先生、そもそもウマ娘とは一体……? ミンク族にはまだ、シマウマのジョバンニしか登場していないはず」 山本「ウソップくん。ウマ娘っていうのは競走馬を女の子にして育てるゲームだよ」 嘘風「女性を馬に!? やはり時代はSMILE……!」 ナミ「百獣海賊団のスピードのことでもないからね。 プレイヤーがトレーナーになってウマ娘って女の子をアスリートに育成して、 出走させたレースに勝ったら、センターでライブが出来るゲームだよ」 嘘風「勝ったらライブ……? なるほど、宴ということですな」 ナミ「そもそもアンタは、何とでもワンピースとコラボさせるよね。今更だけど」 ≫19 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 23 58 29 尾田「ウマ娘のことは解ったかな? それじゃあ、メンバーを発表するぞー」 尾田「麦わらの一味に入るのは、この娘! はい、マチカネフクキタルです!」 山本「この娘知ってる。占い師のキャラクターだって、黒野くんが言ってたよ」 嘘風「なるほど……。確かに役職の被りはありませんな……」 尾田「しかも姉と死に別れた悲しい過去持ち! 性格はお調子者の女の子! 尾田も真っ先に育てたよね。フルアーマーフクキタルに5万つぎ込んじゃった」 ナミ「尾田の名前で勝手に推しを語るのはマズイだろ」 嘘風「尾田先生、麦わらの一味に入るのならば、最低限の戦闘能力は必須ですが、 ミンク族相当の身体能力と考えても、少々荷が重いのでは……?」 尾田「大丈夫大丈夫。この娘は3億7024万6000ベリーの賞金首だから」 ナミ「そんなにスゴイの!?」 尾田「競走馬時代の獲得賞金額を賞金額に据え置きするってわけ」 嘘風「懸賞金が強さの基準ではないとはいえ、ゾロやサンジより上なのですか!?」 尾田「ウマ娘だからね。天竜人がこぞって奴隷にしたがる種族なのよ」 ナミ「みんな可愛い女の子だからなー」 ナミ「(山本くんはどの娘が好きなのかな?)」 尾田「このサイレンススズカも、天竜人の奴隷になってるからね」 ナミ「おいやめろ! 集英社と馬主をまとめて敵に回すな!」 尾田「それにウマ娘はウマ娘空手を使えるから、ムッチャ強いよ」 ナミ「ウマなんだからレースで走らせてあげなよ」 嘘風「むむむ、創造主がそこまで言うのなら……」 ナミ「コイツは唯のサラリーマンだし、ウマ娘の創造主は元を辿るとJRAだからな」 ≫20 二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 23 59 30 尾田「さあ、どんどん行くぞ! お次はテイエムオペラオーだ! 世紀末海賊団の船長! 賞金額はなんと18億3518万9000ベリー!」 嘘風「なっ!? ついに船長の15億を超えましたか!?」 嘘風「エニエスロビーを襲撃し、インペルダウンを脱獄した上、 革命家ドラゴンの血を引く船長よりも上とは、一体どんな悪行を!?」 尾田「あー、その。……天竜人を殴った」 嘘風「なんと! ですが、それなら船長もシャボンディ諸島で――――」 尾田「まとめて殴った。50人くらい」 ナミ「天竜人のバーゲンセールかよ」 尾田「それとオペラで悪役に仕立てて、晒し者にしたり……」 ナミ「天竜人は懸賞金を稼ぐボーナスステージじゃないからな!」 嘘風「な、なるほど……。しかし、9000ベリーにはどのような意味が……」 ナミ「ほらー、突拍子もないこと言うから、端数の考察始めちゃったじゃない」 尾田「最後はライスシャワーだ。この娘、むっちゃ不憫なんだよねー……」 山本「確かレースの途中で亡くなっちゃったんだよね」 ナミ「あー、私も聞いたことある。(山本君やさしー……)」 尾田「尾田、この娘は甘やかすよ。ライスには幸せになってほしいからね」 ナミ「そこまで言うなら信じていいんだよね?」 ≫21 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 00 00 03 尾田「ローと幼馴染のライスはコラソンと共にドン・キホーテファミリーに拾われ、 色々あってローは離反し、ライスはファミリーに残るけど、二人の心は一つなんだ」 ナミ「おー、結構ガッツリ話に絡んで来るんだね」 尾田「コラさんを殺害したドフラミンゴはライスに闘い方を散々仕込んだ上、 部下のベラミーも粛清され、自分と関わった者みんなオモチャにされて、 唯一信じてたローとも、……おっと、これ以上はネタバレになるな」 ナミ「不幸のオンパレードじゃねぇか! 本当に幸せにする気あるの!?」 嘘風「しかし、一国の王でありシンジゲートのトップであるドフラミンゴが、 そこまで彼女に固執する目的はあるのですか?」 尾田「ライスはローとアツアツだからね。ドフラミンゴも面白くないんだよ」 ナミ「ドフィの感情ドロッドロだな! 女子のヤキモチか!」 ナミ「ん……? アツアツ……?」 尾田「でも、最後は扉絵連載で二人は結婚するからハッピーエンドよ」 ナミ「おいテメェやめろやめろ! ライスを夢女子のヒールにする気か!?」 尾田「でも、ライスには幸せになってほしいし……」 ナミ「ここまで激重にして何言ってるんだよ。収集着かないでしょ」 尾田「最後はルフィがなんとかしてくれるから……」 ナミ「ルフィに全体重乗っけすぎだろ。アイツも大変なんだからな」 尾田「と、まあこんな感じで」 嘘風「解りました。創造主の意向とあれば、某も全力を尽くしましょう」 ぷるるるるるー 嘘風「ヘイまいど、こちらクソレストラン。……ご予約で?」 ナミ「電話掛けた方のアンタが言うセリフじゃないでしょ」 嘘風「詳細は府中に着いてからの、指示を待て」 ナミ「一人二役じゃねぇか。本当に電話してるの?」 ナミ「もー、山本くん早く帰ろう。これじゃあキリないよ」 山本「う、うん。またね、ウソップくん」 ≫22 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 00 01 18 <帰り道> ナミ「ところでさ、山本くんもウマ娘に興味あるの?」 山本「うーん、僕はそんなに……。あんなに語れるくらいだし、 スゴく楽しいゲームなんだな、って思うけど」 山本「僕は、ウマ娘よりも、その……」 ナミ「えっ!?」 ナミ「(な、なになになに、そんなに頬を赤らめて……。 マズイ、心の準備が……。あー、今の顔見られたくない!)」 商店街のTV「速報です。本日のジャパンカップ後のウイニングラン中に、 300人の観客がレース会場に雪崩込み、暴動の如き乱痴気騒ぎを始めました」 ナミ「は?」 TV「観客達は『宴だぁー!』と叫んだ後、肉ばかりのバーベキューを始め、 騒ぎに驚いた競走馬が脱走。将棋倒しによって、十数人が軽傷となりました」 TV「駆け付けた警官隊によって大多数が逮捕されましたが、首謀者は逃走中です。 目撃者の証言によれば、丸眼鏡を掛けた大柄な――――ザザッ―――」 TV「ええー、首謀者については、現在調査中であり、詳しい内容は……」 山本「ウソップくん、さっき府中って言ってたよね」 ナミ「パパが言ってたけど、ジャパンカップって中山競馬場じゃ……」 <翌日> ナミ「この、クソバカワンピース脳! なんでウマ娘のファンより先に、競馬場に迷惑かけるんだよ!」 嘘風「し、しかし、ナミさん! 激闘を締めくくるのはやはり宴で……」 ナミ「やかましい! ほらー、宴なんて報道されるから、 ワンピースファンとウマ娘ファンの激論がTwitterで繰り広げられてる!」 ナミ「こんなんじゃあ、ワンピースとウマ娘のコラボなんて、 今後絶対ありえないんだからね!」 おわり ≫41 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 00 38 16 ナミ「最近『ウマ娘』ってすごく流行ってるよね」 山本「あ、それ僕もやってるよ」 ナミ「山本くんもやってるの?」 嘘風「それがしもやってますよウマ娘」 ナミ「この画面『海賊ウマ娘』ってあるよねこれ。もう既に私の知ってるウマ娘じゃないんだよ」 嘘風「ソーシャルゲームと言えば何はともあれガチャですな。このゲームのガチャ画面は凝っていまして」 ナミ「ゲートからウマ娘が出てくるんだよね」 嘘風「各々のウマ娘のスタート地点は別々ですが、最終的に一箇所にまとまるように・・・」 ナミ「これデッドエンドの冒険に出てくるスタート地点の山に向かって逆流する川じゃねーかウマ娘同士に殴り合いさせる気かよ」 嘘風「まずは育成ウマ娘を選びましょう。先ほどガチャで引いたウマ娘はスペシャルウィークですな」 ナミ「あ、確か『黄金世代』の一人だよね」 嘘風「ええ、史実ではかのゴール・D・ロジャーの船に若い時期から乗船し名を挙げた同世代の者達の総称として言われているものですな」 ナミ「そんなわけ無いだろ居ねぇよそんな馬」 ≫55 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 00 47 41 ローライスコラソンの三人旅ルートだとどこかしらでウマムスメ族への差別意識が強い町とか辿り着きそう。 けだものを町に入れるんじゃねえ!みたいな感じで聞く耳持たずで追い出されてしまう。泣くライス。住民に殴りかかろうとするコラさん。止めるロー。 「ごめんなさい!ローくんの病気治さなきゃいけないのにライスのせいで病院いけなかった…!ライスのせいでごめんなさい…!」とボロボロ泣くライスの頭をそっと撫でて「お前のせいじゃねェ。あんなとこきっとロクな病院なんてなかったさ」と慰めるコラさん。 自分のことを本気で心配してくれる歳の近い女の子に素直になれずに「…人の病気心配する前にその泣き虫直せよ…」とぶっきらぼうに呟くロー。 ≫148 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 04 03 24 海軍本部の食堂にて、昼食をとっていたブラックは変わった人物に声をかけられていた。 「アンタがルドルフ中将の後釜、キタサンブラック中将で間違いねぇですか」 「えっと…はい、藤虎大将。その、なんの御用でしょうか?」 藤虎は一瞬悩んだ後に言った。 「少し、表に出てくれねぇでしょうか。ああいや、食事の途中でしたら終わってからでもかまいやせん。それに悪い意味ではありゃせんので」 「はあ…」 ブラックは食事の途中だったが大将を待たせるわけにもいかず、茶碗の米をかき込んで皿を返してから、藤虎の手を取って基地の訓練所へと進んでいった。 到着すると、藤虎と対面するようにブラックは離れる。 「ではブラック中将、試合といきやしょう。2発ほど、あっしの技を受けてくだせぇ」 「ちょ!? 何故ですか藤虎大将!」 「アンタの力を見ておきたくて…では理由になりゃせんか?」 如何やら試合をする以外に道はないようだ。あくまでも試合である為、覇気は纏わなかった。 「準備は、よろしいですか?」 「いつでも…!」 「では… 重力刀 猛虎!」 藤虎の放つ横方向の重力波を伴う斬撃。 斬撃と重力、両方を無力化しなければ、斬られるか吹き飛ばされるかのどちらかだ。 だからこそ、ブラックは自身とルドルフしか使えないあの技を放つ。 「殲屠雷疾・菊花掌!」 放たれた掌底から衝撃波が放たれ、藤虎の放つ猛虎を相殺する。重力波と衝撃波がぶつかり合い、周囲一帯を破壊された。 藤虎が感心している。 「それはルドルフ中将の…」 「はい! この技はあたしとルドルフさんしか使えません!あたしの数少ない自慢ですね!」 「そうですか…。では、次はこれを受けてもらいやせんか?駄目な時は言ってくれれば戻しますんで」 「はい?」 ブラックが首を傾げていると、藤虎は上に向かって重力波を飛ばした。 しばらくすると、何かが轟音とともに空から降ってくる。ブラックは上を見上げると、その光景に目を見開いた。 「隕石!?」 「中将にはこれを迎え撃ってもらいやす。出来ますか?」 「出来ます!」 ≫149 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 04 03 36 ブラックはすぐに応えた。自信のある、確証を持った声だ。 「大咲杯・壊!」 彼女は自身の能力であるブレブレの破壊エネルギーを杯のような衝撃波を広範囲に叩きつけるウマ娘武術の技、大咲杯に乗せて隕石に向けて蹴り上げる。 そしてそれは、隕石を包み込むようにして完全粉砕した。 その結果に藤虎は心底満足していた。 「流石はルドルフ中将の後釜を務めるだけのことはある。どうでしょう? あっしの直属の部下になりやせんか? あっしの隕石を破壊することができる、実力も申し分ない…どうですか?」 「いいんですか!?」 ブラックも見聞色で藤虎は仁義を通す、好感の持てる自分と見抜いていた。 だからこそ、藤虎と提案を快諾する。 「ありがとうございやす。ところでですが、キタサンブラック中将では長すぎるのでサブちゃんと呼んでもかまいやせんか? あっしの事も、イッショウと呼んでもらえると」 「分かりました! イッショウさん!」 ブラックはニッカリと笑顔を見せる。藤虎は、目を潰したせいでそんな彼女の笑顔が見れないことを少し後悔していた。 「では最初の任務といきやしょう」 「はい!」 ブラックは張り切っていた。彼女のやる気は絶好調だ。 「実は無断でここを使いやしたので、怒り浸透の元帥に一緒に怒られてくれやせんか?」 イッショウの指差す先には額に青筋を浮かべ、マグマがグツグツと湧き出ている海軍元帥サカズキがいた。 キタサンブラックは絶不調になった。 藤虎がキタちゃんのことをサブちゃん呼びしてる理由と、直属の部下なった時の怪文書 ≫173 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 12 20 16 マックイーンVSライスシャワーwithドンキホーテ海賊団幹部の怪文書を思いついたので上げます。 ドレスローザ、潜入調査(独断)に乗り込んだマックイーン。 「……なるほど、色々とキナ臭い国のようですわね。さすが、海賊が治める国なだけのことはありますわ」 記憶にない”メジロ”を冠する者が残した情報。 それは、メジロマックイーンがドレスローザの暗部へと導いた。 (メジロブライト、メジロデュレン、……きっとあなた達がいなければ……!) ドレスローザを賑わすおもちゃの正体、闇を支配するブローカー”ジョーカー”の正体、そしてパーマーの親友であるダイタクヘリオスを侵したSMILEという人口悪魔の実。 その全てをメジロマックイーンは知った。……知ってしまった。 「あとは、これを持ち帰るだけ──ッ!」 「……させると思っていますか?」 気配なんてなかった。気がついた瞬間、マックイーンの胸元は黒い短刀によって貫かれていた。 「クぅ…ッ阪神大衝天!」 返す刀で繰り出した技は微かな手応えを残し空振る。 「さすがは海軍中将、メジロ家最高傑作と名高いマックイーンさんです」 「……はぁはぁ、貴方は……?」 「──コラソン」 振り返る、声の方にいたのは黒薔薇を思わせるウマ娘。持っている短刀から滴る血が己を貫いた者、その正体と伝える。 「貴方はここで殺します。恨まないでくださいね」 「ッ、また……?!」 姿が消えて、一瞬で再び私の目の前に現れる。 瞬間移動、それこそが彼女の悪魔の実の能力なのだろうか。 私の繰り出した蹴りは空振り、一瞬視界が真っ白に染まり── ≫176 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 12 21 36 「フッフッッフ……よく来たなぁ。メジロマックイーン」 「ドンキホーテ・ドフラミンゴ……いえ、”ジョーカー”」 「てめぇは知りすぎたんだよ。ここで消えろ」 ドレスローザ王宮、王の間。 ドンキホーテ海賊団の最高幹部が揃い踏み、マックイーンをニタニタと嘲笑う。 「……そうですか。私は引き際を間違えたワケですか──ですが、私を無礼ないでくださいまし!」 地響き、マックイーンの踏みしめた床は罅割れ王宮そのものを揺らす。 「──菊花掌!」 「っ、菊花掌・伝説破壊(レコードブレイク)!」 ドフラミンゴを狙い繰り出した技は、黒薔薇の少女によって相殺された。 隆起した岩床が石臼のようにマックイーンを押し潰さんと迫りくる。 「っ、春天皇衝(スプリング・エンペラー)!」 「させるものか! 陸軍旗(アーミーパンテラ)」 震脚、建物そのものを破壊しかねない奥義は突如旗のように床が靡くことで断ち切られる。 「床がなびいて?! きゃあ!」 「べへへ! ベタベットン・ランチャー! これでもう動けないもんねー」 ぶち撒けられた粘液により身体を拘束される。身動きを取ることさえ難しいだろう。 「トレーボル、シュガーは呼んだか?」 「べへへ、勿論だともドフィ」 「……そうですか、私をおもちゃにするわけですか。言いましたわよね?」 ──私を、無礼るなと! ≫177 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 12 22 57 「春天皇・二連衝(スプリングエンペラー・ダブル)!」 「ッ、ベタベタを吹き飛ばしただと?!」 「ここでお縄に尽きなさい、ドフラミンゴ!」 ウマ娘の脚力を活かした剃で接近し── 「宝塚騎燃(ロスト・プレシャス)!」 「春・天皇衝(スプリング・エンペラー)!」 黒薔薇の少女によって、阻まれ──そして腹部に深く、重い衝撃が走る。 「少し、ヒヤリとしたが……取るに足らねぇとはこのことだ」 「…………本当にそう思っていますの? でしたら、貴方……相当に愚かですわね」 「……何?」 地に沈んだ私を見下すドフラミンゴを、マックイーンは不敵に笑う。 「貴方は私を海軍中将のマックイーンとして警戒していました。おかげで、海軍本部へと連絡は出来ませんでした。──ですが、貴方はメジロ家のマックイーンとしては警戒していなかった」 「──貴様、まさか!」 「もう遅いですわ、私は既にメジロ本家へ連絡済み、貴方がたとえ私の存在を消したとしてもメジロは動きます。必ず、きっと──!」 「ッ、シュガー!」 「了解、若様」 ホビホビの実、その最悪な能力により──メジロマックイーンという存在は消えた。 「マックイーン……知らない名前ですが、メジロを冠するというのならこの情報は正しいのでしょう。 ──パーマー、ライアン……ドレスローザへ向かいなさい」 「了解、お婆様」 「ヘリオスの為にも……了解!」 ≫192 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 13 58 44 ウィスキーピークでゾロが賞金稼ぎと戦った後、 原作だとルフィとのバトルになるんだけど、 この前にフクキタルと闘わせたいな フクキタル「ゾロさん!貴方は正気ではないのです! その妖刀に操られているのです!」 ゾロ「仕方ねぇ、峰打ちくらいは覚悟しとけよ」 フクキタルが意外にも強くてゾロが苦戦する中、 調子に乗ったフクキタルが本日のアンラッキーアイテムみたいなので、 調子を崩したところで鬼徹を手放したゾロのアイアンクローが決まる ゾロ「これでちっとは落ち着いたか?」 フクキタル「は、はい・・・。すみませんでした・・・」 そこでルフィが乱入して、原作通りの小競り合いに 加入の経緯はともかく、ゾロはフクキタルの実力は認めるのであった 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 29スレ目 ≫6 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 14 33 02 武器屋に向かって歩いているゾロ ↓ 道端で占っていきませんか!と声をかけられる ↓ 普通に無視するがあまりにもしつこいうえに勝手に占い始めるフク(この時点でフクにはゾロがこのあと運試しをすることになるのが見えてしまっていたが結果が見えてなかった、が、あまりに無謀なことをしようとするゾロを止めようとしてた。」 ↓ それを無視して先に行くゾロ 「あなたはこれから無謀なとこをするで、、あっ!ちょっとまだ占ってる途中ですよ!」 ↓ そのままゾロについて武器屋まで来ちゃったフク、外野ですごい騒いでいたが運試しを目撃したためゾロに興味をもちそのまま後をつける 「おい、何ついてきてんだ。」 「あ!いやぁ〜。そのあなたは!も、ものすごい豪運です!ですのでその、ご利益にあやかれたらなぁ〜と。あっ!ちょっと待ってくださぁーい!」 ≫97 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 17 34 19 ウソップ「小米さん、それがし実は小米さんがお米を好きだと聞きまして」 ライス「中津川くん?ご飯は好きだけど……それがどうしたの?」 ウソップ「やはりそうでしたか!それがし貴方の様な船員を探しておりました、さぁ参りましょう!」 ライス「え?え?きゃああああぁぁぁ」 ウソップ「船長!ライスシャワーを連れて来ましたぞ!」 ライス「あ、あの……小米に何かご用でしょうか?」 ルフィ「あ、ウソップ君……と小米さん?それにライスシャワーって」 ウソップ「それがしの情報によると小米さんはお米が好きなようでして」 ナミ「そりゃ大体の日本人が好きでしょうよ米、誰が脈絡も無く米が好きか聞かれてワンピース第71巻ドレスローザ編に登場する"青薔薇"のライスシャワーの事だと思うんだよ」 ライス「ワ、ワンピースなら小米も読んでたよ?ライスシャワーってキャラクターが新しく出てきたの?」 ナミ「いやまぁ、うん、その新キャラ出たの8年前だけどね?」 ウソップ「そ、そんな……ドフラミンゴがライスシャワーに行った数々の非道にはそれがしも怒りで身を震わせましたが、まさか記憶を失くしてしまう程とは!」 ナミ「だからライスシャワーじゃねえって言ってんだろ、お前がまず記憶を取り戻せ」 ≫109 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 18 40 43 フクキタルが占いの結果が「大凶」だと伝えた時のみんなの反応 ゾロ:「へぇー」と淡白な反応。何もなかったようにトレーニングに戻る。 心配するフクキタルにも、「何にしても、やることやるだけだ」と一蹴する。 ナミ:「金運のことじゃないんでしょ?」と、気にしない素振りを見せるが、 フクキタルの直感は信じているので、天候や方角は一通り再確認する。 ウソップ:「勇敢なる海の戦士は占いなんて気にしねぇぜ」、と嘯くが、 足はムチャクチャ震えてるし、靴紐が切れてないか確認する。 サンジ:「そうか、事前に解って良かったよ」と、フクキタルに同調。 占いの結果は信じてないが、フクキタルの話には付き合う。 チョッパー:「うっそー!? フクキタル、おれどうすりゃいいんだ?」と、 占いの結果を信じた上で、フクキタルに対策を聞く。 ビビ:占いの結果は大事だと考えた上で、「みんなを信じてるから」と、 流石の王女ムーブを見せつけ、フクキタルが感服する。 ロビン:「海王類の巣で八つ裂きになるのかしら?」などと、 想像を超えた不運を予想して、フクキタルをビビらせる。 フランキー:「半分機械だから大凶も半分だ!」と謎の理論を告げて、 フクキタルもその場の勢いでごまかされ、安心してしまう。 ブルック:「生きてるだけでも大吉ですよ。私、死んでますけどー!」と、 骸骨ジョークを飛ばして、年季の違いを見せつける。 ルフィ:「おれと一緒なんだから、フクも大凶」だな、と言って笑う。 「いいえ、私といるなら大吉です!」と、フクキタルも一緒に笑う。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 30スレ目 ≫21 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 21 15 49 ワンピース持ってないから所々違うと思うし、とびとびだけど許してくれ クロッカスの背後に、ウマの耳を生やした少女がいた。 ルフィ以外が初めて見るウマ娘にゾロ以外は興奮を隠せない。 ルフィが言う。 「ウマ娘だ!仲間にしよう!」 「なんでよ!」 「海賊船にウマ娘はいるもんなんだぞ!」 「答えになってない!」 「お前!名前は!?夢はなんだ!?」 少女は答える。 「マチカネフクキタルです!夢は長生きすること!ただ今絶賛家出中です!」 「お前がメリーを守ってくれたのか!」 戦っているところを見てはいないが、ビビと野球王を捕縛しているフクキタルにルフィたちは感謝していた。 しかし何故メリーが狙われているのが分かったのか? それが気になりウソップはフクキタルに聞いた。 「なんでメリーが狙われてるって分かったんだ?」 「えっとですね…占いで見えたと言いますか…」 「ほぉ、占いも当たるもんなんだな」 ゾロは占いに対する見る目が少しだけ変わった。 ルフィたちと仲が良さげなフクキタルを見て、クロッカスは提案した。 「この近くにフクキタルの故郷がある。補給ついでにフクキタルを家に帰してやってくれんか。彼女はここに来て三ヶ月ほど経つ。両親も心配しているだろう」 「えっ…」 フクキタルは絶望したような表情をしているが、ルフィはそれを快諾した。 「いいぞ!フクキタルは船の恩人だからな!」 実は奴隷狩りから逃げてきたのだが、その事を言うことができなかったフクキタルはおぼつかない足取りでメリーに乗り込んだ。 彼女の本当の事情を知らないルフィたちは、彼女の様子を見て家出してたから帰るのが気まずいんだろうな、と考えていた。 ≫39 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 21 48 52 前スレで出したフクキタル、ウイスキーピーク登場を書いてみた 「せっかく逃げてきたのに、捕まっちゃいましたね」 マチカネフクキタルという名のウマ娘は狭くて暗い檻の中で座り込み、絶望に打ちのめされていた 水晶玉があればと壁際に放られたにゃーさんバッグを見るも、三冠ウマ娘でもない自分には周りを囲む鉄の棒はどうしようもない ここはサボテン島ウイスキーピーク、自分を捕まえた巨漢女が言うには住民全員が賞金稼ぎの島らしい 「で、裏では人攫いもやっていたというわけですか。いやぁ、悪い人ってのはどこにでもいるんですねぇ」 はぁ、とため息をつく。 (今、私はどこまで来てしまったんでしょうね) 密航していた船が海賊に襲われ、捕まえた海賊が賞金首に襲われ、賞金首が賞金稼ぎに襲われ久方ぶりの地面がこれだ。 肌寒さを感じる、外は夜なのだろう。少し前からなんだか騒がしい気がする。 (スズカさんやタイキさんが助けに来てくれたんでしょうか?) 頭に浮かんだ甘い考えを振り払う。占いが当たっていたらトレセン諸島はもっと大変なことになってる、私なんか助けにくる余裕はないはずだ その時だ、ずん!という大きな音が頭上からしたのは。 見上げれば低くなった天井、いや檻の屋根になにかが落下し形を歪ませている 「ひいっ!?」 石の真下から離れたのと、刀を持った男が穴から檻の上に降ってきたのは同時だった バンダナに腹巻、賞金稼ぎじゃない、いやもしも賞金稼ぎでもかまわない 両手で檻を掴み残った力を振り絞り懇願する 「そこの方、お願いします。ここから出してください。必ず役に立ちます」 ギロリとにらんだ男は、器用にも刀をつかんだまま少しだけ歪んだ檻に手をかけた 「ありがとうございます! ありがとうございます!」 まさに大安吉日の好機に、私は一緒に檻に手をかけ、広げ、外に出た。 「チッ、女か」 (もしかして同性愛者の方!?) 助け人のまさかの事実にショックを受けながらにゃーさんを拾い上げ背負う。 重い衝撃音がし、扉が外から破られようとしていた。 ≫40 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 21 49 04 「おい女、何ができる」 「う、うらない、ですかねぇ」 「それが今! なんの役にたつんだよなんの!」 三度目の衝撃で扉が内に倒れこむと、そこにいたのは私をここに閉じ込めた巨漢女 怒り、悲しみ、その他いっぱいの感情が沸きだして、足は前に進んでいた 「菊花掌!」 ドン! 手の平を相手に叩き込むウマ娘空手剛の技は、敵を遠くの家に叩き込む 「あとは闘うことです!」 (ごめんなさい嘘です、見捨てないで) 冷や汗をかいてないだろうかと思いつつ後ろを振り返る。 男はゆっくりと歩み寄ると 「じゃあ半分任せる」 「半分ですね。半分もですかぁ!」 これが私を助けたロロノア・ゾロさんと、ひいては麦わらの一味の方々との出会いなのでした。 本日の運勢、凶のち大大吉 ≫51 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 12 41 「ふぅ、やっと静かな夜になったぜ」 満ちかけた半月を見上げながら、胡坐を掻いたゾロは月見酒に洒落込んだ。 寛ぐ権利はある。座る建物の真下には、百人を超える町人達が倒れ伏す。 手厚い歓迎から一転、武器を手に取り賞金稼ぎと変じた町人達を、 ゾロは三刀を以てその全てを斬り捨て、やっと人心地が付けたところだった。 「ゾ、ゾロさん……。これは……」 甲高い声が震えている。振り向けば、顔を真っ青にしたフクキタルが立っていた。 ローグタウンから嵐の中での宣誓を終えた時、そのウマ娘は唐突に姿を現した。 あの時、一緒に旅をして欲しい、という懇願に対し、ゾロは眉を顰めていた。 グランドラインという未知の航路を前に、何者か解らない少女とは同行できない。 至って正論のはずが、船長の鶴の一声が響いた上で、仲間達は彼女を受け入れたのだ。 ゾロにとっては不服ではあったが、彼女の占いによって海軍からの窮地を脱したのは事実であり、 彼女の人好きのする気質もあって、ここに至るまで大きな問題は起こらなかったのだが。 「ああ、――――全員、ぶった切っちまった」 だから、ニヤリと笑ったゾロの言葉は、ちょっとした悪戯心の産物だった。 一味の悪名が轟いた今、賞金稼ぎ達は死に物狂いでゾロ達の首を狙って来る。 その凶刃から彼女を守り切れるとは限らない。今宵の孤軍奮闘が良い例だ。 「今宵の鬼徹は血に飢えている、……なんてな」 半月に照らされたゾロの表情は一層と迫力を増している。 勿論、これから事情を説明するが、その時にはフクキタルの冒険心など失せているだろう。 案の定、フクキタルは両脚を震えさせながら、それでも真っ直ぐにゾロを見ていた。 ≫53 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 13 18 「そ、そうでしたか。――――ゾロさん、貴方は今、鬼徹に取り憑かれてるのですね!?」 「……は?」 だが、ゾロの思惑は外れた。フクキタルはわなわなと唇を震わせながら、 地面を蹴った。瞬間、ゾロの鼻先にまでフクキタルが迫っていた。 「そうでなければ、あんなに歓迎してくれた町の人達を、 楽しそうにお酒を飲んでたゾロさんが斬り捨てるなんて有り得ません!」 「間もなくゾロさんはその刃を仲間に向け、凶鳥の如き不吉が訪れる! ふぬぬぬぬ……まさしく占いの通り、その刀が全部悪いんです!」 「おい、何を言ってやがる」 鬼徹に伸びるフクキタルの腕を避け、ゾロは反射的に二刀を引き抜いた。 それ見たことか、とフクキタルは姿勢を低く構え、開いた両掌を構えた。 「落ち着け、フクキタル。あの連中は」 「大丈夫です。その妖刀からゾロさんを解放しますから!」 逃げずさるゾロを追うフクキタル。蹴り脚の一歩はゾロの何倍も速い。 芝では最速と語られるウマ娘の俊足。ゾロが間近で見たのは初めてだった。 「ウマ娘流空手、一貫歩! からの、上がり三波浪(ハロン)!」 「コイツ、とぼけた面してもウマ娘か!」 ≫54 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 13 44 掌底の三連撃をゾロは雪走の峰で捌き、突き出される腕を刀身に滑らせる。 その身を旋回させながらフクキタルを巻き込み、刀の柄にて腰部を打ち据える。 「一刀流・刀狼流し!」 「はぅわ、操られてても流石はゾロさん!」 流石と言うならば、その一撃を俊敏に避けたフクキタルも同じであった。 続く追撃をゾロは身を捩らせて避ける。石塊をも斬り割く鬼徹を振るうのは躊躇われた。 「本日の吉方位は南西、ラッキーアイテムは髪飾り。来てます、来てます!」 「ウマ娘流空手・真狩一気!」 距離を取るゾロへと目にも止まらぬ助走を乗せ、縦回転を乗せた浴びせ回し蹴り。 交差した二刀で蹴り脚を受け止めたゾロだが、刀身ごと押し切られると体感する。 加減をしているとはいえ、フクキタルの実力は先ほどの賞金稼ぎ達とは比べ物にならない。 もう一回転したフクキタルが放つ駄目押しの踵落としが、ゾロを建物から吹っ飛ばした。 「丁度いい。どいつもこいつも罠にハマって、イライラしてたところだ」 「ウマ娘流空手、存分に味わってやろうじゃねぇか」 皮肉にも、落下したゾロを助けたのは、パンパンの腹で爆睡しているルフィだった。 その腹がクッションとなって撃墜を免れたゾロは、抜刀した和道一文字を歯噛みした。 「すぅぅぅ~~~~~ ウマ娘流空手・鉄砲駆け!」 建物から飛び降りたフクキタルは、滞空時間を利用して呼吸を整える。 落下の衝撃を浴びるよりも早く、飛び跳ねた先はゾロの真正面だ。 ≫56 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 14 08 「三刀流・虎狩!」 振り下ろした三対の峰筋がフクキタルと真っ向から衝突する。 鉄の擦れ合う鈍い音が響き渡り、両の足を地に着け、フクキタルは重圧に耐える。 「ふぎぎぎぎ、今日は万分の一のスーパーラッキー……。 その縁を、妖刀なんかにジャマされたくないです……」 「皆さんと一緒にハッピーを掴むため、ゾロさんは解放してもらいます!」 必死の形相で刀の峰群を左腕で抑え込みながら、フクキタルは執拗に鬼徹を狙う。 ゾロは薙ぎ払った三刀でフクキタルを引き剝がし、敢えて距離を引き離した。 助走からの打撃を武器とするウマ娘空手、その渾身の一撃を真っ向から受けるために。 「長生きしたいってなら、もっとやり方があるんじゃねぇか?」 「ハッピーな長生きです。妖刀に打ち勝った時のゾロさんや、 処刑台から逃れたルフィさんとなら、私……きっと幸運になれます!」 「そうかよ。――――ちっとはマシな面になってきたじゃねぇか」 地に低く構えたフクキタルが両掌を合わせ、一気に疾走する。 ゾロもまた同じく。和道一文字は月光を照らして、艶めかしく輝いた。 「ウマ娘流空手・冠一番、菊花掌!」 「三刀流・鬼切!」 交差する二人。互いが制止し、倒れこんだのはフクキタルだった。 ゾロは納刀し、フクキタルの傍へと歩み寄ると、その顔を思いっきり掴んだ。 ≫58 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 15 28 「これでちっとは目が覚めたか?」 「はぎぎぎぎぎぎ!! ゾ、ゾロさん!? 正気に戻ったんですか? 鬼徹の魔力から解放されたんですね!」 「元から正気だ。いいか、この町はな――――」 ウィスキーピークの正体を説明する中、ゾロは先程までの戦いを思い返していた。 スピードに後れを取る中、フクキタルの瞬撃を捌き切れていたのは、 彼女がずっと、鬼徹のみを狙い続けていたからではないか。 不運に項垂れてばかりの少女に見える一方、自分が信じた幸福のためなら、 自分の信念として貫けられる、そんな頑固な一面が垣間見えた。 「ひえええぇぇぇぇ~~~~~!! そ、そんなぁー……。 今日のハッピーは、手厚い歓迎だと納得してましたのにー!」 「そうウマい話があるわけねぇだろ。とにかく、ルフィ達を叩き起こすぞ」 彼女の占いは当たる。 実際、ゾロはアンラッキーズを通じてバロックワークスに存在を知られ、 成り行き任せとはいえ、起き上がったルフィと小競り合いを生じさせる。 もしも、今日のフクキタルに幸運が訪れたのだとしたら、 誤解から生じたぶつかり合いの末、少しは骨のあるやつだと認められたことか。 ウィスキーピークの時、ルフィみたいにフクキタルとゾロが闘ったら妄想 この闘いでゾロはフクキタルを仲間として認めたというわけではないが、 旅に同行しても問題ないだろう、とちょっとはフクキタルを見直すきっかけに。 ≫62 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 35 15 ライス「ウマムスメは毒が効きにくいからアルコールも効きにくいの。だからライスもお酒飲んで大丈夫なんだよ!」 ロー「わかったわかった、勝手にしろ」 3分後 ライス「ふにゃああ〜〜…えへへ、ローくんがいっぱいだ〜〜〜」キャッキャッ ロー「一口で泥酔してるんじゃねェよ……!」 ≫65 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 41 53 ローグタウン出会い妄想 トレセン諸島から船を乗り継いだり、海軍の船に密航したりで気づけば東の海まで来てしまいました。 グランドラインを越えれば流石にもう大丈夫でしょう。 とりあえず働き口を探さないと… 大きな町みたいですしとまあ何か見つかりますよね。見つからなかったら占い師でもやりましょ。 そんなことを考えながら路地を歩いていた私は、目の前の一人の男の人に目を奪われました。いえ、正確に言えば、彼の「未来」に。 見えちゃった。未来。最近は落ち着いてたのに。 いや、そんなことよりもあの人!なんて無謀なことを!投げた刀の下に腕を出すなんて!結果は見えませんでしたがでも、あんなのうまくいきっこないです! そう思った私は思わず彼に声をかけてしまいました。 「ちょっとそこの人!」 「あ?」 「ひゃっ」 顔怖〜。じゃなかった止めないと。 「う、占い!して、いきませんか!」 よし!この後大凶ですって言って… 「占い?わりぃが他あたってくれ。いま無駄なことに使う金は持っちゃいねぇ。」 「無駄なことってなんですか!これはですねあなたのためでして…」 「そりゃありがてぇ。じゃあな。」 「ああ!!無視しないでください!」 とスタスタと歩いていってしまう彼。 私は思わず追いかけて行ってしまいました。 〜中略 ゾロ運試し開始〜 ストンと床に落ちる刀。 繋がってる彼の腕。 「かった。」 とだけ言って刀を拾っている。 私はと言えばたしぎさんと二人仲良く腰を抜かしていた。 なんて人なんでしょう… あの見るからに大凶な妖刀。それに、打ち勝っちゃいました…。 ≫66 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 22 42 09 こ、この人は、きっとものすごい豪運の持ち主です!この人について行けばもしかして、なにかもっとすごいもの、見れちゃうかも。 「…おい。」 「ひゃい!」 「何着いてきてやがる。」 「え!あ、いや〜。あはは。…あ、あなたは!ものすごい豪運の持ち主です!!」 「そうかい。」 「ですので!その…一緒にいれば、ちょっとでもご利益にあやかれるかなぁ〜なんて、あっ!ちょっと置いてかないでくださいよー!」 〜中略 ルフィ処刑場にて〜 なんて、なんてすごい…。雷が!あの人を生かすなんて!しかもあの方ゾロさんの船の方?ですか! なんて豪運の海賊なんでしょう! あっ!逃げてる!追いかけなきゃ! あれ?なんで私追いかけて… いや、でも多分!ここで追いかけなきゃ後悔します!絶対に! やりたいことなんてない私ですけど、とりあえず今は!あの人達の船に忍び込んでから考えましょう! ≫75 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 03 06 では、貼りますー。フクキタルエミュどころか、麦わらの一味エミュもちょっと怪しいけど、 そのへんは脳内で変換していただけると嬉しい…。 たしぎに出会った後、ローグタウンを歩くゾロ。 フク「――見えました!」 大声にそちらを向くゾロ。そこでは帽子をかぶったフクキタルが 水晶を片手に男に対して占いをしていた。 ゾロ(なんだ、占い師か) フク「あなたは今日、この先の広場で歴史的瞬間を目にします!」 男「広場って…あそこは処刑台しかないぞ? なんだよ歴史的瞬間って 『白ひげ』でも処刑されるってのか?」 フク「い、いやぁそこまでは…わかんない、です、けど…」 男「なんだよ分かんないのかよ。お試しでいいから占わせてくれって言うから 占われてやったのに…時間の無駄だったぜ」 男悪態をつきながら去っていく。落ち込むフクキタル。 それを横目で見ながらゾロが通り過ぎようとすると、フクキタルと目が合う。 嫌な予感がするゾロ。 フク「そこのお兄さん!」 ゾロ「けっこうだ」 フク「まだ何も言ってませんよ!?」 ゾロ「占おうっていうんだろ? あいにくとそういうのは信じてないんだ」 フク「そ、そんなこと言わずに! お兄さんの顔を見た時、ビビビッと感じたんです。この人を占わないとって!」 ゾロ「知るかそんなこと!」 さっさと去りたいゾロに食い下がるフク。 フク「ちょ、ちょっとだけでいいですから! お試しで、お試しでいいですから!」 ゾロ「あーもーうっとおしい! やりたいなら勝手にやれ!」 あんまりにもしつこいので、根負けして面倒そうにそういういゾロ。 フクキタルはありがとうございます!と笑顔で言って占い始める。そして フク「――えっ」 占いの結果に青ざめる。(ここで場面転換) ≫76 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 03 57 フク「いっちゃだめですよ!」 ゾロ「うるせぇ! しつこいなてめぇも!」 ゾロにつきまとうフクキタルとうっとおしそうなゾロ。 フク「このまま行くと、大切なものを失うっていう 占いの結果がでたんですよ! あと、女難の相!」 ゾロ「だから占いは信じてねぇって言ってんだろうが! あと、女難の相があるとしたら、今お前に絡まれてるのがそれだよ!」 フク「ひどい!?」 ショックを受けるフクキタル。そんな様子に呆れながら、 ゾロ「だいたい、いくら占い結果が悪かったからって、見ず知らずのおれにどうしてそこまで付きまとうんだよ」 問いかけると、フクキタルはすっと顔に影を落とし フク「当たるからです…」 ゾロ「あ?」 フク「私の占いの『悪い結果』は…当たるからです」 苦悶にもにた表情でそう絞り出すフクキタル。 その様子に、ゾロも何かを感じ取ったのか黙りこくった後、 ゾロ「だとしても、おれには関係ない。…が、ついてきたきゃ勝手についてくりゃいいさ」 そう言って、フクキタルを置いて歩きだす。 フク「はい…って、ついていくんじゃなくて、そっちに行ってほしくないんですってばー!」 その後を慌ててついていくフクキタル。 ≫77 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 05 38 (場面転換)武器屋にて たしぎに会うゾロ。すると、たしぎがフクキタルに気付き声をかける。 ゾロ「知り合いか?」 たしぎ「この前、77支部の応援に本部から来た船に乗ってきてた子なんです。 遭難しているところを保護したそうで、なんでもこちらにお友達がいて、会いに来たらしいんです」 ゾロ「へぇ…」 話半分で樽の中の刀をあさるゾロ。そして、たしぎが鬼徹に気が付く。 たしぎが取り出した鬼徹をみてフクが騒ぎ始める。 フク「あー! あー! だめです、それはだめ! すっごい悪いオーラが漂ってます!」 たしぎ「ど、どうしたんですか急に、立派な業物ですよ…?」 ゾロ鬼徹を手にし妖刀と気がつく。いっぽんマツから鬼徹について話を聞く。 謝るたしぎの横でアワアワしているフクキタル。 そんな二人をよそに、鬼徹を貰うと宣言するゾロ。 フク「だ、ダメですよお兄さん! 言ったじゃないですか、大切なものを失うって! それなのに妖刀を買っちゃうなんて…」 いっぽんマツと共にゾロに止めるようにいうフクキタル。 しかし、ゾロはフクキタルを一瞥し、ニヤリと笑うと ゾロ「じゃあこうしよう。おれの『運』とコイツの『呪い』とお前の『占い』…どれが強いか試してみようか…」 運試しの結果、ゾロは鬼徹を手にする。 腰が抜けてへたり込むたしぎの横で、唖然としているフクキタル。 フク「占いが…外れた…?」 信じられない(それと一握りの安堵)という表情でつぶやくフクキタル。 フラッシュバックする過去の記憶。 店を出ていくゾロに気づき、ハッと我に返ってその後を慌てて追う。 ≫78 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 07 45 (場面転換)処刑台広場前 ゾロ「…まだついてくるのか」 先ほどよりも静かにゾロの後をついていくフクキタル。 ビクッと身を震わせた後、パッと笑顔を作るフクキタル。 フク「は、はい! その…私の占いよりも強いお兄さんの運にあやかろうと思いまして…」 ゾロ「ふぅん…」 取って付けたような理由にゾロは一瞥を向けたあと無言で歩く。 そんな背中を追いながら、フクキタルはバツの悪そうにきょろきょろした後、 フク「そ、そうだ! また占ってもいいですか。さっきの占いはお店での事でしょうし、 また新しい結果が出るかも!」 そう言うとゾロの返事も待たずに占い始めるフクキタル。 すると、水晶にはさっきと同じ凶報が。そして、見える麦わら帽子と振り下ろされる剣。 ゾロ「麦わら…まさか、な」 その事を話すと、ゾロは心当たりがあるようにつぶやく。 ここで一味とバッタリ会う。 ゾロがかわいい娘を連れている事に騒ぐ(特にサンジ)一味の前で、バギーによるルフィ処刑宣言がされる。 ゾロは最初の占いとさっきの占いの事を思い出し、まさかと驚愕する。 その横で、フクキタルは青ざめる。 ≫79 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 07 58 ルフィを助けに走るゾロとサンジ。その場にたちつくすフクキタル。 必死で処刑台へと向かおうとする二人の姿に、かつての記憶がダブる。 フク「お姉ちゃん…私、また…」 小さく呟き、フクキタルは自分の肩を抱き震える。 (ルフィに剣が振り下ろされ、そこへ雷が落ちた後) ルフィと共に逃げていくゾロとサンジ。 フク「笑った…」 ルフィの見せた笑顔に、フクキタルは大きく目を見開いていた。 フク(どうして…絶体絶命なのに笑えるんですか…?) フラッシュバックする記憶。 血まみれの笑顔を思い出す。泣きじゃくる自分の姿を思い出す。 唇を噛む。 ゾロ「占い師!」 すれ違いざま、自分の事をゾロが呼んでフクキタルはハッ彼を見る。 ゾロ「よかったじゃねーか、今度は完璧に外れたぞ、占い」 その言葉に、フクキタルは大きく目を見開いた後、ボロボロと涙を流した。 ≫80 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 10 05 (進水式後、次の話の冒頭) ナミ「で」 メリー号の船室で正座して汗をだらだらかいているフクキタル。 椅子に座ったり立ったりして、包囲する麦わら一味。 尋問するのはあきれ顔のナミ。 ナミ「なんであなたがメリー号に乗ってるのかしら」 フク「しょ、しょれは…」 スモーカーがやってきてバギー一味を一網打尽にしルフィ達を追った後、 街の人がフクキタルがゾロと親しげ?に一緒にいた事を海兵に証言し、 海兵たちがアイツらの仲間か!と捕まえようとしてきたのでとっさに逃げてしまった。 そして、その後の突風でたまたまメリー号の近くまでふっとばされ、ほとぼりが覚めるまで隠れてようとしたら、 いつの間にか出港(嵐の揺れかと思って気付かなかった)していたため。 しかも、帆を畳んでいたから海賊船だとは思わなかったため、出るに出られなかった。 ウソップ「けど驚いたぜ、樽を割ったら悲鳴あげて船室から転がり出てくるんだから。 おれはてっきり、あのヘンなの(モージ)の仲間がいやがったのかと…」 ナミ「事情は分かったけど…どうするの、いまさら戻れないわよ」 フクキタルはしばらく考え込むように視線を動かした後、深々と頭を下げる。 フク「この船にしばらく置いてください! 雑用でも何でもしますから!」 ウソップ「おいおい、おれたちは海賊だぜ? そんな事言っていいのかよ」 フク「そ、その…そちらの方がいらっしゃるのでしたら、悪い人達ではないかな~と… う、占いでも悪い結果は出てませんでしたし…」 ゾロの方をそろ~と見上げるフクキタル。めんどくさそうにフクキタルを見るゾロ (あの子と何があった!?とつっかかるサンジ) ナミ「はぁ…あのね、私たちはこれからグランドラインへ行くの。 あなたをどこかへ送り届けたりする余裕なんて――」 フク「ぐ、ぐぐぐ、グランドラインへー!?」 ≫81 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 10 59 げげぇっとフクキタルが顔をあげた瞬間、帽子が落ち、中の耳が顕わになる。 驚く一同。フクキタル本人も、悲鳴をあげながら耳を手で隠しつつ壁際へ後ずさる。 ヒトの物ではない耳にどよめく中、 ルフィ「その耳…お前、ウマムスメ族か?」 思いもよらない人物の思いもよらない一言にバッと一味の視線が集まる。 フクキタルはこの世の終わりのような顔になって青ざめる。 ナミ「る、ルフィ…あんた、あの子の事なにか知ってるの?」 ルフィ「ああ、あんな耳した知り合いが昔いてさ…ウマムスメ族ってのは…」 フクキタルがさらに青ざめ震え出す。 ルフィ「ウマみたいなオンナの種族なんだよ」 ウソップ「そんなもん、名前の時点でわかるわいっ!」(ビシッ 盛大にズッコケるフクキタル。 サンジ「――ウマムスメ族」 サンジがスッと語り始める。 サンジ「グランドラインのとある場所にある『トレセン島』にすむ種族。 脅威的な身体能力と馬に似た耳としっぽを持っている。が、そんな事は重要なことじゃねぇ…重要なのは…」 ゴクリ、と息を飲む一味。 サンジ「そこにいるウマムスメ達は、全員見目麗しい美女ばかりってことだ!!」ドーン ゾロ「お前の事だからそんなこったろうと思ったよ」 サンジ「海軍本部中将『皇帝』ルドルフ! 少将ハヤヒデにチケット、タイシン! 写真でしか見た事ないが、どのレディも素敵な――」 ナミ「す、ストップ! 今ちょっとすごい重要な話が出たと思うんだけど」 ウソップ「どうした、ナミ? 知り合いの名前でもあったのか?」 ナミ「そうじゃなくて…サンジくん、そのトレセン島ってどこにあるって言った?」 サンジ「どこって、グランドラ――」 ハッとなるサンジ。そして、 一味「グランドライン!?」 驚愕する一味。一番フクキタルと交流していたゾロは一番驚いている。 ≫82 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 11 53 ルフィ「お、おまえ、グランドラインから来たのか!?」 フク「は、はいぃ…というか、私がウマムスメ族だっていうのはいいんですか…?」 ウソップ「いいもなにも、こっちとしてはお前がグランドラインから来たって事の方が 大ニュースだよ」 ルフィ達の態度に、フクキタルはとりあえず安堵の表情を見せる。 その後もいくつか質問責めにあうフクキタル。 そんな中で、得意が占いって言う事にルフィがくいつく。 ルフィ「占い師なのか!? えーと…」 フク「あ…そういえば名乗ってませんでしたね。私はマチカネフクキタルって言います」 ルフィ「よし! フクキタル、今日からお前はおれたちの船の見習い占い師だ!」 ウソップ「まてまてまてーい! そんなに簡単に決めちまって良いのかよ! しかも占い師って」 ルフィ「いいじゃねーか、面白そうじゃん、占い師」 サンジ「フクキタルちゃんが仲間になるなら大歓迎さ~♡」 ウソップ「問題はそこじゃねーよ! 昨日の今日で会った相手を信用していいのかって話だ」 ナミ「私はウソップに賛成…けど、グランドラインの事は色々知りたいから、 しばらくは乗せてあげても良いと思うわ」 ウソップ「おいおい、ナミ…」 ナミ「けど…聞かせて、どうして海賊である私たちに頭を下げてまで船に乗ろうとするのか」 しゃがみこみ、フクキタルと視線を合わせるナミ。 フクキタルはその視線からサッと目をそらしうつむくと、ポツポツと語り始める。 ≫83 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 12 57 フク「わ、私が占って出た『悪い結果』はいつも当たってて… 今日もそちらのお兄さんを占ったら、良くない結果が出て… お兄さんが運試しをして成功したから、はずれたのかもって期待して、 そしたら、船長さんが海賊に捕まって殺されそうになって…。 もうダメだって、やっぱり悪い結果は当たるんだって…けど……」 ちらりとルフィ、そしてゾロを見るフクキタル。 フク「…見事に結果は覆りました。私、それを見て思ったんです、私もそうなりたいって。 皆さんみたいに、どんなに悪い結果でも覆せる『何か』を掴みたいって。 だから、その『何か』が見えるまで、そばにいさせてほしいんです」 そういうフクキタルの顔は、すがるような、それでいて決意を持った顔だった。 それの表情を見て、ナミはなにも言えなくなる。 ナミは少し目を伏せた後、静かに口を開いた。 ナミ「…ありがと。なら、その『何か』が見つかるまでいたらいいわ。 そのかわり、グランドラインについては落ち着いたら色々話してもらうけど」 ウソップ「いいのかよナミ、そんな曖昧な理由で。ゾロからも何か言ってやってくれよ」 ゾロ「…いいじゃねーか、乗せてやれば」 ウソップ「そうそう、ゾロだってはんた――なにぃー!?」 ナミ「驚いた…いの一番に反対しそうなのに」 ゾロ「船長のルフィが乗せるって言ったんだ、それに従うさ。 それに…ひとに話せねぇ事の一つや二つ腹に抱えてるやつなんていくらでもいるんだ、 そいつがおれたちに害をなさなきゃ、それでいいだろ」 ウソップ「そ、そりゃ、そうだけどよ… …ま、いいか。そんなに根ほり葉ほり他人の事聞くもんじゃないしな」 ルフィ「ししし、決まりだな! よろしくなフクキタル!」 フク「は、はいっ! よろしくお願いします!」 ≫85 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 14 19 ここでようやくフクキタルはぱぁと明るい笑顔を見せる。 そうしてフクキタルがメリー号に乗る事となる。 そして、せっかくなのだから、と先ほど進水式で開けた樽の中身をカップに入れて渡す。 フク「これ、さっきの…」 ルフィ「おう! グランドラインに行く前の景気づけだ!」 サンジ「そうだ、せっかくだからフクキタルちゃんも『何か』を見つけた後、 したい事があったら言ってみたらどうだい?」 フク「したい事…ですか?」 ウソップ「そりゃいいや! 見習いとはいえメリー号のクルーになったんだ、 ここはいっちょパーッと景気づけに言っちまえよ」 フクキタル、ウソップの言葉にカップの中をしばらく見つめ、 フク「長生き…長生き、したいなぁ…なんてっ」 ちょっと困ったように笑いながらそう言って、カップの中身をグイッと飲んだ。 ウソップ「長生きかぁ…おれの知り合いに150年以上生きてる爺さんがいるんだが、 これがもう元気バリバリでな。フクキタルもそれくらい生きられると良いな!」 フク「ひゃ、150年!? すっごい長生きなおじいさんですね!?」 ルフィ「すっげぇー! めちゃくちゃ長生きじいさんだな!」 ウソップ「ふっふっふ…驚くのはまだ早いぜ…なんと! その爺さんの飼ってる亀はな、 なんとなんと1000年以上生きてるうえに…しゃべるんだぜ?」 フク ルフィ「「しゃべるの!? すっげー!(すごいです!)」」 ナミ「あっという間に馴染んだわね…」 ウソップの話をキラキラ目を輝かせて聞くルフィとフクキタルの姿に、 ナミやサンジ、ゾロまでもちょっと表情を和らげる。 ルフィ「そういえば、フクキタルは占いができるんだよな。いっちょやってみてくれよ!」 フク「まっかせてください! ムムムム~!」 占うフクキタル。そして、 フク「見えました! 『快晴』と『巨影に注意』です!」 ウソップ「おいおい、いきなり外れてるじゃねーか。外は大嵐だぜ? 快晴なんて…」 そこで一同、外が異様に静かである事に気づく。(カームベルトへ) ≫103 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 34 05 リヴァースマウンテンをのぼる前にフクキタルが占いをする フク「ムムム…見えました!」 ウソップ「ど、どうなんだ…無事グランドラインへいけるのかぁ、おれたちは…」 フク「運勢は大吉! 『登頂完了』『羊の首』『もげる』」 サンジ「つ、つまり…?」 フク「山をのぼりきってこの船の船首が吹っ飛びます! …なんで!?」 一同「こっちが聞きたいわ!!」 その後、リヴァースマウンテンに激突しそうになったのを回避し、 占いが外れたかと思ったら、ラブーンにぶつかってメリーの首が飛ぶ。 ≫111 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 48 18 ゾロ「俺の頭をよぎった『ライオネル親方』より…いいな」 ロビン「私の『暗黒丸』より…」 サンジ「おれの『ムッシュひまわりより』より…」 フク「私の『大安吉日万倍日』より…」 ウソップ「気は確かかおめーら!!!」 ≫115 二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 23 55 24 双子岬にて。クロッカスさんとの会話 フク「…ラブーンさん…」 クロッカスの話を聞き、ラブーンを悲しい目で見つめるフクキタル 泣きながら泳ぐ自分の姿を思い出す。と、 フク「――っ」 ピクリ、とフクキタルの耳が動く。 フクキタルは顔をあげ、遙かかなたグランドラインの水平線を見つめる。 フク「…クロッカスさん」 クロ「…なにかね?」 フク「ラブーンさんの仲間は…生きてます」 ウソップ「そりゃそうだろ! てめぇの命惜しさに逃げ出してんだから! 話聞いてなかったのかよ!」 フク「そうじゃない、そうじゃあないんです…!」 ナミ「フクキタル…?」 フク「何というか…今もまだここ(グランドライン)にいるというか、 いないというか…その…ごめんなさい、変な事言いました」 自分でも自分の感覚に説明がつけられず、フクキタルはクロッカスに謝る。 クロッカスはそんなフクキタルをしばらく見下ろした後、 少しだけ優しく笑って、その頭を無言で優しく撫でた。 …そんな二人の後ろをルフィが全力でマストを担いでルフィがラブーンめがけて走っていく。 ≫117 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 00 07 28 ラブーンとルフィの喧嘩も終わり、 ルフィ達を見送った後。 クロ「それにしても…ひょっとしたら、 待ち続けた『かい』があるかもしれんな…のう、ラブーンよ…」 そう言って笑うクロッカスの瞳には懐かしい時代の色が浮かぶ。 クロ「ウマムスメ…あいつらも、あの子も…不思議な連中ばかりだ…」 そのころ麦わら一味 ルフィ「できた!!空からふって来た男、雪だるさんだぁ!」 フク「できましたぁ! まさしくこれが雪『だるま』です!」(雪でつくったダルマ) ルフィ「おおっ、やるなぁフクキタル!」 ウソップ「はっはっは…確かになかなかやる…が! このおれ様の魂の雪の芸術!スノークイーンにはかなうまいっ!」ドーン ルフィ フク「うおおっすっげぇー!(すごい!)」 ルフィ「よし! 雪だるパーンチ!」 スノークイーン粉砕! ウソップ「何してくれとんじゃおのれ!」 ルフィ「がー!雪だるさん!」 そして雪だるさんのふっとばされた鼻が雪『だるま』の目を入れてないところへ直撃する! フク「ぎゃー!? 雪『だるま』に目が入っちゃいましたー!? 何てことするんですか、まだ何にも成し遂げてないのにぃー!」 ナミ「この寒いのに、なんであいつらあんなに元気なの…」 寒空の下で騒ぎまくる三人を窓越しに見てナミはそうつぶやくのだった。 ≫158 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 00 34 56 双子岬で太陽を浴びていたクロッカスは、海に不思議な樽が浮かんでいることに気づいた。 見た目は普通の樽なのだが、妙に光り輝いているのだ。 彼は『何となく』気になって近づいてきた樽を引っ張り上げると、少なくとも人一人分の重量を感じる。しかもその重さのかかり具合から、中には人が入っているようだ。 樽の中を覗いてみると、大きな水晶玉と一緒に少女がぐっすりと眠りながら、丸まって入っていた。 そしてクロッカスは、その少女に見覚えがあった。いや、その種族に見覚えがあるという方が正しいだろうか。 ウマの耳と尾を生やしたウマ娘という種族。それが樽の中で寝息を立てている。 クロッカスは彼女の頬を軽く叩く。 すると彼女は目を覚ました。 「うわぁ!?…えっと、あなたは?もしや…海賊ですか!?」 「私はクロッカス。海賊はとうの昔にやめた」 少女はほっと撫で下ろし、先程の少し怯えた様子から打って変わって明るく笑う。 「水晶玉を上に乗せて眠っていると吉!当たってくれて助かりました!」 温度差に面食らうクロッカスだったが、彼女が何者なのかを問う。 すると彼女はあっさりと答えた。 「マチカネフクキタルです!今はえっと…家出中なので少しの間泊めてください!」 フクキタルは勢いよく頭を下げ、そしてそのまま樽ごとひっくり返ってしまった。 ≫175 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 08 31 クロッカスは彼女を家に泊めることにした。 フクキタルの故郷であるトレセン諸島に帰そうにも船はない。 帰す手段がない以上、海軍の船か海賊船、もしくは客船が来るのを待つしかなかった。 とりあえず彼女を椅子に座らせ、ホットミルクでも出すことにした。ピンピンしているが、樽の中で過ごしていたのだ、心落ち着くものを出した方がいいだろうと彼は考えた。 フクキタルはホットミルクを受け取る。 「ありがとうございます」 クロッカスは向かいに腰掛け、何故家出したのかを聞いた。 「えっと…言える範囲で構いませんか?」 「もちろん」 彼女はゆっくりと語る。 「家出というよりは、故郷出?という方が正しいかもしれません。わたし、占いが好きなんです。得意でもあります。でも、わたしの故郷の人たちは誰も信じてくれませんでした。ですが、姉だけは違いました。いつだってわたしの味方でした」 こくりとホットミルクを飲んだ。 だんだん早口になってしまっていたが、これを飲むと心が落ち着いた。 「そして1週間ほど前、ついに故郷の人たちがわたしを追い出そうとしました。姉はわたしを庇って樽に入れ、わたしの占いを待ってから『フクキタルはきっと大丈夫。わたしの自慢の妹。すごい子なんだから』と言って、わたしを逃してくれました」 本当は故郷のみんなや姉が奴隷狩りから守ってくれたのだが、フクキタルはクロッカスに心配をかけまいと嘘をついた。 その嘘に気づいているのかいないのかは分からないが、クロッカスは深くは追求しなかった。 「もう一杯…飲むか?」 その言葉に、フクキタルはゆっくりと頷いた。 ≫176 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 26 52 クロッカスとフクキタルの奇妙な同居が始まって二ヶ月が経過した。 フクキタルは日課の占いのほか、意外と炊事洗濯も出来たのでクロッカスも騒がしい孫が出来たようで中々にこの関係を楽しんでいた。 ある日の朝、フクキタルは水晶玉に両手を翳し、何やら唱え始めた。 「フンニャカハンニャカムギムギワラワラ!」 そのあと暫く水晶玉を見つめたあと、叫んだ。 「出ました!えっと…?羊?麦わら?D?…え?」 彼女自身何なのかよく分かっていないようだ。 しかし、占いで出た以上、なんとか意味を見いだそうと頭を捻る。 腕を組んでひたすら唸る事1時間。ようやく答えは出たようだ。 「羊に乗った麦わらを持つディーさん!…自分で言ってて何言ってるのかわかりませんが、この人に会うのが吉!」 そう言ったあと、彼女は頭を抱えて蹲った。 「て言ったってこの二ヶ月クロッカスさんにしか会ってませんよ!?」 その日、リバースマウンテンの頂上から大きな、それはそれは大きな、まるで時代を変えるかのような笑い声が聞こえてくるのだった。 ≫178 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 47 27 クロッカスの背後に立つフクキタルを見たサンジは、体をワナワナと震わせていた。 そして彼は思わず咥えていたタバコを落としてしまった。 「おいルフィ…お前今、ウマ娘族っていったか…?」 「ん?ああ、ウマ娘族だ!シャンクスのところにもスペって奴がいたけど、スッゲェ強えんだ!あとめちゃくちゃ食べる。もしかしたら俺以上だ!…ん?おいサンジ!」 サンジは途中の方から聞いていなかった。ただただウマ娘族に会うことが出来た己の強運に感謝していた。 「ウマ娘族…ウマの耳と尾を生やしたレディたちしかいない種族。その美しさは地上の人魚と形容されるも戦闘力は高く、名だたる海賊団や海軍にも名を連ねるという強く美しいレディたち…!そんなウマ娘に出会えるなんて俺ぁ幸せだぁ!」 ルフィはサンジを無視し、フクキタルを見た。海賊は歌う。だからこそ、コックと音楽家、そして歌うウマ娘は是非とも欲しかった。 「オレはモンキー・D・ルフィ!お前、名前は!?夢はあるか!?」 「マチカネフクキタルです!夢は長生きすること!ただ今絶賛家出中です!」 羊に乗り、麦わらを持つディーの人物。 フクキタルの運命を変えるのは、彼だ。 ≫161 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 00 40 43 ローライス過去編 ライスが住んで村はとても貧相で貧困に苦しんでいた。彼女はカリカリの実を食べたことで懸賞金が掛けられた。舞い込んだ金の話にに目が眩んだ村人達は暴走し、自身が住んでいた孤児院が襲われ「助けなければ良かった」「お前は家族なんかじゃない、不幸を呼ぶ呪いの子だ」と叫ばれながら目の前で育て親を殺される。 共に世界から見捨てられたローとライスは、ライスが窮地にあったとき知らず知らずにローが口八丁で助けた形で出会い迫害されながらも行動を共にする。ローは同じ境遇に同情心と能力の利用を、ライスは助けてくれたローに感謝を持つ。お兄様と呼ぼうとするがそれは激しく拒絶された。共に行動している内にこんな優しい奴ですら見捨てるんだという風にもローは世界に絶望し、自暴自棄になっていた。爆弾で死ぬならそれはそれでライスももうこれ以上傷つかなくなるからと一緒にドフラミンゴのもとへ行きファミリーに入る。 コラソンと出会う、最初は追い出すために酷いことをするが、喋れない(と思っている)相手にずっと優しくするライスに絆され何だかんだでロー共々仲良くなっていく。この何処かでコラソンとライスはローを守る約束をする。 しかしコラソンがローの病気を直すために旅に出ようとして、ライスも連れて行こうとするがローは「少なくとも今は自分を家族と呼んでくれる場所があって安心している」「ライスにファミリーの真実を何も知らせるな」「どうせおれを助けようとするやつは誰もいない」「その姿を見せてこれ以上ライスを絶望させるな」と言い彼女を置いていくことになる。 ライスとローを海軍逃がし助ける目処が立ちライスに何かしらの方法で集合場所を伝えるが原作通りそれは失敗した。集合場所には誰も来ず、何も知らずにライスは自らファミリーに戻りドフラミンゴから嘘を吹き込まれた。 「もしローを正せなかったらローを殺してお前も死ね」とライスに言ったのは始めて会ったときのローに対するドフラミンゴの意趣返しである。 ≫167 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 01 02 “偉大なる航路”後半の海 新世界 とある島 そこにひっそりと白ひげとエースの墓標が建立されている。 そこを訪れる二つの人影があった。 白ひげ海賊団の一番隊隊長マルコと、四番隊隊長グラスワンダーである。 「また来てたのかよい」 「はい。自分の気を引き締めるために」 「へぇ…そいつはどうして?」 「今回の戦争で二人を助けられなかったのは私の不徳の致すところ。だから_」 グラスの独白を聞き、マルコはため息をついた。 そして、諭すように語りだす。 「それは違うよい」 「いいえ!私のせいなんです!あの時私が動けていたら_」 「あの結末は多くの要因が重なった結果だ。誰か一人に責任を負わせるなんてできねェ」 「でも…!!」 「いい加減自分で抱え込むのはやめとけ。そんなお前を見ても二人は喜ばねぇだろうよい」 ≫168 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 01 59 マルコの淡々とした諭しに、感情的になった気持ちが沈静化する。 でも、どうしても譲れないことがグラスにはあった。 「…駄目なんです。そう考えてしまったら、私は…自分が許せなくなりそうで…」 「まったく、頑固なのは変わらねぇな」 「…すいません」 やれやれとばかりに首を振ったマルコに、グラスはバツが悪そうに顔を下げた。 同じ海賊団に長年所属する中で、お互いの性格は熟知している。 マルコはグラスがこうなることをハナから分かっていたようだった。 「けど、そのままじゃあ駄目だ。そんな気持ち溜め込んでたら、いつまでも前に進まないよい」 「そんな気持ちとは?」 「お前の本音だよい、グラス。親父やエースが死んでから、皆の前で気持ちを押し殺してただろ?」 「何故…」 「何年付き合いがあると思ってんだ?話してみろよい。人払いは済ませてある」 ≫169 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 02 44 初めて白ひげにあったのは、先頭の最中だった。 ロジャー船長と互角に渡り合う強い海賊。そのくらいの印象。 でも、殺し合いの中でその姿を知るにつれ、ある考えが浮かんだ。 私には『父親』がいなかった。生まれてから母との二人暮らしで、父親の記憶がない。 知っているのは、この海の何処かで航海していることと、母の目から見た人となりだけ。 ただ、私達家族への仕送りは頻繁に行われているらしかった。 幼い頃人攫いに捉えられ、同世代のウマ娘5人で奴隷船に乗せられたので、詳しくは聞けていなかったけれど。 その、母の語っていた父親と白ひげに、奇妙な共通点が多くあったのだ。 私の父親は白ひげなのではないか_そんな疑念を抱いていたある日、ロジャー船長が自首した。 海賊団は解散し、メンバーは散り散りになり、それぞれの道を歩いて行った。 年齢が近い兄妹分の6人は海賊団を立ち上げるなどしたが、私は疑念を確かめるため白ひげ海賊団を探した。 そして、知人の手を借りたりすること数か月、白ひげ海賊団との接触に成功した。 たった一人で頭を下げ、海賊団に入れてくれと懇願した私を、白ひげとクルー達はすんなりと受け入れた。 顔なじみではあったため、打ち解けるのもはやかったと思う。 クルーは白ひげを『親父』と慕い、白ひげはクルーを『息子』として愛す、家族に近しい関係。 そんなやり取りが不思議と嬉しかった。 よくよく考えれば、心のどこかでこの関係を羨んでいたのかもしれない。 白ひげ海賊団に入ってから1年。武功を挙げ、おでんさんが離脱した二番隊の隊長に推薦された頃、白ひげに呼び出された。 そして__ ≫170 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 03 34 「そうだグラス。おれァお前の父親だ」 あまりにもあっさりと疑念の真相を口にした。 母を安全のためトレセン諸島に残したと言い、私達に苦労をかけたことを謝罪した。 頭を下げる父親に、顔を上げるように言った。 確かに大変なことはあったけど、母は幸せそうであったし、父親が素晴らしい人物であったことにほっとしたのだ。 「なぁ、グラス。おれが父親で良かったか?」 「はい…!」 ただ、一度でいいのでトレセン諸島に顔を出すよう意見した。 これ以降、私は白ひげを『お父さん』と呼ぶようになった。 それから数年。父はある海賊を迎え入れた。 名を、ポートガス・D・エースさん。最近頭角を現したルーキーだ。 最初は反抗的で、父の暗殺を何度も企てては返り討ちにあっていたが、時間が経つにつれ、船になじんでいった。 私とも関わることも多く、彼の人となりも見えてきた。 絶対に自分から逃げようとはせず、自分にとって大切な人を侮辱する発言には黙っていられず、衝動的な怒りに任せて相手を殴り飛ばす事もある。 その性格は、かつてのロジャー船長と瓜二つだった。 それが心に引っ掛かり、私はエースさんを気に掛けるようになった。 ≫171 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 04 23 「何故、そこまで急ぐのですか?」 「おれは生きた証が欲しいんだ」 単に、その危なっかしさをほおっておけなかったのかもしれない。 その後のエースさんは活躍し、隊長を任せてもいいのではないかという声が挙がった。 実力的にも十分だろうとみこんでの推薦。 「エースさん、二番隊隊長をやってみる気はありませんか?」 「俺が?」 私自身も隊長という立場にこだわりはなかった為、エースさんに譲ることにした。 そんなある日、船内で仲間殺しが発生する。 加害者は古株のクルーだったマーシャル・D・ティーチさん。殺されたのは四番隊隊長のサッチさん。 その知らせを聞いたエースさんはケジメをつけさせるといって船を飛び出した。 その背中にロジャー船長の姿が重なり、凄く嫌な予感がした。 本音を言えばすぐに追いかけたかったが、臨時で四番隊隊長に就任したのもあり船に残った。 ≫172 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 05 04 結果として、嫌な予感は的中。 エースさんは敗北して投獄され、公開処刑が発表。 白ひげ海賊団と傘下の海賊の皆さんで海軍本部に乗り込んだ。 エースさんの弟ルフィさんの一団との共闘もあり、エースさんの救出に成功する。 しかし、赤犬の挑発に対しエースさんはロジャー船長を思い出す行動にでて、最終的にルフィさんを庇い命を落とした。 父は、海軍本部と共に心中することを選び、激しい攻撃を受けた末、立ったまま絶命した。 そして今、私は生きている。 それが堪らなく悔しかった。 「私は…よかったのに…」 父にもエースさんにも、逃げてほしかった。 たとえ無様な姿をさらしたとしても。 一緒にいれればそれ以上は要らなかった。 「私はただ、大切な人と生きれれば良かったのに!!」 生き延びた者の気持ちは分かるはずなのに、自らの命を犠牲に他者を生かした二人に対し。 怒りを感じてしまっている。 それが二人の決意と覚悟だとわかっていても。 ≫173 二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 01 05 31 「本当に…勝手な人達なんですから…!お父さんも!エースさんも!」 好き勝手に感情を吐露する私を、マルコさんは無言で抱きとめる 「マルコさん…」 「泣いたっていい。誰もお前を責めねェよい」 その温かさが、まるで父のようで。 「う…あ…あああ…」 今の一時だけは、涙をこらえることができなかった。 「わああああぁああ~!!」 上へ
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autolink AB/W11-005 AB/W31-025 カード名:麦わら帽子のかなで カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:1 トリガー:1 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《死》?・《生徒会》? 【自】[②]あなたのクライマックス置場に「守るための力」が置かれた時、前列にこのカードがいるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を見て「戦う理由 かなで」を2枚まで選び、前列の別々の枠に置く。その山札をシャッフルする。 【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) あそこに近づくのは校則違反よ レアリティ:R (W11) / U (W31) illust.- 「複製者アーチャー」の様なCXシナジーでの召喚能力と手札アンコールを持ったカード。 山札からの召喚は「複製者アーチャー」の「控え室から」とは違い「山札から」かつカードが限定されている上に、 指定カードが同レベルのコスト0であるためか必用コストは2と安く、 ターン終了時に山札に戻るなどのデメリットが存在しない。 それに加えて召喚先である「戦う理由 かなで」が「場に出た時自身をサーチする」という能力を持つため、 山札に「戦う理由 かなで」が4枚存在する状況ならば、一気に4枚分デッキを圧縮することも可能。 ただし、良くも悪くも「山札」であり、レベル1帯でリフレッシュが起る事は稀であるため、 「山札に「戦う理由 かなで」が残っているか」は正直難しいところだが。 Re Edit再録時、レアリティがアンコモンに降格している。 ・対応クライマックス カード名 トリガー 守るための力 2 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 戦う理由 かなで 1/0 4500/1/0 黄 かなでの理解者 音無 0/0 1000/1/0 黄 絆
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スレ内に投稿されたSSまとめ(36~40スレ目) ここは麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタルスレ内に投稿されたSSをまとめるページ(元スレ36~40)です。 ►トップページへ スレ内に投稿されたSSまとめ(36~40スレ目)麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 36スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 37スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 38スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 39スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 40スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 36スレ目 ≫2 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 03 20 42 革命軍参謀総長、サボは関西弁で喋るウマ娘、タマモクロスに声をかけられた。 「なあ!ちょっとついてきてくれへんか?今暇やろ?」 「確かに忙しい訳ではないが…どうした?」 「まあまあ、いいからいいから!」 そう言うタマに背中を押され、サボは訓練所にまでやって来ていた。 そこには屈伸をしているタマと同じ葦毛のウマ娘、『怪物』オグリキャップがいた。 そして腕を伸ばしていたタイミングでサボと目が合い、彼女は柔軟をやめて目の前にやって来る。 「少し試したいことがあってな、手伝ってくれ」 「つまり、模擬戦をしようということか?」 「そういう事や!」 タマが肯定する。 そうと決まれば話は早い。 訓練所の真ん中に、オグリキャップとサボが向かい合った。 ≫3 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 03 21 19 そして合図もなく、戦闘が始まる。 サボは鋭い踏み込みからオグリに接近し、右手を竜の爪のようにして繰り出した。 それにオグリは後回し蹴りで彼の爪を受け止める。 「その体勢なら、押し切れるぞ!…なにっ?!」 サボはそのまま押し切ろうとしたが、突如として踏み込んでいた地面が炸裂し、大きくバランスを崩してしまう。 オグリは体ごと回転、掴まれていた脚を地につけ軸足にし、逆脚で踵落としを放つ。 サボは咄嗟に腕の力を使って後方に跳んだ。 「何だったんだ…今のは…」 突然地面が炸裂した。 オグリキャップは能力者ではない。ならどうやって…、と考えていると、彼女が口を開いた。 「駿蹄拳だ」 「駿蹄拳?」 「私とタマで完成させた武術だ…タマ、説明を頼む」 「はいはい。えっとな、駿蹄拳ちゅうんはサボやドラゴンが使う竜爪拳と、ウチらウマ娘が使うウマ娘武術を組み合わせた新しい武術や。厳密には竜爪拳の中の技、竜の伊吹とやけどな」 「竜爪拳と…ウマ娘武術の…」 流石のサボも驚いていた。 タマは続ける。 「ウマ娘の技って衝撃波を出す技が多いやろ?それと竜の伊吹の核を破壊する技術を組み合わせて、衝撃を核に伝導させて物体を砕く。これが駿蹄拳や。…今のところオグリしか習得してないけどな」 「俺の体内を伝導させて地面を炸裂させたのか…。タマは使えないのか?口ぶりから察するに一緒に訓練してたんだろ?」 「いやぁ、ウチ能力者やろ?能力なしでも習得出来ることを証明する為に、優先的にオグリを鍛えてたからまだなんや。ああ、基礎の部分は問題ないで」 「成る程な」 そう言ったあと、サボは再びオグリと向かい合い、試合を再開した。 そしてその後、試合が原因で作戦会議に遅刻したサボはコアラに拳骨を落とされたのだった。 ≫24 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 07 42 48 「タマ、例の麦わらの真似をしていたんだが…」 「あんなぁオグリィ…アイツの風船っぽいアレはゴムゴムの実だからこそ出来るんであってやなーーって聞かんかい!!」 呆れたようなタマのツッコミを無視して、まるで渦潮のように息を吸い込み始めるオグリ。 「コォォォォ…フッッッッ!!」 まるで空手の息吹を数十倍にしたかのような吐息と共に、小柄なタマが吹き飛ばされそうな凄まじい豪風が巻き起こる。 「んなぁ!?」 砂埃が収まった後には、そこに全身から蒸気を噴き出しながら、ドドドド…と蒸気機関の如き轟音を胸から響かせるオグリの姿があった。 「何とか身体を膨らませようとしてたら、何か出来たんだ。凄いだろう?」(ムフーッ 「アカン…突っ込む気すらおきへん…」 コレこそ、後に海賊や海軍を恐怖に陥れる「勝利の鼓動」誕生の瞬間であった。 ≫90 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 18 00 02 ゴーイングメリー号にて、フクキタルと一味の日常を考えてみた。 時系列は空島後~トレセン諸島編の間。個人的に空島の後にトレセン、続いてロングリングロングランドだと思っているので。 「フークーキータールー!! いい加減にしなさい!!」 「ひゃい?! ど、どうしたんですかナミさん?!」 「おーおーどうしたんだナミ、そんな声を荒げてよぉ」 ある日のこと。 ゴーイングメリー号の女子部屋からナミの怒声が船全体を揺らした。 声に続いて飛び出すようにラウンジから出てきたのはフクキタルで、それに続いて怒り心頭な様子のナミが看板に出てきた。 呆れたような表情でウソップら一味の面々がその様子を眺める。 「どうしたもこうしたもないわ! フクキタル、あんたいつまでこんなゴミの山を取っておくのよ?! アンタのせいで私たちの部屋が狭くなっていくんですけど?!」 「で、でも……あれは私の大切な開運グッズでして……捨てるなんてことはとてもとても……」 「ああ、フクキタルのあれか……確かにどうしてあんなガラクタを取っているんだ?」 「ウソップさんまで?! いいですか、あれは私がこれまでの旅路で収集してきた貴重な開運グッズ! どれもありがたや~厳かな品々なのです! 捨てるなんてトンデモない!!」 一味全体は察した。これ、めんどくさい話だと。 麦わらの一味見習い占いであるフクキタルは”運”というものにこだわっている。そのため、自分が上手くいった時の品々やお守りといったものをやたらと保管しているのである。それも、ゴミの山と形容される程度には。 ≫91 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 18 01 00 「分かった、百歩譲ってあんたのお守りやダルマあたりは許すとしましょう。でも! こんな使用済みの割り箸まで保管することないでしょう?!」 「なにを仰るんですか?! あの割り箸は珍しく綺麗に割ることができた割り箸ですよ!?」 「じゃあこのペラペラな牛乳瓶のフタは?」 「ギャー! それは私の牛乳瓶のフタ占いの結果、新記録の24枚まで裂くことができた大大吉な幸運アイテム! それを捨てろと仰るんですか?!」 「……なら、この骨はどうなの」 「そ、それは私が初めて上手に調理できたお肉の骨! 私はそれがあるから今でも上手にお料理をすることが出来るのですよ?!」 「いい加減にしなさい! これじゃあゴーイングメリー号がアンタの開運グッズとやらで沈むのも時間の問題じゃない!?」 「それは、まあ、その通りですけど……だけど私にはそれを捨てるなんて出来ませんよ~!」 今にも泣き出しそうなフクキタルと、開運グッズをなんとしても捨てさせたいナミの怒声。堂々巡りなやり取りに読書をしていたロビンが本を閉じる。 「確かに、占い師さんの開運グッズには私も困らされているわ」 「ろ、ロビンさんまで?! そんな殺生な……」 「ロビン、任せてもいい……? 私もう疲れてきたわ……」 「了解したわ、航海士さん。──占い師さん、貝塚というものは知っているかしら?」 「……貝塚ですか? ええまあ、概要程度には知っていますよ? 昔の人のゴミ捨て場のことですよね?」 「ええ、その通り。そして私達考古学者にとって宝の山のような場所でもあるわ」 「ゴミ捨て場が、ですか?」 突然に始まるロビンの授業にフクキタルは困惑した表情を浮かべる。 ≫92 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 18 01 15 「ええ、捨てられたゴミを調べることで当時の人々がどのような食事をしていたのか、どんな文化を形成していたのかを窺い知ることが出来るわ」 「へー、そうなんですか~。それがこのお話とどのような関わりが?」 「いいえ、ただ貴方が何かを捨てることでいつの日か幸せになれる人達もいるという事よ。貴方の幸福を誰かに分けることも開運の一環じゃないかしら?」 「……それもそうですね! では次の島で幾つかの品をお護摩しましょう!」 「いやそれで納得するのかよ?!」 ロビンの説得にニコニコと晴れやかな笑顔を浮かべながらフクキタルは女子部屋へと戻っていく。おそらく、お護摩する品の選定に向かっているのだろう。 「ロビン、フクキタルだけじゃどうせ決めれないだろうから面倒見てやってくれない?」 「そうね、私も同感よ」 「アアアアア! 決められません~~~~!」 「……ほらね」 呆れたような表情を浮かべロビンもまた女子部屋へと向かっていったのであった。 ≫141 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 06 45 バロックワークスのフジキセキと、出番が少ない気がしたエアグルーヴinアラバスタの怪文書 / 焦熱の砂漠と雲一つない灼熱の日射しは、情け容赦なく全てを焼き尽くし罪人を裁く地獄の業火を思わせる。 ただ呼吸するだけで気力と体力、何より水分を奪っていく乾いた空気には、灼かれた砂が混じり熱風となってその威を示す。 時に、長年慣れ親しんだこの地─アラバスタ王国で暮らす砂漠の民にとってすら、等しく骸を晒す墓所となる。 アラバスタ王国首都『アルバーナ』近郊。 焔砂の大地に降り注ぐ陽光の下。白と黒、二つの影がぶつかり合う。 白──背中に『正義』の文字の描かれた海軍のコートを羽織ったウマ娘。 黒──胸元を開けた男装の麗人を思わせる衣装のウマ娘。 どちらもウマ娘という種族に違わず美しい容姿をしているが、色合いと同じく互いの表情は対称的だ。 白──眼を細め、対峙する相手を厳しく睨み付ける。目元のアイシャドウも相まって、妖艶でありながら冷酷な眼光を向けていた。 黒──永く会っていなかった旧友と再会したような、懐かしさと愉しさに満ちた眼差し。余裕を感じさせる微笑を浮かべ、手に持つ一輪の花の香りを楽しんでさえいる。 ≫144 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 07 42 何度目かの激突で互いの位置が入れ替わり、ようやく2人は口を開いた。 「貴様が何故クロコダイルの下にいる。まさか貴様に限って不本意ながら無理やり、ということもないだろう。答えろ──フジキセキ」 「人を見るなりいきなり襲いかかってくるなんて酷いな。久々の再会だっていうのに、思い出話をする余裕もないじゃないか──エアグルーヴ」 白──海軍本部所属“海軍の女帝”エアグルーヴ大佐。 黒──秘密犯罪会社バロックワークス最高幹部(オフィサーエージェント)『Ms.2ndワールドシアターデイ』、またの名を『幻』のフジキセキ。 「質問に答えろ。…昔の誼だ。情状酌量の余地有りと判断できる内容で、且つ即座に投降するならば悪いようにはせん」 厳しい視線を僅かに緩め、エアグルーヴはかつて舞台女優を目指し、今や賞金首となった旧友を見る。 当時と変わらない。優れた容姿と悪戯っぽい表情で周囲を楽しませていた、あの頃の笑顔ままでフジキセキはそこにいた。 「残念ながら、いくらポニーちゃんからのお願いでも、捕まってはあげられない…かな?」 「子持ちだぞ、私は」 他の者なら色めき立っていたであろうそんな戯れ言を切って捨て、エアグルーヴはさっさと話せと眼光を鋭くした。 ≫146 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 09 16 「やれやれ、キミも相変わらず冗談が通じないね。まあ、大した理由じゃないさ。演技の勉強と、あとはそう──友情のため」 浮かべていた微笑を消し、フジキセキはかつて己の理想のために歩み出し、今や海軍でも指折りの実力者となった旧友を見る。 当時と変わらない。優れた容姿と厳しさの中に優しさが同居した、あの頃の眼差しのままでエアグルーヴはそこにいた。 「多くを語る気はない、か」 そうか。と、小さな呟きが耳に届いた瞬間、フジキセキは咄嗟に身体を左側へと投げ出した。 轟音──一瞬前にフジキセキのいた場所には、油断なく標的を見据えるエアグルーヴの姿。その足下は巨大な刃物を叩きつけたように、大きく抉れていた。 対人格闘術『六式』が一つ『剃』による、背後への超高速移動。 そして淀み無く放たれた同『六式』が一つ『嵐脚』による奇襲。 鍛え上げた超人の戦闘技術を、生まれながらの超人にして地上最速種と称されるウマ娘の肉体を持って運用する。 更に目の前の“女帝”は、天賦の才を持ちながら自身の才能に胡座をかくような人物ではない。 反射的に左腕で頭を守る。その直後、凄まじい衝撃がフジキセキを襲った。再度接近していたエアグルーヴの蹴りを受け止めた左腕が軋む。 フジキセキが苦し紛れに放った蹴りはしかし、『六式』の一つである『鉄塊』によって止められ、その身体は小揺るぎもしない。 「──散頸・凰榮排」 エアグルーヴの踏み込みと同時に、フジキセキは後方へと大きく弾き飛ばされた。 ≫148 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 10 01 「私は貴様を高く評価している。故に、あまり加減してやれんぞ」 ──これが“海軍の女帝”エアグルーヴ。何よりも己に厳しく、不断の努力を積み上げ理想へ突き進む、“樫の女王”の偉大なる血脈に連なる者。 足元が柔らかい砂で助かった。と、未だ身体中に走る衝撃に戦慄しながらフジキセキは考える。 今の技は、爆発的な踏み込みにより生じた衝撃を、余さず相手へ叩き込むものだ。その特性と彼女の脚質から、砂上では威力が大幅に減衰している。 そして今のように地面へ身体を背中から叩きつけられても、砂の上ならばダメージも少なく済む。 何より──距離が取れた。 エアグルーヴは視線の先で大の字に横たわるフジキセキの動作を見逃すまいと、警戒しながらジリジリと近づいていく。 ──『幻』のフジキセキ【懸賞金額 1億2965万ベリー】。 かつて、その潜在能力は『皇帝』シンボリルドルフや、『シャドーロールの怪物』ナリタブライアンに匹敵するとも称された、紛うことなき天才。 決して武闘派の賞金首とは言えないが、その才能をエアグルーヴは一切疑わず、侮らない。 事実、先程の一撃は上から押し潰す角度で放ったにも拘わらず、即座に後方へ跳躍し衝撃を利用して距離まで稼いでいる。 見た目ほどのダメージは与えられていない。自身の『第弐階位重衝』の練度では、削れはしても決め手にならない。 ≫149 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 10 53 故に、己に課した制限を一つ外す。 それは即ち『第壱階位重衝』──『G1』の解禁。 本来ならばこのレベルの賞金首に使う物ではない。しかし、目の前のウマ娘は、ウマ娘史にその名を刻む絶対者達に劣らぬ才能を有している。 先程は加減はしてやれないと言ったが、不正確だ。 ──加減をする余裕など、ない。 相手が死なないことを願うが、殺すつもりで己の技を振るうと決める。 間もなく間合いに入り、生死問わずそれで終わりだ。 明確な殺意に曝されながらも、フジキセキは笑った。 背中の砂が熱い。まるで火で炙られているようだ。 吸い込む空気が熱い。呼吸するだけで肺が焼けそうになる。 だというのに、目の前の海兵の殺意一つでそれら全てが消え失せるほど、身体の芯から凍えてくる。 「──なるほど、これが死を前にした者の感情か」 フジキセキの呟きと同時に、エアグルーヴは脚に力を込め── ≫150 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 12 10 「まあ別に死なないけどさ」 悪戯に成功したような、そんな声。エアグルーヴは突如目の前に投擲された一輪の花を見た。見てしまった。 「なっ」 閃光。 強烈な光に視界を奪われ、一時的に視力を失う。 直後、エアグルーヴを囲むように大量の煙幕と無数のクラッカーが発動する。 花の香りの煙幕と、連続して鳴り響く炸裂音。 閃光弾で塞がれた視界が戻った頃には、既に下手人はまんまと逃げ仰せていた。 「やられた…!」 いつの間に仕込んでいたのかなど、今は気にする意味がない。折角追い詰めた賞金首を取り逃がしたという事実に、エアグルーヴは己の詰めの甘さを恥じた。 足跡も消されており、追跡は困難だろう。 それ以上にフジキセキにこちらを迎撃するための時間的な余裕を与えてしまった以上、深追いは禁物か。 そう判断し、エアグルーヴは今回の一件を報告するため、一度船に戻ることにした。 そして、エアグルーヴが立ち去ってからきっかり2時間後。 「──灯台下暗し、ってね」 先程倒れていた場所の真下、砂の中からフジキセキは抜け出した。 ≫151 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 13 12 「うわ、服の中にまで砂入っちゃってる。水浴びしたいけど…まずはボンちゃん達だね」 体力は限界に近いがそれを一切表に出さず。フジキセキはしっかりした足取りで『アルバーナ』を目指した。 / アラバスタ王国脱出のため、一時的に麦わらの一味と手を組むことになったボン・クレーとフジキセキであったが、海軍の海上封鎖によって足留めを受けていた。 ゴーイングメリー号と快速スワンダ号の二隻に対し、周囲を取り囲む海軍船は八隻──その全てが、海軍本部大佐『鉄檻』のヒナの精鋭部隊。 ゴーイングメリー号を逃がすため、快速スワンダ号とその乗組員全員が囮となり、海軍と激突する。 「やあ、今度の再会は随分早かったね」 「抜かせ!」 2人のウマ娘が海上を走る。 フジキセキとエアグルーヴ。先日の砂上とは異なり、水上での激突。 一部の極まったウマ娘のみに扱える海渡りの技法を、両者当たり前のように行使する。 ≫152 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 13 48 フジキセキの蹴りとエアグルーヴの『嵐脚』がぶつかり合い、両者共に後方へ弾き飛ばされた。 「やはり力を隠していた…いや、それだけではないな」 足下の感触に顔をしかめる。 ──バ場適性。 走ることを本能的に好むウマ娘であるが、個体毎に得意なバ場というものがある。 エアグルーヴ自身は芝の上が最も足下に馴染み易く、砂や粘土質なダートはあまり好みではない。 そして、元来陸の上で生きてきたウマ娘の中で、水上を得意とする者は少ない。 無論、トレセン諸島のタイキシャトルのような例外はあるが、極少数だといえる。 つまり── 「お互い砂の上より苦手だよね?これで漸くイーブンかな」 「貴様…!」 ≫154 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 14 21 先日の砂上では、アラバスタ入りに伴い専用の蹄鉄を用意し無理やり適性を補うことで優位を保ち続けた。エアグルーヴの適性による下げ幅よりも、フジキセキの下げ幅の方が明らかに大きかった。 しかし、今回は専用の蹄鉄など無い。そして互いの水上適性はほぼ最低と言える。 「あまり気は進まないけど、これ以外は思いつかなかったからね。じゃあ、しばらく付き合ってもらうよ」 悪戯が成功したような、そんな愉しげな声。 先日のダメージも残っているだろうに、そんな様子は微塵も見せず余裕のある態度を崩さない。 ──尤も、この結末は決まっていた。 「【ブレイズ・オブ・プライド】…!」 「【煌星のヴォードヴィル】…!」 幾度目かの激突の果て。 結果として、フジキセキは敗れた。 ≫155 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 15 01 / 「浮かない顔してるわね。捕まえたこと後悔してるの?ヒナ疑問」 甲板に佇むエアグルーヴの背に、ヒナは声をかけた。エアグルーヴが振り向くと、包帯が巻かれ吊るされた右腕が見えた。 最後の激突──ウマ娘が体得している武術の中でも、極一部の者のみが扱えるとされる境地【領域】。 【領域】同士の激突は、互いに侵食し反発し、周囲に破壊の奔流をもたらす。 船から離れた海上との激突であったが、余波で二隻分の外装に亀裂が入り、補修のため一時停泊する事態となった。 「ていうか、あの【領域】ってヤツ凄いわね。ヒナ戦慄」 「…いや、最盛期のルドルフ中将ならば、単身で艦隊を壊滅させている。私などまだまだ未熟だ」 エアグルーヴの言葉に顔を引き攣らせながら、あの時の【領域】のぶつかり合いを思い出す。 誇り高き蒼い焔と、煌めく星光の激突。 崩れ落ち海中に沈む同族を引き上げ、船へと戻ってきた“海軍の女帝”。 その時の表情を、どう表現すべきか分からない。必然だったと納得しているような、致命的な間違いを犯したと後悔しているような、余りに痛ましい表情。 ≫156 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 15 39 「ねえ、エアグルーヴ大佐、少し休んだら?ヒナ提案」 「ありがたい申し出だが、直ぐに出立する。近くの支部の高速挺を借り受けることになっている。本部へ報告に戻らねば」 失礼する。止める間もなく歩き出す。 その横顔は、悔いも憂いも飲み込んだ戦士のもの。 「──ああ、そうだ。『フジ』のヤツは特によく見ておいてくれ。隙を見せると厄介だ」 「…胆に命じておくわ。ヒナ了解」 最後にそう忠告を残し“海軍の女帝”は本部へと帰って行った。 そしてそれから僅か数日後。 「さて、どうしたものかな」 女帝から厄介と称されたウマ娘──フジキセキは、小型舟に乗り自由を謳歌していた。 事の発端は、つい先日。一緒に捕まった仲間達が騒ぎを起こしたことだった。 ボン・クレーを筆頭に派手に暴れ回って注意を引き付け、フジキセキだけ無理やり脱出用の小型舟に乗せられ放り出されてしまったのだ。 ──フジちゃん!今まで楽しかったわ!あちし達ずっと“心友”よ!舞台女優の夢、叶えてね! ≫157 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 20 16 12 「──よし、決めた」 まずは自分のファンであり、一番の“心友”を助け出そう。それまで舞台女優はお預けだ。 そのためにはまず資金の調達と、情報収集が必要だ。 「都合の良い所があればいいけど、まあこればっかりはまだ分からないか」 フジキセキの呟きは、穏やかな波間に溶けていった。 なお余談であるが、フジキセキの脱走の報告を受けたエアグルーヴが、自分の詰めの甘さに憤りと僅か安堵の混じった表情をしていたと、彼女の夫のたわけが証言している。 おわり 長々と失礼しました。ここからフィルムゴールドでフジキセキが再登場、という妄想でした あと描写盛り過ぎじゃね?とか、エアグルーヴ厳し過ぎね?とか、砂対応の蹄鉄とか狡くね?とかあると思いますが、細かい部分は各自脳内補完をお願いします 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 37スレ目 ≫41 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 21 22 36 トレセン諸島編(おれの脳内Ver)を説明する。 まず、空島から帰還したルフィ一行はジャヤにて出会った謎のウマ娘から貰ったエターナルポースの行く先、トレセン諸島──フクキタルの故郷に向かうことを決意する。 フクキタルが青ざめた顔をしていることに気づかずに。 トレセン諸島に向かう途中、ゴルシ率いる海上警備隊に遭遇。 トンチキな会話をしつつも入港許可を得てトレセン諸島に上陸。 そこに出迎えとしてやってきた委員長ことサクラバクシンオーが登場。 「しかし、おれたちみたいな海賊を招いていいのかよ」 「大丈夫です! 皆さんより私のほうが強いので!」 「……へぇ」 ログが貯まる期間は3年と長いトレセン諸島。空島で溜まったログが書き換えられることはないと安心した一行はショッピングやウマ娘レースなど観光を楽しむことにする。 そして、一行は人っ子一人も居ない廃墟……フクキタルの故郷を目の当たりにする。 ここからウマ娘の闇をたづなさんとロビンによって説明される。 (ここらへんからキョーシの暗躍開始) そんなこんなで羽を伸ばしていた麦わらの一味はトレセン諸島有数の実力者であるタイキシャトルによって襲撃される。 その場に割って入ったゴルシによって戦いは中断されたものの、今度はフクキタルが居ないことに気づく。 一行が耳にしたのはフクキタルがウマ娘を攫っているという信じがたい話であった。 次のターゲットとして目されているのはフクキタルの親友であるサイレンススズカ……足の故障により現在入院中の人気競争ウマ娘である。 その場に張り込むルフィ一行、スズカからフクキタルの過去話を一部聞く。 そして現れるフクキタル(?)、しかし彼女の本命はスズカではなく他のウマ娘であり、警備の眼をスズカに向けさせることであった。 これにより中央の実力者による警備が緩んでいた地方島から多くのウマ娘が攫われる事態に。 フクキタルの居場所を吐けとルフィに殴りかかられるもサクラバクシンオーの姿に変じたキョーシはコレを一蹴、逃走を許してしまう。 なお、この場にウソップ、チョッパーとロビンあたりはいないと思う。ロビンとウソップ、チョッパーはフクキタルの居場所の調査に向かっている。 ≫42 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 21 22 57 ロビンらと合流したルフィらはフクキタルの居場所……あの壊滅した故郷にして現在キョーシらウマ娘誘拐犯のアジトへとウマ娘連合(ゴルシ、タイキ、クリークあたり)と共に向かう。 一行は罠と武装した兵士を倒しながら先に進んでいく。 そこでルフィが目にしたのは心が折れて拘束されているフクキタル。 なんでも、”占い”によりキョーシの正体を先んじて見破っていたフクキタルは一人単身でキョーシに挑み敗北。姉の仇も取れず捕まってしまった自分に最早存在する価値はないと慟哭する。 ルフィはこれを一喝、半ば強引ながらもフクキタルを立ち直らせる。 そしてルフィとフクキタルはキョーシと対峙、フクキタルらウマ娘族を馬鹿にし、フクキタルの姉の死を無意味だったと嘲るキョーシ。トレセン諸島で出会ったウマ娘の姿に次々と変貌し、変則的な戦い方でルフィとフクキタルを圧倒。 ここらへんでフクキタル過去回想かも。 吹っ切れたフクキタルによってキョーシは吹き飛ばされるも、今度はフクキタルの姉に変身。 フクキタルの心を折ろうと口を回すも 「うちの占い師を馬鹿にすんじゃねぇ!」 とブチギレたルフィに成すすべもなくボコボコにされ、また 「お前の言葉はもう二度と聞きたくねぇ!」 と、散々弄んだ言葉という罠を使えなくなるかのように、ゴムゴムのバズーカによってキョーシの顎を粉砕。 最後はゴムゴムの馬乗鞭によりキョーシは夜空の星へと吹き飛ばされる。 海上のウマ娘を捉えた奴隷船は、王下七武海オグリキャップが開放したと連絡をうけ一件落着 最後は過労死寸前まで料理をするサンジ。フクキタル、タイキ、そして復活したスズカによるうまぴょい伝説、宴会。 意味深げにルフィと言葉を交わすオグリ。そして姉の墓に花を添えて”見習い海賊・マチカネフクキタル”ではなく”麦わらの一味の占い師・マチカネフクキタル”として海へと旅立つフクキタルでfin 雑ですがプロット考えてみました。お納めください。 ≫87 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 21 55 56 okもらったんで投稿します。フクの口調や展開で違和感あったらすみません。 麦わらの一味、現状は「元」一味であるウソップは現在、メリー号の修繕のための物資を必死に運んでいた。 彼は現在メリー号の処遇を懸けたルフィとの決闘に敗れ、たった一人でメリー号を修繕していた。 「もしもし、そこのウソいえ長鼻の御方!」 その言葉にウソップは振り向く。彼が振り向いたのは、一味から抜けた今嵐のような現在の天候の中で自分に話かけるような酔狂な人間がいる点への驚きもあったが、なにより自分にとって酷く聞き覚えのある声であったからだ。 振り向いた先にいたのは体全体をローブで隠し、唯一隠れていない顔もこの町の仮装用のお面で隠しており、男か女かさえも分からない風体の存在であった。 だがウソップはすぐその正体を見破った。 「何やってんだよフk「私はハッピーカムカム!このウォーターセブンの占い師です!!」」 「ハッピーカムカム」と名乗った占い師はウソップの声を遮ると一方的にまくしたて始めた。 「私の占いが言ってます!あなたは仲間と仲直りするべきだと!そしてもう一人の仲間と一緒に仲間の元に戻って冒険を続けるべきだと!」 ウソップはその言葉に一瞬唖然としたが、すぐに激高した。 「てめぇフク!それ本気で言ってやがんのか!!」「本気です!あと私はハッピーカムカムです!!」 「決闘で負けた俺に対する同情か!?てめぇの船長に逆らって負けて一味を抜けた俺に、どの面下げて戻れって言ってんだ!!」 「それにお前の船長…ルフィは俺のことは放っておけといった!!お前が今やってんのは自分の船長の意志に反したことだぞ!?俺に対する同情ってだけの問題じゃねぇんだ!!」 自身の海賊団の船長の意志に反する行為、それはその海賊団に対する裏切り行為であり、万が一この事が他のメンバーに知られたら、メンバー自身の意志とは関わらず、フクキタルの海賊団内での立場は危ういものとなるだろう。 「俺のことなんか放っといて、とっとと戻っちま「私は!!占い師です!!」」 だがウソップの絶叫をさらなる絶叫で遮る。周囲は激しく雨が降っているにも関わらず、その占い師の声は遮られることなくウソップの耳に届いた。 ≫89 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 21 56 15 「占い師の役割は海賊団の旅路がより良いものとなるよう占って助言をすること!!私は船長に意見できる立場です!」 「私は占いました、そしてわかりました!!ここでウソップさんを見捨てれば船長…ルフィさんは海賊団になれない!だから私は止めるんです!!旅路をよりよくしたいから!!それと!!」 そう叫び返すと同時に強風が吹き、その占い師のお面が外れて顔が露になる。 「その一味の占い師の少女はこう思ってます!!ある嘘吐きの仲間に勇気をもらったと!!占いでしか自分の道を決められない自分と違ってその人は、震えながら自分の意志で戦ったと!!」 「私がトレセン諸島で乗った船は麦わらの一味の船です!!誰一人欠けてはいけない…いえ、欠けさせたくないんです!!」 そう絶叫した彼女…フクキタルの顔は余す所なく濡れており、それは雨によるものではなかった。 その絶叫を聞いたウソップは最初は動揺していたが、段々と冷たい顔になっていく。 「だったらどうする?お前も一味を抜けるか?そうはいかねえだろ!!だったらそんな臆病者の仲間なんかほっとけばいいんだよ!!」「今なら俺に会ったこともばれやしねえからルフィの意志に反しちゃいねぇ!!とっととルフィ達の所に戻れ!!」 「でしたらウソップさんの気が変わるまで一緒にいます!!」 「はぁ!?だからそりゃルフィの…」「私はハッピーカムカム!その占い師のフクキタルさんじゃないので問題ありません!!」 「ふざけんなついてくんな!」「いやです!」 物資を引きずりながらも逃げるウソップ。それを追いかけるフク…ハッピーカムカム。 その追いかけっこはとある海パン一丁の変態に見つかるまで続いたのであった。 ≫108 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 22 23 13 キョーシを倒そうとするフクキタルの前に一人のウマ娘が立ち塞がった。 彼女はドカドカ。 フクキタルがまだ本島にいた時に共に切磋琢磨したウマ娘の一人だ。 「どいてください!私は…」 「なんで!?」 フクキタルの言葉を遮るようにドカドカは叫んだ。 「なんで酷いことする島外の人間なんかと一緒にいるのよ!あいつらもウマ娘を攫う人間とおなじなのよ!?海賊なんだもん!」 「あの人たちは違います!笑って、歌って、そして誰かのために…仲間のために戦える!彼らは海賊だけど、いい人たちなんです!」 「何言ってるのよ!意味わかんない!」 大声で言い争っていたせいで二人とも肩で息をしていた。 ドカドカはフクキタルに指を突きつける。 「だったらウマ娘らしく、レースで決着をつけましょうよ。ちょうど近くにレース場がある。観客のいない、二人だけのレース。勝った方の言うことを聞くのよ。私が勝ったら、あなたを先には行かせない。あなたが勝ったら…」 「ルフィさん達のところに行きます!」 レースの結果は、一着マチカネフクキタル。二着のドカドカとはハナ差だった。 フクキタルはドカドカの前に立つ。 「あの人たちと一緒にいたから、私は強くなれる。だからドカドカさんもそこまで毛嫌いしないであげてください。ルフィさん達と一緒にいていろんなところにも行きましたが、悪い人はいませんでした」 「あなたにとってあの人間達は大切な仲間ってことね…。あなたが言うなら私も少しだけ、島外の人間を信じてみるわ」 二人は握手し、フクキタルはキョーシのアジトへと走り出した。ドカドカは彼女の背中を見送っていた。 扉絵アート 『成長していくフクキタルを新聞で読んでいる、別の島で人間と結婚したドカドカ』 ≫117 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 22 43 01 ローってフクのことなんて呼ぶんだろう?フク屋?占い屋? それはさておきドレスローザに入港する前くらいの時間軸のSS パンクハザードでの一件を終え、息をつく間もなく次の目的地へ。 場所はドレスローザ。王下七武海を脱退したドフラミンゴにパンクハザードで捕らえたシーザーを引き渡し、その隙にドレスローザのどこかにあるはずの「スマイル」の工場を潰すのが今回の目的だ。 ……ということで。 フクキタル「ではここらでひとつ、私が今日の運勢を占ってみましょう!」 ロー「おれは占いは信じねェ」 いっそ清々しいほどにバッサリと切り捨てられ、フクキタルは思わず涙目になる。 ルフィ「おいトラ男、フクの占いは当たるんだぞ」 ロー「だからどうした。そんなものに作戦の成否を左右されてたまるか」 ナミ「情報量はともかく当たるのは確かよ。目的の工場の場所は分からないんでしょ? 何かヒントになるものが出てくるかも」 ロー「……わかった、好きにしろ」 フクキタル「おまかせあれ!」 やがて観念したようにローが言うと、フクキタルは喜々として愛用の水晶玉を取り出した。 フクキタル「ふんにゃか〜、はんにゃか〜、ほんじゃらげ〜…!レンコン、ソーサイ、ホーレンソー…!」 固唾を呑み、占いの様子をじっと見守る一同。辺りはしんと静まり返り、波の音がやけに大きく聞こえた。 ややあって、フクキタルがカッと目を見開く。 ≫120 二次元好きの匿名さん21/09/15(水) 22 43 19 フクキタル「……きました!」 ルフィ「おお!」 フクキタル「ローさん!!」 ロー「おれか?」 フクキタル「あなたに女難の相が出てます!!」 直後、再び降りる沈黙。 ローは呆れたように溜息をついた。 ロー「今の占いが何一つ役に立たないのは分かった」 フクキタル「そんなぁ!?」 フクキタルはよよよ、とその場に崩れ落ちた。 頭から生えるウマの耳がぺそりと垂れる。 『――ローくん!』 その時、脳裏を過ったのは小柄な黒鹿毛のウマムスメ。 揺れる尻尾。ばら色の頬。柔らかな笑顔。ローの後ろをどこまでもどこまでもついてきて……。 『ロー……!この裏切り者……!』 次に浮かんだ記憶はつい最近のもの。先日のパンクハザードにやってきたベビー5の言葉だ。 『"黒い刺客"があんたを殺すわ……!必ずね!』 ロー「(……まさか……いや……)」 微かな不安をしまいこみ、航路を見やる。ドレスローザはもう目の前だ。 ≫177 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 06 58 46 これだけだとなんだから過去スレで見かけた「ローをお兄ちゃんと呼ぶカレンチャンvsライスシャワー」から思いついたアニオリ回っぽい小ネタ 第???話【対決!?カワイイカレンチャン!】 ゾウ島を出てワノ国へと向かう途中。ドレスローザの一件を経て正式にハートの海賊団の一員となったライスシャワーは他の船員たちに順調に馴染みつつあった。 補給の為に立ち寄ったとある島でもベポたちと共に買い出しを任され、和やかなひと時を過ごす。 ところが、買い出しを終え、戻ってこないローを探しているとなんと見知らぬウマムスメと腕を組んでいるではないか。 そのウマムスメの名はカレンチャン。ローをひと目見て気に入り、「お兄ちゃん」として自分の海賊団に迎え入れたいという。 「そ、そんなのだめ!」と慌てるライスシャワーに、カレンチャンはお兄ちゃんを賭けての勝負を持ちかける。 勢いで受けて立ってしまったライスシャワーだが、その勝負とはなんと「カワイイ5番勝負」!?どうなるライスシャワー!どうなるロー! 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 38スレ目 ≫43 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 17 10 10 もしかして →ロックス時代のやりとり 「やだ~私のイケイケなハットケーキがなくなってるわ~」 「ん? ああ、あれマルゼンのものだったか。悪いねぇ、おれが食っちまったよ」 「……そう」 ──激眩!! こういうやりとりですかね。 なお、ハットケーキとはホットケーキのこと。大正時代にて東京のデパートで発売された当時の名前がハットケーキとのこと。 ≫81 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 20 40 56 スリラーバークで出会ったナリタブライアン妄想 ゾロの賞金稼ぎ時代には顔見知り、という設定 ゾロ「てめぇら、ルフィのこういう暴走を止めるために同行したんじゃねぇのか……!」 ナミ「面目ない。……って、そういうアンタこそ、船にもう一人いるじゃない!」 ゾロ「コイツはそこの小舟で漂流してたんだ。縁あって拾ってやった」 ナリブ「閃光弾が見えた。また漂流者がいると思って来た」 フクキタル「あ、貴方は……ナリタブライアンさん!」 サンジ「この娘もウマ娘、フクキタルちゃんのお友達かい?」 フクキタル「お友達なんて恐れ多い! 私の先輩で、かつては名レースを次々に搔っ攫い、 トレセン諸島には片手の指で数えるしかいない、三冠ウマ娘なんです!」 ナミ「と、とにかく、あの骸骨よりもまだ話せそうね……」 フクキタル「今は賞金稼ぎをやってると聞きましたけれど、なんでこんな場所に?」 ナリブ「なんでもいいだろ。……空腹だ。食事の支度はあるか?」 サンジ「はーい。ちょうどタコ料理がたっぷり用意できてまーす!」 ナミ「ちょっと、賞金稼ぎって私達の敵よ!?」 ナリブ「……そうか、ここは海賊船か」 ナリブ「アンタ達は麦わらの一味か?」 ナリブ「ロロノア、アンタが海賊になったと聞いた時は驚いたが、 随分と楽しそうにやってるんだな」 ゾロ「おめぇ、おれが海賊やってるのは間違いないとして」 ゾロ「何見て確認してるんだ?」 ナリブ「ああ、手配書はかさばるから、ノートに描き写してるんだ」 ウソップ「おい待てぇ! その似顔絵、全然違うじゃねぇか!」 ウソップ「特に鼻! そこまで長くねぇぞ!」 ナリブ「……チラッ」 ナリブ「そっくりだろ」 ウソップ「全然違ぇよ!」 ≫82 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 20 42 00 ウソップ「ほら、もっとイカした顔に描き直すから、貸してみろ!」 チョッパー「お、おまえ、ケガしてるぞ!」 ナリブ「これくらい、ツバ付ければ治る」 チョッパー「化膿するぞ、包帯巻くから見せてみろ!」 ナリブ「……おおげさだな」 サンジ「ブライアンちゃーん! これも何かの縁だ。 俺たちと一緒にタコパでもどうだーい?」 フランキー「どの道、その小舟じゃあ行く当てもねぇだろ。 折角だ。余った材料で直してやる」 ナリブ「助かる」 ブルック「ヨホホホホ、旅は道連れですからねー。 さあ、遠慮なく。こちらがダイニングです」 ゾロ「おめぇも船に乗ったばかりだろうが!」 ナミ「――――男連中、賞金稼ぎの世話を焼くな!」 ゾロ「昔から、ああやって人に世話を焼かせるのが上手いんだよ」 ロビン「天然であそこまで出来るのね。私達も見習わないと」 ナミ「言ってる場合か!? ゾロ、船で暴れたらアンタがなんとかしなさいよ!」 <船内でブルックやブライアンと共にタコ料理を食べる> ルフィ「ん? おめぇも幽霊か?」 ゾロ「気付くの遅せぇよ! どんだけ骸骨に夢中だったんだ!」 ルフィ「すげぇー、お前も影がねぇのか!?」 ナリブ「それは……」 ルフィ「おまえ、仲間になれ!」 ナリブ「――――私は誰とも組む気はない」 ナミ「ここまで世話焼かれて、どの口が言うのよ!」 おわり ≫97 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21 21 13 流れぶった切るけどフクキタルの2年間の修行を思いついたので投稿します マチカネフクキタル視点 2年後にシャボンディ諸島でルフィさんたちと再会するために修行を積むこととなり 私、マチカネフクキタルはたづなさんに連れられ、懐かしきトレセン諸島中央トレセン島トレーニングセンターに来ています。 早口言葉みたいですねぇ。 「それでたづなさん、強くなるためになにをしましょう。なんだって頑張りますよ!」 「もちろんレースです」 「レ、レース?」 「模擬レースをしてもらいます」 困惑 いやそりゃあウマ娘ですし、走るのが本分というものですけど 「いや強くなる方法ですよ? それがレースなんですか??」 質問に答えるそぶりも見せず、たづなさんは観光名所でも紹介するかのようにレース場を指し示しました 「それではあちらの方たちと毎日10本勝負をしてもらいます」 「あちらのって……あ゛あ゛あ゛あ゛!」 「はい、トレーニングメンバーを務めます。私学級委員長サクラバクシンオーです!」 「タイキシャトルもデース! 一緒にガンバリましょうネ、フクキタル」 あ、終わった。いやまだまだ、長距離ならこの二人相手でも 「きょ、距離は? 何mなんですか!?」 「ふふ、600mです。デイリー6勝めざして頑張りましょうね」 「うわあぁぁん!」 ここにきて鬼と悪魔と並べられるこの方の恐ろしさを私は思い出しました。 占わなくてもわかります、本日は絶対大凶です。 ≫98 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21 21 29 サイレンスズカ視点 スーパークリークが旗を振り下ろしたら、それを合図に三人のウマ娘がターフを駆けだす。 今日もフクキタルは奇声を上げて走っている。 私、サイレンスズカは毎日不毛なトレーニングを続けるフクキタルの姿に ずっと気になっていることをたづなさんに聞いてみることにした。 「あの、たづなさん。フクキタルがあの二人に短距離やマイルで勝つのは無理だと思います」 「ええ、レースならそうでしょう。でも600mなら勝ち目はあります。理由はスズカさんならわかりますね?」 「スタートダッシュですね。最初にわずかでも差をつければ、追いつかれる前に逃げ切れます」 答えは自然と口に出た。私がフクキタルの特訓に走らせてもらえない理由。 スタートが得意な私ならこの条件で100連勝くらい簡単にしてしまうと思う。 「でもあの二人がそろって出遅れるなんて10回に1回あるかどうか。それを6勝なんて」 「たしかに出遅れを期待しては達成できません。だから逆に」 「逆に?」 「スタートの合図を待ってから走り出すのではなく、合図があったときにはすでに走り出している。0秒の動き出しをすれば?」 ここまで言われてたづなさんがフクキタルに何を身に着けさせる特訓をしているのか気づいた。 見聞色の覇気。 私やタイキには適正がない、極めれば未来予知すらできるというもの。なるほど、それを身に着けるトレーニング。 スタートの合図を出すスーパークリークの動きを正確に先読みし、まったくの同時に走り出せば。 「……それってフライングですよ?」 「今のルールではそうなってますね」 (……今の?) 私の疑問をよそにトレセン諸島に風が吹き、フクキタルはまた一つ黒星を重ねた。 4勝を達成したフクキタルがたづなさんに泣きついて合格にしてもらうのは、まだまだずっと先の話 ≫108 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21 42 04 流れぶった斬ってビビのもとに駆けつけたファルコ 「命寸分でもある限り、私は戦う!」 「そういうのが馬鹿って言ってんだ」 王女と反乱軍のリーダーを逃した番犬は一人、砂に潜んだ巨悪に立ち向かう。けれど受けた傷はすでに満足に武器を振るわせず、ただ命を刈り取るのみ。 「聞こえたか? 今の発泡音。全てが無意味なんだよ」 「あんたの仕業ね、この陣旋風は」 ジャッカルは倒れ、真実を知ったリーダーも撃たれ、既に砂姫を守る者はいない。けれども彼女は譲らない。戦争を止めるという強い意志、それを目に宿して、諦める事を知らないのだから。 「目を覚ませ、お姫様。見苦しいんだよ、テメェの理想論は──」 だからこそ──彼女はそれに応えた。 「でもね、ボス。理想は追いかけたいから理想なんだって──ファルコはそう思うんだ!」 瞬間、クロコダイルの横顔を襲う裂紅の一撃。大地を滑り、膝をついて立ち上がる彼の口からは紅一筋の液体が流れていた。 「………ここにきて、裏切るか。スマートファルコン!!」 「ファルコはウマドル。そして──砂砂団のNO.3。アラバスタの偶像だもん!」 「ファルコ!!」 姫の声に偶像が答える。砂まみれ、泥まみれでもその魂の輝きに一片の曇りなく笑った彼女は大地を蹴り、駆け抜ける。 「帝王掌!」 それを見て、砂に変わるクロコダイル。だがファルコの拳が触れた瞬間、クロコダイルは臓腑を撃ち抜く衝撃を味わった。 「ウマ娘武術には派閥が2種類あるの。中でもマイナーな派閥『ダート』。大地を掴み、躍動する肉体は砂の一粒すら判別できる」 「つまりは………オレに対する特効だと………そう言いたいのか?」 口から吐いた赤黒い塊を見て、ファルコが構える。対してクロコダイルは侮りを消し、本気の敵意で出迎えた。 「勝てると思ってるのか?」 「負けてはあげないから!」 国を飲み込む鰐を前に最後の守護神、砂の鷹が飛翔する! ≫177 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21 48 51 ルンバー海賊団の怪文書 フクキタル「♪♪〜♪♪♪」 サンジ「おっビンクスの酒だなフクキタルちゃん」 ルフィ「何かビンクスの酒にしては変じゃね」 フクキタル「お目が高いこれはビンクスの酒トレセンヴァージョンですよ」 フクキタル「時を遡ること50年前、当時のトレセン諸島のウィニングライブの伴奏楽団は不慮の事故で全員病院送りでした」 「ウィニングライブは中止かなという時そこに当時トレセン諸島に訪れていた歌う海賊団が立ち上がりました」 「その歌う海賊団は見事ウィニングライブの伴奏をしただけではなくその音楽センスから多くの楽曲を提供しました」 「特に大当たりはビンクスの酒のウィニングライブバージョンです」 「その歌う海賊団がいたからこそトレセン諸島のウマムスメの海賊への拒否感は少ないですね」 「いまや伝説ですよその歌う海賊団はオリジナル楽曲で鯨を称えるものがあってウマムスメが鯨がだいすきなのはその歌のおかげですよ」 ≫121 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21 51 47 ありがとう。逆に女性観変わっちゃうと、たしぎへの反応も変わりそうだし、 逆にマズイかな、って思ったけど、元々ゾロは女性に手加減するタイプじゃないから、 そこは別に構わないのかな。前言を翻すようだけど、二人の出会いを考えてみる。 最初はシモツキ村で知り合った時、ゾロはナリブが賞金稼ぎだと耳にして、 海軍への引き渡し方法とか色々聞き、海に出るなら賞金稼ぎだな、って漠然と考えた。 当時、ナリブは両脚にケガをしていて、東の海にいるハヤヒデに会うついでに、 リハビリがてら東の海にまだ残る海賊狩りをしつつ、ワノ国にいるサムライの血筋が、 まだシモツキ村にいると何かで知って、まだ見ぬ強者を探しに村へ降り立った。 勿論、コウシロウは手合わせをする気もないし、有望だったくいなは亡くなっていて、 ナリブは賞金稼ぎの拠点としてシモツキ村に滞在する間、ゾロの修行を眺めていた。 ※この間に村の住人から色々と世話を焼かれている。 「お前、やるか?」、とゾロに声を掛けるが、強者との闘いにもゾロは珍しく頷かない。 「ケガしてるんだろ。治してから来いよ」、と逆に強気な姿勢を見せられ、 ナリブは初めてゾロに強者の資質を感じ取り、やがてゾロがシモツキ村を出航する時が来る。 世界に名を轟かす大剣豪になったなら、私の方から挑戦してやる、とナリブは告げる。 以後、ナリブはグランドラインへと再突入し、賞金稼ぎを再開する。 かつて村で出会った少年が大海の中で大剣豪となる、その時を待って。 ナリブは史実でもケガが多かったし、ケガのリハビリ途中であれば、 修行がてら東の海からグランドラインへ再突入してもおかしくないかな、と。 恐らく、ナリブを倒したのはミホークか。唯の海賊相手だとそのまま囚われそうだし。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 39スレ目 ≫9 二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 23 18 56 流れは読まないスタイル。時系列は前に投下した海軍シチーさんのSSの2~3年後で、多分原作開始前 短期連載シリーズ 海軍日誌「百年に一人の美少女ウマ娘」 1「モデル業は順調そのもの」・・・雑誌の撮影のためポーズをとるゴールドシチーに周囲はメロメロ 2「売上好調」・・・ゴールドシチーが表紙の雑誌は世界中で大量に売れていた 3「日々是精進」・・・巨大な錨を大量に引きずりながら走り汗を流すゴールドシチーと、それを見守る大佐 4「目指す背中は遠く」・・・エアグルーヴから『六式』の稽古をつけてもらうゴールドシチーと、それを見守る大佐 5「背中を追って、一歩一歩」・・・暗くなった訓練場で自主トレをするゴールドシチーと、それを隠れて見守る大佐 6「やっぱりストーカー?」・・・隠れていた大佐を見つけて呆れ顔のゴールドシチーと、必死に謝る大佐 7「事務処理も立派な仕事です」・・・補佐官へまとめた資料を提出するゴールドシチー。周りの同僚達はメロメロ 8「海軍本部新規入隊式」・・・新たに海軍に入隊する海兵達の前で演説するセンゴク元帥 9「スペシャルゲスト」・・・続いてゴールドシチーが登壇すると歓声が上がり大盛り上がり 10「海兵を志す者達へ」・・・激励のスピーチをするゴールドシチーと、それを見て優しく微笑む准将と大佐 11「新しい仲間」・・・キタサンブラックと名乗る黒鹿毛の小さなウマ娘が同じ部隊にやって来た 12「これからよろしく」・・・屈んで目線を合わせて優しく笑いかけるゴールドシチーと、緊張した表情のキタサンブラック 13「後輩に見せる背中」・・・巨大な錨を大量に引きずりながら走り汗を流すゴールドシチーと、それを見守る大佐。そしてその光景に驚くキタサンブラック 14「『キレイ』で『強い』海兵を目指して」・・・夕焼けを見て拳を握るゴールドシチーと、夕焼けをキラキラした目で眺めるキタサンブラック。それを見守る大佐 キタちゃんはテイオーのとこじゃね?と思わなくもないけど、まあ異動とかあるしその時でええやろの精神 シチーさんのハードトレーニングに触発されて原作の黒王号みたいな肉体になっていく、という妄想 ≫54 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 00 00 42 ミホーク「それで、お前は何をしに来た?」 ナリブ「鷹の目。お前がこの島を根城にしていると聞いて、ここに来た」 ミホーク「ならばどうする? 挑戦か、それともあの男と同じく――――」 ナリブ「気が変わった」 ミホーク「解らんな。俺を敵と見定めて、何故俺に頭を下げて教えを乞う?」 ゾロ「お前を……超えるため……!」 ナリブ「今のロロノアを差し置いてまで、お前に求めるモノはない」 ミホーク「そうか。……人手が足りん。ウマ娘、畑を手伝え」 ナリブ「なんだそれは。面倒だな」 ペローナ「かぁーってに入って来て、好きに言ってるんじゃねぇ! ネガティブホロウ!」 ナリブ「……残した野菜のこと、畑の土に謝りたい……」 ペローナ「ホロホロホロ、キリキリ働けぇー!新入りぃー!」 ナリブ「……せめてもの罪滅ぼしに畑の土にご奉仕します……」 ペローナ「ああー、そこは踏むな! ミホークが種植えたばかりだぞ!」 ペローナ「草と一緒に苗をむしるな! もういい、ちょっとそこどけ!」 ナリブ「なんだ、私は何を……?」 ペローナ「マズイ、ネガティブホロウ!」 ナリブ「グチグチ言わずに野菜様のために働きます……」 ペローナ「コイツ、ポジティブに見えるのに効きが浅ぇーのか……?」 ゾロ「ナリタブライアン? アイツ、なんで畑仕事してるんだ?」 ペローナ「おい、ゾロ! ケガした身体で畑に来るんじゃねぇ!」 ペローナ「ナリブー、お前は抜いたニンジン洗ってこい!」 ゾロ「(まあいい。今はボス猿を倒すのが先だ)」 ブライアン「……ニンジン様のお清めをさせて頂きます……」 ≫56 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 00 01 21 <数週間後> ペローナ「ホロホロホロ、ナリブー!」 ペローナ「今日も野良仕事で汗を流すのだー!」 ペローナ「ネガティブホロ……」 ガシッ ナリブ「なんで私が野菜の世話をしなければならない?」 ペローナ「う、ぐぇ。なんでネガティブホロウが効かない……」 ペローナ「それに、霊体の私を掴めるなんて……」 ナリブ「霊体? こうやって触れるだろうが」 ミホーク「お前に覇気の資質があるとは感じていたが、 やはりネガティブホロウで緩んだ気骨を取り戻そうと、 精神の揺り戻しの産物として顕現したか」 ナリブ「覇気とはなんだ?」 ペローナ「お、降ろせぇ……。ネガティブホロウ!」 ナリブ「覇気とは……いや、知りもしなくて申し訳ない……」 ミホーク「だが、一時的なものだ。 武装色として纏うには、まだ時間が掛かるな」 ペローナ「ミホーク、あのウマ娘を試すために私を使ったなぁ!」 ミホーク「――――さて、畑の様子でも見に行くとするか」 ペローナ「逃げんじゃねぇー!」 ゾロ「なんだ、様子がおかしいと思ったら、そういう話か」 ペローナ「お前はケガしてるんだから寝てろ!」 ナリブ「(ロロノアの修行を邪魔する気はないが、この力……覇気……)」 ナリブ「(滾る……。あのヒヒ達で試させてもらうか……)」 ≫57 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 00 02 32 ペローナ「おい、ナリブー! 野菜を残すな!」 ナリブ「ロロノア、その魚と交換しろ」 ゾロ「いいわけねぇだろ。おい、こっちに寄せるんじゃねぇ」 ミホーク「ウマ娘。お前の分の魚は、別に用意している」 ペローナ「ミホーク、そうやって甘やかすな!」 ナリブ「よし、全部耕せ」 ヒューマンドリル「ウキィー! キャッキャッ!」 ペローナ「すっかりヒューマンドリルを従えやがって」 ペローナ「……おい、どこに行くんだ?」 ナリブ「あそこの島。村で肉を買って来る。お前の分のココアもな」 ペローナ「な、なんだよ。どういう風の吹き回しだ?」 ナリブ「この覇気とやらが使えるのは、お前のおかげだ」 ナリブ「その礼代わりだ。……なんだ、不満か?」 ペローナ「べ、別にお前のためにやったんじゃねぇーんだし!」 ゾロ「おい、ブライアン。酒も頼む」 ナリブ「ああ。じゃあな、ゴースト娘」 ペローナ「へぇーん、だ。戻ってくるんじゃねぇーぞ!」 ペローナ「うえええぇぇぇぇ~~~~~ん」 ペローナ「二人とも、もう行っちゃうのかよー……」 ミホーク「小舟を用意している。さっさと行け」 ゾロ「世話になったな」 ナリブ「今度は豚も育てておけ」 ペローナ「お、お前ら二人して方向音痴なんだから、 こんな小さな船でシャボンディ諸島まで行けるわけねぇーだろ!」 ペローナ「しょーがねぇーから、私が着いて行ってやるからな!」 コメディ調のゾロ修行編を想像。ネガティブホロウで覇気の引き出しになるってのは妄想だけど、 ナリブは何となく覇気自体を知らず無意識でちょっと使ってる、ってのはありそう。 ≫96 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 00 38 35 ローライス幼少期 ライスは短剣を振りながら、ああでもないこうでもないと呟いていた 「ここをこうすれば出来ると思ったんだけどなぁ…」 彼女は自分の足元を見ながら、思いついた技のイメージを固めるためにゆっくりと体を動かして…足を引っ掛けて転んでしまった。 「いたたた…」 お尻をさすっていると、 「さっきからなにやってんだ」 と、少年に上から声をかけられた。 彼の名はロー。最近ファミリーになった少年だ。 ライスはローに話す。 「なんだ、思いついた技をゆっくりやってたら足を引っ掛けて転けたのか!それなら普通にしてても転けるんじゃないか?」 「そんなことないもん!」 ライスは頬を膨らませて怒った。 その技はウマ娘武術の技、菊花掌にあたる技なのだが、彼女にはそんなこと知る由もなかった。 ≫135 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 02 29 20 「なぁオグリ…前にたこ焼きはタコが肝心やゆうたけどな、こんな大ダコとってくるなや!」 タマの目の前に30メートルほどのタコ 「これで大きな美味しいたこ焼きが作れるな」 「話を聞けや!」 こんなのがいつも繰り広げられているが、二人とも七武海にして革命軍の幹部である 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 40スレ目 ≫11 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 08 30 Okもらったんで書きます。なんかだいぶ長くなりました…。 ニコ・ロビン奪還の為海列車に乗り込んだサンジ。その際捕まっていたフランキー、ウソップ、フクキタルを解放し、ウソップと入れ替わりに参戦した彼の友人「そげキング」と共に海列車の最後尾の車両からロビンのいる第1車両に向かう。 途中サンジによる第7車両の切り離しにより、第6・第7車両の海兵をほぼ完全にスルーすることに成功した彼らは現在、第6車両から第5車両に向かおうとしていた。 「待ちな。」「「「「!?」」」」 彼らの正面…第6車両の席に誰かが座っている。1つわかるのは彼の服装、そしてこの状況では海兵の一人に間違いないということである。 「サンジの策に引っかからなかったやつがいたのか…。」 「何でもいい、時間がねえんだ。とっとと片付けてロビンちゃん取り戻すぞ!」 ウソ…そげキングが呟くが、サンジは臆することなくそのまま突っ切ろうとする。 それに対し目の前の男はというと… 「おぇぇぇ…酔い止めの薬あったら貸してくれない…?」 今にも吐きそうな真っ青な顔でそう答えたのだった。 それに対し一行は… 「首肉シュート!!」「へぶぅ!?」「よし行くぞ。」そのまま彼の横を通り過ぎて第5車両に向かおうとする。 「待って!?ねえお願い待って!!俺は今回、ほかの嫌な任務スルーして楽そうな護送任務選んだわけ!けど初めて乗った海列車では乗り物酔いでグロッキー!ぶっ倒れてる間に列車の中の海兵俺一人!もう抵抗できないからちょっと情けかけてくれてもいいんじゃない!?あ、じゃあせめて背中さすってくれない?できればそこのウマ娘の子がいいなぁ!」 そうサンジ達の後ろから叫ぶ海兵。 「あのな。俺たち海賊。お前ら海軍。協力なんかしない。ましてやフクキタルちゃんをお前なんかに近づけるわけねぇだろオロすぞコラァ!!」 「俺は海賊じゃねぇけどな。」「私は狙撃の王様、そげキングだが!」「私はハッピーカムカムですが!」 無論そんな頼みを聞くような者はこの場にはいない。そのまま第5車両への扉を開けようとして…。 「まったく、とんだハズレクジだ…。」 「! そげキングさん!」「うぉっ、どうしたフクキタ」 突然フクキタルがそげキングを押して自分以外の面々を急いで第5車両に押し込んだ。その瞬間___ ≫12 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 09 09 ガシャン!「なぁっ!?第6車両が!?」 第6車両の連結部が切り離されたのだ。サンジ、フランキー、そげキングは移動できたが、フクキタルは第6車両に取り残されたままだ。 「おいおい、引き離せたのはウマ娘の嬢ちゃん一人だけかよ。」 「フクキタル!」「フクキタルちゃん!」「占い師のネーちゃん!」 「皆さん先に行ってください!この先もっと強い人が待ち構えています!ロビンさんを取り戻すためにはこんな所でもたついてる時間はありません!大丈夫です!すぐ追いつきますから!」そうフクキタルが答えている間にも、第6車両はどんどん離れていく。 「…時間がねぇ。このまま行くぞ。」「おい、いいのかよ!?あのネーちゃん1人であいつに勝てんのか!?」そうフランキーが2人に怒鳴る。 「俺はレディを危険な目に合わせるのには反対だ…だがそれ以上に俺はフクキタルちゃんの意志を尊重する。」「それにもうすぐうちの船長どもが追いつく。そうすりゃあんな酔っぱらったヤロー片手間に片づけてフクキタルちゃんを回収するさ。」 「それと、だ。フランキー君」サンジの言葉を引き継いだウソ…そげキングがフランキーに言う。「彼女を…フクキタルをなめんな。」 「さて。ロビンちゃんを取り返すために、まずは…。この車両の奴らを片付けるか。」 そう答えたサンジは、臨戦態勢となった第5車両の海兵達に目を向けるのだった。 ≫13 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 09 43 一方切り離された第6車両では_____ 「おいおい、戦う気かよ。ウマ娘とは戦いたくなかったってのに、とんだハズレクジだぜ。」目の前の男___他の諜報機関の面々と同様の黒スーツにテンガロンハットを被ったくたびれた顔をした中年の男はげんなりとした表情でそう呟く。 「俺は美女…特にウマ娘には手をあげたくねぇ、むしろ愛でたい男なんだが。」 「だったらおとなしく倒されてください。急いでいるので。」 「そうもいかねぇ。腐っても俺はCP7に属する男、カーンってんだ。こうなりゃここで嬢ちゃんを足止めさせてもらう。」 そう言うと、カーンは2丁の拳銃___フリントロック式44口径6連発リボルバーを懐から取り出すと、フクキタルに向けて発砲する。 だがフクキタルも即座に回避し、カーンの懐に潜り込もうとする。だが___ 「剃」「!」 その瞬間フクキタルの背後に回り、再び発砲。 フクキタルはそれを何とか回避すると、振り向きざまにカーンに蹴りを加える。 「月歩」 すると今度はフクキタルの頭上に飛び上がり、再び発砲。 それを先程男がいた場所まで走ることで回避しつつ、カーンを見据える。 ≫14 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 10 33 「ルフィさんの言っていた、変な技ってやつですか?」 その言葉に、カーンは銃に弾を再装填しつつ答える。 「六式、ってんだ。6種の超人的な技でな。まあ俺はこの年まで鍛錬して「剃」と「月歩」だけしか使えんのだけど」 そう呟きカーンは再び発砲、それをフクキタルは避けつつ攻撃を加え、カーンが「剃」か「月歩」により回避。その応酬の中、二人は会話を続ける。 「だが嬢ちゃんがさっき対峙した奴ら…CP9はな、文字通り俺なんかとは格が違う。六式すべてを扱えるだけじゃない、技の練度・経験・何より殺しへのためらいのなさが違う。」 フクキタルの攻撃を再び「月歩」で躱したカーンは、第5車両への扉付近に降り立つ。 「敵がどんだけヤバいかわかるだろ?今だったら嬢ちゃんもお宅の海賊団もまだ間に合う。〈ハズレクジ〉なんか捨てて旅を続けりゃいいじゃねぇか。」 「…ハズレクジ?」その言葉に対するフクキタルの反応に気付かないのか、男は続ける。 「ニコ・ロビンの経歴を知ってるか?これまでどれだけの組織を裏切ってきたと思う?そのたびに割を食ったのは善意で奴を拾ってきた誰かだ。」 「嬢ちゃんだけじゃなく、その海賊団にとっても害にしかならねぇハズレクジだ。それにこの嵐の中だ。嬢ちゃんの船長だってあきらめてるさ。だからこんな無駄な戦いはやめ___」 そうカーンは続けようとしたが、それはフクキタルの怒号によりかき消された。 「ロビンさんはハズレクジなんかじゃない!」 ≫15 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 11 08 「皆がふざけてる時、ロビンさんが静かに笑ってるのも知らないくせに!考古学について話しているときのロビンさんがどれだけ楽しそうなのかも知らないくせに!ロビンさんを、そんな風に言うな!」 その言葉にカーンは一瞬キョトンとするも、すぐに面倒そうな顔をする。 「こりゃよほど惚れ込んでるらしい。けど道は譲らないぜ?」 そう返すと、フクキタルに銃を向けようとする。 だがフクキタルは銃を向けられる前にカーンに突っ込んでいく。 (だが俺の方が早いぜ。そしたらお前が避けて攻撃をするが、そんときゃ余裕で回避できる。それをくりかえしゃ嬢ちゃんにも限界が来るさ。) そう考えつつカーンはフクキタルに向け発砲。だが___ 「んなぁ!?」 カーンが驚いたのも無理はない。フクキタルは顔面を腕で防御しつつも出来るだけ前傾姿勢を保ち、走りながらこちらに向かってきたのだ。 カーンがこれまでフクキタルと対峙できたのは、カーンが「剃」と「月歩」という移動に適した技を用いてきたのもあるが、列車内という狭さゆえに直線距離で移動できる距離が短く、フクキタルが自身の足の速さを活かすことが出来なかったからである。 だが今カーンは第5車両への扉付近におり、フクキタルとカーンの間に直線状の通路が確保されている。フクキタルは銃弾が腕にかすりつつもさらに加速。そのままカーンの懐に潜り込み___ 「これを使うことになるなんてな。」そう呟いたカーンが見当違いの方向に発砲。 瞬間、フクキタルとカーンを爆炎が包み込んだ。 ≫16 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 11 41 「くそっ、奥の手使うことになるとは、マジでハズレクジだ…。」 カーンが念の為に仕掛けた爆弾により炎上する車両内から「剃」でなんとか逃げ出したカーンは、嵐の中車両だった残骸を見つめる。 そのまま海列車の方角に線路上を歩きだそうとすると、ふと自身に影がかかった。 それに対し上を見上げると____ 「ははっ。本当にハズレクジだ。」「〈菊花掌〉!!」 上空に飛び上がったフクキタルからの攻撃により一撃でノックアウトされるのであった。 「ハァッ、ハァ…。ちょっとまずかったです…。」 少々息が切れたフクキタルは呼吸を整える。服は少々煤けているものの、腕に弾がかすった程度で大きなケガはない。 フクキタルが吹っ飛ばしたカーンは現在、海に浮かぶ「元」列車の天井に引っかかっている。運が良ければ誰かが回収するだろう。 (でも何だったんでしょう、さっきの映像。普段の占いにしてははっきり見えましたし。) カーンが爆破する直前、フクキタルは爆発する車両のビジョンが見えたため攻撃を中断。 その瞬間爆弾が作動し、爆炎に巻き込まれそうな中、爆発で壊れた天井に通れそうな隙間を発見。そこを通ろうとカーンの使っていた「月歩」を破れかぶれで発動させ、脱出に成功。その後上空からカーンを奇襲したわけである。 「まあいいや。早く海列車に追い付かないと…。」 そう考えなおしたフクキタルが海列車の方角に向かおうとし_____ ≫17 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 12 15 (嬢ちゃん、俺との勝負はあんたの勝ちだ。だがニコ・ロビンを取り返すのは不可能だぜ。) 海に浮かぶ天井の破片に引っ掛かりながら、カーンは心の中でつぶやく。 相手は世界政府そのもの。強大な敵、なんてレベルの話ではない。 それにこの嵐の中だ。嬢ちゃんの船長が追いつく方法なんて何も____ そう思ったその瞬間。線路をすさまじいスピードで一本の海列車が通り抜けていった。 一瞬しか見えなかったが、そこには麦わら帽子を被った一人の少年が文字通り腕を伸ばして先程戦った嬢ちゃんをつかんでいるのが見えた。 「は…はははははっ!!!」 カーンは笑う。できないと思っていた。だが今見た光景はどうだ、自分の中の常識なんてものを軽くぶっ飛ばしていくではないか。 (取り戻しちまうかもしれねえな、ニコ・ロビンを。) 第6、第7車両の連中が自分を呼ぶ声がする。そちらを見ると、気絶したTボーン大佐を乗せながら、何故か真っ二つに切られている車両をボート代わりにして海を渡っていた とんだハズレクジを引いたものだと思っていた。 だが、さっきの光景___麦わらの少年に手を引かれたウマ娘の少女の笑顔___を見られたから案外アタリクジだったかもしれない、と考えながら、カーンは同僚の呼ぶ声に応えるのであった。 以上で終わりです。ぶっちゃけオリ敵をこんなに活躍させていいのか、フクキタルや原作ワンピのキャラの口調とか間違ってないかと思いながら書きました。 ≫18 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 12 39 最後にオリ敵の設定です。 カーン 男 中年 悪魔の能力:なし CP7所属。本名「ホアン・カーン」 「剃」と「月歩」、フリントロック式44口径6連発リボルバー2丁を武器とする。また奥の手として爆弾を設置して自爆まがいの行動で敵をしとめる。 本人はこれまで格上の敵と当たることが多く、この奥の手を使わなければならない機会がほとんどだったことから、同僚内では「ハズレクジのカーン」と呼ばれている。 テンガロンハットを被ったカウボーイ気取りだが、ウマ娘には目がなく、海軍所属のウマ娘はおろか指名手配されているウマ娘の手配書もブロマイドにしてコレクションしている。 今回護送作戦に参加したのも、他の嫌な任務から逃れるためだけでなく、CP9所属のウマ娘が護送先にいると知り、ひょっとしたら一目会えるかもと思って上司の靴をなめる勢いで陳情したからである。なおこの趣味のせいで現在も独身である。 マジでこれまでで一番長くなったかもしれません。お読みいただきありがとうございました。 ≫23 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18 37 26 カレンチャンで思いついたので (世界規模で何か重要な要件)を決定した会議の議長を務めた男の前に、一人のカワイイウマ娘が現れた。 「はじめまして、おじさま♪」 「何者だ」 彼は厳格に彼女に対応するが、その小悪魔のような所作から脳裏にカワイイ子だという感情を抱いてしまう。 警備の者を呼ぶという考えも、彼女を見ているとだんだんと朧気になってしまっていた。 「私、カレンチャン。今日の会議で決まったことを教えて欲しいな?」 カレンはこてんと首を傾げ、上目遣いで見つめられては男も思わず機密事項を話してしまった。 「ふふっ、ありがとうおじさま♪」 そして彼女は指をパチンと弾く。 すると彼ははっとして、 「私は…何を…」 と、呆然としている。 「やだぁおじさま、奥さまの誕生日プレゼントの相談でしょう?輝くダイヤのネックレス、奥さまにお似合いですよ」 「そ、そうか…相談に乗ってくれてありがとう、カレンチャン。ほら、出口まで送ってあげよう」 カレンは電電ムシを取り出して、とある人物に回線を繋げた。 「タマ先輩、必要な情報は聞き出しましたよ」 「ほんまありがとうな。カレン諜報部長ちゃん」 カレンチャン とてもカワイイ容姿をしており、それだけでなくカワイイを維持し、向上するための努力を怠らない。 ハンコックが最も美しいなら、カレンチャンは最もカワイイとは巷でよく言われている。 また、その知名度から女性へのプレゼントなどで貴族をはじめ様々なところで相談の依頼がある。 その正体は革命軍の諜報部長。 またラブラブの実を食べた能力者で、カワイイと認識させた存在を隷属させることが出来る。ただし、カワイイと認識されるか否かは本人依存であるため、カワイイカレンチャンだからこそここまでの力を発揮している。 主にこの能力で情報を聞き出し、相談に乗っていたという記憶を上書きして使用している。 直接戦闘ではそのエネルギーを攻撃に乗せる事で触れた場所を隷属させる。(腕なら本人の意思と関係なく動かせる) これは無機物にも適用され、銃なら誰も引き金を引いてなくても発砲させることが出来る。 ≫98 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 22 17 21 またしても何も知らないライスシャワーさん(27)のss いつものように、黒いバラを一本だけ生けて陶器の花瓶をティーテーブルに飾る。 「お兄さま……」 黒い花弁をじっと見つめるライスシャワーの脳裏に浮かぶのは、大好きなお兄さま……コラソンの姿。 うんと見上げないといけないくらい高い背丈に、暖かな優しさを秘めたひとだった。暗闇の中ひとりぼっちで泣くばかりだったライスシャワーを救ってくれた。 不器用な笑顔で笑わせてくれた。暖かくて大きな手で撫でてくれた。寂しいときは同じベッドに入れてくれて、大きな身体で守るように抱きしめてくれた。 ――そんな大好きなお兄さまは、ドンキホーテファミリーを裏切ったローの手によって殺された。 最初は信じたくなかった。けど現実としてコラソンは死に、ローがドンキホーテファミリーに戻ってくることは二度となかった。 コラソンはファミリーを出てまでローの珀鉛病を治そうとしていた。なのに半年もの旅の末、ローはコラソンを裏切ったのだ。 どうしても許せなかった。心の奥底から溢れるドス黒いものがライスシャワーを塗り潰していった。 ……起きる不幸をすべて自分のせいだと思い込んできたライスシャワーは、生まれてはじめて他者を憎んだ。 必ずこの手で復讐を果たす。その為に血反吐を吐くような訓練にも耐え、ズタボロになっても立ち上がり、いろんなものを極限まで削ぎ落としてきた。そうしてハートの席を手に入れたのが数年前のこと。 ついにコラソンの遺志を継いだのだ。 (お兄さま。ライス、やったよ。ここまできたの。お兄さまは喜んでくれる?) ≫99 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 22 18 07 そっと目を瞑れば優しい声が聞こえてくる。 『ライス』 彼が不器用な笑顔で笑いかけてくれる。 『お前はおれの青いバラだ』 暖かくて大きな手が、ライスシャワーの髪に青いバラの髪飾りをつけようと伸ばされた。 瞬間、つんざくような銃声が響く。 大好きな笑顔が苦しげに歪んだ。口の端から赤黒い血が溢れた。青いバラが滑り落ちて血の海に沈む。伸ばされた指先が、震える。 『……ライス』 『……助けてくれ』 掠れた声で告げられたのを最後に、大きな身体がゆっくりとうつ伏せに倒れた。 その背後。深い闇の中に白煙をくゆらせる銃口が見える。その銃の持ち主は――ひどく冷たい目をしたローだった。 「……!!」 ハッと目を見開けば当然そこは自室で、目の前にあるのは黒いバラ。今、帽子と胸元につけられているのと同じ花。ドフラミンゴから贈られた、ライスシャワーのコラソンへの変わらぬ愛の証。 嫌な気持ちを吐き出すように深呼吸を繰り返す。小さな拳を胸元の辺りできゅっと握りしめた。 もうこの悪夢も終わるはず。何もかも終わらせたらきっと、この花瓶に青いバラを捧げよう。 決意を新たに両頬を軽く叩き、表情を引き締める。ドフラミンゴによって部屋の扉が叩かれたのは、それから少ししてのことだった。 ≫101 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 22 18 42 「……じゃあ、王下七武海をほんとにやめるわけじゃないんだね。よかった……」 「フッフッフ。悪かったな、心配をかけて」 長い廊下を歩きながら話すのは今朝の騒ぎの件だ。 ドンキホーテ・ドフラミンゴの王下七武海脱退。朝刊に載ったこの一大ニュースはドレスローザの国民たちを大いに震撼させた。 ライスシャワーも朝食のパンを買いに行った際にこれを知り、相当混乱したものだ。 王下七武海をやめればドフラミンゴはいち海賊に戻り、海軍に追われる立場となる。そうなればドレスローザには国を治める者がいなくなってしまう。国民の不安は相当なものだっただろう。ライスシャワーは心を痛めた。 「ローのやつに大切な部下を人質に取られていてな。こういった手段を取るしかなかった」 「そう、だったんだ……ローくんが……」 ライスシャワーは俯き、拳を握りしめた。 「……酷いよ。みんなとっても怖がってた。この国はどうなっちゃうんだろうって」 パニックになり、不安で泣き出す人々もいたのを思い出す。 それだけじゃない。ドンキホーテファミリーを捕える為に海軍が押し寄せれば、巻き込まれて怪我をする人だって出たかもしれない。 ライスシャワーはこの国も、この国に住む人々も愛していた。 ……10年前にドレスローザを治めていたリク王が突如乱心し、町は破壊され、多くの人が傷つけられた。それを救い、新たな王となったのがドフラミンゴだ。当時王下七武海となったばかりだったドフラミンゴはその権威でドレスローザを守り、自らの富を与えた。 破壊された町の復興に尽力してきたライスシャワーは知っている。住居を無くし打ち拉がれるひと、親が重傷を負って泣く子供。新たな王が現れて尚色濃く残る不安と、あの夜のトラウマ。 そんな彼らに笑ってほしくて。かつて笑顔をくれたコラソンのようになりたくて。このドレスローザを幸せ溢れる素敵な国にしたくて。ライスシャワーはこの10年、国に、人々に尽くしてきた。 だからこそファミリーを、コラソンを裏切っただけでなく、このドレスローザをも踏み躙ろうとしたローを益々許せなかった。 ……すると、骨ばった大きな手がライスシャワーの頭に乗せられた。 ≫102 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 22 18 54 「ライス、お前は良い子だ」 コラソンのものとは違う手が艷やかな黒鹿毛をそっと撫でる。 かつて厳しい訓練を課せられたせいだろうか。こうしてドフラミンゴに撫でられると、いつも身体が強張ってしまう。別に殴られるわけでもないというのに。声色だってこんなにも穏やかで優しいのに。 「おれが不在の間も国を守り、民を愛し、寄り添ってきた。コラソンもきっとお前を誇りに思うだろうよ」 「そう……かな。そうだと嬉しいな……」 「フッフッフッフ、そうだとも」 やがてドフラミンゴの自室にたどり着く。既に窓が大きく開け放たれ、白い雲で彩られた晴天が覗いていた。吹き込む風でカーテンが羽根みたいにはためく。 窓の前に立ち、ドフラミンゴはライスシャワーの華奢な肩を抱き寄せた。 「因縁を終わらせよう。安心しろ、お膳立てはしてやる」 「……はい」 ライスシャワーは伏し目がちに小さく頷いた。 ――午後3時 ドレスローザ グリーンビット 島に降り立ったその人物"たち"にローは思わず顔をしかめた。 ドンキホーテ・ドフラミンゴ。ローの恩人の命を奪った憎きこの男は、取引を反故にし、王下七武海を脱退していなかった。 その上その傍らにいるのはこの十数年想い続けた大切な存在――黒鹿毛のウマムスメ、ライスシャワー。 これは自身の所有物だとばかりに無遠慮に彼女の肩を抱くドフラミンゴに、思わず叫びだしそうになる。 ――やめろ。薄汚い手でそいつに触るな。 だが、そちらにばかり気を取られてはいられない。森の中から現れたのは海軍大将藤虎に、"名優"メジロマックイーン中将。 ドフラミンゴが王下七武海を脱退していないなら、この場で最も不利なのは麦わらの一味と同盟を結んだのを知られたことで王下七武海の立場が危ういローの方だ。 最悪の時は、すぐ目の前まで迫っていた。 ≫125 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 23 01 05 マンハッタンカフェの設定を投稿したらモリアとコントの要望があったのでちょっと書いてみた スリラーバーグの一室でコーヒーメーカーにお湯を入れるカフェと壁に寄りかかって寝そべるモリア 「クロコダイルが倒された、逮捕したのは東の海からやってきたスモーカー大佐ね」 「はい」 「嘘だろ?」 モリアにコーヒーを差し出すカフェ 「まあ、はい」 「だよなあ、キシシシシ。で、ニュース・クーの真似事なんざいらねぇ。教えろよ、一体だれがクロコダイルの奴を倒したのか」 ルフィの手配書とコーヒーを差し出すカフェ 「この人です。なんでもスモーカー大佐がアラバスタまで行った理由は彼を追ってだそうですよ」 「3000万ベリーぽっちか」 「次の手配書では1億に上がります」 コーヒーを飲みながらその言葉に笑うモリア 「キシシシ、期待のニュービーってわけだここまで来れたら潰してやるかな」 「それとクロコダイルの後任を決める会議が開かれます。あなたにも召集がかかってますよ」 「行かねえよ、めんどくせえ」 「そうでしょうね。わかりきってました」 「それとカフェ、一ついいか?」 「? なんですか改まって」 コーヒーを差し出そうとする 「お前はおれに一体どんだけコーヒーを飲ませる気だよ!」 「まだほんの3杯だけですよ」 「おう、お前の頭よりでかいカップに注いどいてよく言ったな。胃に穴が開いたらどうするつもりだ!」 反対側からの視点になり、コーヒーメーカーの巨大さが明らかになる 「その時は、ドクトルホグバックを呼びます」 「なるほどそれなら安心だ。てなるかバカ!」 ≫126 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 23 01 18 扉がクマシーの手で勢いよく開かれる 「モリア様ヤッホー、遊ぼうぜ。て、カフェ! お前最近見ないと思ったらまたモリア様に絡んでるのか」 「こんにちはペローナ、コーヒーを飲みますか?」 「飲まねえよ、温かいココアがサイコーなんだよ」 舌を出して部屋を出ていくペローナ。カフェは淹れたコーヒーをモリアに差し出す 「そうですか。別に無理強いはしません」 「してるだろ! まさに今、おれに!」 「おかまいなく」 「おれのセリフ! いやおれのセリフでもねぇけど、とにかくコーヒーを淹れるのをやめろ!」 「ではゾンビに配ってきますね」 「ちっとは話をきけ!!!」 コーヒーメーカー一式を台車で運んで出ていくカフェ 最後に差し出された一杯(ペローナサイズ)を飲んで「くそっ、うめぇな」と悪態をつくモリア なおアブロサムは透明になりずっと息を殺していた。猫舌だからね ≫129 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 23 07 14 カリオペコンビネーションを喰らう41歳 ライスは今まで無関係な憎悪を込めていたローへの贖罪のため、そして彼を貶め、お兄さまであるコラソンの遺志を愚弄したドフラミンゴへの復讐のために、ライスは能力を使って駆ける。 見聞色の覇気でドフラミンゴがどこにいるかは把握している。ローとルフィが彼と戦っているのが見えた。 カリカリの能力で間にある障害を全て無視する。そしてドフラミンゴの死角に立って短剣を向け、その首を切り裂いた。 しかしーー。 「フッフッフッ!お前に戦い方を教えたのは俺だぞ?」 「っ!」 ドフラミンゴはライスが自身の嘘に気づき、この戦いに介入してくることを予測していた。そして彼は、彼女の能力を隅々まで理解している。 当然、能力で死角に攻撃を仕掛けてくるなど予測の範囲内。 黒騎糸。 今まで戦っていたドフラミンゴはいわば糸人形。 「フッフッフッ、ライス。お前はオレの口車に踊らされてローに刃を向け、今度はオレに向けてもその刃は届かない…残念だがな」 別の場所から現れたドフラミンゴは指先から出した糸でライスを切断しようとする。 がーー。 「ライス!」 ローがシャンブルズでライスと自身の近くにあった小石と入れ替え、彼女を守った。 「どうして来た!」 「ライスだって…ライスだって!ローくんの力になりたい!」 小さいが、しっかりとした声。 ローは彼女の覚悟を知り、一度頭を撫でてから正面のドフラミンゴを見る。 「この力を手に入れて、ライスと再開したらやりたいと思っていた技がある…ついて来てくれるか?」 いきなりの提案。 しかし、ライスはコクリと頷いてローと同じように前を向いた。 「うん、やろう。ライスはどうしたらいい?」 「いつも通りだ。何が起きても気にせずに走り続けろ」 「わかった!」 ≫130 二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 23 07 26 そしてローはシャンブルズでライスを遠くに飛ばす。 「フッフッフッ、何を企んでるのかはわからんが、その程度で…っ!」 ライスの突撃を感知したドフラミンゴは迎撃のために糸を放ったが、そこに彼女はいなかった。全く別の場所から突撃をかけて来ている。 消えては現れ消えては現れ、距離も位置も全てがランダム。それにロー自身も加わり、どこから誰がどのタイミングで攻撃してくるのかが分からなくなる。見聞色の覇気で感知しようにもローとライスが高速で入れ替わっているせいかあてにならない。 一つでも間違えれば致命傷を負う。 ーーならば範囲を狭め、確実に死角に入って来た時にカウンターを叩き込む。 そう考え、ライスが感知圏内に突入し、迎撃しようとしたその時だった。 ライスが小石と入れ替わり、迎撃体勢に移ったことで生まれた死角に能力で彼女が現れ、さらにライスからローに入れ替わる。 「なにぃ?!」 「ガンマナイフ!!」 研ぎ澄まされた二人の刃がドフラミンゴに直撃した。 {≫176 二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00 00 06 ちょっとではお借りします。扉絵のタイトルでの場面表記をする感じになりますが… 「うっかり出場ダンスコンテスト」…ジャンゴの後ろで踊ってるカレンチャン 「ちゃっかり決勝ダンスコンテスト」…ジャンゴとフルボディとダンス対決するカレンチャン 「すっかり白熱ダンスコンテスト」…一部観客を魅了しているカレンチャン 「しっかり優勝ダンシングチャンピオン」…ジャンゴの左側で3位のトロフィーを持って笑ってるカレンチャン 「戦い終わって意気投合」…ジャンゴ、フルボディと飲み物を飲むカレンチャン 『俺たち魂のブラザーとシスター』(オリジナル)…ガッシリと手を重ねる三人 「探せ!海賊ジャンゴ」…フルボディが海軍である事に目を輝かせているカレンチャン 少し飛んで 『海軍本部大尉と民間協力者』(オリジナル)…フルボディと共にチューリップ海賊団をのすカレンチャン 「正義という脆い牙」…フルボディにかばわれているカレンチャン(人質いる故手を出せずで) 「shall we Dance?」…三人大暴れ 『3人のダンシングヒーローBABY』(オリジナル)…三人でポーズを決め、喝采を浴びる。 「友情と罪と義務と」…海兵に混ざって大泣きしているカレンチャン (「男フルボディ涙の意義ありDANCE」の次) 『かわいいカレンチャン証人席から意見陳述DANCE』(オリジナル) …フルボディと一緒に踊り始めるカレンチャン 「踊り出せ裁判所!」…三人でウマピョイ踊って大喝采を浴びる 「ノリで免罪!フルボディ降格」 …ウマピョイポーズ決めてる裁判官と、抱き合う二人の横でうれし泣きのカレンチャン (「催眠術、いっそこの友情を忘れよう~」の後) 『そんなのヤダ! 三人の友情は不滅だもん』(オリジナル) …二人に抱きつき、大泣きするカレンチャン。二人ももらい泣き。 「ヤメッ!LVOE SHOCK!女将校」 …ヒナと談笑して歩くルドルフを発見し、目を輝かせるカレンチャン 『3人仲良く下っ端DANCE!』(オリジナル) …三人で仲良くポーズを決める。後ろではヒナの横でルドルフが苦笑している。 ≫178 二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00 06 56 以上になります。 東の海『流行発信地』ミラーボール島というフレーズから、カレンチャンいそうだなーっていうのから。 で、そう言うところでの一番大きなイベントっぽいダンスコンテストとか、 自分のカワイイを示すために参加してたりしないかなーという。 海軍に入った理由についても同じ理由で、入れた理由として、 ルドルフ中将がその場にいたから、というのを考えています。 きっと、アラバスタ編終盤で再登場した時は、3人で敵船落としてウマピョイ踊ってる。 カレンチャンは二人の事をお兄ちゃんと慕ってるし、 二人もカレンチャンの事をかわいいソウルシスターって感じですごい可愛がってると思う。 ヒナは3人の事を三バカ呼びしつつも、カレンチャンには二人にあんまり染まらないでほしいなーとか思ってそう。 ここまで出て来た設定とかその辺全部うっちゃってる内容なんだけど、 なんかこういうノリでもいいかなーなんて思ったので、形にしてみました。 ≫181 二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00 55 25 グランドラインの外れに浮かぶ小島に位置するチビタ村は、 七つの航路のいずれであっても辿り着かない、辺鄙で小さな村だった。 村人達は漁や農業によって日々暮らすだけの恵みを得る、貧しくも平穏な日々。 ――――流れ着いた海賊が村を根城とし、略奪を繰り返すその日までは。 「おいおいおいおい、やってくれたなぁクソガキ君よォォ~~~~~」 下を向いて出航の日を待つしかなかった村人達を尻目に、その少年は密かに行動を起こした。 海賊達が飲み干した酒瓶に助けを呼ぶ手紙を書き、早朝の引潮に乗せて流していたのだ。 しかし、海賊の一人が浜に流れた酒瓶を拾い上げ、その手紙は海賊の長へと届けられたのだ。 「おれぁ、新聞も届かねぇでヒマしてる村人連中に、おれの冒険譚を聞かせてやって、 ちょいとばかし、酒や肉を頂いてる、ウィンウィンの関係じゃねぇーかよー」 「その蜜月を、ひねたガキの正義感でぶっ壊そうなんてよぉ、 ええおい? クソ田舎のガキはぁ、世間様のルールを知らねぇみてぇだなぁ」 海賊達の溜まり場となった酒場には、赤ら顔の海賊が粘っこい口調で少年を詰問する。 横倒しとなった丸テーブルに四肢を縛られたまま、少年は涙をこらえていた。 「か、海賊がルールを語るなよ!」 「ガキィ、ルールは強ぇやつが作る。もっと強ぇやつがそれを破る。 お前じゃあねぇ。この町じゃあ、おれがルールだ! そうだろぉ、おまえらぁ?」 100人を超える海賊達の笑い声が賛同となって響き渡る。 大人達は震えたまま動けない。誰もが悪ふざけで終わってほしいと願っていた。 「ほれ、悪いことをしたら謝るのがルールだ。その無様な格好で泣きわめけ。 『ゴドール様、どうかお許しをー』って、泣いて詫びるんだよ」 ≫182 二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00 56 18 船長のゴドールは3000万ベリーの賞金首。自身の手により、手配書は酒場に堂々と飾られた。 その手配書に唾が飛んだ。身動きが取れない少年が、必死に抵抗を見せた。 「い、……やだ。この酒場は、おじいちゃんが村のみんなのために作ったんだ。 パパもお兄ちゃんも、村のみんなが好きに騒げるように、ずっと働いてきたんだ」 「お前みたいな無礼者がイバっていい場所じゃないんだ! この村から早く出てけ! お前みたいな海賊、大嫌いだ!」 「ガキだと思って優しく接してりゃあ付け上がりやがって……。 おい、サーベル! 今日の献上品は、ガキの肉で許してやる」 激高したゴドールの手に大振りのサーベルが握られた。少年は恐怖に耐え兼ね、両目を瞑った。 「見張りも全員呼んで来い! 村の女子供も全員だ!」 「――――あら、それはどちらも叶いませんわ」 扉が開かれ、少年は凛とした声に惹かれるように両目を開けた。 月光を背負って優雅に立つのは、青み掛かった銀髪の少女だ。 「なんだぁ? 酌の相手でもしに来たかぁ?」 「無礼者に注ぐ酒など、用意はありませんわよ」 外套の袖が僅かに翻り、扉の付近にいた海賊達が倒れた。他の海賊達は何事かと武器を構える。 やがて、その貌を眺めていた海賊の一人が、素っ頓狂な声を上げた。 「あ、ああ!! あれは、海軍大佐、メジロマックイーン!」 ≫183 二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00 56 49 「お仲間は全員お縄に、村の方々は私の部下が保護しました。 ……さあ、観念してくださいまし。無駄な血を流す気は、」 「ひっ捕らえろ! 女一人なら人質にして、海軍の船を奪えぇ!」 船長の怒号を皮切りにし、ならず者達がマックイーンに殺到した。 突き出される十数の刃をマックイーンは蹴り上げ、がら空きの胴体の一つに掌を押し当てる。 「瞬・天皇掌!」 瞬間、海賊達は悲鳴と共に壁へと叩き付けられる。 肉の壁を弾き飛ばしたマックイーンは、瞬きよりも早く第二陣に攻め込んだ。 矮躯から繰り出す回し蹴りによって、数十人の海賊が雪崩となって壁際に崩れ落ちる。 「どいつもこいつもだらしねぇ、――――銃を持て、撃てェェェ!!」 残る海賊達がフリントロックの火花を散らせ、鉛玉の雨をマックイーンに放つ。 マックイーンは二、三台の丸テーブルを打ち上げ、即席の盾にする。 その瞬間、顔を歪めた。外套に滲んだ血。それを吸うのはゴドールのサーベル。 「おれはノリノリの実の馬乗り人間。あらゆる物体のスピードに乗り、 波乗りのように乗りこなす。少将さんも油断したなぁ~~~~」 「悪魔の実……。認めましょう、油断によって過ちを犯したと」 銃弾のスピードに乗って接近された、マックイーンは諧謔に笑んだ。 滲む血は僅か。ゴドールは刃を押し込む。だが、ピクリとも動かない。 「この酒場を血で汚したこと、まずは謝罪致しますわ」 ≫184 二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00 58 03 「こ、この……全く動かねぇ……」 外套の裏側に添えた白い指を僅かに割いたサーベルは、その役目を終えた。 摘ままれた刃には亀裂が走り、指の腹に力を籠めた時、簡単に砕け散った。 ウマ娘の怪力。それだけでないと気付いたゴドールは半壊したサーベルを振り下ろし。 「ナメんじゃねぇーぞ! 天竜人のオモチャの分際で 「大掌転・鏡投」 片腕で受けたサーベルを起点にし、ゴドールは酒場の外へと投げ出された。 瞬間、外で待機していた海兵達がゴドールを抑え込み、手錠を掛ける。 後は流れ作業だ。戦意を失った海賊達は、海兵達によって次々に捕らえられた。 「あの、お姉ちゃん……。あ、あ、ありがと……」 「いいえ。貴方の手紙がなければ、きっと辿り着けなかったわ」 盾にした丸テーブルを立て直しながら、マックイーンは優雅に笑んだ。 海賊達の崩れた壁も床も、弾痕を含めた一切の破壊痕が残っていない。 少年は気付いた。あの駿足で銃弾を避けずにテーブルで防いだのは、この酒場を傷一つ付けずに明け渡すためだ。 「おじい様が村のために作った酒場で海賊が暴れていると、 貴方の手紙に記されてました。きっと、大切な場所なのでしょう」 「さあ、悪夢はこれでおしまい。 チビタ村にも海軍が駐在するよう、手配を致しますから」 「その時は、たっぷりともてなしてくれるかしら?」 マックイーンは優雅に笑んだ。少年は両目を輝かせ、声を飲んで頷いた。 海軍のガレオン船へ戻る途中、地べたから自棄になった呼び声が聞こえた。 ≫185 二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00 59 29 「ヘッ、ヘヘヘッ。ウマ娘共が海軍に入り込み、馬車馬のように働く。 金持ち共の奴隷か、政府の奴隷か、そこに違いはねぇだろーが……」 「テメェらはルールに尻尾振って生きるしかねぇのさ! オスもいねぇ欠陥動物がぁ、いい気になるんじゃあねぇーぞ!」 海楼石の手錠を架せられたまま、組み伏せられたゴドールが吠える。 マックイーンは怜悧な瞳で見下ろし、やがてゴドールは海兵達によって船へと引きずられる。 「気にすることないわ。マックイーン」 保護した村人への事態説明を終えたメジロアルダンがマックイーンの傍へ寄った。 囚われた海賊の捨て台詞など気にするはずもないとは踏んでいたが、 それでも彼女に声を掛けずにはいられなかった。 「下劣な負け惜しみですが、……耳を傾けるべき点はありますわ。 それでも、そのルールを壊すため、私達は闘わなければなりません」 海は荒れ始める。五つの船へと散り、そのいずれも秩序へと歯向かう黄金世代。 天竜人の支配を突き崩さんと帆を広げるのはテイエムオペラオーとメイショウドトウ。 ターフが海原に変わろうとも、メジロマックイーンの走行姿勢は変わらない。 例え同族に刃を向けようとも、誰よりも優雅にウマ娘の正義を示して見せる。 「さあ、皆さん! 彼らを支部へと引き渡したら、任務に戻りますわよ!」 マックイーンの号令に、海兵達は手の甲を向けて敬礼をした。 海軍ウマ娘があまり出て来ないからSS書いた。 まだ昇進途中のマックイーン。メジロアルダンは部下であり後方要員。 いずれは頂上決戦の裏側でオペラオーと闘うか、黄金世代と激突するか。 上へ
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出撃可能ユニット数 敵構成(初期配置) 備考 14章 明かされた謎 12人 氷竜10 盗賊7 北西の凍った湖に秘密の店部屋を開ける順番は中央→右→左 1~∞ターン特に無し 秘密の店 商品 値段 かりゅう石 18000 ひりゅう石 18000 ひょうりゅう石 18000 まりゅう石 18000